校長雑感ブログ

2022年10月の記事一覧

10月17日(月)東葛飾地方中学校駅伝競走大会のちょっと裏話

〇小雨が降り少し肌寒い朝でしたが、選手は朝6時過ぎに学校に集合し、マイクロバスで各走区間へ出発していきました。スタート地点の松戸市立中部小の周囲には、多くの選手と付き添い、応援の方々が集まっていました。3年ぶりに行われる東葛駅伝であり、3年前は前任校の西原中にいましたので、ピンクのユニホームでした。今年は富勢中のオレンジのユニホーム(ゼッケン番号204)を目印に、応援をしました。

〇午前10時一斉にスタート、コースには、広報車、審判車、白バイが先導し、最後は救急車も走っている本格的な駅伝です。31㎞の沿道には東葛6市から交通整理員として応援に駆け付けた教職員、各市の警察署および交通安全協会の方々が等間隔でズラッと並び、特に選手が通過する時間帯のみ、大きな交差点の信号は常に青になるように警察官が信号機を操作しています。ということは、しばらく信号が赤のままの車線にいる車は、次第にイライラし始めて、時には警察官などに文句を言っている姿もあちこちに見られます。

〇私はスタートを見届けた後、近道をバイクで走り、一足先に野田市営陸上競技場でゴールを待っていました。途中の順位は、付き添いの各職員からLineで報告がありましたので、目標の40位以上は、何とか達成できるだろうと思っていました。野田市立陸上競技場に、本校の10区の生徒が滑り込んできました。ここまで「紺色の襷」を30㎞以上にわたってつないできたことを目の前でみると、毎回のことですが選手も応援する私たちも感動するものです。結果は、73校中38位(1時間51分03秒)と立派な成績でした。

〇私は以前、9つある中継所の一つの責任者をしたことがありました。中継所では70校以上の選手と付き添い生徒、引率の教職員が狭い場所にごったがえしています。まず各校でシートを敷いて、荷物置き場と選手の待機スペースを確保することから競いあいます。そして特に「コール(スタートまえの出場選手本人確認)」が2回あり、もし遅れると失格になりますので、各校ともその時間はピリピリした緊張感があります。またコールの際には、大会専用のゼッケンが身体の前と後ろの規定の位置にきちんと装着されているかも厳密にチェックされます。並行して前区の選手が通過する予定時間を常に頭に入れながら、中継所の近くでアップをしたり、体温が下がらないように毛布で身体をくるんだりと、選手はもちろん付き添いの生徒や引率の先生方も大変で、「一つのチーム」にならないと、選手をサポートできません。

〇そして襷の受け渡しの際は、大きなスピーカーで前区の速い学校のゼッケン番号が呼ばれ、そこでやっと中継地点に立てます。もし前区の選手が団子状態で走ってくると、次の選手は大きな声と手を挙げて、自分の学校の選手を呼びます。そしてひったくるようにして、襷をもらいダッシュしていきます。この風景は、箱根駅伝などでもよく見ると思いますが、そのように実際に観戦の皆さんが見ている選手の走っている姿の裏に、様々なドラマがあるのです。

〇終わってから、同じ「駅伝」でも気になったことがありました。同日に「箱根駅伝」の予選会が東京で行われていましたが、事前に同大会を主催する関東学生陸上連盟は、新型コロナ影響下での開催に、大学関係者やOB・OG、保護者、ファンに対して「選手を応援する熱い気持ちは、コース沿道から離れていても届きます。今回もテレビなどを通しての応援を頂ければと思います」とし、応援のための外出を控えるように求めていたようです。しかし実際には、沿道には人が集まり、選手らに拍手を送る様子があったようです。

〇そこでSNS上では、「沿道に人いすぎ」、「応援だめっていうから家で観戦してるのに」、「真面目な人がバカをみる」、「保護者が我慢してるのに」と批判的な声とともに、「今さらとがめるのもな」、「そりゃもう応援に行くよ」と、理解を示す声もあったとネットニュースにあがっていました。

〇このことを通しても、日本人は駅伝が好きことがよくわかります。

須藤昌英

10月14日(金)パソコンのリプレイスに思う

〇私たち教職員が業務で使用しているPCは、市から一人一台貸与されているものですが、市は業者と5年のリース契約を結んでおり、今年はその5年が経過し、新しいPCとリプレイス(新しいものに入れ替える)になりました。

〇私も平均すると1日あたり2~3時間はPCを使用しており、リプレイス前に使っていたPCは、画面の一部の液晶が暗くなったままで、やりづらいことも多かったので、新品になって助かりました。特に今回は、OSとしてこれまでの「Windows 10」から「Windows 11(6年ぶりにリリースされたWindowsの最新バージョン)」が搭載されており、従来のスタイルを継承しつつ、デザインが刷新されたり、起動やレスポンスのスピードが格段にあがり効率が上がりやすくなりました。

〇ただその反面、最初は「はやくていいな」と思っていても、徐々にとその速さに慣れて、それが当たり前になってきます。そうするとその他のことでも、今までならば「少し待って考えてから動く」ことが出来ていたことでも、段々と「待つ」ことができなくなっている自分に気が付きます。これは世の中も同じで、すべてに便利で効率の良さばかり求めている風潮の中ですと、お互いに余裕がなくなったり、それによって人間関係が希薄になったりすることもあるのではないでしょうか?

