ブログ

活動の様子(R05年度)

目利き

3年生は「カートくんの買い物★なびげ~しょん―「消費者の権利と責任」

の社会―」というネット教材を使用して、商品の比較検討のシミュレーション

をしています。小学生の授業で出て来ても違和感のなさそうなコミカルな

デザインをしていますが、ドライヤーの比較検討のシミュレーションでは

「全て同じ値段」「あからさまな欠点は無い」「どの商品も長所を紹介している」

と、単純に考えただけでは自分にとっての最適解を導くのは難しそうな難易度

をしています。しかし、生徒達は活発に意見を交換し、メリットデメリット

を考えたうえで購入する商品を選択していました。

家から1歩も出ずとも買い物が出来てしまう時代なので、与えられた情報で

商品について考えることは、生徒達が生きていくうえで必要な力である

ように思います。

超反応

3年生の英語の授業では、1秒ほどでスクリーンの画面を通過する

英語の歌詞を読み取り、その楽曲名を当てる速読クイズを実施しています。

日本語で歌詞が通過しても読めるかどうかあやしいほどのスピードですが

3年生は1番難易度の高い「鬼レベル」のスピードでも見事に正解していました。

よほど英語に慣れていなければ、このクイズに正解することは難しいのでは

ないでしょうか?生徒達の実力がうかがい知れます。

クイズは非常に盛り上がっており、教室後方の生徒は少しでもスクリーン

が見やすくなるように自席を立ち上がって勝負に挑むほどでした。

昇り竜

新年初日の登校日ですが、私立高校の受験が始まっている3年生は

受験に関する書類の確認をしており、既に心は冬休みから切り替わって

いる印象を受けます。今年の抱負を書く2年生でも、中学校生活

最後の総体や志望校合格へ向けた意気込みを書いています。既に文武

両道の覚悟を決めている2年生であれば、勝負の年となる2024年も

凄い勢いで駆け抜けてくれそうです。

本日の活動は午前中のみでしたが、生徒達が提出した素晴らしい書初め

の作品や菜の花学級の生徒達が収穫した大量の大根を見ていると、実り

の多い1年となる予感がしてきます。

ウサギだけどカメ

学校の周辺にある畑の色が白く見えるほど霜が降りる寒い

朝ですが、陸上部とサッカー部の生徒達はランニングに精を

だしています。その中には、既に高校でも部活動を続けていく

決意を固めた3年生が6㎞のビルドアップ走をしています。

練習序盤では1年生を引っ張りながら走っていましたが、1年生

がペースについてこれなくなる終盤には1人きりで走る3年生。

冬休み前集会では、童話「ウサギとカメ」を例えに自分に

負けない大切さを話していましたが、独走状態となろうとも

自分の成長のために走り続ける精神は、集会で話した理想そのもの!!

ウサギの速さとカメの精神を合わせ持つスーパーアスリート

といっても過言では無いと思います。

また、上級生ながら練習器具のセッティングなども自ら行動して

おり、速さ以外の部分も後輩達の良い手本となっています。

心配ない?

