柏市学校図書館紹介blog

市内小中学校63校の学校図書館活用の様子を紹介しています

本と仲良しになろう!高柳西小図書館

 高柳西小学校はいつも、明るい子どもたちの声であふれています。外で過ごすときは元気いっぱいの子どもたちですが、学校図書館では、一人ひとりが夢中になって本を読む姿がみられます。

 

【秋のイベント計画中!】

 10月は、図書委員会がもっとも忙しい季節です。秋の読書週間に合わせて、図書委員全員で、アイディアいっぱいのイベントを企画します。今年のイベントは、本を1冊多く借りられるチケットが当たる「図書ビンゴ」と、放送による「読み聞かせクイズ」。

 

 1年生から6年生までみんながビンゴを楽しんでくれるように、ビンゴカードやチケットを、飾り文字や手描きのイラストをちりばめて作っています。とてもていねいで、心のこもった1枚ができあがります。

 

 

 放送での読み聞かせは、声だけでおはなしを伝えるのがむずかしいところです。聞いている人たちに楽しんでもらえるように、読むところの分担や声の出し方を工夫して、くり返し練習しています。

 

 

【読書だけじゃないよ!図書館で日本一周】

 校長先生の声かけで、夏休みにでかけたところのパンフレットを集めています。誰かが出かけたところは、大きな日本地図に赤いシールで印をつけました。休み時間には、友達がでかけたところのパンフレットをながめたり、地図で場所を確かめたりする高西っ子の姿が。学校図書館は、本を読むだけではなく、いろいろなことに興味を持つきっかけになる場所でもあるのです。

一期(一冊)一会を大切に 光ヶ丘中学校

 光ヶ丘中学校の図書館は、校舎2階、3年生の教室の並びにあり、昼休みには多くの生徒が訪れます。約14,000冊の蔵書が光中の学びと読書を支えています。

 3年ぶりに全校で行われた体育祭。校庭に面した明るい図書館には、練習に励む生徒たちの、元気な声が響きました。

 

【授業での活用】

 1年生の国語「ベンチ」では、作品の舞台となったナチス・ドイツ時代の社会について、興味を持ったことについて本を使って調べ、ライブラリーナビにまとめました。

 「ホロコースト」「アンネフランク」「杉原千畝」「人種差別」など、調べたテーマは多岐に渡りました。

 「歴史は消せないけれど、繰り返さないことはできる。つらい過去を知ることも大切だと思った。」「こういったことを調べる機会を作ってくれて、たくさんのことが知れた。差別を無くす仕事をしたい。」などの感想があり、授業での学びを通して、生徒それぞれが、自分の問いに向き合う時間を持つことができました。夏休み中に全員が完成させたライブラリーナビの作品は、校内審査を経て、「第6回柏市図書館を使った調べる学習コンクール」に出品します。

 このほか、2年生国語では、本とクロムブックを併用し、SDGsを調べてまとめたうえで、明日からの自分の目標を宣言する活動、3年生国語「おくのほそ道」では原文、訳を読み比べ、キャッチコピーを作る活動などが行われました。今後も各学年で図書館を活用した授業が予定されています。

 

 

 

【図書委員の活動】

 光中の図書委員会はアイデアを出し合い、熱心に活動を行っています。

 昼休み中の開館業務はもちろん、給食時の放送でのブックトークや、全校しおりコンテストの企画運営、図書委員のおすすめ本コーナーのPOP作成など、光中の読書活動は図書委員によって支えられています。

 本年度は、新入生歓迎展示として、「一冊一会」コーナーを実施しました。図書委員がそれぞれ選んだおすすめの本の書き出しの一行のみを紹介するPOPを作成し、題名や著者名はわからないまま貸出をする、というものです。

 中学校3年間という限られた時間の中で、出会える本はまさに一期(一冊)一会。一生心に残るような本との出会いを、図書委員と一緒にお手伝いしていきます。

 

 

 

【 いつでもそばに、本を 】 名戸ヶ谷小学校

 名戸ヶ谷小学校は児童401名の、笑顔あふれる小学校です。学校の周りには田んぼやビオトープなどの自然が多く、子どもたちは地域の方々と一緒に米作りを行うなど、たくさんの方々に見守られながら、のびのびとした学校生活を送っています。