〇昔から「教育には時間がかかる」と言われてきました。コロナ禍で今まで行ってきた教育活動をストップせざるをえなかったり、生徒全員にタブレットが貸与され、個別の対応ができるようになったり、自分で様々なことを検索できるようになりました。でもその以前には、しばらくはわからないことを自分で考え続けたり、それを解決するために友達に相談したり、図書館に行って調べたりしていました。

〇確かにこれらは、効率が悪いかもしれません。手元のディバイスですぐに何らかの一応の知識は得られる方が、その時は確かに満足感があります。でも果たしてそれで得た知識が本当に自分にとって「その後の人生で繰り返し使える知識」となっているのか?は、はなはだ疑問です。やはり友達と話し合ったり、時には専門書などの本で調べたりすることで、深い学びになっていくのではないでしょうか?

〇そんなことを考えつつ、新しくなったPCに感謝しながら使用させてもらっています。

須藤昌英

(中央が新しくなったPC)

10月13日(木)公園はみんなの憩いの場

〇本校学区には、あけぼの山公園をはじめ、学校近くの宿連寺第一・第二公園や比較的広いスペースの高野台公園などの公園施設が多くあります。

〇昨日、毎朝高野台公園を清掃されている近隣の方から相談があり、「最近公園を汚したまま立ち去る人が多く、小中学生とは限らないのですが、学校でも公園の利用について、みんなが気持ちよく和めるように声をかけてください」との内容でした。

〇中学生も暑いときは、水道の水をお互いに掛け合って遊んでいたり、寒くなると、コンビニなどで買った身体を温める飲食物のゴミを放置したりしてしまうことがこれまでもあった事実があります。

〇本日は学校でも各クラスで呼びかけと指導を行いますが、ご家庭でも「お子様が普段どのように公園を利用しているか」などの話をしながら、「公園は地域の宝だから大切にする」などを教えてあげるようにお願いいたします。

須藤昌英

(高野台公園)

10月12日(水)東葛駅伝壮行会

〇昨日の6校時に、15日に行われる東葛飾地方中学校駅伝に参加する選手を激励するための壮行会は、校長室からオンライン形式で行いました。まず顧問の山口教諭よりコース及び出場選手の紹介をし、その後各選手の決意表明をしてもらいました。次に当日用の「襷(たすき)」を私からキャプテンに授与しました。

 

最後に私から、次のような話をしました。

〇日本では古来から中央と地方の情報伝達の方法として、飛脚が文書などを運んでいました。江戸時代には飛脚の健脚を競うコンテストがあったらしく、優勝すると皆からの憧れの的になったとの記録もあります。

〇襷(たすき)は、武士が真剣勝負するときに両肩にすることからきているといわれており、そこから1本のたすきをつなぎゴールを目指すことが、日本人には性に合っていたのかもしれません。

〇駅伝は日本発祥のスポーツで、その他の相撲、剣道、柔道、空手等と同じく世界に知られており、最近は「EKIDEN」でと書けば世界に通じるようになっています。

〇近代駅伝の歴史は、約100年前に、京都から上野(514km)を昼夜かけてを走り、3日間で競い合ったそうです。

〇東葛駅伝は、今年(令和4年)は昭和97年であり、昭和23年(12校参加)から始まっているので、74年の歴史があります。富勢中が昭和22年創立ですから、ほぼ同じ時期にスタートしています。当時の中学生は、現在90歳くらいになっているのを考えると、歴史を感じます。

〇東葛飾6市(柏市 松戸市 流山市 野田市 鎌ヶ谷市 我孫子市)から73校が参加します。箱根駅伝でさえ20校ですから、その3倍以上の出場校数です。

〇東葛駅伝はおそらく、日本で唯一(中学生が一般公道を白バイが先導で、一人約3kmを10人で約30kmを走る)の大会で、毎年沿道には多くの人が応援に来ています。

〇私が思うに「駅伝の魅力」は、ルールがシンプルだからこそドラマがあり、ごまかしがきかない(選手どうしの駆け引きが難しい)ことです。また「駅伝の魔力」みたいなものもあり、それはその日の選手の体調や心の状態に大きく左右されることが多く、最後まで結果はわからないことです。

秋の空の下を各選手が無事に完走できることを祈ります。

須藤昌英

 

