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特色ある研究(令和4年度)
特色:150周年記念式典を終えて ~手賀地区 とうもろこし~
とうもろこしグループは、ドルチェ・ドリームの栽培から、道の駅での販売までについてをプレゼンテーションしました。
以前にもホームページに載せましたが、手賀地区のとうもろこしもぎ取り体験や、道の駅での販売は大成功でした。
しかし、それまでには、いろいろなピンチもありました。
1つ目は、6月後半から7月にかけて晴天が続き、雨が降らなかったことです。このまま雨が降らなかったら、とうもろこしの実が少なくなり、枯れてしまいます。そこで、1、2年生で「雨降れぼうず」を作り、雨が降るように神様にお願いしました。そのかいあって、翌日には雨が降りました。
2つ目は、学校で栽培していたとうもろこしが、ハクビシンと思われる害獣に全部食べられてしまったことです。そこで、とうもろこしの栽培を指導してくださっている大山さんに手紙を書いて、畑に、とうもろこしを守る電気柵を取りつけてもらいました。おかげで畑のとうもろこしは立派に成長しました。
これらのことを、1・2年生を中心とした劇で発表しました。
このような体験を通しながら子どもたちはいろいろなことを学びました。
1つ目は、天候についてです。農作物を育てるには、自然の力がとても大切であり、自然には逆らえないということ。
2つ目は、農家の方の知恵についてです。その年の気候を考えてとうもろこしの世話をする時期を計算したり、害獣対策に電気柵や鳥よけをつけたり、おいしいとうもろこしの陰には、多くの努力や苦労があることを学びました。
そこで、この発表の場で、大山さんに今までのいろいろな感謝を伝えました。
これからも、おいしい農作物を作るために、市長さんに「地域の害獣、害鳥対策に力を貸してください」とお願いをしました。
(手賀地区担当 山内・近藤・戸沢)