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令和2年度 校長室より
別れがあり、出会いがある春!
学年末から学年始めにかけての「春休み」は、夏、冬とは違って、私たちにとっては落ち着かない日々が続きます。休みに入ってから5日たちましたが、子供たちのことでは何事もなく、ホッとしています。交通事故や事件等への関わり防止、そして感染症防止への取組など、「自分の命は自分で守る」意識を持って、残りの日々を過ごして欲しいと思います。
27日(土)に教職員の異動が発表されました。富勢小からは、18名の教職員が転退職により異動します。「齋藤教諭(我孫子第二小へ)、千葉教諭(柏第五小へ)、安次富教諭(中原小へ)、草原講師(田中小へ)、本田教諭(十余二小へ)、飯野教諭(松葉第二小へ)、松本教諭(田中小へ)、小溝教諭(柏第八小へ)、小野寺サポート教員(田中小へ)、尾﨑教育支援員(柏の葉小へ)、柴田理科教育支援員(富勢東小へ)、岩城外国授業支援員(柏第四小へ)、日夏主事(田中小へ)、淺野教諭(退職)、川道教諭(退職→十余二小へ)、古谷教諭(退職)」(ALTの谷口マルティな先生は後日、お知らせいたします)そして私も退職て一区切り、4月からは土南部小と藤心小で勤務します。
6年間勤務した職員もいれば、初めて異動を経験する職員もいます。また40年近く、学校現場に勤務し、3月をもって現場を離れる職員もいれば、定年による一区切りをつけ、再任によって気持ちを新たに勤務、という職員もいます。『出会いがあり、別れがある春…』学校にとってはまさにそんな時期です。転退職する教職員は日々、子供たちに寄り添いながら、同僚として支え合ってきまた貴重なパートナーでした。それだけに一抹の寂しさはありますが、これは教職員の宿命です。新任地での活躍を期待しつつ、私も頑張りたいと思います。保護者の皆様、そして地域の皆様には大変お世話になりました。18名を代表して感謝いたします。ありがとうございました。
この『校長室より』も今日が最後となりました。これを始めたのは校長となって1年後、今から6年前のことです。「学校を理解していただくためには、まず校長の考えを伝えること」皆様との連携の1つの方法として取り組みました。朝の登校指導の際、声をかけてくださったり、PTAの会議の際に「読んでますよ」と言ってくださったり、皆様に励まされながら今日まで続けてきました。本当にありがとうございました。
私の教員生活は37年間でした。勤務スタートは4年生の担任。この子達はもう40歳代半ばになりました。勤務校は柏市と松戸市の17校。この間にはいろいろなことがあり、まさにドラマティックな37年間だったと思います。「今年1年限り」でスタートした今年度ですが、日々の忙しさに追われて、今思えば時間が過ぎるのは早かったと感じます。残り1か月になって、ドキドキした瞬間が2つありました。4年生の書写授業の最終日、教室から校長室に戻る時、もう1つは卒業生に向き合い「37年間、情熱を傾け続けてきた教員生活」と話した時です。「終わりなんだなあ~」一瞬ですが、そんな思いがよぎりました。子供たちや保護者の皆様、地域の皆様、そして多くの教職員に支えられての37年間に、悔いはありません。ありがとうございました。
教職員との面談で「教員のやりがいは何?」と尋ねると、「子供の成長を感じられること。一生懸命に頑張る子供たちに関われること。思いを子供たちと共有できること」と、全ての人から同じような答えが返ってきました。そう話す嬉しそうな表情も同じです。保護者の皆様の「我が子に成長してほしい」という思いと共有し、連携していくことの大切さを改めて実感しています。
いつも3月は『出会いがあり、別れがある春』で締めくくり、4月になると『別れがあり、出会いがある春!』でスタートしてきました。私も4月からは立場を変えて、意識を変えて、初任者指導という職務に取り組んでいきたいと思います。教員生活37年間の4年間を富勢小で過ごし、たくさんの出会いが今の私の大きな力になっています。その力をいかし、勤務する子供たちに情熱を傾けて向き合うことは、富勢小の子供たちの成長にもつながる!と信じて歩みます。子供たちと保護者の皆様、教職員、そして私自身に、大いなる期待を込めて、
別れがあり、出会いがある春!
4年間、本当にありがとうございました!
ポカポカ陽気!
春休みに入り、子供たちがいない学校では、教職員が出勤し、新年度に備え、教室の片づけや荷物整理に追われています。それにもう一つ、ランドセルを背負った新入生が学校を訪れ、桜の木の下での“記念撮影会”も行われています。明日の日曜日は悪天候の予報が出ているため、絶好のシャッターチャンスは今日までかもしれませんね。きっと今日も学校を訪れる親子連れも多いことでしょう。
3月は残り5日ですが、4月に入り、新学期スタートの5日までは定日2日間しかありません。新年度の学校にとっては、転入職員との顔合わせ、始業式や入学式の準備と、今年は大忙しになります。今朝の新聞には「4月から代わる先生」という記事があり、いよいよ新体制の発表もされました。富勢小も18名が転退職し、12名の職員が転入します。
校長の退職は、東葛飾地方の6市全体で、教育事務所長から退職辞令が手渡される交付式があり、昨日、県民プラザで行われました。6市全体では48名が退職します。多くが採用時期も同じということもありますが、高校や大学も同期という人たちもいます。実は私には、小学校で同じクラスだった流山市の中学校長がいるんです。今までも会議等で一緒になり話はしてきましたが、昨日は「終わりだな、お疲れ様」そんな感じになりました。年はとっても50年前の顔が浮かぶ上に、あの頃の雰囲気のまま…不思議な感じでした。午後からは柏市での校長会議、この場でも退職校長の紹介があり、退職を実感してきました。退職の年になったという自覚はないのですが、こればかりは仕方ないですよね。
会議が終わり、自宅に戻る途中、先日、小学生が交通事故で亡くなった現場を通りました。花がたくさん置かれていて、手を合わせる人も数名いました。新学期を間近にしている時期だけに、悲しみが一層増し、複雑な思いになりました。ウキウキする楽しい春休みではありますが、事故は一瞬に発生します。「今日も気をつけるんだよ」で始まり、「何事もなかったね」と褒め言葉で終わる日々を続けていきましょう。新学期のワクワク感は、子供たち全員揃って味わうものです。
どうぞよろしくお願いします。
3/24 修了式
今年度も残り1週です!