10月11日(火)自分の言葉で語ること

〇先月から3年生との「校長面接」を行っていて、ここまで50人くらいの生徒とそれぞれ約10分間くらいのやりとりが終わりました。あらかじめ質問シートを配付してあり、生徒がそれに自分の回答を書いてあるのを事前に回収し、こちらも参考にしながら、質問をその場で考えています。

〇もちろん個性がありますが、気になるのは、あらかじめシートに書いた自分の回答を覚えたままに答える生徒とそれはそれとして、その場で思ったり考えたりしたことを自分の言葉で言える生徒の違いです。もちろん前者の努力は認めますが、時々シートにない質問もしています。その際、後者の生徒は慌てることなく、「少し考えさせてください」と断ってから、しっかりと考えた後で「~だと思います」と答えています。

〇不測の質問にその場で自分の経験を土台にして、自分の言葉で語れるというのは、やはり普段の生活や授業の中で、自分の考えを書き留めたり、それをもとに発言しているからだと思います。それを繰り返す中で、段々と自分の考えの方向性が固まってきたり、逆に他人の考えと自分の考えを比べて、取り入れたいことは柔軟に学んでいるのではないでしょうか?

〇ここまでの中で、個性的なキラリと光る生徒の回答を一部だけ紹介します。

質問1「この高等学校を志望する理由を教えてください」

回答1「はい、この学校へ夏休みに見学に行った際、学校全体が明るい雰囲気で、あちらの説明では「文武両道」を目指していると聞き、この学校で充実した高校生活を送りたいと考えたからです」

質問2「どうしてその学校を志望しているのですか?」

回答2「私は読書が好きなのですが、たまたま私の好きな作家の出身校であることを知り、私も同じ学校で学びたいと思ったからです」

質問3「あなたが将来、看護の仕事をしたいと思ったきっかけはなんですか?」

回答3「小学校2年のとき、怪我で入院した際、優しく接してくれた看護師の方のように、人のために働きたいと思ったからです」

質問4「あなたの特技はなんですか?」

回答4「特技ではないですが、英語が好きなので、11月頃に英検準2級に挑戦するつもりで、今問題集で勉強をすすめています」

質問5「得意(好きな)教科を教えてください」

回答5「社会です。地理や歴史は暗記も必要ですが、その事実のつながりや流れを考えるのがとても楽しいからです」

質問6「あなたの長所と短所を1つずつ教えてください」

回答6「長所は粘り強く何かに取り組むことです。ただ短所は夢中になると周囲が見えなくなり、人の話が聞けなくなるところです」

質問7「中学校生活での一番の思い出はなんですか?」

回答7「修学旅行です。コロナ禍で多くの行事が中止になり、やっとの思いで行くことができ、班員と協力して目的地にたどり着いた時の達成感が忘れられません」

質問8「尊敬する人物は誰ですか?」

回答8「両親です。体調を崩しているときでも、家族のために文句も言わず働いてくれ、自分のことも気遣ってくれるからです」

〇お気づきだと思いますが、回答は最初に「結論(考えたこと)」を言い切り、その後に「理由(思っていること)」を言うと、相手に伝わりやすく好印象になります。これは一朝一夕で身に付くものではありません。でもそれを意識しながら生活していると、いつの間にか相手に伝えるにはこれが一番伝わりやすいことがわかってきます。「入試」と言う目先の関門もありますが、卒業後の「人生」にも、自分の言葉で、相手にわかりやすく語ることは重要になってくると思います。

須藤昌英

10月10日(月)「スポーツの日」に因(ちな)んで

 

〇先日紹介した精神科医のアンデシュ・ハンセンさんの別の著書【最強脳―『スマホ脳』ハンセン先生の特別授業―】から、スポーツつまり運動と子どもの成長について、要約をしてみました。

〇まず運動の後は、ドーパミン(幸せを感じる)やエンドルフィン(気分が高揚する)というホルモンが分泌されます。そのことで何とも言えない満足感が得られます。また運動したことで得られるドーパミンの方がスマホを見たときのドーパミンの量よりもずっと量が多いことが知られており、脳は臓器の中で心臓や肺などと比べても、一番運動から良い影響を得ていると指摘されています。具体的には、人間の認知機能やその他(記憶力、集中力、創造力)、つまり「知性」そのものが運動から良い影響を受けています。それが強いては「学力も向上する」ことにつながっています。

〇最近の子ども達は生活の中で、「座りがち」になっている傾向があり、データとして20年前に比べてスウェーデンの若者の歩数は25~30%減少しているそうです。またフィンランドの調査でも、よく歩いている子どもの方が集中して学ぶため学力が高く、ストレスも感じにくいことが発表されています。さらに別の研究では、運動が不安や鬱(うつ)のリスクを軽減しているデータが多い、つまり心理的な問題と戦うことができ、「ストレス耐性」があがることになります。

