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校長室より

令和6年度 校長挨拶

    校長の藤崎英明です。柏第三中学校2年目となりました。よろしくお願いいたします。4月10日、満開の桜のもと

180名の新入生を迎え、554人の生徒と53人の教職員で令和6年度の柏第三中学校がスタートしました。

今年度は、学校教育目標を変更しました。

着任以来、ことあるごとに生徒に伝えてきた4つのキーワードをもとに、目指す生徒像を設定しました。

もちろん、4つのキーワードは掲げ続けていきます。

 

令和6年度も、柏第三中学校は成長し続けていきたいと思います。ご支援、ご協力をお願いいたします。

                                    校長 藤崎 英明

 

学校連絡システムの変更について

 柏市教育委員会より、令和6年度から市内の全小中学校で統一の「学校連絡システム」を導入することが示されました。柏三中では、これまで「つながる連絡」と「すくすくメール」を併用しておりました。また各種アンケートについては「Forms」を活用してまいりました。新しいシステムではこれらが1本化されるイメージです。新しい連絡システムは「sigfy(シグフィー)」という名称で、主な機能として以下があります。

① 欠席,遅刻,早退の連絡

② お便り等の文書の配付

③ アンケート

④ 学校と保護者間での個別連絡機能

⑤ 教育委員会から保護者に向けた一斉連絡及びお便り等の配布

 新システムの導入に伴い、「つながる連絡」及び「すくすくメール」については、令和6年3月31日をもって利用を停止することになります。詳細は追って教育委員会からの通知がくると思います。最初は使い慣れないところもあり、ご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

新年のご挨拶

 新年、明けましておめでとうございます。 ご家庭や地域の皆様にとって健康で、幸多い一年となりますようご祈念申し上げます。また、年明けに石川県を襲った能登半島地震で、大きな被害に遭われた被災者の皆様へ、心よりお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い復興をお祈りいたします。

 昨年中は、保護者や地域の皆様には、本校の教育活動に対しまして多大なるご理解とご協力を賜り、誠に有り難うございました。新年を迎えて教職員一同、気持ちを新たにして昨年以上に頑張っていきたいと思っておりますので、本年もどうぞ よろしくお願いいたします。

  さて、今年2024年の干支は「辰」です。本来の干支は十干と十二支を組み合わせた60種類あり、2024年の正式な干支は十干の「甲」と十二支の「辰」が組み合わさった「甲辰(きのえたつ)」です。甲は十干の最初に出てくるもので、甲冑(かっちゅう)の「甲」の文字から鎧や兜を連想させ、種子が厚い皮に守られて芽を出さない状態や、物事に対して耐え忍ぶ状態を表す文字です。また、生命や物事の始まり、成長も意味します。辰は「振るう」という文字に由来しており、自然万物が振動し、草木が成長して活力が旺盛になる状態を表します。辰は竜(龍)のことでもあり、十二支の中で唯一の空想上の生きものです。東洋で権力・隆盛の象徴として親しまれていた龍は、身近な存在であったことから干支に選ばれたと言われています。厚い殻の中で蓄えたエネルギーを、一気に放出させ、龍のように昇る年にしたいものです。また、辰年にさらなる努力をすることで、成功にスピード感を持って近づけるともいわれています。令和6年の柏第三中学校も、龍のように勢いのある年にしたいですね。

 3年生は、自分の進路選択を見据えながら、最後の中学校生活を充実させてほしいと思っています。1,2年生もそんな3年生の背中を追いつつ、今年度を振り返りながら、4月からの新たな柏第三中学校を創造する準備に入ってください。

  3月の卒業式まで、休みを除くと42日です。修了式までは51日です。一日、この瞬間を大切に、残りの日々を過ごしていきましょう。引き続き保護者、地域の皆様のご理解、ご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

        

 

柏三中を好きになってほしい!

 僕がキャプテンとして12年4月にチームのみんなに言ったのは、「チームのことを好きになってほしい」ということだった。そして「このチームはいいチームだ、と発信しよう」ということだった。ラグビーの細かい部分よりも、自分たちがナショナルチームとしてどういうマインドを持つか、ということを話したのだ。

ラグビーのスタイルがどうこうではなく、「こういう仲間と一緒に何かを成し遂げたい」「こういう仲間と一緒にラグビーをやりたい」という気持ちになるのだ。

                  「ラグビー知的観戦のすすめ」 廣瀬俊朗 著(角川新書) より抜粋

3年生との校長面接が始まっている。「あなたは柏第三中学校が好きですか」と質問をすると「大好きです」と答える生徒ばかりでうれしくなる。自分の学級、自分の学年、自分の部活、自分の学校を好きになってほしい。そして自分の所属するチームはいいチームだと発信してほしい。そのために自分がすべきことを考えてほしい。生徒たちだけでなく、先生方一人ひとりに言いたい。「柏第三中学校を好きになってほしい。柏第三中学校はいい学校だと発信しよう!」

