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時代が変われば…

元陸上競技選手の為末大さんの文章を紹介します。

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  ついこの間友達と飲んでいて、世界陸上の話になったので私の昔の映像を見たんですね。スタート前に戦にでも行くのかぐらいの表情をしていて「この時会ってたら友達になってないなあ」とか笑って話していました。

  今年の夏の世界陸上に出場された選手たちの表情を思い出すと、笑顔がたくさんありましたよね。のびのびプレイしていて、それぞれの個性が溢れてくるようでした。それと比較すると私の時代は悲壮感がありました。高校生の頃、笑顔が禁止の学校が周囲にあって、真剣にやれ、歯を見せるな、と言われたりして選手は皆無表情で走ってました。そういえばオリンピックの壮行会で「試合を楽しんできます」と言って、「代表のくせに楽しんでんじゃない」と世間から批判された選手も いたりしました。そういう時代だったんですね。

  2010年ぐらいでしょうか。空気が変わってきたのが。 笑顔の選手が増え、試合を楽しむ選手が増えました。

  今考えるとなんだったんでしょうね。フェアな見方をすると、日本だけでもなかったんですよね。特に社会主義国の選手は皆同じような表情をしていた気がします。

  1945年が戦争終結ですから、その時点で戦争を経験した30歳の人が指導者になっていたとすると、選手を育てた期間が1945-1975年あたりでしょうかね。その指導者に育てられた方々が30年間いると考えると、1955-2010年ぐらいまで指導していた感じでしょうか。それがちょうど薄れてきたというのもあるんですかね。

  ついに日本にも楽しいスポーツが到来しているように感じます。楽しんでもきちんと結果が出るんだというのを今の選手たちが証明してくれているようで、心から 嬉しく思います。

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学校教育も大きく変化してきています。よく「不易流行」の「不易」という言葉を「変わらないもの」「変えてはいけないもの」という風に主張する人がいますが、本当は絶え間ない変化の中で普遍的な価値を持ち続けることが本来の「不易」なのだと思います。教育の普遍的な価値とは「子どもたちを成長させる」こと。そして「子どもたちに自由を獲得させる」ことではないでしょうか。「三者面談」と「教育相談」が始まります。柏三中は生徒・保護者と真摯に向き合います。