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活動の様子(R05年度)

トップを譲らない3年生

昨日は3年生がいなくなったという内容の記事を書きましたが、駅伝部

では3年生が先頭を切って走っており、まだまだ後輩達を引っ張ています。

3㎞のペース走終了後に計測した1㎞では、先頭を走るサッカー部の元部長

が3分1桁台の好記録を叩き出します。次の600m走では、陸上部長距離

の3年生が粘り強い走りでじわじわとサッカー部の部長との距離を縮めて

いきます。3年生の息もつかせぬ先頭争いは、確実に練習の質を上げており

一緒に走る2年生達の成長にも一役買っていることは間違いありません。

同じ校庭で走る生徒達の中には、県大会前日の最終調整をする陸上部の

3年生もいます。こちらは疲れを残さないようにゆったりとした練習ですが

時折ペースを上げた瞬間のスピードは流石県大会に出場する選手。圧倒的

な瞬発力を見せてくれます。明日のレースでは、3年間で培った全てを

数十秒の競技時間の中で出し切ってくれるよう願うばかりです。

体育館で練習試合をする卓球部では、日曜日に県大会を控えた3年生が

試合の得点を記録しています。重要な1戦の前に、ひたすら練習したい

気持ちがあるはずですが、裏方仕事もしっかりとこなす姿勢は素晴らしい

の一言につきます。

気合十分

3年生が引退して部員数が減った運動部。20人程度の3年生が引退した

ソフトテニス部では、特に人数が減ったことがひと目で分かり、なんだか

コートも今までよりも広く感じます。

頼れる3年生がいなくなり少し寂しい気もしますが、どの部活もその寂しさ

を吹っ飛ばしてくれるほどの気合で練習をしています。声を挙げながら素振り

をする剣道部やフットワークトレーニングをする女子バスケットボール部に

ボールの確認と練習試合の振り返りをする野球部と、基礎的な練習も手を抜かず

にこなしています。新チームとしての走り出しは上々なのではないでしょうか?

身勝手の極み

本日の朝の校庭では、多くの生徒達が活動する平日には練習できない

陸上部の円盤投げを見ることができ、学校に来て早々「今日から夏休み」

ということを実感します。短距離専門の3年生が投げた1投は、2年生

の記録よりも頭一つ抜けている印象があり、中学校生活最後の夏を最高

のコンディションで迎えているように見えました。

明日に大会を控える卓球部も最後の練習を実施しています。小さくて

早い球を自在にコントロールするため、体が勝手に球を打ってくれる

ような次元になるまで、ひたすら反復練習を繰り返していた卓球部。

ゆっくりであればいつまでもラリーを続られるレベルまで到達している

であろう卓球部ですら、そう簡単には返せないレベルの球をガンガン

打ちあって気持ちを高めています。

無意識に打ち返すようになるほど長い時間卓球に向き合ってきた卓球部の

生徒達であれば、明日の大会でも大健闘してくれるはずです。

(保護者用ページの卓球部のページを更新しました)

戦いの夏

三中は二期制のため、夏休み前最後の登校日である本日に通知表

を渡すことはありませんが、3年生では実力テストの結果が配れて

おり、生徒の努力を賞賛する声が聞こえてきます。配られる順番を

待つ生徒達も心なしかそわそわしているように見え、3年生の進路

に対する意識も相当高まっているように思えます。結果配付後には

高校見学の説明まであり、夏休みが始まるといえど、進路関係の

ことで悩む時間は増えるかもしれません。1・2年生でも前期期末

テストの範囲が伝えられており、こちらも夏休みと言えども気は

抜けなさそうです。

しかし、下校後も再登校して部活動に励む生徒達を見ていると、

元から夏休みに入ったからといってすぐに気を抜くつもりはさら

さら無いようにも思えてきます。美術部では輝秋祭に向けて黒板

アートを書き進めており、作成中の黒板からは、既に昨年度の作品

にも負けないほどのオーラを感じます。

県大会出場をかけた大事な一戦を控えたテニス部には、昨年度の

部長が応援に駆けつけてくれています。部員を圧倒する強烈な

スマッシュを打つ場面もあれば、審判をして選手達の練習をサポート

してくれる場面もありました。偉大な先輩の応援は、生徒達にとって

は何よりも励みになるのではないでしょうか?

夢はでっかく

いよいよ明後日から夏休みが始まりますが、体力自慢の生徒達が

集められた昼休みの体育館では夏の駅伝練習についての説明があり

まだまだ生徒達の活動は続いていくようです。説明が終わり「練習

に参加しない人は声をかけてください」という指示が出ると、多く

の生徒が一切の迷いもない様子で担当教員の元へ近づいていきます。

駅伝練習を辞退する理由は地域でのクラブ活動に専念したいためだ

というものが多く、学校外でも生徒達は努力をしているのだと妙な

安心感を得ることが出来ます。

新チームでの活動が始まったサッカー部では、既に1年後の総体を

見据えて目標を立てています。顧問からは適切な目標設定が大切との

アドバイスがありましたが、ミーティングの結果生徒達が立てた

目標は「市内優勝」。比較的学校数の多い柏市内で優勝というのは

簡単なことではないかと思いますが、今から目標に向かい1日1日

を大切に練習をしていけば、決して夢物語では無いはずです。