「緊急事態宣言が3/21で解除」とのことです。3学期の開始早々の1/8に宣言され、2回の延長の末、ようやく終わります。学校にとっては3学期は宣言下での教育活動がずっと続きました。実施できないことを、どうカバーしていくか、どう工夫していくか、常に問われていました。今思えば私たち教職員にとって、慣れが力になったと感じます。1年前であったら「どうしよう…」と不安が先に立ちましたが、今は「じゃあどうするか」と前を向いています。きっと子供たちも同じだと思います。17日に実施した卒業式。この日までの数週間、皆様に感染を防ぐための取組をお願いし、協力をしていただいたお陰です。毎日の検温とカード提出、念のための療養や事前の連絡など、6年生だけでなく、多くのご家庭の協力がありました。本当にありがとうございました。
「感染者が減ったことによる解除ではありません」これは昨日のニュースで、キャスターの方が発言した言葉です。とても印象に残りました。感染者数だけに注目しても、まだまだ数は多いですし、減っていないことを実感します。「問題が解決して次に」というのは理想であり、誰もが望むことですが、なかなかそうならないのが現実です。解除されてもやはり、新しい生活様式を継続しながら、一人一人が感染予防に努めなければいけません。「これからどうなるんだろう?」という不安はありますが、年度が終わり、進学、進級で誰もが期待に胸を膨らませる春です。この思いだけは大事にしていきたいですね。
「残り3日だ!」昨日から短縮日課となり、子供たちにとっては気が緩む時期になりました。感染症予防の取組もそうですが、交通事故や不審者への対応、そして自然災害と、危険はいつも隣り合わせです。大切なことは「自分の命は自分で守る!」という積極的な意識で過ごすこと。ぜひ、子供たちに声かけをお願いします。
卒業、おめでとう!
132名の卒業生、そして保護者の皆様、ご卒業おめでとうございます!
明るい陽射し、好天、そして桜の開花、…最高の雰囲気の中、卒業生と保護者の皆様、そして教職員が参加し、卒業証書授与式を実施しました。132名の全員出席です。
今年の卒業式は感染症防止策を講じての実施であり、4クラスを2つに分けての実施としました。初めは1組と3組、続いて2組と4組という順です。登校と下校は一斉にしたため、お待ちいただく時間があり、校舎内の空いている教室で式の中継を見ていただきました。式の内容は、
○卒業証書授与
○巣立ちの詩(録画した合唱の動画視聴、代表児童の呼びかけ)
というもので、15日の卒業式・前半に次ぐ、今日は卒業式・後半です。
合唱は8日から校庭での練習を始め、週末の12日に、2クラスずつ、校庭に間隔をとって並び、録画しました。それを編集したものの視聴です。卒業生にとっても初めて見る動画でした。マスク越しではありますが、一人ひとりの顔が接近されて撮影されています。「くすの木のように」「旅立ちの日に」の2曲を練習し、録画しました。動画の合間には授業風景や学校の校庭、教室の風景などを職員の編集によって盛り込まれています。「ここから巣立っていくんだ…」そんな雰囲気が漂います。今日の式は動画配信をしたので、在校生も視聴することができます。2月25日の『6年生を送る会』では在校生が6年生に向けての動画配信であったので、今日の卒業式で、卒業生となった6年生から、巣立つ思いの込められたステキな動画配信となりました。あの日から3週間、在校生は校庭での合唱練習、窓ガラス清掃の奉仕作業、そして学校での生活と、6年生を見続けてきました。3週間かけての『6年生を送る会』の完結…そんな風に感じて、胸が熱くなりました。そして今日はもう一つ。「やっぱり歌いたい!」と言う思いが強い子供たち。式後、校庭に全員が集合し、保護者の皆様の前で歌声を披露しました。式が終わって気が緩むのに、伴奏が始まるとシャキッと歌う姿勢に…。最後の最後まで今年の卒業生らしさを見せてくれました。コロナ禍でなければ、このような卒業式はできなかったでしょう。ピンチをチャンスに変えた子供たちに感謝です!
卒業生男児から手紙をいただきました。
○朝、登校するときに、先生は毎日、旗を持って立っていてくれましたね。そしてぼくに挨拶をしてくれました。先生が挨拶をしてくれると、とても安心しました。本当にありがとうございました。
○ぼくは先生がしてくれる授業が一番楽しかったです。先生に教えてもらったことを活かして中学校へいきたいと思います。ありがとうございました!
