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2020年10月の記事一覧

10月の教育活動

 昨日、今日と肌寒い日が続いています。今日は朝から冷たい雨、最近はマスクをしていても暑さが気にならなくなりました。「スポーツの秋」でもありますが、今週は日曜日まで天候が悪く、アクティブに活動するのはお預けのようです。台風が接近していて、明日、関東地方への影響が最も大きいとか。「備えあれば憂いなし」…しっかりと準備をしていきましょう。
 先日、10月の学校だよりを配付しました。休校から始まった今年度ですが、それでも毎月の学校だよりは発行し続けています。作成しながら今月の行事の多さが印象に残りました。今月は通知票配付があり、「おはなしのへや」も始まり、検査や検診、そして校外学習や懇談会があります。昨年まで実施してきたようにはまだまだいきませんが、学校行事欄が例年のように“満載”という感じになり、何だか嬉しくなりました。7日から3日間続く、進度調整日は今日で最終となりましたが、昨日は6年生を対象に、「租税教室」が行われました。「わたしたちのくらしと税」ということで、税務署の方が指導者になり、「税金」に関する話をしてくださいました。アニメ映像によって「税金のない世界」をまずは体験。救急車や消防車の出動は有料、公園も使えません。何をするにもお金がかかり、お巡りさんもいません。今まで当たり前であった便利な生活は一変し、安全な生活も脅かされました。観ている6年生は結構真剣、「税金がなくなるって、こんなになっちゃうことなの?」という思いになった様子です。学校を建てるには10億円、プールは1億円、「税金による、子供一人にかかる教育費は?」というクイズも出され、子供たちはピンとこない額にもかかわらず、楽しみながら考えていました。教育費の額は100万円とのこと。これに家庭の持ち出し分を加えると、結構な額のお金が注ぎ込まれているんですね。いやいや、明日の日本を背負って立つ、可能性のある子供たち。これくらいは当然ですよね(こんな話から、子供たちのやる気につながれば…!)。授業の最後に登場したのは重そうなジュラルミン製のアタッシュケース。中を開けると、“みほん”と書かれた1億円の札束が出てきました。「な~んだ」と子供たち。でも「ニセ物だけど、重さは1億円と同じ」と聞いて、子供たちは再興味津々。一人一人が実際に持たせてもらって満足な様子でした。教科書だけでは、このような体験はできません。6年生にとってはとても貴重な体験になりました。その他に今月は5年生の日帰り林間学校、1、3、4年生の校外学習が予定されています。子供たちが少しでもワクワク感、ドキドキ感を持ってくれればと思います。
 そして29日は学級懇談会を行います。限られた時間の中での懇談なので、学校としても話題を絞って臨みたいと考えています。事前にお知らせしますので、ぜひご参加いただき、子供たちに関する問題解決、成長につながる今後の取組につなげていきましょう。どうぞよろしくお願いします。