柏市学校図書館紹介blog

市内小中学校63校の学校図書館活用の様子を紹介しています

第6回学校図書館指導員研修

・7月5日(月)沼南庁舎にて,第6回学校図書館指導員研修が実施されました。
 午前と午後に分け,少人数で行われました。
 主な内容は以下の通りです。
  ①ステップアップ研修 体験ビブリオバトル
  ②グループワーク 選書検討会・おすすめ本の紹介

 
 グループごとに本の紹介を行いチャンプ本を決めました。
 いつもは生徒たちの発表を見守る指導員ですが,
 全力でビブリオバトルに臨みました。


 選書検討会では本の情報交換をします。
 より良い選書を目指して,指導員が情報を共有しました。
 
 今年度初めての対面研修で,たくさんの刺激と学びを得ました。
 それぞれの勤務校で生かしていきたいと思います。

本はともだち! 柏第三小学校

 柏第三小学校は広さも生徒数も柏市内で最大規模の学校です。図書館は低学年向けの第一図書室,中高学年向けの第二図書室に分かれています。

 ★ 朝礼で校長先生による本の紹介
 
 月の初めにビデオによる全校朝礼があり,毎回,校長先生が時節柄に合わせた絵本の読み聞かせやブックトークを行っています。紹介された本は大人気で,すぐに借りられていきます。
 
 ★ 実体験に基づく学び


 三年生の理科ではチョウの育ち方を学習します。担任の先生方や理科支援員さんのご協力により,一クラスに数匹ずつのモンシロチョウやアゲハの幼虫を置き,観察しました。第一図書室にも関連図書といっしょにアゲハの幼虫を置いたところ,子どもたちは興味津々! 幼虫はサナギになり,やがて美しいチョウになって青空へと飛び立っていきました。その様子をきらきらした瞳で見守る子どもたちの姿を見て,実体験に基づく学びの大切さを感じました。

 ★ 外国語学習


 三小の外国語ルームにはクラス人数分の英和・和英辞書を備えてあります。今日は外国語専科の先生に辞書の使い方の説明を受けています。辞書や本を活用しながら,五年生は日本の文化紹介,六年生は世界の国紹介をそれぞれ英語で発表します。

 ★ 使ったあとはお片付けタイム!

 
 図書の時間には,担任の先生や指導員による読み聞かせはもちろんのこと,並行読書や調べ学習も盛んに行われています。そして,最後はお片付けタイム! 次に使う人のことを考えて本をきちんと整理整頓します。

 ★ 図書委員会の活動

   
 図書委員会の活動も活発に行われています。一学期のイベントは〔スタンプラリー〕と〔ほんだなコンテスト〕。図書委員さんたちがテーマ別に五つの本棚をつくり,子どもたちは一番本を読みたくなった本棚に投票します。
 本が大好きで,イベントの参加率も高い三小っ子たち。好奇心旺盛な子どもたちがたくさんの本と出会えるよう,これからも応援していきます。                                                

”本は人を育てる”意識の高い学び 土中学校

 規模は小さく生徒は全234人でクラスですが創立75年の歴史ある学校です。特色として屋上にプールがあります。図書館は2か所あり2階に文学(9類)を中心の閲覧室。3階には調べ学習の出来る(1類~8類)の図書館があります。
本の役割


学習図書委員の活動

 廊下の掲示物作成を手掛けています。自主学習の土の音(つちのおと),
新刊本の
POPの展示が予定されています。活動的な
委員たちです。


読書会

  有志による読書会を開きました。第1回目は芥川龍之介の
の話し合いをしました。1回目は7人でしたが2回目は15人でした。
気になる所を話し合いました。


癒しのコーナー
 ちょっと休憩。立体折り紙・綿棒で作る立体図形に挑戦しました。

 

授業支援

 2年生社会タブレットと図書館の本を使った調べ学習を実施しました。







第1回司書教諭・学校図書館指導員合同研修

・今年度第1回の司書教諭との合同研修会が,5/26(水)にWEB研修(Teams)にて実施されました。
 主な内容は以下の通りです。
★研修 ①今年度の柏市学校図書館活用
    ②司書教諭と学校図書館指導員の役割
     講師:笹間ひろみ 柏市学校図書館コーディネーター