嬉しいですね。「教師冥利に尽きる」…子供たちからまた実感させられました。121回目を迎える富勢小の卒業式史に、「困難な中から生まれたステキな卒業式!」と刻まれるでしょうね。
いよいよ明日は卒業式
卒業式・前半
卒業式に向けて
「広島県で桜の開花宣言!」という新聞記事を見ました。例年よりも早いとのこと。気がつけば3月も半ばとなり、いよいよ春本番に向けた準備が始まります。桜の木の下で蕾の様子を見ることが、これからは増えるでしょうね。「いつ咲くのかな」そんなカウントダウンが始まります。そしてもう一つは卒業式までのカウントダウンです。3月も2週目が終わり、来週はいよいよ卒業式の週に入ります。卒業式まで残り「2」となりました。
県立柏高校→富勢中学校→富勢小学校→とみせ幼稚園と、今までならこの時期、4回の卒業・卒園式が続き、来賓として3回、送り出す側として1回、それぞれの生徒、児童、園児が巣立つ姿を見ての感激を味わってきました。が、昨年からはありません。昨日は富勢中学校の卒業式が行われ、在校生は参加できなかったものの、保護者と教職員に見守られながら無事に実施できたとのことです。県立柏高校も同じ日だったとのこと。やはり感染防止策の中、工夫をしながらも巣立つ喜びは十分に味わえたのではないでしょうか。
17日は富勢小6年生の卒業式です。今朝は雨音の中、目覚めました。夕方にかけては“春の嵐”とのこと。「17日は大丈夫?」と心配になりますが、週間予報を見ると晴れマークもあり、気温も15℃前後なのでホッとしています。緊急事態宣言が延長されたことにより、式の中で「歌いたい!」という子供たちの思いは叶えられませんでした。でも今年はこんな場面で、何度も鍛えられています。「何とかしよう!」ということで、事前に録画し、当日はその様子を映像で流します。そのために子供たちは今週から練習を開始しましたが、いつものような「音楽室で、教室で、体育館で」という練習はできません。練習場所は体育館通路であり、校庭であり、屋上であり…。さすがに屋上は、風もあり、「高い!」という恐怖感もあり、「練習場所には不適当」となりました。そして人数も、全員が集まってはできないので、クラス毎に練習を続けました。そして昨日は録画撮り。子供ルーム横の校庭に2クラス毎に集合、2曲録画をすること2回、それを編集して当日は式の中で披露します。その式も前半と後半の構成と考えており、前半は15日の証書授与の通し練習と私の話、後半は17日、保護者の皆様の前での卒業証書授与と考えています。今年の式も、私たち教職員の誰もが経験したことのない式になりました。「当たり前」と思わず、その場の状況に寄り添っての対応となるので、より一層、心が込められると思います。
大事なことは体調です、卒業生も、参加される保護者の皆様も、そして教職員も、今日から式までの5日間、調子が悪ければ休養、無理をしない、勇気を持って休む、などの判断が求められます。みんなの努力が集まっての17日です。よろしくお願いします!
3月11日
学校では国旗を半旗にし、8時25分に全校児童と職員で、1分間の黙祷を捧げました。以下は子供たちに伝えた話です。
「今から10年前、6年生は2歳、5年生は1歳、1年生から4年生はまだ、生まれていない人もたくさんいました。10年前の今日、午後2時46分、東北地方の宮城県沖を震源とする大きな地震がありました。大勢の人が亡くなり、大勢の人がけがをし、そして未だに行方不明となっている人が2500名以上もいます。亡くなられた方々に、「安らかに眠ってください。私たちは『命の大切さ』を感じながら頑張って生きていきます!」の気持ちを込めてお祈りをしたいと思います。
(1分間の黙祷)
10年前の大きな地震による災害を「東日本大震災」といいます。きっとお家の方に、いろいろと話を聞いている人もいるでしょう。この地震のことについては各クラスの先生から聞いてください。この日、大きな津波によって、一瞬のうちに波にのまれ、苦しいとも言えずに命を落とした小学生もたくさんいました。今年、皆さんは感染症によって苦しい思いを味わっています。それでも我慢し、病気と闘いながら、頑張って生きています。今日は「命の大切さ」を改めて考え、「自分の、その命は自分で守る」ことの大切さを考える日にしましょう」
放送室で話をしましたが、子供たちがしっかりと受け止めて聞いている様子が感じられました。その後、いつものように校舎内を歩いていると、2年生男児が「先生、しっかりと聞いたよ」という声かけ。とっても嬉しく思いました。
被災し、大勢の児童と職員が亡くなった、宮城県の大川小学校を訪れたことがあります。その時の光景は今なお忘れることができません。被災した校舎を取り囲む今は静かな環境、そして近くを流れる北上川、校庭から校舎や周囲の風景を眺めているだけで、何かひしひしと感じられるものがありました。 今日は「命の大切さ」と「自分の命は自分で守る」について考える日にしていきましょう。
卒業まで4日となる今日、6年生は校舎内の窓ガラス清掃を中心に、奉仕作業を実施してくれました。校長室の窓ガラスも一人の男児が、かなりの時間をかけてきれいにしてくれました。「ありがとう!ガラスがないみたい。全然違う!」と声かけすると、嬉しそうです。高いところには手が届かないため、一緒にやりました。校舎1階の窓ガラスがピカピカです。6年生の皆さん、本当にありがとう!! 3月11日の今日が終わり、明日は「卒業式まで、残り3日」となります。
10年を迎える「3.11」
「時間がたつにつれ、震災の危機感が薄くなっていく…」と言われていますが、10年を迎える今年は、ここ数日、震災を取り上げた番組が多く、目にして関心を持つことが多くなっています。
3人のお子さんを亡くしたご夫婦は、自宅があった場所に木製の遊具を造りました。「3人が見ていてくれる」「ちゃんと悲しんでいいんだ」「区切りをつける必要はない。前を向いていく」…そんな言葉が印象に残りました。おばあちゃんの手を握って避難している途中で津波にのまれ、離ればなれに。自分だけが生き残ったことに罪悪感を感じていた女性は、我が子の誕生を機会に、前を向こうと考え始めた。…その方々の心境を思うと、いたたまれない思いになります。前を向くことはできず、苦しんでいる方も数多くいらっしゃるはずです。