教科によっては、クイズ番組を模した難読漢字クイズ大会やサンタ

クロースの衣装を着た教員が授業するなど、少々特別感がただよう

1日のようにも見えますが、生徒達は特に浮足立った様子もなく

2023年最後の登校日を過ごしています。

そんな生徒達が集まる冬休み前集会でも、表彰式の際にレスリング

全国3位の生徒が登場した際にはどよめきが起こっていました。

集会では表彰の他にも、他人よりも過去の自分と比較して成長を

実感することの重要さや、SNSの使い方について話がありました。

冬季休業前の注意喚起の意味も込めた話かと思われますが、本日も

再登校して部活動に打ち込む実直な生徒達であれば、問題なく冬休み

を乗り越えてくれる予感がします。

表彰一覧

柏市中学校新人体育大会剣道競技の部女子団体戦優勝 県大会出場

柏市民剣道大会 男子団体戦 第3位

柏市民剣道大会 女子団体戦 第3位

柏市中学校新人体育大会卓球競技の部団体戦3位 県大会出場

千葉県中学校新人体育大会体操競技の部 跳馬 第6位

令和5年度東京都知事杯第14回全国中学選抜U15レスリング選手権大会男子110kg級第3位

税の作文 東京国税局管内納税貯蓄組合連合会 優秀賞

市内中学生ビブリオバトル(知的書評合戦)準チャンプ本賞

読売手作り新聞コンクール 中高生の部 各賞

千葉県児童生徒・教職員科学作品展第七十二回科学工夫作品の部 入選

千葉県児童生徒・教職員科学作品展第六十七回科学論文の部 入選

柏市優良健歯コンクール 優良健歯賞

令和5年度歯と口の健康に関する標語(川柳)コンクール 優秀賞

職人

本日は年末恒例の大掃除の日でしたが、職員室前の廊下を掃除する2年生は

縮小した画像でもハッキリとわかるほど磨いたタイルが白くなっています。

自分達の生活空間である教室や廊下とは少々距離のある1階の廊下にも

関わらず、ここまでの集中力と根気強さを持って掃除をしてくれる2年生の

心意気には胸を打たれます。

調理実習でカレーを作る菜の花学級の生徒達も、野菜の皮をむく作業で

見事な集中力を発揮します。皮をむかずとも食べられる人参まで皮をむく

こだわりを見せていましたが、しっかりと時間内に調理を完了させていました。

短時間の調理実習の中でもこだわりをだす余裕があるところを見ると、菜の花

学級の生徒達のカレー作りの要領は相当良いのではないでしょうか。

攻略法

3年生が入学願書を書いています。授業でも、社会科では1年生の日本史の

内容を復習したり、国語では小論文を書いたりと、年内の登校日はあと2日

ですが、気を抜くことなく受験に向けて歩みを進めています。

以前から校長室で面接練習をしていた3年生ですが、既に志望校を1本に決めて

いる生徒は、各高校が売りにしている魅力なども交えた受け答えが出来るよう

意識をした、より具体性のある面接練習をしています。

志望校や自分自身のリサーチと、勉強以外の部分も大変そうですが「彼を知り

己を知れば百戦殆からず」という格言もあります。今から対策をしている生徒達

であれば、確実に勝利へと近づいているのではないでしょうか。

からだ張ってます

年内の登校日も残すところ僅かとなってきた校内では、1年生が学級

委員主催の学年レクで盛り上がっています。学年の絆を深めようと、

自ら企画・運営をする生徒のため、教員もサンタクロースの衣装を

身にまといレクを盛り上げていました。

2年生は自分で付ける通知表を作成し今年の努力を振り返っています。

反省だけでなく2年生の残り3ヶ月で磨き上げたいものも考えており

「当たり前のことを当たり前にやる」という、人生における金言を答え

として導き出していました。

冬休みも受験勉強との勝負になりそうな3年生は、リモート配信による

学年集会で真面目な話を聞いています。真面目な集会ではありましたが

学年委員の生徒がクルッと一回転しながら「メリークリスマス&ハッピー

ニューイヤー」と発言した閉会のあいさつでは学年全体の顔がほころんだ

ことと思います。配信が終了すると友人の腕に顔をうずめ恥ずかしそうに

する学年委員の生徒。学年を盛り上げるために思い切って行動する生徒の

心意気には賞賛の言葉しかありませんでした。

 

目指せ不労所得

投資家というと、どういうイメージを持ちますか?自分は物凄いお金持ち

というイメージがあり、なんだか縁遠い存在のように感じています。

しかし、現在の学習指導要領では金融教育についても学ぶことになっている

ようで、投資家になりきりどの企業に投資をするか考えている3年生に

とっては、身近な存在となってきているかもしれません。

班での話し合いでは、リターンが少なくとも安定を求める生徒と、多少

のリスクを承知の上で大きなリターンを求める生徒の間で熱い議論が

交わされています。選択の際には現在の経済の状況も考慮しているようで

生徒達の教養の広さを感じさせられます。

また、家庭科の授業ではクレジットカードの支払いの仕組みや分割払い

について学んでおり、資産を運用する力は中学生にも求められている

時代となっているようです。

季節を楽しむ心

12月も中旬となり、受験勉強が本格化する3年生の中には、学校

の授業よりも塾などの勉強を重要視する生徒もいるかもしれません。

そんなことを想像してしまう時期になりましたが、本日の3年生の

国語の授業は川柳の作成です。どれだけ上手な川柳を作ろうと、

受験の点数には結びつかないであろうことを考慮すると、前述した

ような気持ちがある生徒にとっては、やる気が出ないかもしれません。

しかし、楽しそうに班代表の俳句を選び、クラスメートの俳句に拍手

や賞賛の言葉を贈る生徒の様子を見ると、授業にもしっかりと取り組ん

でいることが伝わってきます。

苦しい時期がまだ続くと思いますが、季節の移り変わりを感じ、互いに

認め合える心を持っている3年生であれば、ゴールまで走り切れるの

ではないでしょうか?

 

ナイスワードチョイス

2年生の一部のクラスでは学校公開の日に授業を展開していた

国語の調べ学習の発表ですが、数日経過した本日も生徒達の秀逸

な発表が次々に誕生しています。

ピクトグラムについて調べた生徒は、文字を使わずイラストだけで

解説する1コマがあり、ピクトグラムのメリットを早速フル活用

する吸収力の高さを感じさせてくれます。

調べる内容は作中に出てくるワードから自由に選択してよいという

ことで、筆者のセリフ「神様はその人に乗り越えられない試練を与えない」

から「神様」を抽出して調べた生徒もいました。どんな発表になるかと

思って聞いていると「神がいるなら争いは生まれないのでは?」や

「動物の命を奪う人間にも罰がくだるのでは?」といった哲学的な

話が飛び出してきました。宗教戦争などが問題となっている現代

では、こうしたことについて考えることもまた必要なことのように

思えます。

自由な調べ学習ならではの、あらゆる分野についての学びがある

授業となっていました。

グローバルな視点

世界的に「脱炭素社会」を目指し、あらゆる分野でエコが求められている

現代社会では、環境問題について考えることも一種の職業訓練のように思え

ます。

1年生の社会では、異常気象・森林破壊・ゴミ問題などのヨーロッパの

環境問題について調べて発表していました。学習を進める中で、問題と

なっている現象が人間が豊かな暮らしを追求した弊害であると気づいた

生徒達は、それに対する対策もしっかりと考えており、調べるだけで

終わらすことがありません。学んだことを自ら発展させていく生徒達の

姿勢には、日本の現役教員の中でも1・2を争う経験年数なのではないか

と思われる1年の社会科担当教員も賞賛の言葉を贈っていました。

授業の最後には、先日終了した「COP28」の時事的話題についても触れられて

いました。ここ数日は、あらゆるメディアで国内についてのニュースが

取り上げられている印象がありますが、日本の未来を切り開いていく

子ども達には、世界の出来事にも目を向けてほしいですね。

 

