柏市学校図書館紹介blog

市内小中学校63校の学校図書館活用の様子を紹介しています

今日も図書館で待っているよ 柏の葉小学校図書館

◎8年目をむかえて◎
 柏の葉小学校は,今年で創立8年目で,柏市内の小学校では一番新しい学校です。
児童の数も年々増えて,930名(11月11日現在)と大規模校となりました。

 その中にある図書館は,仕切りのないオープンスペースに作られており,
休み時間になると,あちらこちらから児童が集まってきてにぎやかな空間に
なります。

 普通の学校とは違い,大きな窓に面して本を読むスペースがあったり,
給食室が隣りなので,工場見学のようにのぞき窓から給食を作っている様子が,
図書館から見えるようになっています。


◎「読書会」は読むだけじゃない◎
 3年生国語「わすれられないおくりもの」の単元で,関連図書として紹介されて
いる「だいじょうぶだよ,ゾウさん」という絵本を使い,3年生5クラスで
「読書会」を行いました。

 本に登場する動物「ゾウ」「ネズミ」「トリ」が,相手に対して,どのように
思っているかを考えるために,3人(もしくは4人)一組になり,ワークシートに
それぞれの気持ちを記入した後,役割分担をして,相手にセリフを投げかけて
みようという試みです。


 あるクラスでは,「トリ」や「ゾウ」になりきった方が気持ちを伝えられそう?
と思ったのか,一人の児童がおりがみを出してトリの羽を作り出すと,
「ゾウも鼻をつけなきゃ」「ネズミのしっぽ,かわいいでしょ?」とみんなが
次々におりがみを切っては貼り,ミニ演劇発表会となり,お話が飛び出してきた
ようで,とても楽しい時間になりました。


◎「読書週間」で様々な本にふれよう
 今年は,スタンプラリーを実施しました。学年によって条件や冊数は
変わりますが,1冊読むとスタンプが1つ押されて,全て押されたら,
しおりが1枚もらえます。

 すでに3枚,4枚までクリアした児童や,プレゼントのしおりを見て,
「がんばろう」と張り切って図書館に来る姿はうれしいですね。
 
◎「子ども司書」も頑張っています!◎
 この「読書週間」のイベントでは,柏市の「子ども司書講座」を受講している
5,6年生16人の「子ども司書」が昼休みに2~4人で,読み聞かせを
日替わりで行いました。

 

 毎日,楽しみに来てくれる常連さんもいて,「子ども司書」のみんなも,
自分たちで見せ方や話し方に気を配り,何度も練習を重ねることで,
本番はすてきな読み聞かせを聞くことができました。


 「読書」というと、一人で本に向かうというイメージを抱きがちですが,
誰かに本を読んで聞かせる,本の内容をみんなで考えてみることも
「読書」のひとつの方法だと考えられます。

 「読書」の楽しさと新しい発見をしてもらうため,柏の葉小学校図書館は,
今日もみんなを待っています。














 

楽しい!みんなでつくる 富勢小学校図書館


  富勢小学校は,児童数714名で明治33年創立の歴史ある学校です。
 図書館は,第二校舎2階に第一図書室(絵本・物語)と第二図書室の
 (調べ学習)2ケ所あります。

     【みんなでつくる 学校図書館 】
 
 図書委員が中心となって2年にわたり図書館へ行きたくなるような
取り組みをしました。校内公募しみんなで選びました。
1 キャラクター誕生     「リーブル(フランス語で本の意)」
2 第一図書室の名前決定 「夢のブックランド」  
 7月には,保護者の方に蔵書点検・環境整備をしていただきました。                
【大好きな子どもたちへ 読み聞かせ】

本が大好きなボランティア団体「おはなしのへや」の皆さんによる
火曜日の読み聞かせ。発足は平成11年で22名で活動してます。

【本に親しむ 全校ビブリオバトル】

10月読書フェアー恒例のビブリオバトルも3回目となりました。
先生と対戦し子ども司書の6年生児童による『妖怪アパートの幽雅な
日常』がチャンプ本に選ばれました。

【わかりやすい授業へ 音楽とともに】

6年生音楽の授業では,毎年本が大活躍です。オーケストラの響きを
味わうために本を通じて組曲「惑星」から木星のイメージを
膨らませます。

【活用できる学校図書館へ】

5年生国語「意見こうかん会をしよう」の授業では,テーマをみつけ特徴を
図書やパソコンにて調べ学習をしました。都会と田舎・ラジオとテレビ
扇風機とクーラーなどで教室で意見交換会をしました。

