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特色:令和4年度の研究について
令和4年度の研究は、創立150周年記念行事に向けて、様々な取り組みを実施します。
テーマ:「地域と学校に愛着を持ち ICT を駆使して魅力を発信する子 ~創立 150 周年記念行事を通して~ 」
1 実施計画に至る経緯
本校は、明治6年3月15日に開校し、今年度(2022年度)で創立150周年を迎える。明治5年に学制が発布された年度内に創立しており、日本で最も古い学校のグループである。
本校の学区は、都心に近い柏市にありながら、学区全体が市街化調整区域に指定されている農業が盛んな地域であり、現存する首都圏内の教会堂としては最古の手賀協会など歴史的意義を有する建造物等も残されている。
そこで、記念行事に向けての子供たちの活動は、教室を飛び出して地域全体を学びの場とし、様々な体験を通して学んだことや考えたことを、1人1台端末を活用して地域や保護者に発信するものとしたい。発表の場も、体育館に紅白幕を張り来賓のあいさつが多い儀式的なものではなく、野外にプロジェクターとスクリーンを設置し、子供たちを主役として学習成果を発表できるようにする。
当日、保護者には例年行っている「収穫祭」と同様に、子供たちが栽培したもち米や野菜を使って、赤飯や豚汁を用意してもらい、地域の方にふるまいたい。そうはいっても、学校まで足を運んでくださらない地域の方も多いことが予想される。記念行事の最後には、150周年と同じ数の花火を打ち上げ、それを見上げることで母校の150周年を祝っていただきたいと考えている。
2 活動の特色
①活動の単位が全校児童であること。しかも、同一学年で内容を変えて活動するのではなく、1年生から6年生を縦割りにした3グループ(1グルーブ23名程度)で活動を進めていく。
➁学校をとび出し、地域で学ぶこと。月2回以上全校でフィールドワークをするなど、学校をとび出し地域全体を学びの空間とする。
➂多様な人材から学ぶこと。縦割りグループのため担当の教師は担任とは限らない。また、地域の農家の方や企業や団体の方など多様な人材から支援を受ける。
④学び方が変わる。教師による一斉伝達型の授業から、子供主体の学習へ改革すること。また1人1台端末を活用することで、情報活用能力の育成を図る。
詳細は、下記をご覧ください。(校長 佐和)