※それぞれの学校で熱心に研修を受けています。


★講義 「子どもたちに読書を 学校図書館を勧めよう」
     講師:帝京大学 鎌田和宏教授



鎌田先生のお話は,「GIGAスクール構想」が本格実施される学校教育の中で,学校図書館の役割を再認識する機会となりました。
なかなか対面での研修がかないませんが,柏市の学校図書館を盛り上げるために日々自己研鑽に努めていきたいと思います。

第4回学校図書館指導員研修(初任者,3年目研修)

・5月10日(月)沼南庁舎にて,初任者研修と3年目指導員研修が実施されました。

・初任者研修(午前の部)


大野アドバイザーより,柏市立図書館及び,学校間の「図書流通システム(相互貸借)」について,またTooli-sの画面を見ながら選書リスト作りについて学びました。

・3年目研修(午後の部)
3年目の研修では,各校での授業実践について一人ひとり実践発表を行いました。WEBでの研修が多くなっている中,対面での実践交流は非常に学ぶことが多く,有意義な研修となりました。

子供たちの“読みたい”を大切に 柏第二小学校

親子二代,三代と続く卒業生を送り出してきた歴史ある柏第二小学校。先日この学校の卒業生だというボランティアの方が本棚にあった古い本に目をとめてこれは自分がかつて読んだ本だと懐かしそうに教えて下さいました。

第一図書室入口


◇ 2つの図書室

現在柏二小には第一図書室と第二図書室があります。

森の入口をイメージした飾りつけで子供たちを迎える第一図書室は多目的に使用できる広いスペースになっており9類(絵本や物語)の本が配架されています。

第二図書室には0類~8類の本が置かれています。動物の本やクイズ折り紙料理の本などが特に人気です。

子供たちはこの2つの図書室を行き来して多種多様な本とふれあいます。

どちらの図書室もカウンターにパーテーションを設置し机も対面を避けた配置にして感染症予防の対策にも配慮しています。

第一図書室



◇「四季の貯本箱

柏二小の学区では中学校卒業までの9年間読書の記録をつける「四季の貯本箱」という活動を続けています。本の借り方返し方を学んだばかりの1年生も先日最初の1枚を記入しました。

この記録用紙は9年後どれだけの数になっているでしょうか。 

読書の記録


◇ 図書委員の活動

感染症予防対策のため貸出に制限を設けている休み時間の図書室で図書委員の子供たちは本棚の整理をしたり傷んだ本の修理をしています。

また5月から図書委員が担当のクラスのために選書をして定期的に教室へ届ける「移動図書館」も始めました。少しでも多くの本とふれあい新たな出会いにつながるような試みになることを期待しています。

本の修理


「ずっとこの本が読みたかったの。」

嬉しそうに小さな声で教えてくれた子がいました。

学校図書館はワクワクのつまった宝島。次はどんな宝物を見つけてくれるのでしょうか。


図書カウンター

第3回学校図書館指導員研修(初任者,2年目研修)

・4月6日(火)沼南庁舎にて,初任者研修と2年目の指導員研修が実施されました。

・初任者研修(午前の部)
 学校図書館コーディネーターの笹間先生からは授業支援についてお話があり,その後 柏市学校図書館ITサポート員の本間さんからリモートで進級処理を教わりました。

 学校図書館アドバイザーの大野先生からは,学校図書館オンラインの使い方,365メールの運用についての講義がありました。
 内容の濃い3時間となりました。明日からは学校勤務です。

・2年目研修(午後の部)
 対面での研修が少ない2年目の指導員を対象に実施されました。
 笹間先生からは授業支援についてのお話があり,その後,本の修理の実技が実施されました。昨年度はコロナ禍で対面での研修がほとんどできませんでしたが,1年間の実務経験を経て着実に成長した姿が見られました。

令和3年度 第2回学校図書館指導員研修会

・4月5日(月)に,第2回学校図書館指導員研修がWEB会議(Teams)にて実施されました。

 今年度お世話になる指導課の先生方です。よろしくお願いします。

 指導課の鈴木先生からは,柏市学校図書館活用指針,服務について説明がありました。

 柏市学校図書館コーディネーターの笹間先生からは,学校図書館活用推進のための具体的な方針が示されました。学校内での連携体制づくりから,リーフレットの活用,公立図書館との連携について講義されました。