このように,協働のもと楽しく過ごしやすい学校図書館へ歩んでいます。
 学校図書館では,地域資料として柏市洪水ハザードマップを掲示しています。
台風19号で多くの地域が被災した教訓を忘れないようにしたいです。
 

リニューアルチェンジ!高柳小学校図書館

 高柳小学校は,校内のあちらこちらに,
手づくりの素敵な掲示物があり,ワクワクする小学校です。
図書室も・・・入ってすぐ目に飛びこんでくる「森の図書館」。
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森の動物たちが読んでいる本の表紙を指さして
「この本読みたい!」とリクエストされることもあります。

そんなワクワクする高柳小図書館は,この夏大きくリニューアルしました。
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猛暑のなか汗だくで新しい高段書架を組み立ててくださる業者さん。
柏市学校図書館アドバイザーや歴代の指導員,校内の様々な先生方が
リニューアルをささえてくださいました。有難うございました!

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夏休みの間に,あふれていた蔵書はすっきり分類順に整いました。
そして2学期がスタート!
「わぁ広くなってる!」「明る~い」と評判は上々。
夏休み前に本をかりた時と,かえす場所が違うので,
始業式の翌日から全24クラスでミニオリエンテーションをし,
リニューアルのお披露目をしました。

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9月は,新しい本の展示会もありました。
分類別に展示されたテーブルを順番にまわって味わう味見読書。
好奇心旺盛な,やなぎっこたち。
様々な本との出会いがありますように!

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蔵書が全て書架内におさまって学習作品を展示するスペースもできました。
6年生が国語「川とノリオ」の並行読書で,様々な戦争の物語を読み深め,
登場人物の心情になって日記を書いた「登場人物たちの日記帳」。
たくさんの下級生たちが手にとっています。
最高学年の作品から,良い刺激をたくさん受けることでしょう。

来月は図書委員会主催「秋の読書まつり」がはじまります。
1学期の図書委員会おすすめ本コーナーは大人気でした。
今度は,パネルシアターやクイズなどを企画してくれています。

生まれかわった高柳小図書館で,やなぎっこの本の世界が
どんなふうに広がっていくのでしょう。楽しみです。

「おもしろかった‼」この一言のために~柏市立高柳中学校

【朝から開館しています】
 高柳中図書館は,図書ボランティアの皆様のご協力により,毎朝7時10分から8時までと放課後も開館しています。明るく静かな図書館で,読書をしたり勉強をしたり,それぞれに充実した時間を過ごしています。


 図書館を利用した授業の成果



【読んで欲しい本 高津風文庫】
 東部地区の小中学校6校と連携して,「小学校・中学校の9年間でこれだけは読んで欲しい」という本を選んだものが高津風文庫です。中学校の3年間では15冊あり,クラス貸出をしています。




【楽しく活動 図書委員会】

 「全校に本のすばらしさを広めよう‼」を活動目標に,図書委員としての役割をしっかり果たしてくれています。



 一番大きな活動は,10月の高翔祭で行われる,図書委員会主催のビブリオバトルです。発表者が本に対する熱い思いを語ってくれる中,図書委員は,事前準備から当日の進行,最後の開票まで,大忙しに頑張っています。



 毎年のイベントとして,図書委員おすすめの「文庫X」の貸出をしています。どんな本が入っているかは,借りてからのお楽しみの「文庫X」。手作りのしおりのプレゼントと共に,あっという間にすべて貸出になります。


 少しでも時間があったら,とにかく寄ってみる。
高柳中学校のみなさんにとって,そんな図書館であることを願って,これからも魅力ある図書館作りを頑張ります。


第6回柏市学校図書館指導員研修会

 9月9日(月)に,第6回柏市学校図書館指導員研修会が行われました。

○笹間コーディネーターより,夏休みに市立図書館に協力した「マンデーライブラリーラボ」について,当日の指導員の活動や参加児童の様子について動画を使用してご報告いただきました。
公共図書館との連携や、今後の授業実践へのアドバイスなどもありました。