6年生の児童は当時2歳、多くの子供たちはこの世に誕生していません。あの当時の記憶が全くない児童ばかりになった学校ではありますが、地震をはじめとする自然災害、登下校中の事故等、身の回りにある危機感を伝えていかなければいけません。「10年目の3.11…『命の大切さを考える日』に」という資料を作りました。東日本大震災の被害状況から「突然の地震、大津波による被害で多くの犠牲者」「小学校の児童と先生70数名が避難の途中で犠牲になった例も」「『命は大切!』…感染症で苦しんでいる今であるけれど、生きていることを喜びたい!」そんな内容を取り上げ、「『自分の命は自分で守る』…普段からの意識が大事」を子供たちには伝えていきたいと考えています。
『釜石の奇跡』(NHKスペシャル取材班制作)を読みました。防災教育によって多くの命を救うことができた釜石市の取り組みを紹介している内容です。巻末には「被災地の取材を通じて、子供はそこにいるだけで希望なのだと感じることが多かった。子供がいれば、大人は生きる目的を見いだせる。これから長い時間がかかる復興にも、『この子たちのために』と気力を振り絞ることができる。だからこそ強く主張したい。災害で子供の命を消してはならないと。想定外の大災害の中でも、生き抜くことができると、釜石の子供たちは教えてくれた。だが、その力を育むのは、私たち大人の責任だ」とあり、重く受け止めました。
2日の新聞(千葉日報)には『あれから私は』という特集記事で、あの日のディズニーリゾートでの対応を取り上げた内容でしたが、とても印象に残りました。来園者の頭を守るため売り物のぬいぐるみをt配ったり、シャンデリアの妖精を演じてゲストを誘導したり、普段は決して見せないバックヤード(舞台裏)を利用して避難を実施したり、…「こんなことがあったんだ」と興味深く読みました。中でも「お客様にとって良いと思うことは、大いにやろう」と、その当時に発した言葉が10年たっても変わることのないTDR従業員の基本理念であり、「マニュアルの徹底よりも『考えて行動できるキャスト』を育てていきたい」とは話していることです。まさに富勢小の子供たちに着けてほしい力の№1「自分で考え、自分で行動できる力」です。釜石市の子供たちも、防災教育によってこんな力を身につけていったと思います。
10年目を迎えた「3.11」。感じたことはたくさんありましたが、ここから学ぶべきことは、これからもまだまだあるはずです。経験しないですむなら、経験したくないことはたくさんあります。でも経験をしたならば、それをそのままで終わらせずに、何か次につながること、役に立つことを生みだしていく…その大切さを改めて感じています。大人の責任として、子供たちにはしっかりと伝えていきましょう。
自分で判断し、行動する力
皆様にご協力いただき、児童と教職員の結果も併せた「学校評価アンケート」結果を昨日、メールでお伝えしました。情報量は少なくはないのですが、関心を持っていただき、今後の富勢小学校経営に多くのご意見をいただければと考えています。ご協力、誠にありがとうございました。 コロナ禍における学校の教育活動は難しく、試行錯誤をしながらも児童の頑張りと、保護者の皆様のご支援でここまで乗り越えられてきたと思います。「子供たちの学校での様子が見えない」という不安から、学習の定着度や体力についての評価が低いという状況はしっかりと受け止め、来年度の教育活動にいかしていきたいと思います。また学校からの情報発信の仕方にも工夫を加えていきます。「子供への対応の仕方に問題」教職員の児童への関わり方に厳しい指摘がありました。子供がけがをした際、トラブルがあった際の皆様への報告は必須であり、この点は「当たり前」にしていかなくてはいけません。また教職員の言動は「どう受け取られるか」が大事であり、私たちの思いを子供たちに確実に伝える必要があります。担任だけでなく学年、学校全体と、複数ある指導体制を機能させながら、理解と意欲につなげていきたいと考えています。
子供たちには「自分で判断し、行動する力をつけてほしい」とのこと。「子供たちにつけたい力」の問いに対する皆様の願いです。どんな子供の姿をイメージするのでしょうか?「今は休校だから、計画的に勉強しなければ」「ゲームはここまでにして、明日の準備をしよう」「あんなことを言ったら、あの子はかわいそうだ。なんとかしよう」「今日はお母さんが忙しそうだから、お手伝いをしよう」・・・ちょっとこれはできすぎですかね。大人は「自分で判断し、行動する」ことはできるようにはなるので、子供から大人になるまでに何を求めて、どう気をつけさせていくのかによって変容の仕方は違ってくるはずです。コロナ禍の学校ではマスクをつけた生活が当たり前になっていますが、これは「自分で判断し、行動する力」が身についたと言えます。朝、登校途中で、みんなの様子を見ながらマスクを着ける子供も多くなっています。こんなことがありました。「走った後、マスクを外していたら、高学年の人に叱られた」とのこと。走った後にマスクを外すことも理解できるし、マスクをしていないことへの注意も理解できます。足りなかったのは相互理解ですよね。それがあれば、これも「自分で判断し、行動する力」になるはずです。やはりこの力は関わりの中でもまれながら、理解し、乗り越えていくことが必要になってくるんだと思います。「進んで学ぶ子」もやはりこの力ですよね。きっと「自分で判断して、宿題だけでなく、読書したり、自主的に勉強したりしてほしい」と思う方は多いでしょうね。「どうすればそうなるのか?」は簡単には言えませんが、先日配付しました『学校図書館だより』に、この1年の状況報告がありました。
○2~6年生の貸出冊数 28,084冊 平均47.2冊 (昨年は26,691冊 平均43.4冊)
○1年生の貸出冊数 5,749冊 平均60.5冊
(昨年度は5,937冊 平均57.6冊)
「今年は休み時間に外で遊べなかったから」と言ってしまえばそれまでなのですが、「増えた」という実態は嬉しいですよね。本に興味を持った子がいるはずですし、それによってこれからも読書の選択肢はあるはずです。やはり学習は「やればできる!」という経験と動機付けにより、興味・関心を持たせること、そのための来年度の学習活動にも工夫を加えていきたいと思います。
緊急事態宣言の2週間の延長が決まりました。制限のある活動が更に続きます。12日は中学校、17日は小学校と、卒業式も宣言下の中での実施となります。「解除されれば」と予定していたことはできませんが、何とか工夫していきたいと思います。先日、職員には伝えたのですが、この時期に感染したり、濃厚接触者に特定されたりすると、式に参加できなくなる場合があります。これは子供たちも同様です。どうすれば良いのかは難しいのですが、まずは自分の体調管理に努め、「いつもと違うな」と感じたら休養することです。頑張りましょうね!