 学校図書館アドバイザー大野先生からは,学校図書館の実務~新学期編~として,進級処理,オリエンテーションなどお話がありました。 

 今年度の研修も,WEBでの実施が増えていくと考えられます。児童生徒の「自発的・主体的学びの場,創造的な活動の場」を学校図書館が提供できるように,研修からの学びを大切にしていきたいと思います。


第10回学校図書館指導員研修

学校図書館指導員WEB研修が,3/16(火)にTeamsを使って行われました。
リーダーも沼南庁舎大会議室に集まり,発表をしました。
主な内容は以下のとおりです。
①学校図書館を活用した授業例の紹介
②小・中学校の実践報告
③オリエンテーション実技研修
④諸連絡


①笹間コーディネーターより,
学校図書館指導員の支援の様子や図書館を活用した授業について,豊富な写真で紹介がありました。



【各リーダーの発表】
②小学校は田中北小の「AIとのくらし」の実践と「年間図書館活用報告」を,中学校は柏中学校の「中2 総合 SDGs」の授業実践と「四季の掲示物」の紹介がリーダーよりありました。


③オリエンテーション実技研修では,小学校全学年の流れを紹介。その後3年生向けのブックトーク実演がありました。
 4年生国語の単元「分類をもとに本を見つけよう」を例に,具体的な資料を用いての発表を行いました。
  中学校のオリエンテーションでは,分類番号と奥付の確認をした後,文豪ブックトークの実演がありました。



Teamsを使っての研修も回を重ねる毎にスムーズに進行しています。
全体で集まっての研修はまだまだ難しいですが,一つ一つの研修を大切に,
今だからこそできる実践を学校図書館から発信していきましょう。




本は心の栄養です 柏第八小学校

柏第八小学校学校図書館は、第一図書室・第二図書室・情報センターがあります。


第一図書室 
中・高学年向けの読み物の本が置いてあります。

カウンター前ではソーシャルディスタンスを守って並びます。

並ぶときの足形は,飼育委員会さんの力作!!(どうぶつ足形)



第二図書室 低学年向けの読み物の本が揃っています


畳の部屋でくつろぎながら本を読むことができます。
1年生も静かに一人で本を読むことが上手になりました。


八小図書委員会はみんなに本に興味を持ってもらえるように,
イベントを開催し,日々忙しく活動しています。

今年はコロナ感染対策として,感染症についてわかりやすい絵本を作成しました。

一クラスに一冊を配布して感染症を予防しようと呼びかけました。

秋の読書フェアでは,毎年恒例のPOP大賞を実施。


今年も沢山の応募がありました。全校生徒の投票により,1位・2位・3位を決め,
校長先生賞・教頭先生賞・図書委員会賞も発表しました。


全校児童にたくさん本を読んでもらえるように,
図書委員会は常にきれいな図書室をめざして,毎日の本の整理も頑張っています!!

コロナ対策のため,今までのような学校図書館の使い方は出来ませんが,
新しいルールを守りながら,毎日の読書活動を続けていけるよう,
「本は心の栄養」を合言葉にして,読書で心を豊かにすることを目指します。

 

学びと読書を支える学校図書館   風早中学校

立70年以上,伝統ある風早中学校の図書館はB棟3階の端にあります。

スペースは広くありませんが,両サイドの窓から光が入り,明るい図書館です。


 入り口の展示は1年生が国語で作成したPOPです。

芥川龍之介の作品の世界にひきこまれます。


★学習センターとして

 3学期は全学年,図書とインターネットを活用して学習しました。

 1年生は林間学校で行く「福島県」,2年生は「職業」,3年生は理科で「天体」を調べました。

コロナ感染予防のため,図書は教室に運び,自分の席で集中して取り組んでいます。

★情報センターとして

 風早中の学校図書館には定期購読している新聞があります。図書委員が今年度の記事から気になるニュースをピックアップしました。


新型コロナウイルス,戦後75年,環境問題,SNSの使い方など・・・。図書館には様々な情報が集まっています。


★読書センターとして

 風早中学校は,小学校からの「読書の記録ファイル」を大切に引き継いでいます。朝読書や家庭で読んだ本の記録は9年分に!