○大野アドバイザーより,2.・3学期の業務について実践的なお話がありました。
すぐに活用できる資料も、たくさんみせていただきました。


。指導員からも、代表で向坂指導員から図書館内の環境整備について,曽我部指導員と玉田指導員からは,小・中学校の授業支援についてそれぞれ報告をしてもらいました。

午後は,グループワークで小学校新教科書(国語)の研究を行いました。新しくなる教科書をじっくり見ながら,どの単元でどんなふうに図書館活用ができるかを意見を出し合いました。




また,教育システムの本間氏からは,学校図書館オンラインについて具体的な指導をしていただき,あらためて実務に必要なスキルを再確認することができました。

これからも「学びを広げる 知識を深める 心を育む学校図書館」をめざして取り組んでいきます。

読書と情報発信の場~大津ケ丘中学校

 大津ケ丘中学校の図書館は,窓から正門が見える2階の明るい場所にあり,
約10,800冊の本を蔵書しています。

 昼休みや授業で,読書の場,学習の場,新聞を読む場として活用されています。

★情報発信の場・・・図書館廊下
 
 廊下には,読売新聞の朝刊や注目記事の切り抜き,お知らせなどが掲示されており,
先生や生徒が,最新情報をいつでも見ることができます。

★授業での活用
 ・1年国語「ベンチ」

  「あの頃はフリードリヒがいた」をひとり一章読み,原稿を作成し,班内で
   ブックトークをしました。
・2年国語「夢を跳ぶ」

     困難を乗り越えた人の関連本を読み,感想を書きました。
        授業後に展示された本を読んでいる生徒もいました。

★図書委員会の活動
 ・昼休みの仕事の他,読書の記録の管理,新聞の投稿への呼びかけや
  図書委員だよりの発行などをしています。
 

・7月の新刊展示会の司会,進行は図書委員が行いました。国語の授業で全クラス
 が来館し,5分ごとに机を移動して色々な分野の本の味見読書をしました。

 大津ケ丘中学校図書館は,本や新聞から,活字にどんどん親しみ,図書館からも
情報を発信する(NIE他)活動を目指していきます。

第2回 司書教諭・学校図書館指導員合同研会

7月26日(金)に 第2回司書教諭・学校図書館指導員合同研修会 / 第5回学校図書館指導員研修会 が行われました。
午前が学校図書館指導員研修会,午後から司書教諭が合流しての合同研修会です。


○1学期の巡回・授業の様子紹介
笹間コーディネーターより「主体的・対話的で深い学び」のために、
授業支援を行う際に心掛けることについてお話を伺いました。
小中さまざまな学年の単元に沿った具体的な支援の仕方や、すぐに活用
できる実践報告が聞けて2学期に向けての活力となりました。


○子ども司書講座について
大伯指導員より「子ども司書講座」についてお話を聞きました。
新しい指導員が増えたので、必ず教えたいことなどや心がけの確認ができました。
各学校独自で行っている工夫などもアンケートし共有します。


お昼からは司書教諭との合同研修です。

○ポプラ社 上原てるみ氏の「調べ学習に生かすポプラディアネットの使い方」  
実際にスマホを使ってポプラディアネットの幅広い利用方法について話して下さいました。
文字だけでなく音声や動画もそろっている知識の宝庫を,子どもたちと一緒に
どんどん使いこなす必要を感じました 。


○実践プロジェクトチームでの1学期の振り返り
中学校区での実践プロジェクトの話し合いでは,司書教諭,図書館指導員が一緒に
2学期にむけて更に各校で取り組む事,小中連携でできることなどを検討しました。


7月の研修を通して更にパワーアップし,2学期に備えたいと思います。

第4回柏市学校図書館指導員研修会

7月19日(金)に第4回学校図書館指導員の研修会が行われました。
夏休みに入る前の大事な研修会です。

○モラルアップ研修 

教職員課 入澤副参事から、守秘義務や情報セキュリティー対策などの「公人」7つの
行動規範についての講義を聞きました。
いろいろな場面での対処法などを、グループ協議を交え教えていただきました。
チーム学校の一員として、つねに身を引き締めて行動しなければいけないと
再確認できた貴重な講義でした。



