テガニっき 令和5年度

テガニっき 令和5年度

5年生 田についてのインタビュー

 5・6年生は、今年度、「ファーマップ」というものを作ろうと考えています。「ファーマップ」とは、農家という意味の「ファーマー」と、地図という意味の「マップ」を合体させた言葉で、児童会役員が考えました。

 手賀東小学校の学区の地図にQRコードをつけ、それを読みこむと、その場所の農家さんや作物の動画が流れるようにしたいと思っています。

 5・6年生が動画を作っていろいろな人に見てもらうことで、作物に興味をもったり、手賀の作物を食べてみたいと思ったりする人が増えればいいと思います。手賀地域の農家さんを応援し、恩返しができれば良いです。

 いつも皆様にご協力いただいている空き缶回収のお金は、今年度、この「ファーマップ」の印刷代に使おうと考えています。地域のために使おうということで、各学級が話し合い、児童会役員中心に、使い道を考えた結果、決定しました。

 

 動画で、農家や作物の魅力や工夫を伝えるために、今日は、田について、いつも田植えや稲刈りでお世話になっている村越さんにインタビューに行きました。

 5年生はこの前、米づくりについて他の学年にプレゼンをしたばかりです。さらに知りたいことがたくさんあります。

 

 

 今、田は、社会で学習した「中干し」をしている状態で、水が入っていません。

 中干しをする理由は、稲を丈夫にするためだけかと思っていましたが、村越さんに教えていただいて、1株が増えすぎないようにするためだということもわかりました。1株の稲が増えすぎると、周りの稲に日が当たらなくなり、米の一粒一粒が小さくなってしまうそうです。

 インタビューしている中で、さらに知りたいことがある時は、その場で質問を考えて、聞くことができました。メモをする人とiPadで動画を撮る人に分かれました。

 教科書や本、インターネットで学習したことだけでなく、実際にお米を育てている方からお話を聞くのは、貴重な体験でした。5年生も、今までたくさん調べたからこそ、次々と気になることが出てきました。

 2学期も引き続き、お米のことについて調べていきます。

(5年担任 戸沢)