中学校への準備
6年生にとって「卒業まで12日」で始まった今週ですが、1日は富勢中学校の先生による英語の授業、2日は「情報モラル~ネットトラブルを防ごう!~」の授業があり、いよいよ迫った小学校卒業から中学校に向けての準備が始まりました。1日の授業は英語科4名の先生が来校、学級ごとに英語の授業を実施してくださいました。流ちょうで矢継ぎ早の会話に、始めは圧倒されていた子供たちでしたが、慣れるに従って先生方の雰囲気に入り込んでいきました。終始ニコニコ顔の先生方から「素晴らしい!」と、書いても、話しても褒められた子供たちは照れながらも大満足。最後は「4月を楽しみにしているよ!待ってますね!」と声をかけられ、期待を膨らませている様子でした。
そして2日は「情報モラル」学習です。柏市補導センターから講師を招いて実施しました。今は子供たちにとって身近な物になっているスマホやPCによるコミュニケーションアプリ。SNSを巡るトラブルは中学生だけではなく、小学生にとっても他人事ではありません。この日のポイントとなる「軽はずみな投稿」「個人情報」「姿の見えない人とのやりとり」を掲げ、SNSで気をつけたいことを子供たちに学んでほしいというのが大きな狙いです。皆様は子供たちがどのような使い方をしているのか、ご存じでしょうか?富勢小でもSNSによるトラブルは起こっており、家庭と中学校と連携して、対応した事例もありました。子供たちの利用状況は、もしかしたら大人の理解を超えているということもあります。この日の学習の終盤では「トラブルを未然に防ぐためには」という内容で、①親から貸し与えられている ②ルールを作る(家族、友だち) という学習もしました。ぜひ、関心を持っていただき、利用実態を知ってください。そして子供たちと話してください。もしかしたら困っていることもあるかもしれません。「あなたの、その投稿で、仲間を助けたり、勇気づけたりすることもできる」ということも学習した子供たちは、終始、話を真剣に聞いていました。「正しく積極的に利用してほしい」という願いをぜひ、子供たちに伝えてください。
「緊急事態宣言が2週間ほど延長されることもある」というニュースが流れました。ということは卒業証書授与式も、この期間内に入ります。本日、6年生の保護者の皆様には案内を致しましたが、場合によっては一部、見直さなくてはいけないことがあるかもしれません。悩ましいことではありますが、子供たちや保護者の皆様の思いを十分に受け止めながら検討し、お伝えしていきたいと思います。「この1年、複雑な思いの中、我慢しながらも、一生懸命に活動してきた子供たちに報いたい」思いで、私たち職員も一生懸命考えていきたいと思います。
子供の成長
「子供の成長」を皆さんはどのように考えますか?
新学期が始まった6月のことを思い出すと、きっと今の子供たちには成長したところを感じることは多いでしょうね。「全くないなあ」と言う方はいないとは思いますが、しっかりと見て成長したところを見つけないと、次につながらないと思います。6月からの9か月間、子供たちが勝手に成長した部分もあるでしょうが、たくさんの活動に取り組むことで、失敗する、成功する、叱られる、褒められる、などの様々な経験を通じて成長してきたものが多いと思います。「遭遇した場面をどう乗り越えてきたか」が大切ですが、その「どう」とういうことについて考えさせられます。子供自身が一人で考えて乗り越えたことはあるでしょうが、やはり「関わり」は大切です。家族であり、友だちであり、私たち教職員であり、子供の周りにいる人がどのように関わってきたかが大事になってくるはずです。
今、教職員と「1年間の振り返り」ということでの面談をしています。その中の最後に、「教員(学校に勤める職)の魅力は?」という質問をしています。面談はまだ途中ではありますが、「成長する子供に接していること。子供たちの成長を感じられる、成長に関われること」という回答がほとんどです。教職員は成長につなげるために日々、子供たちと向き合い、様々な働きかけをしています。その「働きかけ」がその子供にとって適当であったか、この点は反省しなければなりません。意欲につながらない取組であったかもしれないし、大いにやる気を引き出すことになったかもしれません。そこは小まめに振り返り、小まめに修正していかなくてはいけないと思います。そこで重要なのが家庭との連携です。集団の中における個々の働きかけが適当であったかについて、家庭での子供たちの様子を共有することで、より良い修正ができるはずです。「取組の意図」を教職員が家庭に伝えて、理解していただくことも重要です。その当たりも十分であったのか、その点の反省も必要です。まずは「子供たちの成長を1番に考えている」私たちを信じていただき、その上で様々な取組にご意見をいただきながら相互理解を図っていく…今年を反省しつつ、そんな連携にしていきたいと思います。
金曜日の朝のこと。いつもの場所にいた私に、「1年生が転んで怪我をした」という情報を保護者からいただきました。向こうから6年生3人と一緒に1年生が歩いてきます。転んで手のひらに怪我をし、膝をすりむいたとのことですが、歩くことはできます。「保健室に連れて行く」とは6年生。1年生の歩幅に合わせながら、横にいる1年生と前を交互に見ながらゆっくりと学校に向かっていきました。3年生から一緒に過ごしてきた6年生の、大きな成長を実感して嬉しくなりました。
「書写」の授業
絆、真、努、正、変、翔、現、実、支、幸、挑、夢、桜、咲、窓、創、褒、大、未、健、算、一、点、翼、育、勇、優、友、知、勝、志、敬、莉、学、宙、賢、詩、音、修、謝、憧、憲、共、二、煮、…
まだまだあって書き切れません。小学校卒業を間近にした6年生が選ぶ漢字は中学校での活躍を誓うものが多く、決まって登場する漢字も多くあります。その一方で、毎年新しい漢字が登場するので感心します。今年新たに登場した漢字は、
親、点、恩、別、警、諦、算、寮、褒、海、闘、狂、乗、早、再、詩、亀、憧、虎、…
と、まだまだあります。今までで一番多いかもしれません。
親…今までお世話になった親に感謝の気持ちを!