 そして、子どもたちの元気な声が響く3階中央に、名戸ヶ谷小学校図書館は位置しています。2年生と3年生の教室に挟まれ、毎日多くの子どもたちが利用しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 また、当校は読書活動を長年大切にしており、学校全体を通じて図書への関心がとても深いです。毎朝「読書タイム」を設けており、子どもたちは自分で用意した本や、学校図書館の本を読んでいます。他にも、各学年のブックトラックには単元に合わせた本や図書委員おすすめの本などを配架し、本が身近に感じられる環境を作っています。

 さらに、栄養教諭と連携し、毎月、給食と本のコラボ「おたのしみ給食」を行っています。本に登場する料理や食材を使った給食を出してもらい、子ども司書による読み聞かせ放送を全校で見ながら、おいしく給食を食べています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 1学期には、図書委員おすすめ「本のおたのしみ袋」のイベントを行いました。多くの子どもたちが楽しそうに本を選んで借りていく姿が見られました。図書委員会では毎学期イベントを行うことを目標とし、「みんなが来てくれる楽しい図書館」を目指しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 名戸ヶ谷小学校図書館は2学期もみんなで力を合わせて、よりよい図書館づくり、読書の楽しさを広める活動をしていきます!

第3回 学校図書館指導員 新人研修・全体研修

9/1(木)沼南庁舎502会議室で、第3回新人研修が行われました。

今回の新人研修は、全体研修に先立って「①選書と除籍」「②授業支援」「③蔵書点検」について

指導課の先生方より、ご指導いただきました。特に「②授業支援」の中で、「ビブリオバトル体験」を

実施し、新人学校図書館指導員たちの本に対する熱い思いを知る機会となりました。

 

また、9/6(火)には沼南庁舎大会議室で、対面での全体研修が午前・午後に分かれて行われました。

今回は、二学期の業務について、また学校図書館PCリプレイスに関する研修です。

さらには「ステップアップ研修」に「グループワーク」と盛りだくさんの3時間になりました。

 

【二学期の業務について】:大野都学校図書館アドバイザー

 

【PCリプレイスに関して】:教育システム 本間氏

 

【ステップアップ研修】:笹間ひろみ学校図書館コーディネーター

今回のステップアップ研修のテーマは『廃棄について』です。

2021年に改訂された「学校図書館図書廃棄規準」をもとに、各学校での悩みや困りごとをグループで

話し合い・共有しました。

 

【グループワーク】グループ交流「Sagasokka!」の活用について

7月に実施した「司書教諭合同研修」での各中学校区での話し合いを、学校図書館指導員同士で共有しました。

今後どのように「Sagasokka!」の活用をすすめていけるか、学校図書館指導員という立場を通して

どのような支援ができるか、様々な意見が飛び交いました。

 

今回の研修では、各学校の取り組みや困りごとなど直接話し合いをする時間を多く取ることができ

学びの多い、充実した研修となりました。

学んだことを各学校へ持ち帰り、豊かな「読書の秋」を実らせます。

 

 

 

第2回 司書教諭・学校図書館指導員合同研修

7月29日(金)、第2回 司書教諭・学校図書館指導員合同研修が、Teams(Web)で実施されました。

 

★講義 「本とICTの併用」~「調べる」学習をどう支援するか~

    笹間ひろみ学校図書館コーディネーター

 

  

 今年度の柏市学校図書館の重点は「本とICTの併用」、学習・情報センターとしての学校図書館活用の推進

であることを確認し、「調べる」学習の支援の手立てを学びました。

 実践例として、「Sagasokka!」を活用した授業や、課題設定でのレファレンス・ブックの活用について

紹介していただきました。

 

★講義 「学習・情報センターとしての学校図書館のあり方」
    講師 白百合女子大学非常勤講師 袖ヶ浦市教育委員  中村伸子先生

 

 

 学習・情報センター機能を充実させ、疑問が解決できる学校図書館づくりについてご講義をいただき、

 袖ヶ浦市の「調べる学習コンクール」の長年の取り組みと、優秀作品を紹介していただきました。

 調べ学習で探求することは、自分の内面を見つめ直す機会になり、将来への道へと続いていくことを学びました。

 