【ラグビー憲章が掲げる5つの根本理念】
1.品位(INTEGRITY)
2.情熱(PASSION)
3.結束(SOLIDARITY)
4.規律(DISCIPLINE)
5.尊重(RESPECT)

菜の花カレー開店

今日は前期期末テスト1日目。給食がありませんでしたので、菜の花学級がカレーライスを作って、先生方に販売してくれました。なんとお代わり自由で、「カレーは飲み物だ!」と5杯食べた先生もいました。菜の花学級の畑で収穫した空心菜が入っていて、ポークとチキンの2種類があり、とてもおいしくいただきました。ごちそうさまでした。

 

 

情報モラル

 本日(7月13日)、柏市少年補導センターから麻生徹指導主事をお招きして、1,2年生を対象に情報モラル集会を実施しました。5月には全学年を対象に情報モラル集会を実施しておりますが、その後もトラブルが起こったために、夏休みを前に再度レクチャーをしていただきました。インターネットは社会を大きく変革し、今や私たちの生活になくてはならないものとなりました。しかしインターネットの特性・特徴である「匿名性、信憑性、公開性、拡散性、流出性、依存性等」により様々な危険やトラブルに巻き込まれる可能性については、しっかりと理解して使用することが必要です。

 昨日も、芸能人の自殺のニュースが流れましたが、SNSによる誹謗中傷に起因することが予想されています。SNSは人の命を奪う可能性があるのです。被害者にも加害者にもならないために、まずは当事者意識をもって、自分自身をしっかりと振り返り、正しい情報モラルを身に着けてほしいと思います。ご家庭でも、使い方についてぜひ話し合っていただければ幸いです。

学校公開

昨日(7月12日)、一昨日(11日)の二日間、学校公開を実施いたしました。2日間で、延べ202人の保護者の皆様にご参観いただきました。ありがとうございます。皆様から頂いたご感想・ご意見を紹介いたします。

 

〇暑いのがかわいそうだなと感じました。勉強が身にならないかなと。予算もあるのでしょうが何とかしてあげて欲し いです。

〇暑い中、体育館で良く頑張っていると思いました。

〇クラス全体が積極的に授業に参加していて大変良かったです。学校公開の機会を設けていただき、ありがとうございました。

〇英語の授業が充実していて、子供の教育環境の良さを感じました。教室後ろのスペースがもう少しあれば、教室内で参観したかったなと思いました。

〇学校内での我が子の様子が見れて良かった。これだけ暑いと体育館で体育の授業をやっているクラスが心配になりました。

〇補助の先生もいてしっかり授業してくださってる感じでした。

〇子供が苦手だと言っていた教科の授業にあえて行きました。それでも授業中に手を挙げて答えている姿を見る事が出来、頑張っているな、と思いました。また生徒が騒ぐ事なく、静かに授業を進められていて良かったです。

〇先生のご指導のもと。子供達が一生懸命歌っている姿をみて、成長を感じました。とても素晴らしい歌声でした。

〇保健体育の授業を観る機会は少ないので、貴重な参観でした。ありがとうございました。

〇暑い中、先生方の熱心な授業に、子ども達も真面目に取り組んでいる姿に感心しました。なかなか見る機会がない3年間でしたが、2日間、そして一日自由参観という機会を設けていただき、大変有難かったです。

〇グループごとに話し合いや発表、実験する様子、集中して取り組む姿など参観することができて良かったです。〇先生方ともお話することができて、学校の良い雰囲気を感じました。ありがとうございました。

〇体育のマット運動を参観しました。暑い中、頑張っていました。熱中症の心配なく体を動かせるように、冷房設備が欲しいなと改めて思いました。

〇昇降口がきれいに掃除されていたのが印象的だった。子どもの学校での様子が見られてよかった。授業はもう少し楽しく、活発さがあればいいのにな、と思った。グループワークの様子が見られてよかったが、ずっと見学するには飽きてしまうので、次は授業の内容を聞いてからどこを見学するか決めたい。生徒たちは行儀よくしていた。

〇美術の授業と数学の授業を拝見しました。美術の授業はパソコンを見ながらデッサンしている様で、黒板にポスターを貼っていました。書き方のコツだったりを口頭でのアドバイスでは中学生には分かりにくいと思いました。数学の授業は子供達が飽きない様に工夫して個人で考えさせたり、班で考えさせたりしている様子が伺えました。気になった点はロッカーが昔から利用している木のロッカーで、子供達のリュックが入らない所と、パソコンも置き場が無いので、床に立てかけるのも可哀想に感じました。トイレなど設備の古さを感じました。プールも丸見えで目隠しされていないのもびっくりしました。