心ものびる

1年生の保健の授業では生殖機能の発達について学習しています。

授業中に出てくるキーワードは男性ホルモンの一種であるテスト

ステロンなどの専門用語ですが、まとめの時間になると異性の尊重

や社会的自立の重要性といった、道徳的な話が中心となっています。

入学してから体もドンドン大きくなっている1年生達なので、比例

するように心も成長してほしいですね。

ご参観いただきありがとうございました

本日の学校公開では、菜の花学級の調理実習や2年生の図形の勉強

で取り入れていた「一刀切り」などで、保護者の方々も授業に参加

してくださいました。おかげさまで、生徒達も日頃より意欲を持って

学習に取り組めたことと思います。学習の発表をしていた生徒達に

とっては、日頃よりも増えている視聴者は緊張が増す要因となる

ようにも思えますが、堂々とした態度で前に立ち発表する姿を見ると

自身の思い違いであると気付かされます。

落ち着いた状態でなければ良い作品を生み出すことが出来ないであろう

書写の授業をしていた3年生も、周囲の視線に影響されることなく

美しい文字を書いていました。

 

 

 

続きは現実で

2年生の社会では「東北地方を活性化させるイベントのプレゼンテーション」

国語ではパラトライアスロン選手である谷 真海さんの著書「夢を跳ぶ」を読んで

自分が関心を持ったテーマについて調べています。1年生の英語では11月24日

の記事でも紹介した「世界の通学路」という映画のプロモーションスピーチの練習を

していますが「㎞(キロメートル)」の発音を聞くだけで、熟練の英語使いである

ことがわかる1年生がいます。

明日の授業参観では、これらの授業のまとめである発表会を実施する予定です。

生徒達の日頃の学習の成果を是非とも現地でご覧ください。

大先生

1人1台の端末が支給されたことにより、生徒達のパソコンを扱う力

は格段に伸びたかと思われます。それと同時に、自らの手で字を書く

機会は以前よりも減ったのではないでしょうか?

学校現場のICT化が進んだとはいえ、校内テストなどは未だに記述式

であり、受験本番でも文字を書く力は必ず要求されます。1年生の

国語の授業では、文字の誤読による間違いを防ぐため、書道で「準師範」

の段位を持つ担当教員がカタカナの書き方をレクチャーしていました。

準師範という段位は、教育課程の指導が出来る有段者を指導できる

段位らしく、その技量と知識は疑いようのないものかと思います。

教えている内容としては小学校低学年レベルであろう「シ」と「ツ」の

書き分けや「わ」と「れ」の書き分けですが、担当教員の肩書を知る

職員にとっては非常にありがたいお話のように聞こえていました。

些細なことのようではありますが、こうした授業が生徒達のケアレスミス

を減らすことに繋がっていくのだと感じました。

自愛の精神

先週の金曜日にキャリア教育を実施した2年生が、本日は道徳の

授業で勤労について考えています。道徳という観点で考えれば

「世のため人のために働く」というような利他的な精神が正解に

近いように思いますが、今までの学習の成果が出ているのか

「何を大切にして働くか?」と言う問いかけには様々な意見が

飛び出します。特に印象に残ったのは「自分を大切に」という意見。

無理をして働いて体を壊せば、周りの人達へと心配をかけることに

なるかと思います。周囲を不安にさせることが道徳的かと言われれば

違うようにも思えるので、自分本位に見える「自分を大切に」という

意見も実は他人のためになる道徳的な行為なのではないでしょうか。

人生の大半を占めるであろう「働く」という時間について、色々な

視点を持てる2年生であれば、幸せな人生を送ることが出来そうです。

 

良いマニュアル人間

マニュアル人間という言葉を聞くと悪い印象を受けますが、物づくりにおいては

マニュアルを守る力は非常に重要だと思います。技術科の授業で難しそうな説明書

を読みながら基盤に部品をはんだ付けしている2年生を見ていると、ふとそんな

ことを考えてしまいました。

見たこともないであろう部品を正しい場所にはんだ付けするのは難しいと思われ

ますが、生徒達は説明書に書いてある部品と実物を見比べて正しい部品を見つけ

だします。部品を付けた後は技術科の教員による検品が入りますが、多くの生徒が

合格のスタンプを貰い、すぐに次の工程へと取りかかっています。

はんだ付けを用いた電化製品の作成は未知の体験かと思いますが、生徒達は意欲的

に取り組んでいました。

万能トレーニング

本日の朝より、基礎体力の向上及び1月開催予定の柏市新人駅伝に向けた

トレーニング、通称「冬季トレーニング」が始まりました。12月に入り、

早朝の車のフロントガラスに霜が降りてくるほどの気温となりましたが、

生徒達は寒さに負けずに体を動かしています。

基本的にはランニングが中心となる冬季トレーニングですが、陸上部だけ

ではなくサッカー・バスケと言った運動量の多い部活動の生徒達も参加し

総勢50人はいるのではないかと推測できるほどの大所帯となっています。

そんな、学校の運動自慢の生徒達がひしめく中、1番早い集団のペースを

作っているのは2年生の女子生徒。颯爽と先頭を引っ張る姿からは、昨年度

の県新人駅伝大会出場者の貫禄を感じます。

放課後の練習時間が少なくなる冬だからこそ、基礎体力をバッチリと鍛えて

来年の春へと繋げていってほしいですね。

 