★中学校区でのグループワーク協議

 中学校区に分かれて、学習・情報センターとしての学校図書館について、自校の取り組みの情報交換をしました。

  

 合同研修は、調べ学習の意義と、学習・情報センターとして学校図書館が果たす役割の大きさを改めて感じる

貴重な時間となりました。

 

自慢がいっぱい!増尾西小図書館

増尾西小の図書館は、B棟2階にある広々とした図書館です。

子どもたちの教室があるA棟とは少し離れていますが、休み時間にはたくさんの子どもたちが集う

憩いの場所になっています。そんな増尾西小にはたくさんの自慢があります!

 

自慢① 【大活躍の図書委員】

増尾西小は、委員会活動が活発です。

自ら進んで活動することができる図書委員のメンバーたちは、低学年が乱雑に

書架に戻した本を「こうやって入れてね」と丁寧に指導してくれます。

またイベントも盛んです。1学期は「なかよしルーム」で低学年向けの「読み聞かせ」が

ありました。お迎えからお見送りまで、自分たちで行いました。

 

 

 

自慢② 【学校図書館内の大型モニター】

柏市内、どこを探しても図書館内に大型モニターを設置している学校は他にありません。

この大型モニターを使ってPowerPointを使ったオリエンテーションや普段の読み聞かせまで

行うことができます!

 

 

 

自慢③ 【本好きな子どもたち!】

増尾西小の子どもたちは、とにかく本が大好き!

指導員をつかまえては「おすすめの本を教えてください」攻撃に嬉しい悲鳴の日々。

一冊でも多くの本と出会ってもらいたいと、新刊展示会も大々的に行いました。

連日満員御礼の大盛況となりました。

 

〈低学年向け・絵本読み物コーナー〉

〈リクエストの多かった怖い本コーナー〉

他にも、授業や調べ学習で使える本も興味深く手に取っていました。

 

これからも子どもたちの期待に応えられる学校図書館作りを目指します!

 

第2回学校図書館指導員研修

 7/5(火)沼南庁舎大会議室で、午前と午後に分かれて開催されました。

今回は体験型研修です。

 

・体験Chromebook

指導課の太田真奈美先生と教育支援アドバイザーの田中香穂里先生にご指導をいただきました。

 

 指導員1人に1台のChromebookが手渡され、子ども達が授業の中で使っているJamboardを体験しました。

4人1グループで付箋に言葉(しりとり)を入力し、貼っていくというゲームです。スプレッドシート体験

では、夏休みに行きたい場所を紹介し、コメントをし合いました。

 

・体験読書会

 小学校2グループ、中学校グループに分かれて読書会を実施しました。

 

・選書検討会

 各校の選書リストを持参し、情報交換をしました。次期の選書に向けて、みんな真剣に参加

しています。

 

 体験型研修を通して積極的な対話が生まれ、楽しみながら、学びの多い研修となりました。

授業単元での学校図書館活用を推進するために、これからも発信し続けていきます!

 

読んでワクワク、調べてワクワク、そんな気持ちを大切に 富勢小学校

富勢小学校は明治33年に開校した児童数656人の歴史ある小学校です。図書館は

2階で、第一図書室(9類の物語の本)と第二図書室(0~8類の調べ学習の本)

の2部屋に分かれています。年間を通して、読書センター、学習センター、情報

センターとして様々な活動を行っていますが、ここでは近況をご紹介します。

 

五感で絵本を味わう~栄養教諭とのコラボ◆

コロナの感染予防対策を十分行ったうえで、1年生がソラマメの皮むきを行いま

した。図書館指導員が「そらまめくんのベッド」を読み聞かせし、栄養教諭が

絵本に出てきたお豆をクイズ形式で説明しました。むいたソラマメはその日の

給食の献立です。児童からは「ソラマメって大きいね」「ベッドの中はふわふ

わだね」との声が…。五感をフル活用して絵本もソラマメも味わえたようで

す。

 

 

