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2022年11月の記事一覧
3年ぶりの「校内音楽発表会」を実施しました。
校内音楽発表会は、新型コロナウイルス感染症の影響で実に3年ぶりの実施です。しかも、今年度、体育館に全校児童が参集しての学校行事は初めてとなります。今日は、どの学年も練習の成果を十分に発揮できていました。
4年生の発表は「茶色のこびん」「チャレンジ」の2曲。「茶色のこびん」は合奏。トップバッターということもあり、緊張しているようでしたが、演奏が始まるとリズム感よく、音を奏でていました。「チャレンジ」は、学年目標でもあります。心を1つに歌声もしっかり響いていて素晴らしかったです。
3年生の発表は「おかしのすきなまほう使い」「エーデルワイス」の2曲。「エーデルワイス」では、リコーダーと鍵盤ハーモニカを持つ姿勢がとてもよく、音色がよく響き渡っていました。「おかしのすきなまほう使い」では、いつも元気な3年生が、今日はその元気を歌声にのせて、上手に、そして、楽しく歌っていました。
1年生の発表は「にじ」「ミッキーマウスマーチ」の2曲。「にじ」は、指揮者なしでもピアノ伴奏をしっかりと聴いて、みんな一生懸命に、そして気持ち良く歌っていました。「ミッキーマウスマーチ」では、いろいろな楽器の担当がいて、音を上手に重ねながら演奏していて、とても素敵な演奏でした。
2年生の発表は「山のポルカ」「勇気100%」の2曲。「山のポルカ」は、テンポもリズムもぴったり合って、素敵なメロディーを奏でていて、聴いていてとても心地よさを感じました。「勇気100%」は、勇気100%、元気100%、歌声100%でした。声もしっかりと出せていて、みんなの気持ちがとてもよく伝わりました。
5年生の発表は「キリマンジャロ」「夢の世界を」の2曲。「キリマンジャロ」は、打楽器の正確なテンポとリコーダー・鍵盤ハーモニカの音の透明感が素晴らしく、とても美しい演奏でした。高音の響きがきれいでした。「夢の世界を」は、高学年らしい歌声で、歌詞に込められた思いが伝わってくる歌い方で、とても印象的でした。
6年生の発表は「Change!」「ラバーズコンチェルト」の2曲。最高学年らしい、全校の手本となるようなハーモニーの美しさに、そして、6年間で身につけた歌声の素晴らしさに、下学年の子ども達は、聞き入っていました。「ラバーズコンチェルト」は、音の強弱、音の重なりのバランスがとてもよく、聞こえてくるトライアングルの正確なテンポの刻み音が演奏を魅力的なものにしていました。さすが6年生、素晴らしい合奏でした。
それぞれの学年の音楽発表をお互いに見合い・聴き合うことは、とても大切なことです。3年ぶりの音楽発表会では、4年生・5年生・6年生の子ども達は、このことを思い出したのではないでしょうか。1年生・2年生・3年生の子ども達にとっては、全校の前での音楽発表は緊張したと思いますが、とてもいい時間だと感じてくれたことと思います。
第2回 校内授業研究会
11月1日、第2回・授業研究会の日。今日は1年生と3年生の学級で授業を展開しました。1年生は「かたちあそび」の単元を展開しました。たくさんの箱やボールを仲間分けする場面です。
活動の流れを確認した後、グループごとに仲間分けが始まりました。そして、その仲間はどんな特徴があるのか考えます。さらに分けた仲間を写真に撮り、Jamboard上に貼り付け、名前をつけていきます。
一人一台端末の活用が始まり、このような学習の機会が増えてきたと同時に、子ども達一人一人の端末を扱うスキルは着実に向上しています。1年生でこのようなICT機器を活用しつつ、共同作業的な活動ができることに驚きます。代表のグループがどんな仲間分けをしたのか紹介した後 は、すべてのグループの仲間分けの様子を見て回りました。それぞれのグループで図形の特徴を捉えて仲間分けをしていました。
3年生は「まるい形を調べよう」の単元を展開しました。ボールの半径を手がかりに、問題の答えを導き出す場面です。ボールが6個ぴったり入る箱のサイズを考えます。解決の手がかりとなる数値は「半径4cm」だけ。球体のボールの半径を平面化した図で思考します。半径をもとに考えると2個分が直径となり、その直径の長さは、箱のサイズを考えるときのボール1つ分の縦と横の長さに相当します。あとは、縦と横に並べるボールの数を考えて答えを導き出します。
ヒントとなる教具を使って考えたり、画面上で自分の考えをまとめ入力したりします。自力解決の場面では、どのように考えたのか説明を端末やノートに書いていきます。今日の学習でのキーワードは「半径」です。
子ども達同士、いろいろな説明を聞く中で、今回の学習では、ボールの半径の長さをもとにして考えれば、ぴったりサイズの箱の縦と横の長さが求められることが理解できました。この後の適用問題でも、よくできていました。
事後研究協議会も実施し、今回の授業について協議し、発表し合い、次につながる成果と授業改善等について共通理解・共通認識を深めました。これからも子ども達のためによりよい授業展開をめざし校内研究を推進していきます。