 3年生は国語の時間に,小学校からの読書の記録を振り返り,15歳までの「人生の3冊」を選びました。 


懐かしい本を再読する生徒も・・。思い出も一緒によみがえります。


これからも「学び」と「読書」を支える学校図書館づくりを続けていきます。


今,出来ることを 柏第二中学校図書館

 学級数24,生徒数約770名の柏第二中学校は,市内でも最大規模の中学校になります。
そんな二中の図書館は,校舎2号館の2階,職員室のほぼ真上に位置します。
 
 今年度は,図書館の利用前後に手指の消毒をしたり,密にならないように声掛けをしたり,図書委員さんの仕事も様変わりしました。全ての返却本は開館日でも廊下の返却BOXを利用しています。もちろん,通常の貸出や本の整理はしっかり行います。秋の文化祭には,新刊本のPOPを制作し展示しました。

 昨年度までに比べ,図書館を使った授業時間数は減ってしましましたが,資料をいつでも利用できるように準備しています。複数冊ある本にはナンバーリングし,ケースに入れてすぐに教室へ運べる状態です。
 みんなが毎日通る廊下の棚を整理し,本を展示するスペースを増やしました。部活動の本や,3年生に向けた入試関連の本が飾られています。

 三学期の始めに,図書館内のリニューアルを行いました。配架を見直し,分類記号順に本を並べ替えました。窓際の棚から0類・1類・2類~9類まで,時計回りにスッキリ並べられています。これなら初めて二中図書館に来た人でも,どこに何の本があるのかすぐに分かります。

 制限が多い今,その中でも出来ることをみつけて図書館は動き続けます。
一日も早く,みんなが安心して自由に図書館を利用できる日がくるように,願ってやみません。

第3回司書教諭・学校図書館指導員合同研修

 今年度初となる司書教諭と学校図書館指導員の合同研修が1/19(火)に行われました。
 コロナ禍のため例年のように一堂に会することはできず,各校から参加するWeb研修となりました。

 主な内容は,【学校図書館の活用について】と【著作権について】でした。



【学校図書館の活用について】
 柏市では小・中学校(計63校)すべてに司書教諭と学校図書館指導員が配置されており,学校図書館,ICT環境の整備が進んでいます。その恵まれた環境を子どもたちの学びと成長に活かせるよう,司書教諭の役割について指導主事の鈴木先生からお話がありました。
・司書教諭と学校図書館指導員は学校図書館活動を支える両輪である
・学校図書館活用のインフルエンサーとして,勤務校の先生方に働きかける

 また,昨年度の学校図書館活用のデータが示され,授業で学校図書館を活用した回数(1校あたり)は,小学校788回,中学校153回でした。
 今年度もコロナ禍の中ではありますが,各校で知恵を絞って子どもたちの学びに寄り添っています。


【著作権について】
 「知っておこう!著作権」と題して,学校図書館コーディネーターの笹間先生より講義がありました。事前に寄せられた質問をふまえた演習問題形式のワークシートが配られ,司書教諭と学校図書館指導員は相談しながら課題に取り組みました。
 研修後には,「実際の教育活動で生じる事例が取り上げられていて,とても勉強になった」,「丁寧な解説があり,抑えるべきポイントがわかった」,「ほかの先生方にも知らせたい」などの声が聞かれました。
 今後はオンライン授業の活用など,ますます著作権を理解した取り組みが求められることと思われます。著作権に関する意識を高めるよい機会となりました。

 年度末には,司書教諭,学校図書館指導員ともに「学校図書館活用実践報告」の提出があります。それぞれ冊子にして新年度に配布される予定です。お互いの実践例を参考に学び合い,切磋琢磨していきましょう。

新しい年をむかえました  旭東小学校図書館

年が明けてもなお収まることのないコロナの対策のため、図書館では出入りの際の手洗いの徹底、密の回避、パーティションの設置などに取り組んでいます。そのような中でも図書館を楽しく利用できるよう、サポート教員の方と協力して明るくわかりやすい表示をしています。


―図書館出入口の表示―


         ―図書館出入口―

         ―館内の様子―



―返却はブックトラックへ―


 今年度は感染防止を考え、本の貸し出しは一度に一冊までという制限のほか、貸し出し日も学年ごとにするなど、本をたくさん読むことが難しい年でした。そこでこの冬は、さみしげな読書の木の代わりに、図書委員のおすすめ本を書いた飾りをつけたクリスマスツリーを展示しました。ツリーのとなりには、子どもたちが紹介したい本を書いてくれた「おはなしのプレゼント」のカードをたくさん貼りました。このカードは、12月の図書館だよりで募集したものです。