 ◆どこででも百科事典で調べ学習を~Sagasokka!(さがそっか!)の活用◆

柏市で今年度から導入されたSagasokka!(さがそっか!)の活用が、端末

に慣れた高学年から順次始まっています。6年生ではSDGsや修学旅行、

5年生ではお米やAIなどの調べ学習がさっそく行われています。さまざ

まな検索メニューや音声・動画情報など、本とはまた違ったデジタルなら

ではの良さを実感したようです。本と併用しての活用に期待です。

 ◎6年生の自学ノート。自宅での調べ学習にも役立っています。

 

◆ゴールデンアップルめざして~読書のりんごの木◆

毎年3月になると図書館の廊下の窓は、桜の開花でピンク色に染まるの

ですが、それにも増してこの春、図書館に華やぎを添えてくれたのは

「読書のりんごの木」です。これは貸出冊数に応じて、緑の葉、黄色

の花、赤や金色のリンゴの実がつくもので、昨年度から始めました。

今はまだ緑の葉っぱだけれど、ゴールデンアップルめざして、全校で

楽しく読書に励んでいます。

 

◎今はまださびしいけれど…(1・4・6年生用と2・3・5年生用の木の2本あります)

 

 ◎昨年度の「読書のりんごの木」。今年度は全員でゴールデンアップルを実らそう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【読みたい!知りたい!調べたい!に応える学校図書館】柏の葉中学校

柏の葉中学校は創立5年目の市内で一番新しい中学校です。

学校図書館は一面ガラス張りで明るく、床や書架は木の温かみが感じられる造りで、

生徒の憩いの場となっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 <人気の閲覧コーナー>

 

【情報発信する学校図書館】

本を読む楽しさを伝えるだけでなく、「知りたい」という知的好奇心を刺激するような

場所となるよう、日々、情報発信を心がけています。

カウンターには「今日は何の日」の掲示と、それに関連する「おすすめ本」を紹介する

コーナーを設け、毎日更新しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 <新聞コーナーと学習スペース>

 新聞コーナーでは、日刊紙2紙と中高生新聞を読むことができます。

英語の記事や投書欄、時事問題などは切り抜いて掲示しています。

昼休みには生徒たちが閲覧台を囲む姿が見られます。

2年生の国語の授業では、新聞の投書欄を教材として意見文を書き、

希望者は書いた文章を新聞社に投稿しました。

【学校図書館オリエンテーションと自校の推薦図書】

今年度は全学年で学校図書館オリエンテーションを実施しました。

3ケタの分類記号(NDC)と書架の配置を確認したので、本を

元の場所に返すというルールがほぼ守られています。

また、本校ではぜひ読んでほしい本を「柏の葉中推薦図書」として、

各学年20冊ずつ選定しています。その中から、指導員が各学年3冊ずつ紹介しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 <2年生の学校図書館オリエンテーション>

【タブレット端末と図書を併用した授業】

柏市の小中学校では一人に1台、タブレット端末が貸与されていて、

調べものをしたり、レポートをまとめたりと、日々、様々な授業で使用されています。

「絵本の制作」では、市立図書館からお借りした絵本を手に取り、対象年齢や絵本の

ねらいについて考えることから始めました。手描き派もいれば、フリー素材の画像で作る

デジタル派、混合派もいるようです。館内にあるイラストの本やポップアップカードの

作り方の本を参考にする生徒もいます。どのような絵本ができあがるのか楽しみです。

<3年生家庭科 絵本の制作 構成を考え中…>

 【図書委員会の活動】

「来館者と貸出冊数を増やしたい!」

という思いから、図書委員会ではポップの制作を行いました。

館内でおすすめ本とともに展示しています。

図書館だよりや昼の放送でお知らせしたところ、昼休みに利用する生徒が増え、

おすすめ本の貸し出しも増えました。

今後の活動としては、先生方へのおすすめ本取材、柏の葉小学校への読み聞かせなどを予定しています。

 

 これからも、「癒しの場」「信頼できる情報が得られる場」として、学校生活をサポートしていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

「子どもの力 図書館のためのブックフェア2022」がひまわりプラザで開催されました。

5月23日(月)から26日(木)、「子どもの力 図書館のためのブックフェア2022」が

ひまわりプラザ学習室で開催されました。

柏市学校図書館でお世話になっているTRC図書館流通センターの主催です。

 