学校では教えてくれない話

2年生が、企業に務める方にオンラインで質問する「キャリアチャレンジ

デイ」というキャリア教育を実施しました。質問に答えてくださった企業は

システムエンジニアについては「ネットワンシステムズ株式会社」。広報に

ついては「株式会社日阪製作所」など、あらゆる業種の方々があらゆる職種

についてご説明くださいました。

今回の授業を実施する前に生徒達は事前に質問を考えていましたが、講演の

最初に講師の方から丁寧な説明があったため、既に答えが出ている質問が

いくつか出て来てしまいます。それでも5分間のシンキングタイムの中で

有意義な質問を改めて洗い出し、限られた時間を有効活用していました。

学校の授業では出てこないであろう、現役で社会を支える労働者の方々の

専門的な話は、生徒達にとっても良い刺激になったかと思います。

貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。

季節なんて関係なし

読書といえば「読書の秋」という言葉が思いつくように、なんだか

秋の風物詩となっている印象がありますが、図書委員会の生徒達は

昼休みの図書室で「冬の読書まつり」を開催しています。本を3冊

程度読むとマスが埋まるビンゴカードを配っているのですが、その

どれもが1・2年生の図書委員会の生徒達の手作りで、色々な種類

のカードがあります。漫画の登場人物や偉人の名言が書かれた景品

の栞もバリエーション豊かで、図書委員会の創造力と読書まつりに

掛ける情熱がうかがい知れます。カードや景品の大量生産だけでなく

借りる本をビンゴカードに指定させることにより、生徒達に新たな

本のジャンルを開拓させようという企画力も素晴らしいです。

部活動や勉強とやることが多く、読書に割く時間がないという生徒

も多そうですが、図書委員会の活動を通して少しでも読書に興味を

持つ生徒が現れるのではないでしょうか?

志が違う!!

本日実施された委員会活動では、どの委員会も驚くほど熱心に議論

を交わしています。大掃除や感染症対策と、これからが活動の本番

ともいえる美化委員会や保健委員会は勿論、大一番である合唱コンクール

を終えた歌声委員会も一切気を抜くことがありません。学年の様子

を報告する場面では、全ての学年が「合唱コンクールが終わって

気が緩んでいる」との報告をしていましたが、緩んでいると気づける

歌声委員会がいれば、時機に盛り返してくれると確信が出来ます。

100人以上の個から成り立つ学年から失敗を完全に無くすという

ことは、およそ不可能であるように思えますが、学年委員・生活委員

学習委員の生徒達は1人も取り残さない気概を持って課題に向き合って

います。1年生は、どこの委員会でも話し合いの最中に席を立っており

そういった姿からも熱意が伝わってきます。

計画性バッチリ

本日は、1・2年生の後期中間テスト1日目です。既にテストを終えている

3年生は卒業アルバムの写真撮影と3年生を送る会の準備に取り組んでいます。

送られる側の3年生が1番に会の準備に取り掛かる様子を見るかぎり、3年生

のお客様意識は相当低いように思えます。

昨年度にはブラックライトを使った素晴らしい発表で感謝の気持ちを表した

3年生だけあり、立場が変わった際には、どんな発表で後輩達にメッセージ

を残すのか今から楽しみです。

 

目指せ 脱Google翻訳

来週の月曜日がテストということで、1・2年生は自分でテスト

対策の勉強をする時間が多くとられています。数日前と同様、

生徒達はしっかりと集中して取り組んでいます。

自主学習以外の時間でも生徒達は集中力をはっきしており、

「世界の通学路」という映画の紹介をする1年生の英語の授業

では、教科担任も関心するほどの英文を作成していました。

映画を視聴後に自分で1から英文法を組み立てるという、今まで

学んだことを応用できるからこそ進むであろうこの授業。1年生

も着実に英語が身に付いているように思えます。

お金を使うのも勉強?

クレジットカードだけでなくスマートフォンのアプリなどでも会計

が可能となった現代社会では、現金を扱う機会が格段に減ったように

思います。その影響か、現金を使って買い物をすることが出来ない

子どもがいるという話も聞いたことがあり、日常生活の一場面で現金

を扱うことも一種の学びであるのかと考えさせられます。

保護者参観の時などに空心菜を販売した菜の花学級では会計簿を

付けており、リアルな収支の動きを見て会計について学んでいます。

それだけでなく、英語の授業でもハンバーガーショップでの買い物

をシミュレーションし、英会話と予算制限のある買い物を同時に勉強

していました。

3年生の口からは「今は円安ですよね」という言葉が飛び出し、受験生

らしく社会情勢もチェックしていることがうかがい知れました。

 