いろいろな制限があっても、図書館の利用を続けられるように工夫していきたいです。

「本」でつながる学校図書館 柏第七小学校

 新型コロナウイルスにより学校図書館の利用が制限される中でも,柏七小の
学校図書館では図書委員を中心に活動をしています。

★秋の読書イベント「読書すごろく」

 図書委員会では,  恒例の秋の読書イベントに「読書すごろく」を行いました。
「読書すごろく」の内容は図書委員たちが考え,低学年用・中学年用・高学年用の
3種類を作成しました。
 期間中はたくさんの子どもたちが,マスに指定された本を借りてスタンプを集めました。
マスをうめていくと,中間とゴールの2回「しおり」がもらえます。
ゴール用の「しおり」のイラストは図書委員が描きました。


★「読書の木」にはいっぱいの実がなりました

 今年度より「読書の木」のスタイルを変更しました。
学校目標の100冊を中心に,読書の記録が,低学年は50冊・100冊・150冊,
中学年は40冊・80冊・120冊,高学年は30冊・70冊・100冊に達すると,
それぞれ,葉っぱ・果物の実・金の果物の実のカードを読書の木に貼ります。
金の果物の実に到達した人には,「プラスワン貸出券」をプレゼントします。
このカードを貸し出しの時に見せると,通常1人2冊の貸し出しにもう1冊借りる
ことができます。今年度中ならいつでも使用できるカードで,2学期の終わり頃から
このカードを使用する子どもたちが増えてきました。



★5年生の作品を学校図書館に展示しました

 5年生が宮沢賢治の「雪わたり」を学習後に,宮沢賢治の他の作品や,
自分の好きな本の「帯」や「POP」を作成しました。
学校図書館ではその作品を本と共に展示しました。
どれも力作ぞろいで,他のクラスの5年生はもちろん,違う学年の子どもたちも
それを見て本を借りる人が多くいました。
自分の紹介した本が借りられていると,  書いた本人が喜ぶ姿が見られました。
柏七小の子どもたちが,学年を超えて本でつながることができました。



 
 これからも,子どもたちと共に学校図書館も多様な可能性を
広げていきたいと願っています。

第9回学校図書館指導員研修

コロナ禍のため研修はこれまでWebで行われてきましたが,12/14は午前・午後の
二部制にして集まる人数を半分に,換気等十分に感染対策をして研修が行われました。
指導主事の鈴木先生とコーディネーターの笹間先生のお話を直接聞けたのは約1年ぶりです。

【笹間コーディネーターより,コロナ禍における図書館活用について】
活用と感染症対策で日々迷いながらの業務だったので,先生のお話を聞き不安軽減できました。


【今年度初めてのグループ顔合わせ】
新人の方もベテランの方も,会えてうれしそうです。和やかな雰囲気の中,自己紹介,その後「おすすめ本の紹介」と「選書検討会」,「リーフレット作成に向けた授業での活用事例集め」を行いました。


大野アドバイザーより,「支援計画簿の記入」についての説明もありました。


今年度初めての対面での研修は,感染対策を徹底した中で行われました。
直接先生方のお話を聞くことができたこと,他の指導員と交流し情報交換したことは,短時間でしたが指導員にとって非常に有意義な時間になりました。

学校図書館も感染対策をしっかりと行い,「子どもたちの学びと,読むことの楽しさ」を守れるように,学校図書館として今できることをコツコツとやっていきたいと改めて感じます。

笑顔で多様性を認め、知識をアップデートできる図書館 中原中学校

中原中学校の図書館は、校舎から渡り廊下を通った別棟の2階に位置します。中に入ると静かで広々としてゆとりのある空間です。毎日、昼休みに図書委員会が図書館を開館しています。

 