○選書検討会

来年度小学校の教科書が変わることをふまえての、今年度一回目の「選書検討会」です。
リーダーが中心となって、小中学校に分かれ検討会を行いました。 
各学校の選書リストとおすすめの本2冊(読み物・調べ学習)を持ち寄って
今年度の選書方針や、重点をおいたところなどを中心に話し合いを進めました。


お昼を挟んで午後からは、一学期の勤務の振り返りとリーフレットをもとにした
授業支援の情報共有をグループで行いました。
勤務の振り返りは、できたことや困っていることをシートに記入し支援計画簿に貼って
今後の勤務に役立てます。

国語以外の教科でどのような支援を行ったか付箋に書き情報共有することによって、
今後の課題などが見えてきました。

誰もが使いやすい図書館を目指して―柏市立富勢中学校―


富勢中学校の図書館は一階中庭に面しており、冬の一時期を除き直射日光に煩わされることなく図書にとっては良い立地です。

 

開館時間は昼休みと図書館指導員在室時です。指導員は週に三日しかいないため週に二日は図書委員がメインで開館してくれています。そのため、図書委員がカギを開けるまでの待ち時間が退屈でないように、図書館前には暇つぶしに読めるものを常に掲示してあります。

 

入ってすぐのところに図書委員おすすめの本を置くコーナーがあります。

 

また、図書館カウンター横には読書支援ツール“リーディングトラッカー”が置かれています。

近年いろいろな種類の読書支援ツールが出ていますが、これはその一つです。

文字の読み飛ばしが激しいとか何度も同じ行を読んでしまうといったことを防いでくれます。特にすごく困ってはいないけれど、使ってみたら楽だったという話も聞きます。

 

誰もが使いやすい敷居の低い図書館を目指しています。

本が大好き!花野井小学校

花野井小学校は,住宅街の中にある静かで,緑が多い学校です。

読書記録『知識の宝箱』は田中中学校地区全校(田中中,田中小,田中北小,花野井小)で取り組んでいます。
今年度は,毎月集計をして『知識の宝箱の木』に名前を書いていきます。
35冊で葉っぱ,70冊で花,100冊で実をつけます。どんどん,若葉が増え,花や実になっていくのが楽しみです。


学校図書館のなかに『りかコーナー』ができました。
今の展示は「アオスジアゲハ」の幼虫と「メダカ」です。



学校図書館の本で調べてまとめる学習は,各学年がんばっています。






読み聞かせボランティアさんに読んでいただいた本を展示するコーナーは,すぐに貸出中になってしまいます。みんな,読み聞かせが大好きです。




図書委員も大忙しです。
6月のブックフェアはスタンプカード。『3冊借りられる券』がもらえます。
また,今年度も図書委員主催でビブリオバトルを開催します。第1回は1年生も楽しめるように「絵本のビブリオバトル」です。バトラーの図書委員は,本番に向け練習中です。

学校図書館が大好き!本が大好き!そんな子どもたちでにぎわう図書館を目指します。

気軽に来られる図書館です ~逆井小学校

逆井小の図書館は3階に2部屋あります。
0~8類の図書室と9類の読書ルームに分かれています。
児童の教室から近いため休み時間はたくさんの児童が来てくれます。
中でも同じフロアの3・4年生が一番多いです。

 

 

 

  こちらは廊下の読書の木です。見てください。高学年の花が一番多く咲いています。

このような学校は珍しいでしょう?
去年は高学年の名前の掲示が少なかったので,今年は目標冊数を下げ全員の名前の掲示を目指しています。

 

こちらはつい最近行っていた図書委員会のイベントです。
その名も「ラッキーアンラッキーゲーム」。
本を借りた数だけ「くじ」を引けるというものです。
くじには点数があり10点集めると「図書委員体験券」か「図書予約券」のどちらかを選べます。
大盛況で連日長い列ができました。



読書ルームには片隅にリーディングヌックがあります。
おしゃれな名前とはかけ離れた場所ですが,本棚で半分隠れるこのスペースは隠れ家的で,図書館で一番人気の場所です。

こっそり本を読んだり,低学年に読み聞かせをしたり,
図書とは関係なくお友達とおしゃべりしたり,時には先生と児童が話していたりといろいろに使われています。

年々図書の利用率が上がっている逆井小,今年も楽しみです。

主体的な学びを支える,身近な図書館を目指して 柏の葉中学校

 柏の葉中学校は,道路の向かい側にある柏の葉小学校と「夢のかけ橋」でつながっていて,様々な場面で小中連携教育が行われています。図書館では,中学校での学びへの道筋として,中学生が小学生へ読み聞かせをしたり,柏の葉小6年生が中学校図書館を使用するなどの交流活動を実践しています。