24日は、合同研修会会場がひまわりプラザ大ホールでしたので、

多くの司書教諭・図書館指導員がブックフェアに参加し、

学校図書館にどの本を選書しようかと手に取っていました。

 

 

今回の「ブックフェア」は、SDGsに配慮した方法での開催となっており、

学校図書館での掲示や展示のヒントにもなりました。

 

第1回司書教諭・学校図書館指導員合同研修

5月24日(火)ひまわりプラザ大ホールにて第1回司書教諭・学校図書館指導員合同研修が行われました。

①指導課太田真子指導主事より「3つの視点から学校ができるアプローチ」として、

 読書・学力・GIGAについて講義を受け、生徒の読む力を伸ばす資料の大切さを学びました。

②笹間ひろみ学校図書館コーディネーターより「司書教諭と学校図書館の役割」の講義を受けました。

「選書Q&A」で学校図書館指導員共通の疑問にもご指導をいただきました。

③グループワーク(中学校区)で「学校図書館を活用した取り組み」について各校の「全体計画」を持ち寄り

 話し合い、交流する時間を持ちました。

④今年度から活用が始まる「Sagasokka!」の活用方法をポプラ社の上原てるみさんにご指導いただきました。

新しい授業のあり方について多くのことを学び、充実した研修となりました。

それぞれの勤務校で実践していきたいと思います。

みんなの知りたい!学びたい!意欲のお手伝いをします! 酒井根小学校図書館

 酒井根小学校図書館は,2・3年生の教室の階にありみんなが気軽に立ち寄れる環境にあります。

0類から7類の調べ学習の部屋と8類から9類の絵本の部屋が並んでいます。絵本の部屋には

絨毯が敷いてあるので,読み聞かせを行ったり休み時間には本を読みながらくつろぐ姿が見られます。

 

年間を通しての,さまざまな取り組みを紹介します。

 

◆学校図書館には欠かせない図書委員会

 ゴールデンウィークが終わり,新年度の図書委員会が本格的に始動しました。

今年度は,6年生10人,5年生10人,計20人の図書委員で活動します。毎日の貸し出し・返却から

始まり,おはなし給食,秋の読書まつり,図書新聞の発行など今年度もみんなが本を好きになり

図書館に足を運んでもらうための楽しい企画を,図書委員の子どもたちと共に準備していきたいです。図書委員会の活動の様子おすすめ本のポップ作成

 

◆読書センター・情報センター・学習センターとして

 1年生から6年生までのさまざまな単元の学びを支えています。

単元に沿った並行読書や調べ学習もさかんに行われています。

   

 <写真左>

  6年生 本の書評を小学校生活の集大成として作成しました。

 <写真右>

  5年生 「情報ノート」を作ろうの単元で新聞を使い著作権や要約の学習をしました。

チーム松二小図書館 松葉第二小学校

 昨年度、松葉第二小学校は、創立40周年を迎えました。

柏市北部に位置し、児童数は628人です。松二小図書館は校庭に面した2階にあり、

日差しがたっぷり入る明るい図書館です。

【新年度が始まりました】

①校長先生と学校図書館の連携

 学校が発行する『学校図書館だより』では、学校図書館館長である校長先生から

子ども達へ向けてメッセージをいただいています。

 

 

【学校図書館オリエンテーション】

②先生と学校図書館の連携

 最初の授業は、学校図書館オリエンテーションです。図書館の使い方やマナーについて学んだあと、

国語での学校図書館活用単元で、学校図書館での調べ方や情報活用を学びました。

 

 

2年生「図書館で本をさがそう」図書館案内図を見ながら、書架を確認しよう。(左上)

5年生「情報ノート」を作ろう(右上)

 

【委員会活動】

③子ども達と学校図書館の連携

 今年度初めての委員会活動です。委員長、副委員長を決めたあと、図書委員会の仕事内容を

確認しました。明日から休み時間の貸出返却や、おすすめ本の紹介などを実施していきます。

 1年間がんばります!!

