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活動の様子(R05年度)

預言者

土日に記録会が予定されている陸上部は、朝早くから体を動かして

最終調整をしています。1年生には新品のユニフォームが届いた

ようで、いよいよ陸上部の正装を身にまとっての記録会ということで

やる気も倍増しているのではないでしょうか?バトンパスの練習を

何度も繰り返しています。練習をする部員の中には3年生も混ざって

おり、練習のかたわら、1年生へとアップやリレーのアドバイス。

県大会にも出場するほどの大先輩のアドバイスは1年生達にとっては

何よりも心強いものだと思います。

3年生になると、進学後に陸上を続けるかどうかも考えているようで

陸上部の顧問と進路について話をする場面もあります。実業団で活躍

する教え子を輩出するほど、選手の才能を見抜く力にたけた顧問から

練習環境次第では相当成長すると太鼓判をもらう3年生。1度しかない

高校生活なので、何に重点を置くかはパッと決めることは難しいこと

かと思いますが、運動の中でも比較的苦しい部類に入る中長距離を

自ら進んで練習している生徒であれば、何に対してもストイックに

努力をし続けるのではないでしょうか?

目指せ下克上

夏休みも残すところ僅かとなり、名残惜しさを感じてしまいそうな

時期ですが、新人戦のシード枠を勝ち取るために全力でプレーを

する各校の女子バスケットボール部の生徒達からは、前述したような

後ろ向きな様子は全く感じません。

新チームとして歩み出して1ヶ月程度ですが、試合では1年生も

しっかりと活躍しており、先輩と後輩が連携しながら戦う姿からは

夏休み中の練習の成果が出ていることがうかがえます。全部で5試合

というかなりの長期戦でしたが、生徒達は試合だけでなくTOの時も

しっかりと集中。「夏休み中はだらけていた」という言葉は、女子

バスケットボール部の生徒達には無縁のものだと断言できます。

試合結果は4勝1敗と大健闘ながらも、惜しくもシード権は逃して

しまいましたが、シード枠を逃したチームの中では一番勢いがある

ことが予想できるような結果となりました。

応援に来ていた男子バスケットボール部の生徒達も、素晴らしいプレー

が出るたびに大きな拍手で女子バスケットボール部の部員を盛り上げて

いました。午前中に応援をして、大会終了後の3時30分からは自分達

の練習と、男子バスケットボール部の生徒達も大会当日ではないにも

関わらず忙しい1日を過ごしていました。

職員も勉強

俗に言う若年層に該当する職員は、学校内のベテラン職員を講師として

校内研修を実施しています。9月から活動がより本格化してくる合唱

コンクールに向けた研修では、近隣の中学校から合唱コンクールの審査員

を依頼されるほど音楽に精通した1学年の音楽担当教員の講話がありました。

音楽科の教員でなくとも、生徒達へと的確なアドバイスを出すため、

かなり専門的な話もしっかりと聞いていました。

中学生にもなると、音楽に対する専門的な知識がある生徒もいること

が予想されるため、担任を持つ職員も合唱コンクールの指導にはある程度

プレッシャーのようなものを感じているかもしれません。

勿論、行事だけでなく、授業づくりについての研修もグループワークを

交えながら実施しています。

 

再確認

令和4年度の千葉県の教職員による不祥事の件数は23件であり、その

内容を見てみると、部活動中の体罰・現金の横領・SNSを通じた私的な

やりとり等、様々なものがあります。不祥事の事例から、どういった危険

要素があり事件が発生したのかを考えてみると、本校の管理状況でも不祥事

へと繋がりかねない危険要素があるように思えてきます。

決して他人事ではない不祥事について、柏第六小学校と柏第七小学校の

先生方と合同で研修を行いました。講師である柏市教育委員会児童生徒課の

課長石井さんの講演内容を聴いていると、柏三中の生徒達も講演を受けた

SNS集会で出て来た「SNSは使い方次第」という言葉を思い出します。

細かい講演の内容は当然違ってきますが、問題を防ぐためには己の自制心が

必要であることについては、大人も子どもも共通している部分かと思います。

夏休み明け前に、仕事や生徒に対する向きあい方についてしっかりと考えなおす

非常に良い機会となりました。

午後には、本校を会場にして柏三中校区コミュニティー・スクールが行われました。

地域の方や保護者の方、本校と六小、七小の教員が集まり、地域の学校に通う

子どもたちが活躍できるために何ができるかを話し合いました。

締めのうどん

夏季休業中も部活動で登校している生徒達ですが、家庭科部の夏休み

前半の活動は本日が最終日。普段は輝秋祭に向け机の上からはみ出る

ほど大きな布を加工していますが、本日は本格的な手打ちうどんと

ゼリーを作っていました。

食べる時は気に留めたこともありませんが、1玉のうどんとは一体

何本のうどんの塊なのでしょうか?巨大な生地を均等になるよう少し

ずつ丁寧に切り、切ったうどんを一本ずつ広げる家庭科部を見ていると、

安いものでは100円以下で買えるあの1玉にも相当な労力がかかって

いるように思えてきます。なかなか時間のかかる大変な作業ではありそう

ですが、日頃から鍛えている手先の器用さと部員達の連携により、短時間

で数えきれないほどの本数のうどんを量産していました。ちょっとした

空き時間に調理器具をどんどん洗っていく気配りも素晴らしかったです。