 一面ガラス張りの,明るく広々とした図書館は,学習・情報・読書センターとしての機能が充実し,様々な教科の授業が行われています。

☆学習・情報・読書センター機能

 隣のコンピュータ室とのしきり扉を開放し,インターネットと本の両方で調べ学習をすることができます。総合の授業では,多くの資料や情報の中から自分に必要な情報を選び,ワードやパワーポイントでレポートを作成する学習をしました。様々な教科で図書館を利用することで,調べ学習の方法が身につき,自発的に本を使って疑問を解決しようとする姿勢が見られます。


 レンガの柱に設けられた特設コーナーには,授業に関連した本を収集し,生徒の興味や疑問を引き出すような展示の工夫をしています。

☆読書センター機能

 読書の幅を広げてもらおうと,学習図書委員のおすすめ本をPOPと一緒に展示しています。昨年度一年生の授業で作ったPOPもファイルにまとめて見られるようになっています。


 ろう下側の読書コーナーは,静かに本を読むことができるリラックススペース。図書館で一番人気の場所です。

 柏の葉中学校図書館は,学校生活における様々な情報収集や情報活用の場であり,また,心の糧となるような本に出会える場所として,身近で使いやすい図書館を目指します。

第1回司書教諭・学校図書館指導員合同研修会

令和元年523日(木),沼南庁舎大会議室において

3回柏市学校図書館指導員研修会が行われました。

〇講義「学校図書館へ行こう!~学校図書館指導員にできること~」

 講師:柏市学校図書館コーディネーター 笹間ひろみ先生

先生方との連携の大切さや授業支援のポイントについてお話がありました。

〇新刊展示会の見学・情報交換

 グループに分かれて展示会の見学と情報交換を行いました。

TRCによる新刊展示会会場


グループでの近況報告や情報交換


〇昼食・休憩


【午後】司書教諭・学校図書館指導員 合同研修会

沼南庁舎大会議室において,

1回 司書教諭・学校図書館指導員合同研修会が行われました。

〇今年度の柏市学校図書館活用

 指導課より,今年度の重点目標や授業実践プロジェクトなどについて

 説明がありました。

柏市の方針について(指導課より)

 

〇講義「授業に学校図書館を!~楽しく力のつく授業のために~」

 講師:柏市学校図書館コーディネーター 笹間ひろみ先生

 新学習指導要領の内容に従って,司書教諭の役割や学校図書館の活用例について

 お話がありました。

 具体的な単元例を示しながらの講話

 

〇実践についての話し合いと展示会見学

 学校ごとに司書教諭と指導員が顔を合わせ,今年度の図書館活用について

 話し合いました。また,新刊展示会を一緒に見学し,自校の選書についても

 意見交換をしました。

 

合同研修は,普段はお忙しい司書教諭の先生と図書館活用についてお話しする

貴重な機会となりました。「連携」を大切に,それぞれの立場で図書館活用を進めていきましょう。


第12回柏市図書館指導員研修会

平成31年3月18日(月)沼南庁舎大会議室において
第12回柏市学校図書館指導員研修会が行われました。

○実践発表とおすすめ本紹介

今年度のまとめとして,一人ずつ実践発表とおすすめ本の紹介を行いました。
実践発表は「学校図書館活用活動記録」の中身を中心に,おすすめ本は読み物と
調べ学習の本を1冊ずつ紹介しました。

小学校グループ



小学校グループ②



中学校グループ

○昼食・休憩

〇新マニュアル披露
今年度改訂された「柏市学校図書館運営マニュアル」(左)が配られました。
※右は「学校図書館活用 活動記録」学校図書館指導員編

新しいマニュアルは①図書館指導員個人,②司書教諭 ③学校保管 
3部配られる予定です。

初めて学校図書館に携わる人にもわかりやすく改訂されました。

学校図書館運営の指針として大いに役立てていただきたいです。

 