侮るなかれZ世代

文部科学省が今年7月に公表した全国学力・学習状況調査では、

SNSや動画を視聴する時間が長いほど、各教科の平均正答率が

低くなるという結果が出たそうです。また、若者の間で流行って

いるショート動画について検索すると「ショート動画により

集中力が低下する」という趣旨の考察が出てきます。2つの情報

を合わせて考えると、正答率低下の要因は集中力の低下にある

ように思えます。

柏三中の生徒達は、1~5時間目はテスト(3年生は実力テスト

1・2年生は柏市学力テスト)6時間目は自己採点・学力テスト

のアンケート回答・テスト勉強という、集中力がなければ絶対に

こなせないハードな日程を見事にこなしていました。特に関心

したのは、テスト終了後の6時間目。テストが終わったという

気の緩みがあっても不思議ではない時間ですが、どの学年も

黙々とやるべきことをやっています。テスト中に静かなのは

ある意味当たり前ですが、こういった時間にも集中しているのは

生徒達の中に本物の集中力が根付いている証拠のように思えます。

 

伝承

本日は、柏中央高校の1年生4名がインターンシップを体験しにきました。

その内2名は記憶にも新しい昨年度の卒業生であり、ブレザーを着た凛々しい

姿を見ただけでも成長を感じてしまいます。

昨年度の卒業生とはいえ、1年生とは面識はないため、最初はやや遠慮がちな

場面がありましたが、時間が経つにつれ生徒達と交流する場面が増えていました。

本校の卒業生ではない2名の高校生も昼休みにはすっかりと生徒達と打ち解けて

おり、談笑する姿や勉強を教えている姿を見ることが出来ました。

1日の体験を終え、最後のあいさつをする場面では「クラスが良い雰囲気

でした。これからもこの雰囲気を大事にしてください。先輩からのお願い

です」という、卒業生ならではのメッセージを贈る高校生。この高校生は、本校

在学中には数年ぶりの体育祭で応援団長として活躍し、柏三中に新たな伝統を

築いた立役者でもあります。柏三中の伝説とも言える存在から放たれた、母校

に対する愛情を感じられる言葉は、柏三中の新たな歴史を創っていく生徒達

にも響いたのではないでしょうか?

ボランティアの権現

明日、本校で実施予定のふれあいコンサートの準備には、吹奏楽部

だけでなくボランティア委員会の生徒も手を貸してくれています。

テスト前期間にも関わらず、自分達は参加しないコンサートの準備

のために放課後に活動する様子は、ボランティア精神に溢れている

としか言いようがありません。自校でのコンサートを何度か経験

している吹奏楽部の生徒達の力も加わり、会場準備はあっという間に

終わってしまいました。

体育館がコンサートの準備で使えないため、テスト前最後の練習が

室内となった女子バスケットボール部の1年生は、1年生大会に

向けたミーティングを実施しています。試合や練習中だけでなく

「TO」の際の態度にも言及があり、あらゆる角度から成長しようという

心構えをヒシヒシと感じました。大会に出場できない2年生は黙々と

フットワークトレーニング。ボールを使わないシンプルで面白味

の無い練習ですが、手を抜くことなく取り組んでいます。来週から

テスト前の部活動停止期間になり、多少の体力の減少は見込まれる

ため「1回の室内練習ぐらい手を抜いても変わらない」という思考

に流されても不思議ではありませんが、自分に厳しく努力を続けて

います。

テニスの玉子様

本校には女子ソフトテニス部しかないため、1年生の男子生徒が体育で

ソフトテニスをやっているだけで、なんとなく珍しい光景に見えます。

初めてテニスをするという生徒が多いかと思われますが、中学1年生

ともなると運動器官もだいぶ発達してきているのか、球を狙った部分に

しっかりと打ち返しています。発達しているとはいえ、当然ミスもして

いましたが、10mくらいの高さがありそうな防球ネットを超えるほどの

特大場外ホームランは見ていて気持ちよくなるほど豪快な失敗です。

体育の授業で少し触れただけで、あっという間に上達していく1年生の

中には、とんでもない天才のたまごがいるかもしれません。

目指せ1万日

毎朝トランペットの練習をする本校の音楽科のベテラン教員ですが

いったい何年間練習しているのかと尋ねると、トランペットとピアノ

共に50年前後は練習を続けているそうです。有名な剣豪宮本武蔵が

残した言葉「千日(せんじつ)の稽古をもって 鍛(たん)となし、 万(まん)

日(じつ)の稽古をもって 錬(れん)となす」=「千日続けて技術は役に

立つようになり、1万日続けてより良いものへと昇華する」を彷彿

させるほどの努力の積み重ねです。

この言葉の通りであれば、中学校から部活を始めた3年生は、12月

前後でだいたい千日の鍛錬を積みおわり、技術が役に立つ段階へと

成長している頃かと思います(毎日練習はしていないかもしれませんが)

実際、美術部の3年生の中には試験科目でデッサンが出題される高校

へと進学を希望する生徒がおり、部活動で身に付けた技術を受験に

活かそうとしています。多くの3年生が引退している現在も放課後の

美術室に残り様々な材質のものを描いて技術の向上を目指しています。

高校でもテニスを続ける気持ちのある3年生は、高校練習会に備えて

久しぶりに練習に参加。総体の頃と比べると上手くできないとのこと

でしたが、スイングしたラケットが球に当たる瞬間の音はかなりの迫力

をしており、ボールを捉える技術は生徒達の中に息づいているように

感じます。

卒業後の3年生達の活躍を鮮明にリサーチすることは難しそうですが

こうした風景を見ていると中学時代よりも更に成長した姿は容易に

想像できます。

 