 

【創立40周年を記念して、PTAから本を寄贈していただきました!】

④PTAと学校図書館の連携

 百科事典や国語辞典に加え、絵本の買い替えなどを中心に、109冊の本を寄贈して

いただきました。きれいな本を手に取り、喜ぶ子ども達の姿が多くみられました。

ありがとうございました。

 

 

 松二小図書館は、子ども達の「知りたい、調べたい、学びたい!」に応えるために、

学校と地域が連携し、学校図書館を推進していきます。

第1回学校図書館指導員研修

2022年4月5日。柏市学校図書館も小中63校、新学期がスタートしました。

GIGAスクール構想も2年目。

学校図書館でも今年度の重点として図書資料とインターネット資料を併用し、それぞれの特性を

生かした課題解決型の学習を支援することを定めています。

 

令和4年度スタートの研修もオンラインでの実施となりましたが、対面での研修と変わらない

内容の濃い研修となりました。

今年度は「柏市学校図書館指導員ハンドブック」が新たに導入され、学校図書館指導員が迷うことなく

学校での業務を遂行できる指針ができました。

 

 

学校図書館指導員は、柏市の各小・中学校に一人ずつ配置されていて、

それぞれの学校の学校図書館支援で、大きな役割を果たしています。

経験年数によって各自が目標を定め、学校図書館活用がスムーズにできるように日々

奮闘しています。

 

 

これからも柏市の学校教育になくてはならない存在であり続けられるように精進していきたいと

思います。

 

 

 

第12回学校図書館指導員研修

3月22日(火),今年度最後の学校図書館指導員研修が,Teams(Web)で実施されました。

研修①学校図書館活動報告発表

小学校4グループ,中学校2グループに分かれて,令和3年度の「学校図書館活用実践記録―学校図書館指導員編―」をもとに,自校の学校図書館の様子や授業実践について発表しました。
コロナ禍でも工夫を凝らして行った読書活動の様子や,図書とインターネットを併用した調べ学習の授業支援など,
図書館指導員の一年間の活動の成果を共有しました。

  

 

研修②インターネット百科事典「Sagasokka!」について

 ポプラ社の吉原麻依子氏より,「Sagasokka!」の特長と使い方を教えていただきました。
従来のポプラディアネットが,さらに充実した内容で使いやすくなっています。
柏市では児童生徒が使用する端末のクロームブックでも「Sagasokka!」を利用できます。
新しい確かな情報を得られるので,図書とインターネットの併用学習にとても有用だと実感しました。

 

研修③図書館オリエンテーション実演

図書館指導員のリーダーが,総合百科事典「ポプラディア」と「ポプラディアネット」の活用を組み入れた「図書館オリエンテーション」の実演を行いました。

小学校3年生のオリエンテーション「本で調べよう」
〇目次と索引の説明
〇図鑑・百科事典を使って調べる

  

中学校1年生のオリエンテーション「図書館で調べよう」
〇「図書」と「インターネット」の情報の違い
〇「インターネット」で調べる時の注意点

GIGAスクール構想で学校図書館が果たす役割を意識して,図書とインターネットの特性を生かした学習支援を確認しました。

雪が降る寒い一日でしたが,研修は熱く充実したものになりました。学んだことを,今後の学校図書館づくりと支援に生かしていきます。

 

知るって楽しい! 中原小学校

 中原小学校は,柏市南部の緑豊かな環境にあります。時々,珍しい虫が来訪!

その度に,図鑑で特性などを調べる子どもの姿もみられます。不思議だな?と思ったこと,

もっと知りたいと思ったことは,学校図書館で解決!たくさんの本が待っています。

 

【2つの図書館で学習します】

 『第一図書館』

  3年生~6年生が使用します。

 

   秋の読書月間に合わせて,新着本展示会を

  行いました。今年は,主にSDGsや理科,

  社会で調べる本,国語や道徳の関連本などが

  入りました。全クラスが来館し,味見読書で

  多くの本と触れ合うことができました。

  

 

 

          

 

  

 『よむよむランド』

  1,2年生が使用します。

 

   低い書架が新しく入り,少しリニューアル!