〇数学は計算式で難しい数字を簡単な数字になおすことで、約分の理解が容易にできました。解説がうまいと生徒の理解が深まりとてもいいと思います。英語はゲームを取り入れながら、短文を自分で考え進めていくので楽しみながら勉強ができていいと思いました。親が授業を見る機会があまりないので、できれば小テストなどは日にちをずらしていただけるとありがたいです。

〇美術の授業。たいへん興味を持ちました。子供達にも考える力と想像力がやしなえるといいなーと思います。

〇英語の授業は、ALTの先生の声が大きく聞き取りやすくてとても良いと思いました。内容ややり方も工夫されていておもしろく楽しく授業を見ることができました。

〇3階のクーラーが効いてなく、とても暑かったです。4階の多目的室は誰もいませんでしたが、クーラーがきいていてとても涼しかったです。

〇初めて体育の参観が出来、楽しくてよかったです。英・社もみんな楽しそうで、いい雰囲気で取り組めているのかな、と感じた。先生方、ありがとうございます。

〇みんな静かに授業を受けていて、逆に親が来る方が集中をとぎれさせてしまうかも、と思うくらい良かったです。

〇学校公開は良い試みだと思います。日にちによって、午前と午後を分けてくれると有難いです。

〇どの学年、どのクラスも真剣に授業に取り組む姿勢に感心させられました。休み時間の廊下も整然としていて驚きました。本日はありがとうございました。"

〇教室入り口に座席表が掲示してあったので、たいへんわかりやすかったです。三年生の教室内はけっこう混み合っているような印象を受けました。すれ違うさいに、2年生は「こんにちはー!」と元気にあいさつしてくれる生徒が多かったように感じます。あいさつしてくれるおかげで、学校全体があかるく感じました。ありがとうございました。

〇暑い中授業を受けるのは大変そうだと感じました。

〇クラス仲良さそうで安心しました。

〇理科 PCを使っての授業に関心した

〇英語の授業を観させていただきました。こちらまで授業に参加しているような気分になるぐらい、楽しい授業でした。授業内容はたくさん工夫されていて、私ももう一度習いたいなーとすら思いました。

〇授業中のクラスの雰囲気が良く、友人関係も見ることができ良かったのですが、教室がとにかく暑すぎて驚きました。

〇短い時間でしたが、出席出来て良かったです

〇中学生の授業参観はあんな感じなのでしょうが、もっと活気あふれた授業が観れればなお良かったなぁと個人的には思いました

〇集中して受けているようでよかった。

 

多くのご感想・ご意見をありがとうございました。また、ご意見等ございましたらいつでもご連絡いただければ幸いです。今後とも柏第三中学校の教育活動にご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。

 

 

総合体育大会・コンクール壮行会によせて

 総合体育大会・コンクールがいよいよ迫ってきました。みなさんはこれまで「総体・コンクール」をめざし、ひたむきに努力を積み重ねてきたと思います。みなさんの入場の姿や決意表明を聞いて、みなさんの総体・コンクールに向けた熱い思いを感じました。また応援団を中心に全力で送ったエールから、応援する生徒のみなさんからも強い思いを感じ、嬉しく思いました。私もできる限り会場に足を運び柏三中を応援します。

 

最後の総体・コンクールを迎える3年生のみなさん。みなさんが今意識すべきことは何でしょうか。私も長く運動部の顧問を続けてきましたので、最後の総体で自分のチームの選手たちにかけてきた言葉を君たちに贈りたいと思います。

 

一つ目は「準備」です。最後に勝負を決めるのはどれだけ準備をしてきたか。練習も戦術を練るのも、体を作るためにご飯を食べるのも準備です。試合まで残りわずかとなった今からできる準備は何か。気持ちの準備、心の準備です。時間がないと焦るのではなく、これまでをしっかり振り返り、自分の力を出し切るために心を整えてください。

 

二つ目は「敬意(リスペクト)」です。戦う相手、大会を運営する役員、ジャッジをする審判に対するリスペクトを忘れないでください。相手をやじったり、判定やうまくいかないプレーに対していらだちをぶつけたり、クレームをつけたりするのは恥ずかしい行為です。応援される柏三中であるために、敬意を忘れないでください。

 

三つ目は「感謝」です。皆さんがここまで部活動を続けてくるのには、多くの人たちの支えがあったと思います。それを決して忘れないでください。熱心に指導してくださった顧問の先生、応援してくれた家族、担任の先生、ともに苦しい練習に耐えた仲間たち。君たちを支えてくれたすべての人たちへの感謝を忘れないでください。そして感謝を言葉にしてください。

 