恩…お世話になった先生方に恩返しをしなければ…
算…算数は難しかったなあ。中学では数学、算数は小学校で終わり。
褒…褒められると力が出る。嬉しい気分になる。
警…将来、警察官になりたい!
「諦」を選んだ子も数名いて、「何でこの文字?」と思いましたが、その理由には「諦めないようにする」・・・なるほどなあと納得しました。子供たちがその文字を選んだ理由を読むと、自分をしっかりと見つめ、将来への誓いが感じらるものばかりです。「さすが6年生!」と感心しつつ、嬉しくなりました。選んだ文字を毛筆で書く子供たちは、いつもより一生懸命に取り組んでいるように感じたのは、一人一人の思いが込められていたからですね。選んだ理由に支えられた毛筆の作品は、個性があり、重みがあると感じます。
子供たちが選んだ文字をもとにして卒業のメッセージをつくる…この後の私の仕事です。6年生の思いを受け止めながら頑張ります!
来週月曜日は3月1日。卒業まであと「12」日です。
感動!6年生を送る会
これは1年前、「6年生を送る会」の実施前にHPに書き込んだ内容です。昨年の今頃は「新型コロナウイルス感染症」の恐怖をジワジワと感じている頃、「『送る会』は実施できないかも」そんな思いもあり、緊急事態宣言が発出されて翌週の3月4日からは休校にも入りました。あれから1年経っての「6年生を送る会」を昨日、実施しました。
今年は「体育館に全校が集まって、それぞれの学年が6年生に披露する、お互いに見合う」という形式は初めから想定できず、「動画を撮ってそれをつなぎ、各教室で視聴する」形式で取り組みました。いつものような数回に及ぶ学年練習はありません。学年全体が合唱する、合奏する「集まって合わせる」ことはできません。「どんな発表なら、6年生に『ありがとう!』の気持ちを伝えられるのだろうか?」ここからの企画であり、子供たちと教職員が知恵を出し合い、工夫をしながらの会になりました。PCのフォルダに児童会からのオープニングセレモニーから各学年の作品(発表)が保存されていて、各学級の担任が操作し、発表をつないでいきます。9時半に始まり動画視聴、6年生の感想発表、私の話、そして終わりの言葉まで45分、10時15分に終了しました。
○感動しました。感染症によって多くのことができなかったけど、今日の会は本当に良い思い出になりました。皆さんに感謝します。
○皆さんの気持ちが伝わってきました。涙が出るほどです。
○体育館での会とは全く違う感動がありました。
これは6年生の感想です。放送で全校に伝える声も涙声になるほどでした。撮影の舞台は教室が多く、学級ごとの発表です。子供たちは書いた文字や描いた絵を持ちながらカメラに向かって話します。「カメラを見ながら踊るんだよ」って言われたんでしょう。カスク越しではあるけれどカメラを見ながら、楽しく踊っています。5年生は「思い出のページ」という発表で、6年生が入学してからの写真をたくさん使ってページを作りました。カメラの向こうの6年生を意識し、PCで編集しながら見てくれる6年生を思い、それぞれがバラバラに取り組んだ「一部」が集められて、この日に「全部」になりました。教室で視聴する6年生は在校生の視線から、体育館で実施する会とは違った「在校生の感謝の気持ち」が伝わったんでしょう。私ももう何度と参加してきた「6年生を送る会」ですが、今年は感染症防止に必死に取り組み続けている子供たちのことを思うと、今までとは違う感動があり、富勢小のみんなが集まることの良さを感じ、子供たちの力を感じました。「ピンチをチャンスに!」と思い続けてきた今年度でしたが、昨日の会はまさにそれを実感できるものでした。
卒業まで15日
昨日の放課後、校舎を回っていると、6年生の教室に「卒業まで15日」の表示がされていました。3学期になり、6年生の各教室には、子供たちの手作りによる卒業までのカウントダウン表示があります。1月始め、40台の数字から始まりましたが、1月末にかけて30台から20台へ。2月半ばを過ぎると10台に入り、来週にはいよいよ1桁に入ります。今週から来週にかけて、2月から3月に入ると6年生は卒業をより間近に感じられるはずです。先週の金曜日のこと。ポカポカ陽気の中、6年生4学級が校庭に分散集合、学年による「なわとび大会」を実施しました。短縄跳びのいろいろな跳び方にチャレンジする選手を各クラスから選出し、学年で回数を競います。実行委員が進行し、結果報告では「1位、○組、△△さん!」という発表に各学級から歓声が上がりました。この日までの休み時間、今は学年毎に使用が決められているので限られているのですが、6年生はこの日の学年大会めざして熱心に練習する姿を見かけました。今までのことが思うようにできず、新たなことに工夫しての取組が求められたこの1年です。「このままでは終われない」ということで各担任から相談があり、子供たちと一緒に決めた、ちょっとしたワクワク感、ドキドキ感を味わう取組です。各学級、学年全体のまとまりと個々の子供たちの所属感、連帯感を感じるには良い機会であり、校長室から見えるその様子からも伝わってきました。暖かな陽射しの中、子供たちはワクワク、ドキドキを味わえたのではないでしょうか。
いよいよ3月17日の卒業証書授与式も迫ってきました。先日の懇談会資料にも記載しましたが、今年度の式は、
○式には卒業生、保護者(1名)、教職員が参加して実施
○証書授与は2回に分けて実施
○保護者の控え室を用意
という形で実施するつもりです。式の内容については今、検討中で、決まり次第、保護者の皆様にはご案内しますのでお待ちください。
先週に続いてオンラインによる懇談会を昨日は1年生で実施、明日は最終日で2年生が実施します。ただ話だけで終わらないように内容を工夫していますが、聞こえない、見られないという不具合もあり、ご迷惑をおかけしています。昨日も放課後、2年生が入念にチェックをするなど、どの学年も準備に努めているのですが、なかなか思うように行かない様子です。申し訳ありません。明日もどうぞよろしくお願いします。
続「校長室の話」