  入口には,きちんと脱いで揃えた上履きが並び,

  よむよむタイムが始まります。小さいながらも

  0類~9類が配架された図書館で,学年に合わせた

  テーマを持った授業が展開されています。  

    

  【楽しかったね!読書会】

  柏市では,読書会用の本として数種類,各40冊を借りることができます。ひとり

 1冊の本が手元に渡り,ゆっくりページをめくりながら,読み進めていきます。挿絵で

 気が付いたこと,好きな場面,主人公や友だちの気持ちの変化など,感じたことを

 伝え合うことができました。この経験が,学年が上がり『おすすめ本の紹介』や

 『ビブリオバトル』につながっていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【大好評!図書委員の読み聞かせ】

  1~3年生向けに,本の紹介も兼ねた読み聞かせの企画です。読む本は,自分が読んで

 おもしろかった懐かしい本や,今年購入の新しい本など,よく選ばれていました。読み

 聞かせ方を学び,リハーサルを重ね,本番です。少し緊張の様子!聞き手の子どもたちも

 心の中で盛り上がっていたのかな?とても楽しんでいました。

 *翌週からは,校内のクラス配信で行いました。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

【蔵書点検】 

  今年は3年ぶりに図書館全冊の蔵書点検を行いました。図書館ボランティアの方々の

 ご協力を頂いて,2つの図書館に分かれて1冊ずつ本のバーコードを読み取っていきます。

 この作業で不明本を把握し,校内に伝えることで,学校のみんなの本が正しい場所にある

 ことの大切さがわかりました。また,ボランティアの方々から「この本を子どもに読ませたい」

 との声も。学校の蔵書を知ってもらう機会にもなり,ご家庭で本の話題になったようです。

 

  

 

      

 

 

 

 

 

 

 

  分散開館など,学校図書館も制限がある中,教室では,並行読書や調べ学習が進んでいます。

 多くの本が学年の廊下のブックトラックに並び,PCとの併用で単元の理解も深まっています。

 調べたことをまとめる力もついてきました。読んで知ることは,とても楽しいですね!

  いつも中原小学校図書館は,興味や好奇心を持って学ぶ子どもたちを応援しています。

               

GIGAスクールの役割を担う学校図書館  手賀中学校

手賀沼の南部に位置する手賀中学校は,開校75年を迎えた歴史と伝統がある中学校です。

学校図書館は2階のほぼ中央にあり,蔵書数は約8,000冊,館内を見渡せる明るい図書館です。

★パソコンと図書の特性を生かした授業★

GIGAスクール構想が始まり,一人一台端末が配られた今年度,手賀中学校はGIGAスクール研究校として,

パソコンを積極的に活用する授業が行われています。

調べ学習では,パソコンだけでなく図書も併用することで,より確かな情報を得ることができます。

「図書館を使った調べる学習コンクール」には40人以上の生徒が作品を応募し,

図書とインターネットを上手に活用して調べました。

 

★NIEの取り組み★

全校生徒が通る2階の共有スペースに,新聞が配架されています。

毎日,日直の生徒が気になる記事を選び,要点や感想を記入して掲示します。

新聞活用学習として昨年度より継続しての取り組みです。

新型コロナウイルスやSDGsに関する記事が多く取り上げられます。

北京冬季オリンピックの期間は嬉しいニュースが並びました。

 

★図書委員会の活動★

図書委員は各学年2人,計6人で活動しています。

日々の貸出当番・学級文庫の管理のほか,「今日は何の日?」(記念日)を調べて廊下に掲示しています。

どの日も様々な記念日があり,何を選ぶか図書委員のセンスが光ります。

 

3年生が卒業する日が近づいてきました。

新しいステージへ進む3年生に,エールを送る本を図書委員と一緒に選びました。

「勇気が出る本」「社会を知る本」「悩んだ時に支えになる本」が並びます。

 

うれしい時もつらい時も,読書は自分を支えてくれます。

人生をより豊かにする本や情報と出会える場となるように,

時代の変化に合わせて手賀中学校図書館も成長していきます。

夢と不思議を見つけよう,広げよう! 藤心小学校

◆ようこそ,藤心小図書館へ!◆

 藤心小は児童数361人,まわりを緑に囲まれた静かな環境にあります。

 図書館は1階の職員室の向かいに位置しています。

◆しげったかな?読書の木◆                      

 読書の記録の枚数によって,「読書の木」の葉の色が変わって

 いきます。

 たくさん読んだ人は,「殿堂入り」に掲示されます。

 自分のおすすめ本を持ってにっこりポーズ!みんなの笑顔が新鮮です。

 