○実践発表の講評
指導課の先生方から実践発表の講評がありました。
 
 
〇退職者の挨拶と新年度の配置校が発表されました。

   
新年度も学校図書館活用がさらに進むよう共に学び合っていきましょう。

「授業で使える図書館」をめざして~風早北部小図書館

 沼南地区にある風早北部小学校は生徒数が850名を超える大規模校です。風っ子図書館では本棚が足らないのが悩みの種でしたが,先生が本棚を手作りしてくださり,新しい本を入れるスペースが増えました。

 本年度は「授業で使える図書館」をめざして,さまざまな取り組みを行いました。
たとえば,1年生は国語「だれが,たべたのでしょう」の単元で,図鑑を使って動物クイズを作りました。



 2年生は,『ぼうしをかぶったオニの子』で二人読みに挑戦! 
3学期には『ともだちや』で読書会をしました。


 
 4年生は,各自テーマを決めて,本を2冊ずつ紹介する読書発表会を行いました。友だちが紹介した本はみんな読みたくなるようです。


 
 5年生は,宮沢賢治や椋鳩十の本を読んで,本の帯やPOPを作りました。出来上がった作品は本といっしょに展示中。本選びの参考になっています。


 
 風っ子図書館には,力強い味方がいます。
<おはなし風っ子>の皆さんが読み聞かせをしてくださる火曜日の朝と金曜日のお昼休みは,子どもたちが楽しみにしている時間です。また,図書委員と子ども司書は毎週金曜日の給食の時間に放送ブックトークをして,おもしろい本を紹介しています。


 多くの人々に支えられている風っ子図書館。
これからも子どもたちが心に残る本とたくさん出会えますように。

第11回柏市学校図書館指導員研修会

平成31年2月19日(火)に沼南庁舎において,
第11回柏市学校図書館指導員研修会が行われました。

午前:柏市学校図書館指導員研修会
    学校図書館マニュアルのリーフレット版(学校図書館を活用した単元例)を
    参考に図書館利用指導の説明等


午後:司書教諭と合同研修会
    授業実践プロジェクト平成30年度発表チーム 
    6中学校区の発表
     ・松葉中・柏の葉中学校区
     ・富勢中学校区 
     ・柏第二中学校区
     ・酒井根中学校区
     ・逆井中・南部中学校区
     ・手賀中学校区 



各校の熱のこもった発表に,今後ますますの学校図書館活用が期待されます。

旭小図書館にようこそ! 〜学べて楽しい図書館を目指して〜

「失礼します!」「よろしくお願いします!」
今日も元気な旭っ子が図書館にやってきます。
旭小には中・高学年向けと,低学年向けの2つの図書館があります。
図書館には,時季や学習内容に合わせた掲示物を貼っています。
今掲示しているのは,  図書委員会で実施中の「50冊達成の花!」です。
図書館での貸し出し冊数が50冊を超えた子どもに,花びらカードを渡して
名前とおすすめの本を書いてもらいます。



たくさんの花が咲いてきました。

図書委員と子ども司書による今年度2回目のビブリオバトルも開催されました。
会場準備,司会,タイマー係,投票用紙係とすべて5年生の図書委員が分担して
手際よく進めていきます。

どのバトラーも落ち着いてしっかりと自分の本をアピールすることができました。
「全部読んでみたくなった。」という感想が多かったです。


1年生は,国語の「おはなしどうぶつえん」の勉強のあと,
「ジオジオのかんむり」で読書会を行いました。
人によっていろいろな感想があるのも発見のひとつです。


3年生は調べ学習で日本の祭りについて調べています。
どの本に詳しくのっているかな?

旭小図書館は,読み聞かせボランティアの方々や,保護者の方々をはじめ,
たくさんの方々に支えられています。
これからも,学習に役立ち,通うのが楽しみとなるような図書館を
目指していきます。

楽しさいっぱい♪ みんなでつくる、あそべる図書館 柏第四小学校

柏第四小学校は、各学年4クラス、生徒数740人のにぎやかな学校です。

図書館には、いつもたくさんの子どもたちがやってきてくれます。

 

入り口の前では、マスコットキャラクター「四ノ宮本二郎」がおでむかえ。

1学期に四小のみんなが応募してくれたキャラクターの中から、投票でえらばれました。

 

 

どうですか?

「二宮金次郎」と「四小図書館」とをかけた、この抜群のネーミングセンス!