以前、「校長室の話」という見出しで取り上げましたが、20代までの歴代校長の写真が仕上がってきました。「掲示する作業は時間もかかるし、後で良いかな…」と優先順位を下げてしまったのですが、「やれるときにやる」と思い返し、今週始めに取りかかりました。
A3サイズよりやや大きめの5枚の額にA5サイズの写真を4名並べます。写真の下に氏名を表示し、写真がない先生方の場所には校章と氏名を表示しました。間隔を取ってフックを付け替えて掲示します。そして21代目から39代目までの写真を順番に掲示していきました。要した時間は3時間ほど、校長室のリニューアルが完成しました。4名を並べた額の色が明るいベージュなので、校長室全体が何となく明るく感じます。以前、写真を外した校長室を見て「完成したらぜひ見たい」と言っていた6年生も、「凄い!」「何だかきれい」と喜んでくれました。2月の「逃げる日々」を有効に使えた実感があり、気分が良くなりました。この先、額を掲げるスペースも確保でき、しばらくは安泰ではないでしょうか。
しばらくと言えば、感染した児童生徒を伝えるメールがありません。ここ数日は「感染者数が減」というニュースが続いており、柏市の感染者数も一桁が目立ってきています。家庭からの検査、濃厚接触などの連絡も減ってきており、学校でも「感染者数が減っている」実感があります。ただ気温の変化が大きい日々もあり、体調を崩しやすく、発熱などの様症状で欠席、兄弟姉妹や家族が体調を崩し、その影響を受けて欠席という状況は続いています。でも皆様がこのような「念のため」の取組を理解し、協力してくださっているから感染減という状況になっていることは間違いありません。またマスク着用、手洗い、換気、給食や休み時間の過ごし方など、「新しい生活様式」に継続して取り組んでいる子供たち、そして教職員も同様です。このような感染を防ぐ生活様式が当たり前になってきていますが、それは「頑張って継続してきた証」だということは忘れてはいけないと思います。本当に子供たちにも、保護者の皆様にも、そして教職員にも感謝したいと思います。
本当にありがとうございます! 落ち着く時を信じて、みんなで頑張りましょう!!
オンラインによる懇談会
今週は月曜日から学年、学級ごとにオンラインによる学級懇談会を実施しています。時間帯は15:30~16:30で、本日は6年生、明日は支援級、来週は1年生、2年生と続きます。スタートの月曜日、3年生が実施していたときのこと、突然停電!少し慌てましたが、何とか復旧し、終えることができました。学級から子供たちの様子を伝えたり、来年度の向けた準備に関してお話ししたり、皆様からご指摘を受けたり、今後につなげていくためにもこの機会は大事と考えての取組です。残念ながら、思ったほど参加者が少ないので、仕事中のこと、環境のこと、何か問題があるんですよね。「どうすれば保護者の皆様の関心を高められるか」これは私たちが考えなければいけないことですが、様々な取組に対し、問題点があれば指摘していただき、改善を図っていくことが必要だと思います。継続する課題ですが、機会があるたびにぜひ、ご意見ください。
実は昨日、私も市内の校長間で1時間、オンラインによる会議をホスト役で実施しました。在宅勤務をしている保護者の皆様も多く、オンライン会議なんて当たり前という皆様には笑われてしまいますが、まだまだ不慣れで、今までは参加するだけであった自分にとってはドキドキの1時間であり、準備でありました。今年度の会議はオンラインでつながることも多かったのですが、事情もあり、発言時のみ「顔を見せ、ミュートを解除する」というやり方で実施しています。コロナ禍と言うこともあり、この時期、情報交換する内容も多く、アッという間の1時間でしたが、正直、疲れました。何故だろう?と、考えたのですが、やはり顔が見えないと言うことだと感じました。「うなずきながら聞いてもらえるありがたさ」を実感したんだと思います。職員の前で話す際もやはり、うなずいてくれると話しやすくなります。顔が見えないと「聞こえているのか」「肯定的に受け止められているのか、逆なのか」「どんなふうに相手はとらえているんだろう」…いろいろと考えながら話を進め、だんだん不安になってきました。これは今週、オンラインによる懇談会を実施している職員も同様のことを言っていました。これは学級での子供も同じ。発言をするのに、ざわついていたり、反応が無かったりよりも、うなずいてくれる子が多いほど、自信を持ってでき、次につながります。「話し手は聞き手が育てる」とは言いますが、まさにそれを実感しました。とはいえ、オンラインによる取組に慣れないといけないですよね。それは十分に意識しつつ、話しやすい環境作りにも努めることにも取り組んでいこうと思います。
「富学協(ふがっきょう)」に決定
昨夜に発生した地震、東北地方では震度6強の大きな地震になったようですが、この辺りは震度3,4ほどでしょうか。普段に比べると長い時間だった気がして、怖さを感じました。震源に近い東北地方では火災が発生したり、怪我をされる人もいたりという被害が出ている様子ですが、皆様の所はどうだったでしょうか。実は昨日、「おやじの会」の皆さんが玄関に雛人形・七段飾りを設置してくださいました。その雛人形が昨夜の地震でどうなっているか、気になります。明るくなったら見に行ってこようと思います。雛人形設置はこいのぼりと同様に、富勢小・季節の風物詩になっています。結構場所を取ってしまうので、全ての飾りを設置するのは難しくなっていますよね。我が家も一部だけ、ということはありました。明日の月曜日、子供たちには「もうすぐひな祭りだ」と、3月間近、もうすぐ春!といった季節を感じて欲しいと思います。この場をお借りし、「おやじの会」の皆様に感謝します。本当にありがとうございました。