自分の持っている力を十分に発揮して悔いのない戦いをしてください。

目標は勝つこと、入賞することかもしれません。でも目的は、君たち一人一人の成長です。結果はどうあれ、最後の試合が終わったあとは、胸を張って学校に戻ってきてください。

 

私は柏第三中学校を心から応援しています。

 

 

一年一組 せんせい あのね

とても素敵な絵本に出会いました。小学生のこどもたちのつぶやきをひろって作られた絵本です。

やさしくて、あたたかくて、時にシビアで、ドキッとさせられるものもありました。自己責任という言葉のもとで

排除や不寛容が当たり前になっている大人に聞かせたい言葉です。

 

 

ありときりぎりす  あかだ はやと

 

どうとくのじかんに

きりぎりすとありのはなしをしてくれました

もしぼくがありだったら

なつのあいだにいっしょうけんめいに

バイオリンをひいているきりぎりすに

「あそんでばかりいないで

ちょっとははたらいたらどうですか

 ふゆはさむいから たべものがなかったら

こごえてしんでしまうよ」といって

いっしょうけんめいにはたらきます

ふゆになって

きりぎりすがあなの上にきて

「いれて」っていったらいれてあげます

だってずうっとそとにいたらしんでしまうもん

「いれてあげるけど

こんどのなつにはちゃんとはたらきよ」といって

はるまでとめてあげます

 

一年一組 せんせい あのね こどものつぶやきセレクション 

選者 鹿島和夫 画家 ヨシタケシンスケ 理論社より

 

前期中間テスト

 

 今日は前期中間テストの2日目です。いつもと違って、廊下はしんと静まり返り、テストの緊張感が伝わってきます。テストの意義について確認しましょう。テストとは日本語にすると試験とか検査となります。つまり現時点での学習の到達度を検査しているわけです。病院の検査に置き換えてみましょう。病院で検査をするのは何のためですか?検査で病気が見つかったら治療をするためですよね。学校の試験も同様に、できなかった問題をできるようにやり直すことが重要だということです。テストは終わってからのほうが大切というのはそういう意味です。病気や虫歯をそのままにしておいたら検査の意味はないですよね。トライ&エラーを繰り返すことで本当の実力が身につくのです。3年生は来週実力テストもあります。弱点克服のためにテストが終わってからの時間を大切にしてください。

令和5年度 第52回 体育祭 校長あいさつ

 おはようございます。この素晴らしい青空のもと、柏第三中学校体育祭を実施できることをうれしく思います。今日まで練習や準備でリーダーシップを発揮してくれた実行委員、応援係のみなさんに心から感謝します。

「百花繚乱 絆・勝利・貢献」のスローガンのもとに実施される今年の体育祭は、52回目の開催となります。第1回は昭和47年9月18日に開催されています。以来、昭和、平成、令和と学校の歴史と伝統を重ねながら、52回目の体育祭を迎えました。新たな時代を駆け抜けるために、新しい風を吹かせてください。

 

 みなさん一人一人は、選手であると同時に、体育祭を支える競技役員であり、大会を盛り上げるサポーターでもあります。仲間を思いやるメンバーシップを大切にし、体育祭への思いを込めて活動すれば、見る人に感動を与えると同時に皆さんも感動を味わうことができるはずです。

何より安全と健康に最大限に留意をして全力で競技に取り組んでください。

 

 おわりに朝早くから応援に駆けつけてくださいました地域の皆様、保護者の皆様、ありがとうございます。私たち生徒及び教職員一同は力を合わせて今日の体育祭に臨みますので、温かいご声援をお願いいたします。

 なお皆様も熱中症対策をしながらのご参観をお願いいたします。本部テントには養護教諭もおりますので何かありましたら遠慮なくご相談ください。

それでは生徒のみなさん、怪我無く安全に、思い切り楽しんでください

生徒総会によせて ~リーダーシップとメンバーシップ~

 柏第三中学校生徒のみなさん、生徒総会の開催、おめでとうございます。この生徒総会は、昨年度の決算報告と今年度の予算案、活動計画案を全校生徒が意見を出し合い、最終的に承認するものです。つまり、生徒会総務を中心とした、各委員会や各部活動のリーダーのみなさんによる、「今年度の柏第三中学校は、こんな学校にしていきたい」という決意表明(リーダーシップ)を受けて、「私たち生徒全員で、それを支えていきます」という意思表示(メンバーシップ)を確認する場です。みなさんが読んでいるこの資料(議案書)はこれから1年間の柏第三中学校を創っていくための設計図になるわけです。設計図はながめているだけでは意味がありません。設計図に沿って日々の生活を作り上げていくことが重要です。生徒総会で確認された今後の柏第三中学校の目指す姿を実現するために、みなさん一人ひとりが、当事者意識をもって日々の生活を送ることを期待しています。