校長室より

2019年9月の記事一覧

体育祭に寄せて(開会式あいさつ)

 本日、中原中学校体育祭を実施できることを大変うれしく思います。今日まで練習や準備でリーダーシップを発揮してくれた実行委員、応援係のみなさんに心から感謝します。

 

「全力 みんなの絆物語」のスローガンのもとに実施される令和最初の体育祭は、34回目の開催となりました。第1回は昭和61年11月9日に開催されています。以来、昭和、平成と学校の歴史と伝統を重ねながら、令和元年の今年、34回目の体育祭を迎えました。新たな時代を駆け抜けるために、新しい風を吹かせてください。

 

みなさん一人一人は、選手であると同時に、体育祭を支える競技役員であり、大会を盛り上げるサポーターでもあります。仲間を思いやるメンバーシップを大切にし、体育祭への思いを込めて活動すれば、見る人に感動を与えると同時に皆さんも感動を味わうことができるはずです。

何より安全と健康に最大限に留意をして全力で競技に取り組んでください。

 

おわりに朝早くから応援に駆けつけてくださいました地域の皆様、保護者の皆様、ありがとうございます。私たち生徒及び教職員一同は力を合わせて今日の体育祭に臨みますので、温かいご声援をお願いいたします。

 なお皆様も熱中症対策をしながらのご参観をお願いいたします。本部テントには養護教諭、保健室には看護師もおりますので何かありましたら遠慮なくご相談ください。

 

それでは生徒のみなさん、怪我無く安全に、思い切り楽しんでください。

ミライの授業

8月に急逝された瀧本哲史先生の著書「ミライの授業」もっと早く出会いたかった本です。「14歳のきみたちへ」から始まります。14歳のきみたちに、知っておいてほしいことがある。きみたちは、未来に生きている。そして大人たちは、過去を引きずって生きている。きみたちは未来の住人であり、大人たちは過去の住人なのだ。これは比喩ではなく、事実としてきみたちは、未来に生きている。
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誰もがかつては14歳だった。自分の可能性をあきらめ、愚痴や不満ばかりこぼしている大人たちもかつては14歳だった。わたしはきみに、そしてすべての「かつて14歳だった大人たち」にこの本を贈りたい。たとえ何歳であろうと、未来をあきらめることは許されないし、わたし自身が未来を信じているからだ。

中学生にぜひ読んでほしい1冊です。