土っ子の様子(令和3年度)

2021年7月の記事一覧

中学年 水難防止教室

 曇りの中、4年生の水難防止教室を実施しました。
 今日の講師は、日本ライフセービング協会の方です。
 今はオリンピック出場選手たちがトレーニングをしているナショナルトレーニングセンターに毎日詰めていらっしゃりそこから、土小の子供たちのために来て下さりました。オリンピックのカヌーや水泳マラソンなどのライフセービングをコーディネートをする方ですので、救命救急のプロ中のプロの方です。
  
水にどうやったら浮けるのか、Tシャツを着るとどうなるか? ペットボトルでどのように身体を浮かせるか 
 靴を履いていたり、ランドセルを持っていればランドセルも浮きます。
 
Tシャツの中に空気を入れても、浮かぶ力が確保できるのを感じましたね。

3年生は気温が下がり、雨も心配されたため、デモンストレーションを見て学ぶこととなりました。
 
 
おぼれた人を見つけたら、大きな声で大人を呼ぶ。
そして、ペットボトルを投げたり、自分の身体を固定して棒をさしのべたりする。
来年は水の中で勉強できるように、天気にいのりましょう。
子供たちは、動画で事前に学習していたので、頭の中ではどうするかが分かっていたようです。
実際の場面ではなかなかそのようにはいきません。
今日来てくださった方は、大学でも学生に教えていらっしゃるそうですが、体験しながら理解して、実際の場面を想定して訓練していくことが大切なようです。
コロナ禍が解消したのちには、保護者の皆様にも参観してもらいたい内容でした。

テーマ読書 知ってますか?

 今日の図書館では1年生がブックトークを聞いています。
 ブックトークは、本の紹介をすることです。ブックトークをしているのは、図書館指導員の先生です。
 今日のテーマは「外国のむかしばなし」のようです。
 「はだかのおうさま」「きんのがちょう」「おおきなかぶ」「ジャックのまめの木」など8冊の本のようです。
    
1年生は「日本のむかしばなし」というテーマでも読書をしたようです。
 このように、ある種類の本を読み比べながら読むことをテーマ読書といいます。
 高学年になると、同じ作家の本を読んだりすることもあります。
 夏休みに向けて4冊の貸出ができるようになります。
 テーマを持って本を探して、借りて読むことを試してみると、楽しい本との出会いがありますよ。
 どんな本を探したらよいか、どんなテーマで読んだらいいか、図書館指導員の先生に聞いて、いい読書をして欲しいと思います。

ものづくり魅力体験 2

 ものづくり魅力体験の和菓子づくりは、我孫子市湖北台の和菓子屋さんの福一さんから、親子で教えてにきていただきました。
 今日は、練り切りの和菓子を6個つくり、菓子折りにして持って帰ります。
  
 和菓子は、季節や場面に合わせて、創造的に作っていく、日本の食文化です。
  
 今日は、うさぎ ばら 葉っぱの上の蛍 この3種類の和菓子を作ります。
 桜の葉の塩漬けで、緑の餡に葉の形を写したり うさぎの耳やバラの花びらをていねいに作っていきます。
  
 「形が悪くてもいい、だけど、100個作って100個同じ形のものを作れなければ職人とは言えないんだよ。だいたい10年は必要だよ。」
 親子2代で営んできている和菓子屋を継ごうとしている3代目の見習いだという息子さんからは、和菓子屋さんを継ごうと思った貴重な心のお話をいただくことができ、子どもたちの仕事への気持ちに響いたことと思います。
  
  

ものづくり魅力体験 1

 6年生は、千葉県職業能力開発センターが実施する「ものづくり体験講座」を受講しました。テクニカルイラストレーションと和菓子作りの二つの講座を選択制で受講しました。
 まず、テクニカルイラストレーションの講座の様子をみてみましょう。
 テクニカルイラストレーションとは、立体的に図面を書くことです。講師の先生は、東芝や日立といった企業で開発のお仕事をされ、千葉県の高等技術専門学校で先生として長らくお勤めになり、退職後も小学生や中学生たちに技術体験を伝授してくださっている方です。
  
 だ円テンプレートとシャープペンシルを使って、円を立体的に見せる方法や、立方体や直方体を描く、箱詰め法などを習い、実際に牛乳パックや缶コーヒーの容器をイラストしていきます。
  
 みんな、真剣にシャープペンシルのペン先に集中しています。
  
 なかなか、プロっぽくイラストが出来上がってきました。
 こういう技術は、どんな仕事についても使える技術ですし、製品を開発したり、説明書を書いたりするときには、もっと詳しい技術を学んでいくことが大切です。
 ものづくりの技術をこうやって身につけていくためには、「自分が好きなことをしっかりともって、それをとことんやり続けていくことが大切。今の私は、君たちに教えながら、君たちから元気をもらって、もっとがんばろうと思うよ。こうやってイラストを描いていくことが大好きだからね」というお話を最後にいただきました。
 こういう技術を知っていると、キャドという図面作成ソフトで3Dの画像も書くことができるのを見せていただきました。
 
 

低学年交通安全教室

 1年生と2年生全員に、柏市交通施設課の方による交通安全教室を行いました。
 柏市内では、昨年度9353件の交通事故が発生したそうです。毎日、26件の事故が発生している計算になります。
 交通事故に遭わないためには、自分で自分の安全を守ることが大切です。
 説明や動画を見ながら、危険なところを学びました。
  
 その後は、普通に走っている車が止まるためには、焼く23mの距離が必要です。車の前に飛び出さないで、見通しの悪い道路を横断する練習をしました。
  
 今日、学んだことを忘れずに、道路を安全に歩きましょう。