テガニっき 

テガニっき 令和6年度

4年生 国語「1つの花」

国語では、「1つの花」という物語文を学習してます。

子どもたちは、本文を読んで14個の疑問(不思議)を見つけました。

「戦争」を知らないことから出た疑問もありますが、どの疑問も、タイトルの「1つの花」の意味を考える上で大切なものでした。

今日は、「お父さんが、ゆみ子にあげた一輪のコスモスに込めた願い」について考えました。

前回読み取った「お父さんお母さんの、ゆみ子に対する思い」をもとに考えていくことで、今まで気づかなかったことにも注目する子がいました。

ごみ捨て場に忘れられたように咲いていたコスモスは、「戦争で苦しむ家族」「戦争に捨てられていく命」「ゆみ子の家族」「ゆみ子」なのではないかと読み取り、1輪のコスモスには、お父さんの「ゆみ子の平和・幸せ」「ゆみ子、命を大切に」という願いが込められていると考えました。それが、タイトルである「1つの花」の意味だと考えると、「おーー!深い!!」という声がありました。

物語は、年齢と経験により、読みが変わっていく面白さがあります。子どもたちが、大人になったとき、どのような読みになるか楽しみですね。