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令和 6 年度給食室

6月18日(火)焼きししゃも 切り干し大根の和え物 豚汁 メープルカシューナッツ ごはん

校長検食簿より

今日は和食の魚メイン献立である。メインの焼きししゃもは、子持ちししゃもが香ばしく焼かれ、頭から骨までしっかりと食べられるが、皮のパリパリ感が弱かったところが残念。オーブンのスチームが効き過ぎたかな、次に期待である。切り干し大根の和え物は、おかか、小松菜、ひじき、に切り干し大根と豪勢な顔ぶれの和え物で、それぞれの味を楽しめる仕組みである。切り干し大根は干すことによって、カルシウムが通常の大根の20倍となるという紹介もあり、成長期の子どもたちには魚を骨ごといただき、切り干し大根でも+する献立はよい。豚汁は豚肉がしっかりとした形で入っており、ジャガイモ、大根、ごぼう、にんじんに豆腐と具もたくさん入り、出汁もしっかりとした美味しい味噌汁である。メープルカシューナッツは、ナッツを甘く包んで美味しくいただいた。

6月17日(月)麻婆豆腐丼 春雨スープ 杏仁豆腐

校長検食簿より

今日は中華献立。麻婆豆腐はご飯にかけられて麻婆豆腐丼になり、ご飯に合う味でとても美味しい。ショウガニンニクと味噌の旨さが合わさり麻婆豆腐のおいしさがしっかりとしている。春雨スープも卵入りのスープで卵の香りとスープの出汁と鶏肉の味がしっかりとして、美味しいスープである。にんじん、たけのこ、小松菜と具もたっぷりと入り、食べ応えもあるスープに仕上がっている。杏仁豆腐は、杏仁のおいしさとフルーツ缶の果物のおいしさが合わさった味で、暑い日にぴったりの爽やかなデザートである。

6月14日(金)千葉県民の日給食 鶏肉の梅香焼き のりあえ 味噌汁 ずんだもち 

校長検食簿より

明日は6月15日は千葉県民の日、151年前に千葉県が誕生したことを記念した日で、今日の給食は千葉県産の食物を使った給食です。農業県千葉県だけあり、牛乳、鶏肉、豆腐、のり、小松菜、キャベツ、タマネギ、白玉餅、米、長ネギ、ジャガイモの11品目、最後の3品目は柏市産と、多岐にわたっている。これだけの農業生産を子どもたちの世代まで残すためには、今日の暑さのような環境の変化に対応できる品種や生産方法の開発が必要になると思う。さて、今日のメインは鶏肉の梅香焼き、お肉は美味しく焼き上げられていて美味しいが、梅の香りはもう少し欲しいところである。のり和えは富津産海苔の香り豊かに、野菜のシャキシャキ感が美味しい。味噌汁は日本の味噌汁らしい味噌汁でうまい。デザートのずんだもちは、ずんだ餡が白玉にからみ美味しいデザートに仕上がっている。

6月13日(木)鯖のカレー揚げ、五目豆、じゃがいもの団子汁 美生柑 ご飯

校長検食簿より

今日は和食献立、一見すると子どもには人気が無さそうな献立である。五目豆はたっぷりの大豆を一粒ずつ箸で口に運ぶと、出汁の味も含めて次つぎと口に運びたくなる味で、鶏肉を食べるとじゅわっとした汁があふれる味になり、たけのこ、油揚げ、昆布とそれぞれの味を楽しめる煮物で美味しい。メインとなるさばのカレー揚げは、カレー粉がまぶされて揚げられているので、少し茶色じみているが、一口食べるとサクッとした揚げ具合と同時に鯖の肉汁がじゅわっと口の中に広がり、なかなか美味しく揚げられている。すぐにご飯を食べると白いご飯にしっかりと合っていて美味しい。ジャガイモのの団子汁は、とろみは団子のとろみであると感じるが、団子の正体と出会うことができなかった。きりたんぽのように、団子がじゃがいもだと出会えないかなあ。でも汁のおいしさに白菜の甘みと香りが美味しいお汁仕上がっている。美生柑はいい味である。

