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2020年8月の記事一覧

暑い一日!

 「8月に入りました。毎日、最高気温も35℃が当たり前になる暑い日が続いています。保護者の皆様、いかがお過ごしでしょうか?子供たちも元気に、充実した日々を過ごしているでしょうか?」これはちょうど1年前、8/3の書き出しです。PTAバレーボール大会の報告も兼ねていました。35℃までは行かないにしろ、昨日は「やはり8月、夏真っ盛り!」を感じさせられるような陽気でした。朝の登校指導から校庭をぐるっと1周、校門坂の掃き掃除をして約1時間、そうすると汗びっしょりになります。暑さ指数も高かったので、昨日は昼休みの外遊びを見合わせました。1、2年生の下校時も暑かったのですが、「気をつけて、早く帰ろうね」と声かけし、正門から送り出しました。今日と明日、あと2日間、12時半下校が続きます。暑ければマスクを外すこと、寄り道せずに下校すること、何あれば「こども110」の家によることなど、安全に帰れるように声かけをお願いします。
 柏市内の児童生徒が新型コロナウイルスに感染したとの報道がありました。きっと保護者の皆様は様々、心配な方も多いかと思います。該当校の校長先生から昨日、話を伺う機会がありました。やはり初めてということもあり、保健所とのやりとりの話からは緊張感が伝わってきました。家族内での感染ということですが、母親自身の状況の連絡をいただき、「もしかしたら」という思いから万が一の備えができ、助かったという点が印象に残ってます。その連絡の後、母親が発熱、子供たちが発熱と続いていくことを考えると、「家庭との情報共有」はその後の対応にとっては大変役立つことがわかりました。その校長先生が一連の対応を終えて今、一番心配なこととして、感染した子供たちのことをあげていました。周りは理解してくれているのか、その子はいつも通りに登校できるのか、人間関係は大丈夫か、…そんな点を指摘していました。数日前の新聞には「感染者狩り」という見出しでの特集記事を掲載していましたが、感染者だけでなく、マスクをしていない人への攻撃などについてもしばしば、事件が起きていることを目の当たりにします。「他人事ではなく、自分事として考える」とはよく聞きますが、実際の行動としてできるのか。皆様、どのように考えるでしょうか。感染を引き起こした行動はいろいろと問われることはあっても、感染したその人物がどうこう言われることは必要ありません。「憎むべきは感染症」という言葉も耳にします。感染したら、まずは病気を治し、経験から感染しないための行動につなげていく…まずはここから始めたいものです。
 他校で起きたことではありますが、これを活かすことが大事だと思います。「検温、マスク、手洗い、3密を防ぐ」ずっと継続してはいても、100%感染を防げるとは思いません。でも感染防止対策は続けなければなりません。あとは家庭との連携です。今週に入っての検温忘れは「21」「17」。まずは1桁を目指して、子供たちに力をつけていきましょう。そして「念のため」という用心することも大切です。熱中症なのか、感染症なのか、そんなニュースもありましたが、体の変調があれば、慎重になることは大事です。暑い中での登下校が3日間、続きます。何とか無事に過ごし、短いけれど貴重な夏休みを、子供たちと楽しい気分で迎えたいと思います。

8月になりました!

 昨日の朝のこと。低学年の男児が、ちょっと遅れて登校してきました。「おはよう!今日は金曜日、明日は土曜日でお休みだから頑張ろう!」と声かけすると、「うん。明日から夏休みだから」…「ごめん。夏休みはもう1週間、先なんだ。来週もちょっと頑張ろう」「わかった」こんなやりとりがありました。「わかった」という小さな返答からは「そうなんだ、早く夏休みになって欲しいなあ~」そんな気持ちがひしひしと伝わり、申し訳ない思いになりながら、励ますしかできませんでした。7月が終わりました。今日からは8月。子供たちがいつも以上に待ち望んでいる夏休みまで1週間。登校する日数は残り5日です。もう少しです。病気や事故に気をつけて過ごして欲しいと思います。
 昨日の6時間目は、5年生のクラスに数名の職員が加わり、学習のサポートをしました。算数を中心の内容でしたが、子供たちは黙々と頑張っていました。加わる職員は低学年の職員なので、子供たちの様子から普段の担任とは気づくことがいつもとは違います。数字の書き方であったり、ノートの使い方であったり、「なるほどな」と思いながら私も教室で過ごしました。低学年から高学年になるにつれて、効率を考えて省くことはたくさんあると思います。でも「文字を丁寧に書く」ということは省いてはいけないことのはずです。「速く計算する⇒文字が雑になる」と子供たちは仕方ないことと思いがちですが、それによって数字を見誤ったり、うっかりと見落としたりが多く、結局、余計な時間がかかってしまっていました。「急がば回れ」は本当なんですね。その他にも、小数の割り算の際の小数点の移動や「たてる→かける→ひく→おろす」の筆算の基本なども、つい急ぐ余りに間違えてしまうことが多いようでした。また「200の中に60はいくつとれるか」という見当をたてることが苦手で、なかなか割り算が進まない子もいました。指摘をすると、「そうか、わかった!」という反応があります。嬉しいですね。夏季日課の職員が複数加わっての学習は○付けをすること以上に、つまずいている内容を修正していくことであり、間違いを大切にしていく時間です。子供たちに基本の大切さを確認させながら、確実に取り組んでいきたいと思います。
 今週と来週の週末は中学生の運動部の市内大会が実施されるとのこと。市内の各会場でそれぞれの競技が行われるので、各校長先生方は応援計画を立てて市内を回っていくそうです。梅雨明けも近いとのことですので、熱中症には十分気をつけて、頑張って欲しいと思います。今週の検温&カード忘れは20を下まわる日が続きました。ちょっとは前進ですが、まず目指すのは1桁です。来週1週間、子供たちが確実に持ってこられるように支援してください。忘れない子供たちにすることで、一人一人に自信を持たせていきましょう!