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2021年2月の記事一覧

今日は立春!

 「鬼は外、福は内!」そんな声を響かせながら、「2日節分」の恒例行事を行った家庭はきっと多かったでしょうね。今までならば節分は2月3日でしたが、今年は124年ぶりの2月2日の節分。「富勢小が誕生した頃以来なんだ」とは4年生が言いました。富勢小は創立121周年目…この気づき、すばらしいですね(嬉しくなりました!)。「へーっ、そうなんだ」と周りの子供たちの関心が一気に高まりました。明治時代以来の「2日の節分」ですが、来年から2024年までは「2月3日」に戻り、2025年にはまた「2月2日」に戻るなど、「2月2日」になることが今後、増えていくんだそうです。昨夜の夕飯では、豆、海苔巻き、いわし、鬼、…など、節分メニューを味わった子供たちもいるでしょう。昨日の給食もいわしのかば焼き、きなこ豆と、節分にちなんだメニューでしたので、季節を味わいながらの楽しい給食になりました。昨日の日中は春を思わせるポカポカ陽気。体育で校庭に出る子供たちも何となく、嬉しそうでした。私は午後から松戸に出張だったのですが、コートは置いて出かけました。まさに節分、立春にふさわしい陽気になったようです。が、まだまだ寒さは続きます。夕方はやはりコートがほしくなるほど気温は下がり、今日は例年並みの寒さに戻るとか。立春だから即春、というより、暖かさを待ちわびながら少しずつ、少しずつ、時間をかけての方が春の暖かさを実感し、喜びと楽しみが多いのかもしれませんね。それでも今日は気温は低いものの、陽射しの明るさと暖かさが感じられ、朝から気持ちの良い日になる予感がします。
 「コロナ外!」そんな声も、昨日の豆まきではしたのではないでしょうか。緊急事態宣言が1か月延長されました。街の方へのインタビューでは、「仕方ない」「これで収まってくれれば」「解除してほしかった」「不安で仕方ない」「効果があるのか…」と、様々な声がありましたが、飲食業を中心に影響の大きさを嘆いている声が多いようでした。休校ではない学校にとっては1月に引き続いての2月ということになります。しかし、学年をまたいでの交流はしない、外部の方の来校をできるだけ控える、ことも引き続くので、委員会やクラブ活動、皆様によるボランティア活動も実施できません。来週に予定していた新入生保護者の皆様への来校による書類等の受け渡しも中止し、別の方法をとることにしました。また授業参観は実施せず、オンラインによる懇談会のみ実施します。そして6年生の卒業に向けた行事もこの時期、大切なものです。2月末の「6年生を送る会」は全校児童が体育館に集まることができないので、動画視聴による内容で検討しています。
 そして3月17日の卒業式。昨年のこともあり、きっと心配されている方も多いことでしょう。感染症の状況によって、また学校の規模によって、どのように実施できるかは左右されますが、「時間短縮、蜜の回避」、保護者の方の参加を見すえて検討していきたいと考えています。まずは校内で協議し、6年生の保護者の皆様にはお伝えしていきたいと思いますのでお待ちください。
 今、必要なのは感染を防止する取組感染による影響を最小限にとどめる取組を、同時に進めることです。学校生活では子供たちと一緒に感染防止策への取組を引き続き行います。家庭では同居する家族の体調に、皆さんで関心を持っていただき、「念のための休養」や「念のための相談」をぜひ、お願いします。連携して、不安いっぱいの時期、困ることが多い時期を乗り越えていきましょう!