6月11日(火) ひじきご飯 竹輪の磯辺揚げ もやすのポン酢和え 打ち豆の味噌汁 メロン

校長検食簿より

今日は和食らしい献立で、ごはんはひじきご飯。にんじん、ごぼう、ひじき、油揚げと具だくさんのひじきご飯に、同じ海を感じるちくわの磯辺揚げ。揚げ具合もよくサクッとした歯ごたえを感じ、青のりの香りが鼻に抜けていく。もやしのポン酢和えは、ゆずの香りが豊かで酢の具合もちょうどよく、シャキシャキとして美味しくいただける。打ち豆の味噌汁は、打ち豆を知るとうまさが引き立ってくる。打ち豆は大豆を濡らしてやわらかくして木槌でたたいて丸く平らにして感想させたもの。福井県の伝統的な保存食でタンパク質もとれる、持ち運びが軽いと昔から重宝されていた。丸く平らになった大豆の打ち豆がたくさんはいり、なめこと糸昆布のとろみが出た味噌汁は、美味しくコクのある味に仕上がっている。デザートはメロン。千葉・茨城はメロンの産地であり、今が旬のみずみずしく美味しく甘いメロンである。

6月10日(月)しいらの甘酢あんかけ ナムル 中華コーンスープ ごはん 冷凍リンゴ

校長検食簿より

今日は中華風献立で、魚が主菜である。「もりもりだより」にも今日の魚シイラについて触れられている。あまり聞き慣れない名前の魚だが、ハワイでは「マヒマヒ」という名前でよく食べられていることが紹介されています。今日も揚げた魚に甘酢あんかけがかかり、サクッとした食感とあんかけのとろみがちょうど良く合わさっていて、美味しい。餡の中にはたけのこ、干し椎茸と具もたくさん入って白ご飯にもよくあっている。ナムルはごま油の味と香りが豊かなシャキシャキ野菜のナムルである。中華コーンスープは、クリームコーンと溶き卵で濃厚なスープに仕上がっている。ジャガイモが入って、ボリューム感もあり、美味しいスープに仕上がっている。冷凍リンゴは、暑くなってきた時期にショリショリして冷たく美味しくいただける。

6月7日(金)ビーンズコロッケ わかめご飯 からし和え タマネギの味噌汁 アーモンド小魚

校長検食簿より

今日はコロッケ、それも手作りコロッケ、これも給食で味わう美味しい給食ベスト上位に入る献立である。コロッケはサクッと揚げられて、ジャガイモと衣とソースのバランスが良くわかめご飯にぴったりと合っている。わかめご飯の薄い塩気がコロッケをまた誘ってくる。今日の「もりもりだより」は栄養教諭取得のための教育実習生が書いているが、コロッケのルーツについて説明している。コロッケはフランス料理の前菜のクロケットにあり、クロケットはホワイトソースベースで日本のクリームコロッケのようなものを日本人の好みに合わせてジャガイモをベースにしたコロッケを作った、と紹介してくれた。食の起源は大事な情報である。たまねぎの味噌汁は今が旬の新タマネギをたっぷりと使い、タマネギの甘さを感じる美味しい味噌汁で、からし和えはさっぱりとシャキシャキとして美味しく野菜をいただける和え物である。

6月6日(木) 鰯の紀州煮 アーモンドあえ じゃがいもの味噌汁 もも缶

校長検食簿より

今日は煮魚と白いご飯の日本らしい献立。鰯の紀州煮は鰯一尾をじっくりと煮た様子で、箸を入れると箸ですぐに身が切れて骨の存在を感じない。口に入れると梅の酸味をほのかに感じる甘じょっぱい味で、鰯の魚臭はほとんどなく、見事な煮込み具合で骨の存在を全く感じない食感である。じっくりと給食室で煮込んだことを伝えたいと思い栄養教諭を褒めたところ、レトルト製品を使ったとのこと。味と食感ば抜群であり子どもも残す事はないが、給食室産だったら150点だった。じゃがいもの味噌汁は薄切りのじゃがいもにごぼう、にんじん、たまねぎが入り、コーンがアクセントに入っているのがかわいい味噌汁である。味噌汁の豆腐に冷凍豆腐が使われているが、型崩れを心配せず木綿豆腐を使ってもよいと思う。アーモンド和えは、甘めのアーモンドドレッシングと和えられて、シャキシャキした野菜食感があり美味しく仕上がっている。