 

  

 ◆給食コラボ◆

  栄養士の先生と相談して行っているおはなし給食のほかに,

  1月の「全国学校給食月間」では,地域の特色あるメニューに

  合わせて,地理関連の本を展示しました。

  立ち止まって読んでいる児童も多かったです。

 

 

 

◆活躍しています,図書委員会◆        

 委員会の開催回数は限られてしまいましたが,図書委員は

 貸し出し返却の他に,各学年のブックトラックへの本の移動,

 学習に使った本の返却,POP作り,本の修理と活躍しています。

 

 

 

 

 

◆調べ学習◆

 4年生国語「『便利』ということ」では,本とクロームブックを並行して

 自分の調べるテーマについてまとめました。

 6年生国語「伊能忠敬」でも,自分の読んだ伝記の人物について,

 年表や生き方,残した言葉などをわかりやすくまとめて発表していました。

 これからも,”夢と不思議”を見つける手助けのできる図書館をめざしていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

第3回司書教諭・学校図書館指導員合同研修

・1/18(火)に,TeamsによるWEB研修が実施されました。

【研修①】

・柏市学校図書館コーディネーターの笹間先生より,「本とインターネットの併用について」の

講義がありました。

 

【研修②】

講義「学校図書館における著作権について」

教育出版株式会社 第二営業部 竹村 尚 氏

・著作権の基礎基本,著作権法第35条についてご講義をいただいた後,

実際の教育現場の事例を基に,演習問題の回答を丁寧に教えてくださいました。

 5つのキーワードの視点を考慮することが大切だと学びました。

貴重なお時間をありがとうございました。

【研修③】

調べる学習コンクール総括

・指導課太田真子先生より,柏市のエントリー情報や審査の様子,来年度に向けてより良い

調べ学習のアドバイスをいただきました。速報として,文部科学大臣賞を受賞した作品の紹介

がありました。

【研修④】

・中学校区ごとに用意されたチャネルを使用し,司書教諭の実践報告会が実施されました。

学校図書館を活用した授業を発表したり,自校の取組を紹介したりしました。報告後は交流の時間

があり,様々な質問や意見を交換できる,貴重な機会となりました。

 

・一人一台端末での学びが始まり,日常的な活用の中で,著作権の取扱いを意識していかな

くてはならないと実感した研修でした。

 

トレジャーハンター土っ子

 土小は2021年大規模工事が終了し,学校図書館もリニューアルしました。

新しい昇降口を入ってすぐ右に進み白木の引き戸を開けるとそこは教室3つ分の

広さがある明るい図書館です。

25年ほど前に,これからは図書館が大事だ,という事から3つの教室を一つにする

ように改装されました。

小上がりになっている畳敷きには絵本が並んでいます。上履きを脱いでのんびりと

読書を楽しむことができます。土っ子デッキ(ウッドデッキ)にもつながっており

日当たりがとてもよく,晴れた日にはデッキでのんびりと本を読む姿もあります。

 

 

真ん中の部屋は主に物語の本,

さらに進むとテーブルと椅子のある調べ学習の部屋があります。

今年度より一人一台の端末を持って図書館に来る姿も当たり前になりました。

パソコンで調べながら本でも調べてみることで情報の裏付けができます。

中には「本のほうが早くてわかりやすい。」という声も聞こえてきます。

 

本を活用した授業の作品も図書館に並んでいます。

 

 

その中で土小の特徴の一つに「こどばの宝箱」があります。

本を読んで「だれかに伝えたい言葉」「つらい気持ちが消える言葉」「心があたたかくなる言葉」

「勇気をもらえる言葉」を見つけたらカードに記入,

せっかく見つけた素敵な言葉を土っ子のみんなで共有しようという取組です。

毎学期末に各学年ごとに優秀賞を選び表彰します。

本には知識の宝,心を豊かにする宝がたくさん詰まっています。

図書館にあるこの宝物を探す,トレジャーハンターたちトレジャーハンターたち,今度はどんな宝物をみつけるかな?