図書室からのお知らせ

2025年1月の記事一覧

本 おはなし給食 1月

 2025年、最初に紹介した本は、おなじみの「民話」です。

 「きんたろう」(さねとうあきら・文/田島征三・画/教育画劇)

 「世のため人のために力を使え、と父親に教えられていた金太郎。
  森のなかまたちのために大木を引き抜いたり、大きな熊と相撲をとったり。
  ある日、狩りに来ていた侍に見込まれた金太郎は、家来となり京へ行くことになります」

 

 おはなしの内容はご存知の通りですが、それが何の献立につながるのかが気になりますよね?

 今日のテーマの献立は「じゃがいものきんぴら」。

 実は『きんぴら』という言葉は、金太郎の子どもだと言われている『坂田金平』の物語からきているようです。

 『きんぴらごぼう』を事典で調べると、次のように書いてあります本


 和食のひとつ。ささがき(うすく細くけずること)や千切りにしたゴボウをゴマ油などでいため、砂糖、しょうゆ、みりん、酒、トウガラシなどで味をつけながら、いり煮した料理。ニンジンなどを加えることもある。「きんぴら」ともいい、れんこんなど、ほかの根菜を同じように調理したものも、きんぴらとよばれる。ぴりっとからくて歯ごたえがあることを、江戸時代はじめの浄瑠璃に登場する、主人公の坂田金平の強さになぞらえて名づけたといわれる。

【『きんぴらごぼう』 総合百科事典ポプラディア(Sagasokka!)より】

 子ども司書Yさんが、読み聞かせてくれた強く優しい金太郎の物語をききながら、おいしい『きんぴら』を味わいました3ツ星