★中原中学校図書委員は日々、主体的に活動しています
文化祭では,先生のおすすめ本を掲示しました。





★市立図書館主催市内ビブリオバトルチャンプ本に!!
1年生大宮さんが紹介した、「カーネーション いとうみく著 くもん出版」
チャンプ本に選ばれました。

 柏市立図書館の館長から表彰状を学校図書館でもらい,学校では表彰集会でオンラインで発表しました。



★授業での図書館活用 

3年家庭科 保育の単元でフエルト絵本を読む前に図書館で読み聞かせの練習をしました。



《変化の激しい時代を生き抜くために》
 Smile Diversity   Update Challenge


冬休みは読書の旅へ!柏中 学校図書館

三方向が窓になっている柏中の学校図書館は,いつも明るい日差しが届き,
冬の寒い日も暖かい空間です。12月,学校図書館の掲示物も冬仕様に模様替えしました。

【映画の原作を読んでみよう!】
「映画は観たけど,原作ってこれだったの?!」と新しい発見があります。

★学校図書館は読書の場としてだけでなく,授業でも活用されています★


本とパソコンを併用し,より広く情報収集して学びを深めます。
中1国語「四季の詩」では,三好達治・八木重吉・草野心平などのたくさんの詩人の
作品に触れました。

★旅行へ行くのがなかなか難しい日々…,こんなときこそ読書の旅へ!★
冬の澄んだ空のように,心がすーっと広がる1冊に出合えるように応援します。

Web研修 2回目

学校図書館指導員研修が11/17(火),18(水)の2日間,Teamsを使ってオンラインで行われました。
主な内容は以下のとおりです。
①学校図書館を活用した授業例の紹介 
②学校図書館活用Q&A 
③柏市パスファインダーについて 

17日は小学校担当者42名を2グループに分けて実施。
前半グループは学校図書館活用の事例として,松葉第二小学校の授業の様子が紹介されました。
笹間コーディネーターからパワーポイントを使っての説明があり,学校図書館指導員がどのように授業にかかわっているか,豊富な写真を使って紹介されました。

4年生総合「考えよう2030 未来のために私たちができること」



めあて:今の地球が抱えている「水」の問題を調べ,まとめ,発表する。
    その後,私たちに何ができるのかを考え,新聞を書く。
(教科横断:4年国語「新聞を作ろう」)


後半グループでは,同様に,酒井根小学校の授業の様子が紹介されました。
5年生国語「AIとのくらし」
めあて:調べたことをもとにミニディベートを行おう。 


18日は中学校担当者21名を対象に,同様の研修が行われました。
学校図書館を活用した事例として,手賀中学校の授業の様子が紹介されました。

3年国語「旅への思いー芭蕉と『おくのほそ道』ー」



めあて:『おくのほそ道』の俳句を一つ選び,新聞記事を作る。

②学校図書館活用に関するQ&Aでは,事前に集めた質問事項をもとに
 コロナ対策や授業支援について笹間コーディネーターから回答がありました。

③柏市パスファインダーは,今年度,小学校版の新規作成と中学校版の更新作業を行います。
 事前に集めた質問事項をもとに,大野アドバイザーから回答がありました。

Teamsを使っての研修は,学校によりアクセスの不具合が多少ありましたが,おおむね
うまくいきました。新しい様式を取り入れながら,学校図書館としていまできることを実践していきましょう。

今年も読書の秋は健在です 土南部小学校


様々な工夫をしながら,読書の秋がやってきました。
★紙芝居の読み聞かせ★

図書室での読み聞かせは,密にならずに楽しめる紙芝居にしています。
昔ばなし,生きものの生態がわかるおはなし,内田麟太郎さん・あまんきみこさんの作品など,紙芝居もいろいろなジャンルを選んでいます。
今日のお話は?と楽しみにしてくれています。
★読書会★

2年生は,国語「さけが大きくなるまで」の単元で
ペンギンのヒナという本の読書会を行いました。
初めて知ったことなどを,積極的に発表できました。

★調べ学習★

5年生がパソコン室からノートパソコンを持ってきて,図書室で本と併せた調べ学習を
行っています。

★静読タイムの取り組み★

図書の時間は,その日のテーマに合った本を自分で見つけて,静かに読む
『静読タイム』の取り組みをしています。
この日は,3年生が『秋から連想する本』をテーマに読んでいます。

★図書委員とこども司書も活躍中★

今年は休み時間の利用はありませんが,どのクラスも毎週図書の時間で2冊返して2冊借りるが定着しています。26学級あるので,返却カートから隔離の終わった多くの本を棚に戻すのは図書委員さんが大活躍!!

秋のイベント,読書でビンゴも5・6年生は図書委員が自分のクラスの運営を任されています。

子ども司書も9人の5年生が受講中で,読書の秋におすすめの本のPOPを作っています。

これからも,今できることを見つけて,積極的に読書活動をしていきたいと思います。