日誌

2020年10月の記事一覧

土小の風景

 5年生の教室を覗くと社会科で日本地図の学習を進めていました。問題を出す子が、地図帳の中から、自分の好きな地名を選び、ヒントを出しながら他の子が場所を探していきます。遊び心を加えながら地図帳の活用方法を学習していくという5年生の取り組みでした。6年生の教室では、算数の円の面積や周りの長さの求め方についての学習を進めていました。「じっくりコース」と「どんどんコース」のどちらかを選択し、困難な課題に取り組んでいきます。答えを導き出す方法は様々ですが、効率のよい方法を発見した時の子どもたちの笑顔は、何度見ても嬉しい気持ちになります。
  
  

2年生の作品から

 仮設校舎を回っていると、2年教室の廊下壁面に素敵な模様の作品を見つけました。マジックのペン先を使って描いた美しい模様の数々です。ずいぶん根気よく取り組んだようで、細かな点の数は、数えきれないほどでした。さらに教室をのぞくと、算数で学んだ四角形と三角形の学習を活用した図形の模様も掲示されていました。2年生の算数は、「頂点」や「辺」「直線」等、次から次へと出現する「算数用語」を覚えなくてはならないのでたいへんです。図形の模様づくり等、楽しい活動を織り込みながら、子どもたちが意欲的に学習に取り組み、習ったことを活用していけるような課題づくりや環境づくりが大切です。
  
  
  

第2・3・4校舎の改修工事がすすんでいます!

 第2.3.4校舎のリニューアル工事が順調に進んでいます。昨年9月から始まった土小のリニューアル工事(校舎の長寿命化改良工事)もいよいよ大詰めです。今日は、工事現場に行って、進捗状況を見学してきました。
  
 新しい児童用昇降口は、全学年の下駄箱が集中して設置されています。入り口はガラス張りで、明るい雰囲気です。昇降口と隣接した場所に、第2校舎と第4校舎をつなぐ通路が設置されています。目下のところ工事の真っ最中です。曲線を使ったデザインは、やさしく、温かな印象を受けます。
  
 三面ホワイトボードや隣の学級との行き来ができる扉のついた教室は、第1校舎同様に設置されています。廊下は天井が高くなり、教室の側面の扉を開けると、とても開放感があります。
  
 手洗い場には十分な蛇口の数が確保されていて、トイレも清潔で使いやすそうです。
  
 特別教室は、いままで使用していた教室をさらにバージョンアップして、より使いやすく機能的な環境になっています。図書室には少しせりあがった畳のスペースが設置されるなど、用途が広がります。家庭科室は調理室と児童用学習机が分離しています。その他にも、機能的な仕様になっています。
  
  
  
 廊下には、子どもたちが休むことができるような、木製の椅子が設置され、わくわくするスペースがたくさんあります。新しくなった土小で、土っ子が笑顔で過ごす日々が今から目に浮かびます。

10月の全校朝会

 10月になりました。朝夕の気温からも秋の深まりを感じることができるようになってきたように思います。今日は、全校朝会が行われました。コロナ禍ということもあり、今年度は体育館に全校児童が集まって朝会を行うことが、困難な状況となっています。前月までは、校内放送やテレビ会議システムを使用しての実施でした。「校内放送」は声のみ、「テレビ会議システム」は声プラスて画像配信、というように少しずつバージョンアップしてきました。今日はさらにプラスして、双方向の様子が画像を通して見られる環境でのオンライン朝会を実施しました。
 今年度はできなかった、子どもたちの表情を見ながらの全校朝会は、とても新鮮な感じがしました。これからも、「今、できること」を探しながら、「学校での新しい生活様式」が子どもたちにとって、快適であるように工夫していきたいと思います。