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最近の出来事 令和7年度

給食を残さない お米を大切に食べよう!

富勢小学校の課題の一つ。給食の残渣が多い。そこで、今日は給食の最中に全校に放送で校長からのメッセージを送りました。

校長のお話全文

今日は給食のことについて、校長先生から全校の皆さんにお願いがあります。食べながら聞いてください。

今、お米の値段が高くなっている、お米が手に入りにくくなっている、というようなことは知っていますか?

そうですね。お米の値段が高くなっていたり、お米を作る農家の人が少なくなってきてしまっていることが、日本の社会の課題になっています。

でも、給食ではごはんの量を減らしたり、ごはんが出る回数を減らしたりすることはありません。みなさんが立派な大人になるように、栄養を考えてごはんをちゃんと用意しています。

 しかし、富勢小学校ではごはんがたくさん余って、ごはんの時に大切なごはんを毎回捨てているのです。

その量は15キロから20キロにもなります。一人分のごはんの量でいうと100人分以上のごはんを捨てているのです。「どうですか? そんなに捨てていいと思いますか?」 給食のごはんは法律で衛生を保つために、余ったものは捨てることになっているのです。

捨てないためには、みなさんがクラスに配られたものをしっかりと食べてもらうことなのです。

 今日はキムチチャーハンですね。白いごはんよりも食べやすいチャーハンです。5月29日にキムチチャーハンが出たときはどれくらい残ったと思いますか?

頭の中で想像してください。

10キロより少ない60人分 10キロから15キロ100人 15キロより多い100人以上

答えは、14.7キロ 約94人分が残って捨てることとなり捨てました。

今日は捨てるチャーハンが無いように、クラスで協力してクラスの人数分配られたチャーハンを食べて欲しいと思います。

 今日、しっかりと食べて欲しい理由はもう一つあります。

来週23日には、5年生が育てて9月に収穫したお米 コシヒカリのごはんがでます。5年生が一生懸命作ったのに、いつもと同じように100人分以上が残るようでは、5年生は悲しくなりますし、みんなもいやでしょう。

みなさんはごはんをしっかりと食べることができると思います。このことをきっかけにして、ごはんを残さない富勢小学校になってほしいのです。

 

今日のキムチチャーハンの残りは、3kg 18人分でした。欠席が24人いたので、できるだけしっかりと食べましたね。特に5年生と6年生の教室はすべて空っぽになっていました。

このことが続いて欲しいと思います。