音楽の道に終わりはない

過ぎた話となってしまい申し訳ございませんが、合唱コンクールの際には

制限のある運営にご理解とご協力をいただきありがとうございました。

コンクールの感想文で「誰が頑張ったか?」を考える欄があるのですが、

「全員」と書いている生徒が多く、クラスが一致団結したという手応え

を実感しているようです。

生徒達の歌唱力も最高潮に達しているであろう今、1年生では合唱のテスト

を実施しており、本番にも劣らない歌声を音楽室に響かせています。

コンクール終了後も、3年生を送る会・卒業式と、生徒達の歌唱力を活かす

場面はたくさんあるかと思います。合唱コンクールを単発的な行事と捉えず

生徒達には延ばした技術を更に磨き続けてほしいですね。

(保護者用ページを更新しました。数日に分けて合唱コンクールの様子を

 アップしていく予定です)

気づかない美

ネットで日本の芸術家の人数を検索すると、約4万人という数字が出てきます。

同じく日本の就業人口を調べると約6900万人という数字が出てきており、

芸術家という職業は就業人口全体の0.057%程度という予測が出来ます。

こうして数字にすると、学校の美術の授業は0.057%の子どもにしか

必要ないのか?などと思ってしまいそうですが、粘土細工を作る授業の最初に

練り菓子やケーキといった食品とそれを乗せる器を1つの芸術作品として解説

する風景を見ると、日常生活の中にも芸術が隠れていると気づき、前述した

考えは一気に吹き飛んでいきます。

完成した生徒達の作品も、授業の導入どおり、飾る台座に一工夫を加えた芸術

となっているものがあります。粘土の造形にこだわりきった作品も見事で、

遠目から見たら粘土なのかどうかわからないほどです。

生徒達の芸術センスは、あらゆる職業で輝くと思える授業でした。

手広く努力する生徒達

合唱コンクール前日とあって、校内では最後の練習や打ち合わせに

励む姿をたくさん見ることが出来ます。3年生歌声委員会と今年度

着任した音楽担当教員が明日の会場について確認する場面では、現地

での経験が勝る生徒達が積極的に意見を出しています。1年生では

国語の授業も合唱コンクールに関連する内容に変更。発表する曲の歌詞

について深く考え、より表現を豊かにしようと努力しています。

ここまで校内に合唱コンクールの気配がただよっていると、それ以外

のことをなおざりにしてしまいそうですが、2年生の学習委員会の

生徒達はテスト予想問題作成に向けた打ち合わせ。生徒会の代表2名

は放課後に残って「いじめ防止サミット」にリモート参加しています。

他校の生徒達と有意義な意見を交わすため、会議の話を集中して聞いて

いる姿は、さすが柏三中の代表といったところです。

本日が合唱コンクール前日であり、新人戦県大会2日前でもある剣道部

も放課後に残って練習。明日の歌声に影響が出るのではと心配するほど

大きな声を出しながら技を繰り出しています。行事前でも日頃と変わら

ない態度で練習に臨む姿からは、県大会に出場するチームの風格が

ただよっていました。

コミュニケーションのための英語

英語の授業を開始する際に教師が使う「Lets begin」「Hello everyone」

といった英語の意味は多くの生徒が理解しているかと思われます。喋れない

赤ん坊が日本語を使えるようになるのも、繰り返し日本語を聞いている

ことが1つの要因であることを考えると、文法を習うだけでなく積極的に

英語で会話することも英語の上達の近道のように思います。

柏三中の生徒達も、すごろくゲームや道案内の練習などなど、色々な

シチュエーションの英会話に挑戦しています。やはりクラスメートと

コミュニケーションを取りながらの授業は気分も盛り上がるのか、腕を

大きく振ってゲームの結果に一喜一憂する姿も見ることが出来ます。

楽しそうに学ぶ生徒達を見ていると、こちらまで思わず笑みがこぼれてきます。

歴史に学ぶ

総務省のホームページには、20代の投票率が30%程度である

ということが分かる年代別投票率のデータが載っています。若者

が政治に関心がないということが読み取れますが、柏三中の3年生は

仮想のマニュフェストを読んでどの市長へ投票するか考える授業で

政策の善し悪しを見抜いた鋭い発言をしており、将来的に有意義な

1票を生み出してくれるという期待が持てます。

少し前の授業にはなりますが、2年生では江戸時代の政治について

まで評価をしていました。当時の人々の暮らしに思いを馳せて偉人

たちの政策を考えた2年生もまた、素晴らしい視点を持って選挙に

臨んでくれると期待が持てます。

活きる経験

少し前に10月となり、令和5年度も折り返し地点に入ったと

思っていましたが、もう11月となってしまいました。卒業式

に飾るためのパンジーを育てている菜の花学級では育ってきた

苗を定植しており、刻一刻と卒業までの時間が近づいていること

を実感させられます。

様々な植物の栽培に挑戦してきた生徒達は手慣れた様子で作業

を進めており、1時間程度で45個くらいの定植作業を終えて

いました。作業の途中では「七小と同じやり方です」と小学校

からの経験が活きていることが伝わる発言も飛び出し、生徒達