今ではすっかり、四小図書館の顔になっています。

 

図書館のいたるところに「本二郎」が。


 

右の案内板は、絵のじょうずな6年生がつくってくれた力作です。

 

四小図書館には、あそべるしかけがいっぱい。

現在は、図書委員さんお手製の「図書館クイズ」を実施中です。


 

みごと正解すると、今年度貸し出しの多かった本の中からえりすぐりの一冊を入れた「本のたまてばこ」が借りられる特典も!

たまてばこゲットめざして、みんながんばっています。

 

ほかにも、いつも読み聞かせをしてくれる読書ボランティアさんへお礼のお手紙を書くコーナーや、

 

 

 

 外国の子どもたちとの文通コーナーも。

日本について紹介したり、いろいろな文化のちがいを肌で感じたりすることができます。


 

昨年の秋には、四小のみんなが書いた手紙をびんにつめて、外国のお友だちに送りました。
外国のお友だちからは、日本とは異なる生活のようすを伝えるカードや写真がとどきました。

今度は、四小手づくりかるたやおりがみを送る予定です。

 

みんなでアイディアを出しあって、実際に形にしたり、体験したり、楽しみながら、さまざまなことを学べる場。

四小図書館がそんな場になるよう、日々試行錯誤をつづけています。

 


第10回柏市学校図書館指導員研修会

平成31年1月21日(月)に沼南庁舎において,
第10回柏市学校図書館指導員研修会が行われました。

■柏市教育研究所の北村大明先生による講演会
 テーマ 「特別支援の立場からみた子どもを支える学校図書館の在り方」
■指導課より来年度のオリエンテーションについて


■グループに分かれて選書についての学習会
 ①今年度の選書について検討(選書リストを使用して)
 ②来年度の選書について意見交換
 (各教科の単元やテーマ・学校の実情等を考えて,どのような本を選んでいくか)

2019年も子どもたちひとりひとりのために,柏市学校図書館指導員は学んでいきます。

発見があり,学べる図書館を目指す 柏第三中学校

 柏三中の図書館は,校舎3階の角にあります。
第1図書館には,主に0類から7類の本,第2図書館には8類・9類の本が置かれています。
柏三中入口

【三中図書館のゆるキャラ「かぶ太郎」】
 第2図書館では,「かぶ太郎」がみんなを待っていてくれます。
今年はリニューアルし,物語をダイジェスト版にまとめました。
この「かぶ太郎」が誕生したのは5年以上前ですが,今年も学習図書委員が作成する
「図書通信」にイラストや4コマ漫画で登場しています。
かぶ太郎

【授業でも使われています】
 今年度のビックイベントといえば,MMG(みんなでつくる魅力ある学校)です。
2年 国語では,「平家物語」の教科書以外の6つの物語をグループに分かれて,調べ,みんなに発表しました。
それ以外では,1年生は「ベンチ」「蜘蛛の糸」を学んだ後に,POPや帯を作成しました。
3年生では「奥の細道」で,自分の好きな俳句を見つけ,歌の意味を調べたり,イラストを描いたりしています。
第2図書館入口

【今年もやります 本の福袋】
学習図書委員が考えたテーマに沿った本が入っています。
たくさんの生徒が借りてくれると嬉しいです。
本の福袋

【今年 初イベント 本のおみくじ】
本のおみくじ
 本の福袋の次は「本のおみくじ」です。図書館指導員の簡単な提案に,学習図書委員が色を添えてくれました。
おみくじの内容も個性が出ています。選んだ人が幸せになるといいです。
おみくじの内容を一部ご紹介。
「この本を選んだあなたは 末吉です。この本はささいなことではありますが,自分の知らなかったことが明らかになります。
その隠されたところを上手く使い,他人に役立てるようにがんばれば,きっといいことが起こるでしょう。」
「この本を選んだあなたは 小吉です。この本は,文芸部のお話で,俳句が好きでない人でも読んでいくうちに俳句の楽しさや
面白さが伝わってくると思います。今年は俳句を作ってみるといいでしょう。」

学習図書委員の活動として「学習図書委員による給食タイムブックトーク放送」は,5年以上続いています。

目から耳から今年もいろいろな方向から,たくさんの本と触れ合える,知識が広がる学校図書館を目指します。