雛人形が設置された昨日の午前中、21名が参加し、『柏市立富勢中学校区学校運営協議会』の3回目の会議が実施されました。この会議は「地域とともにある学校づくり」を目的に設置され、子供たちの健やかな成長を支援する組織であり、この会が設置された学校は「コミュニティ・スクール」になります。柏市では令和5年までに全ての学校が「コミュニティ・スクール」になるように準備を進めており、富勢中学校区は今年度から取り組みました。様々な考え方、様々な環境の中、地域と学校をつなぎ、みんなで子供を育てるための連携体制です。富勢中学校区には富勢中、富勢東小、富勢西小、富勢小の4校があり、小学校3校は規模をはじめ、課題はまちまちです。しかし、子供たちの生活の中に地域行事が根づき、「卒業後は富勢中へ」という共通点があるので、6年間の学びを支える体制づくりをめざしています。『柏市立富勢中学校区学校運営協議会』というのが会の正式名称ですが、長いですよね。そこで委員の皆様が考えてくださり、「富岳(富士山)が見える富勢地域を強調し、富士山のごとく広い視野を持って多くのことを俯瞰し対処していく。そんな視点で子供たちの学びを支えていく組織」ということで『富学協(ふがっきょう)』となりました。中々思いつかないですよね。委員の方々の視点は、これだけでも凄いなあと思います。
ところで昨日の会議、感染症の影響もあり、ましてや緊急事態宣言中です。一堂に会することはできないため、オンラインによる初めての会議となりました。各委員の自宅や職場、オンライン環境が難しい方は4校に集まりました。富勢小のPC室が事務局という形になり、12箇所をつないでの会議です。「音が聞こえない」「ミュートを外して」「顔が見えない」「画面が共有できないよ」「○○さん、久しぶり!」…と、はじめはワイワイ、ガヤガヤと雑談です。会議に臨む場所は委員の方一人なのでマスクを外しての参加でした。それだけでも何だか安心です。10時からのスタートでしたが、15分ほど経つと真剣な雰囲気に。6つの議題に対し、「こうしたら良いのでは」「こんな取組もできる」という意見や役に決まった方からはそれぞれの抱負などがスムーズに共有でき、予定終了時刻の11時半には、不安が満足に変わり。無事に終了することができました。
今年度は具体的な取組は何一つ、できませんでしたが、「子供たちを支えたい」という地域の皆様の思いがひしひしと伝わってきて、期待感が膨らんできました。学校を取り巻く環境が大きく変わろうとする今、「富学教」と連携して、子供たちの学びを支えていきたいと思います。
子供たちの悩み
今週始めのこと。担任を務める職員が「子供がどうしても、校長先生に相談したいって言っているんですが…」と、困った顔をしてやってきました。この日の休み時間、男児4名がやってきました。「女子が勝手なことをして、言うことを聞いてくれない。学級を男女別にして欲しい」とのことです。不満を聞いてみると、何をしても文句を言われるし、馬鹿にされたように思うし、…緊張気味ではあるけれど、口をとんがらせて話します。「クラスを男女別にしたり、教室で男女を分けたりは富勢小ではできないなあ。男子だけの学校、女子だけの学校に行くしかないかなあ」と言うと、「そこまでは考えていない」とのことです。でも結構不満があるようです。この日は「今度は女子にその不満を伝えてみるよ」と伝えて終わりました。
翌日、そのクラスの女児2名と話をしました。「男子は女子に注意はするけど、自分たちだってできていない。話も聞かない」とのこと。お互いが同じように思っています。「男女別にしてほしい」という考えを伝えると、「そこまでは考えていない」とのことでした。男子から助けられたこともあるし、楽しいこともあるし、一緒で良かったと実感している様子も見られます。「わかった。そのことを伝えてみる」と言って終わりました。
そして昨日、男児2名と話しました。先日よりは緊張の様子はなく、少しリラックスしています。女子との話を伝え、「一緒にいて楽しいと感じたこともあるようで、男女を分けて欲しいとは考えていないようだよ」と伝えると、何となくホッとしたような表情が見えました。「お互いの良いところは何だと考えてる?」と尋ねると、考えながら答えました。「人には良いところが必ずあるから、女子の良いところを見ることは大切。良いところを探す目はきっと優しいよ。お互いに文句を言うことも大事だけど、わかり合おうとすることも大事。両方ができるようにしてほしいな」と伝えました。その上で「せっかく相談に来たから、他に困っていることはない?」と聞くと、「休み時間、自由に遊べないこと」「給食が少ないこと」の2つをあげました。給食については、お替わりしたくても量が少ない、はじめの量がもっとあればとのことです。「わかった。1つだけ山盛りにすることはできないけど、『もっと食べたい!』ということは中山先生に伝えておくよ」と言いました。休み時間のことについては感染症のことを話しました。2人は今の状況をしっかりと理解できています。「今の休み時間が良いとは思っていないよ。2人の気持ちを聞かせてもらったから、全員が自由に遊べる時を考えていく」と話しました。最後に「こんなふうに相談することはとても大事なこと。先生は担任の先生だけじゃない。学年の先生もいれば教頭先生や校長先生もいる。お家には家族もいる。相談したら自分で考えて、行動していくようにしよう」と伝えました。2人は満足して校長室を出ていったようです。
このクラスの担任は若年者で、十分な経験があるとは言えません。子供たちの悩みに接し、私の所にやってきました。これは大正解と、職員には伝えました。今は担任だけではなく、学年や全体の複数で子供たちに寄り添っていくことが必要です。経験があるベテラン職員も同様です。多くが関わることで子供たちは安心できていくと思います。「休み時間、自由に遊べない」これは感染症による子供たちの大きなストレスの1つだと、改めて実感しました。きっと他にもあるはずです。だからこそ複数で対応し、子供たちの安心感を少しでも広げられるようにしていきたいと思います。子供たちの相談から学びました。子供たちに感謝です。
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