の栽培経験の長さがうかがい知れました。

邪知暴虐の王に可愛さを見出せる2年生

「走れメロス」を学習する2年生は登場人物の第一印象を

ジャムボードで共有しています。作中で邪知暴虐の王と表現

された王様「ディオニス」に対しても肯定的な印象を挙げて

いたり、メロスの身代わりを快く引き受けた友人「セリヌンティウス」

に否定的な印象を挙げたりと、生徒達の感性は様々で非常に

面白いです。

物語のメインパートである、主人公のメロスが走っている時

の気持ちの浮き沈みを想像してグラフに表現する時間でも、

大まかな動きは似ていますが、それぞれのグラフに若干の

違いがあり、これまた面白いです。

班での話し合いでは様々な意見が飛び交っていた2年生

ですが「登場人物を1人選んで感想を書きなさい」「物語

を読んで今後の人生にどう活かしていきますか」という

小論文を書く授業では、苦戦している生徒もいます。

自身の感想を丁寧な文章で表現するのは中々難しいことかと

思いますが、物語のあらゆる面を読み取り想像している

2年生であれば、すぐに上達していくに違いありません。

 

歌だけじゃない

校内には各クラスが合唱コンクールで発表する歌のイメージ画が

貼りだされ、2年生は合唱のリハーサル、1年生は柏市民文化会館

までの経路を確認と、合唱コンクール本番が近づいていることが

ハッキリとわかります。

イメージ画を見ると、どの生徒も色の濃淡により立体を表現しており

さすがクラスの代表に抜擢されるほどの芸術センスを持つ逸材だと

感心してしまいます。表現の技法も様々で、鉛筆一本で書き上げた

であろう3年1組のイメージ画などは、写真かと見間違うほど

精工に作られています。他学年よりも中間テストが近くて忙しい

3年生が、ここまでの作品を完成させたという事実には尊敬の念

すら抱いてしまいます。

 

ハロウィンに懸けろ

日頃からゲームキャラクターの被り物で授業を盛り上げてくれる

ALTですが、本日はハロウィンということで、いつも以上に気合

の入った仮装をして教壇に立っています。ワイシャツにスラックス

という組み合わせのキッチリとした装いをしているイメージが強い

1学年の英語教科担任も負けじと仮装をする姿からは、今日という

日にかける思いの強さが伝わってきます。

見た目だけでなく授業内容もハロウィン仕様となっており「Gimkit」

のクイズにはハロウィンにまつわるモンスター達の英単語が登場

していました。些細なことではありますが、生徒達が異国の文化

に理解を示す良い機会になったように思います。

記事の文字数を減らしてくれる2年生

中部地方について学習した2年生は、単元のまとめに中部地方

の魅力をプレゼンテーションで紹介しています。

プレゼンテーションの動画を見ていただければ2年生の凄さは

一目瞭然なため、もはや文章での説明は蛇足かもしれません。

輝いてるね

柏三中の文化部の生徒達の発表の場である輝秋祭の名前には、

芸術の秋に皆の作品が輝いてほしいという願いがこめられている

という、生徒会総務部の紹介から始まった輝秋祭。その言葉の

通り、発表した生徒達の作品や姿が眩いほど輝いていました。

一番バッターの家庭科部は自らが作った服を纏い、ランウェイ

となった体育館のステージでポージング。いきなり会場を沸かせ

ています。服を作るという技術もさることながら、そのファッション

センスも抜群で、市販品とオリジナルの一品とを上手くコーディネート

していることが伝わってきます。髪型や装飾品など細かい部分

のおしゃれも抜かりなく、普段の学校では見ることの出来ない

女子力の高さを思う存分発揮していました。

美術部の発表の目玉である黒板アートは僅か4日間で作り上げた

らしいのですが、本当なのかと疑ってしまうほどのクオリティを

しています。SDGSをテーマとした作品には様々なメッセージ

が込められており、見る者の心を揺さぶるほどの迫力を秘めています。

コンピューター部の発表では、細かい編集技術だけでなく、運動部

の総体での活躍まで現地で撮影するという、素材の収集能力にも

驚かされます。エンディングロールで流れる撮影者の名前には

数多くの部員の名前が書かれており、部員全員が休日返上で動画

を作成していたということが伝わってきます。

輝秋祭の大鳥である吹奏楽部は、アンコールまでしっかりと用意し

最後の最後まで会場を盛り上げてくれます。アンコールの楽曲

「銀河鉄道」は、丁度1カ月前には「乗客がたくさん落ちていきましたね」

との評価を顧問から受けるほど演奏が安定していませんでしたが

本日の演奏は全校生徒が思わずリズムに乗ってしまうほどの完成度。

2年生のソロ演奏も素晴らしく、近くで鑑賞するOBの3年生達も安心

出来るほどのものだったのではないでしょうか。

また、休憩時間には、観客席の保護者の方と談笑する文化部の生徒の

姿が見られました。話している内容は聞こえませんでしたが、生徒の

表情から察するに、発表への賞賛だったのではないでしょうか。ご参観

並びに生徒達へと温かいお言葉をかけてくださりありがとうございました。

(保護者用ページの輝秋祭のページを更新しました)