〇特に本来人間は生き延びるため無駄なエネルギーを使わないように、怠惰に生活することを遺伝子レベルで継承しています。つまり、有酸素運動は人間にとって「一種のストレス」であり、本心ではあまりやりたがらないのが普通なのです。しかしそこをあえて運動するとその最中は、大量のコルチゾール(エネルギーを動かすホルモン)が出ます。そして運動が終わるとコルチゾールの値が一気に下がります。これを身体で経験しておくと、運動以外でストレスを感じても、運動している人は運動していない人に比べてコルチゾールの量が少ない、つまりストレスに強くなっているということです。

〇運動量が減った要因はいくつかありますが、最大の要因はスマホであり、スマホは有効な情報を提供してくれるが、その反面「中毒性が強い」、そしてそれにより我々の時間を奪っていることになります。実際に15分のランニングは60分のウオーキングに相当する(つまり効果が4倍)そうで、ランニングでなくても、特に運動しない子には、学校まで歩いて登校することや休みの日に自転車で出かけることがとても効果があるそうです。学校でも昼休みにグラウンドで身体を動かしている生徒は、5時間目に溌剌としている姿が多い気がします。

〇家庭学習ではスマホを別の部屋におくこともハンセンさんは指摘しています。他国の精神科医ですが、世界でも日本と同じように、子どもの成長に不安を感じていることを強く思いました。

須藤昌英

 

10月7日(金)ストレスは誰にでもある

〇「プレジデント」という雑誌の先月号に、世界的ベストセラー『スマホ脳』の著者である精神科医のアンデシュ・ハンセン(スウェーデン)さんが、「なぜ脳はストレスを求めるか」「「ストレスがなければ人類は絶滅する」という題の文を投稿しています。少し長いですが引用させてもらいます。

「私たち人類は『幸せ』になるためではなく『生き延びる』ために進化してきました。人類としての長い歴史の大半を、食料が限られ、身の危険も多い過酷な環境の中で暮らしてきましたが、そのような環境下を耐え勝ち抜いてきた者の末裔が、今の私たちなのです。目の前に食べ物があればついつい食べてしまうし、運動したほうがいいとわかっていてもついソファーでだらだらしてしまうのは、私たちの祖先が常に飢餓の脅威にさらされ、カロリーを節約する必要に迫られていたからです。あれやこれやと気が散りやすいのは、いつも周囲を警戒して自衛しなければならなかったから。生存の可能性を高める特性といえます。実はストレスや不安が生じる理由も、生き延びるため。脳が危険だと感じる状況からあなたを遠ざけるために起きる現象です。目の前にいる上司が怒ってあなたを怒鳴りつければ、ストレスを感じることでしょうし、『明日も上司に怒鳴られるかもしれない。嫌だな』と不安に思うことでしょう。これは怒鳴りつけてくる上司のことを、あなたの生存を脅かす存在と認識しているから。不安とは、あなたを守るための感情なのです。」

〇非常に合理的に納得のできる解説で、読んでいると自分にもあてはまるところが多くあります。後半は大人の例が示されていますが、生徒も同様だと思います。ハンセンさんは、自著の『スマホ脳』という本でも、「自分の脳をよく理解することで、ストレスと上手く付き合うことができるようになるはず」と説かれています。

〇生徒達も昨日までの定期テストで、相当なプレッシャーやストレスを抱え込んでいたと思います。上記を読んでいると、ストレスがないことが良いのではなく、ストレスは自己防衛としてあって当たり前であり、自分なりのストレス解消の方法をもっていることが大切なのではないかと感じます。ハンセンさんはその一つとして、運動(散歩なども含む)で、心拍数をあげることを提唱しています。

〇今朝は肌寒いですが、テスト明けでグラウンドでは部活動の生徒たちが走っています。身体を動かしていれば、ストレスも発散でき、また新たなやる気も湧いてくることでしょう。

須藤昌英

 

10月6日(木)進路保護者説明会

〇昨日の生徒が下校した時間より、来年度の入試に向けた保護者対象の説明会をオンライン形式で行いました。3年生の保護者だけでなく、1,2年生の保護者にも参加いただきありがとうございました。今後も内容に関しての質問は、各担任を窓口としてお答えさせていただきます。

〇配布資料につきましては、「メニュー」⇒「進路指導(保護者会資料)」に掲示してありますので、ご参照ください。

須藤昌英

10月5日(水)第2学期中間テスト

〇「お知らせ」に提示したある通り、本日と明日は中間テストです。出題範囲は、前回の1学期期末テスト(6月)以降から昨日末までの授業内容が中心です。本日は給食有り、明日は給食無しです。テスト期間中は、生徒は制服を着用しています。普段よりもキリっとした姿に見えます。生徒の頑張りを見守ります。

須藤昌英

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