ツルツル

1年生は技術の授業で、あらゆる道具を駆使して木工品を制作

しています。木材の切断にはノコギリを使い、切り終われば

直角定規を使って木材が真っすぐ切れているかを検品します。

切断面を研磨する時には、中学校の技術科で使う道具の代表格

ともいえそうなベルトサンダーが登場。予め書いていた切断線

まで微調整を繰り返しながら削り続けます。

1つ1つ丹精を込めた部品をいよいよ組み合わせ、技術科の

教員に点検を受けると「(部品との繋ぎ目に段差がなく)ツルツル

だね」とかなりの高評価。1つの木材から切り出した部品を

キッチリ同じ規格に整え、見事な木工品を1から創り出して

いました。

手応え

職員玄関前には、菜の花学級の生徒達が革・布・石といった様々な

素材で作った芸術品が飾られています。本日4年ぶりに実施された

柏六小と柏七小の児童との三校合同交流会でも、日頃から鍛えられた

技術を遺憾なく発揮し、未来の後輩達に中学校の授業の様子を伝えて

いました。

日頃から1・2年生と一緒に生活している菜の花学級の3年生にとって、

年下との交流というのは特別なことではないかと思いますが小学生が

相手とあっては、普段以上の先輩ぶりを発揮します。体験授業の道具の

用意から作業の手伝いまで徹底的にサポートしていました。

交流会の最後には、調理実習で幾度となく作っているクッキーを小学生

へとプレゼント。「美味しすぎる」との感想をいただき、三中の生徒達

も自信がついたのではないでしょうか。

自分達が身に付けた技術で誰かを喜ばすという体験をへて、菜の花学級

の生徒達も自らの成長を実感したことと思います。

緊張をほぐす発表

本日は校内授業研究会が実施され、外部から多くの講師の先生が

いらっしゃって授業をご参観してくださいました。授業をしたのは

初任者を含む、比較的若い年代の職員であったので、恐らく緊張

をしていたことかと思われます。日頃よりも多くの視線を感じる

という点では、生徒も同じくらい緊張しているかもしれません。

しかし、普段と変わらない授業態度で、しっかりと発表をする生徒達。

これには授業をする教員達も非常に助けられたことと思います。

生徒達の様々な意見があることで、より良い授業が作られていく

ことが実感できる研究会となりました。

講師の先生からも、クラスの雰囲気が良いといった、生徒達を

褒める感想が出ていました。

技術の習得

国語の授業で習字を学習する2年生。授業風景を覗くと一番に

目に入ってくるのは教室右後ろの生徒の作品ですが、どこのクラス

を見ても綺麗な字が書かれています。どこのクラスも、字が上手い

生徒が偶然教室右後ろに座っていたという可能性も否定できませんが

良い作品を隈なく探さなくてもよいほど、全体のレベルが高いとも

考えられそうです。

小学校とは違い恒常的に習字の授業を実施している訳ではない

のに「とめ・はね」といった基礎を忠実に守った文字を書く生徒達。

書道の技術を完璧にものにしていると言えそうです。

 

眠気覚まし

明日に東葛駅伝とテニス部の新人戦県大会を控える柏三中の生徒達は

朝から最後の調整に力を入れています。

各校のエースが集う1区を走る予定の選手は、昨日突然の体調不良

に襲われ、一同肝を冷やしましたが、今朝は持ち前の快速で見事に

先頭を引っ張りチームの不安を払拭していました。

テニス部の生徒達は、さすが県大会へ出場するチームだと納得する

レベルのラリーを展開。きわどいコースへとバンバン球を打ちあって

います。得点を取ると、もれなくパートナーとハイタッチをしており

その溢れんばかりの友情パワーも県大会出場の秘訣のように思えます。

今週の日曜日、雨のために新人戦が延期となったサッカー部も練習を

続けています。試合に対する気持ちを維持し続けるのも楽ではない

かと思いますが、チーム全体で声を出して士気を高めています。

元気いっぱいの生徒達を見ると、朝の眠気も吹き飛びます。

ファンタスティック・テン

完璧なプレーだけを写したスポーツ選手の紹介ビデオと、完璧なプレーに加えて

インタビュー中にコーヒーをこぼすシーンを入れたスポーツ選手のどちらに好感

をもったかを比べる心理学の実験があるそうです。実験の結果、コーヒーをこぼした

方が好感度が高くなるらしく、ちょっとした茶目っ気などがあった方が親近感が

湧きやすくなるという説があります。

この説の通りであるならば、駅伝壮行会の入場で10人全員がユーモアたっぷりな

ポーズをとった駅伝部の選手達の好感度は鰻上りかと思われます。日頃の練習では

呼吸に集中しているため、他のスポーツとは違って黙々と走り続けている印象を受け

ますが、壮行会では明るい笑顔とポーズで会場を盛り上げてくれました。

選手の内7人は昨年度も出場経験があり、この情報だけでも昨年度よりも良いタイム

を出しそうな予感がします。また、昨年度は惜しくも走る機会を逃した3年生も

今ではチーム内でも屈指の実力を持つランナーへと成長しているようで、生徒達の

1年間の努力も伝わってきます。

東葛駅伝のために努力を積み重ねてきた生徒達が、本番はどんなドラマを繰り広げる

のか今から楽しみです。

優しい世界

3年生の英語の授業では、日本の文化について英語で発表しています。

発表の題材とする日本の文化は、ポチ袋やお辞儀といった、それも日本

の文化なのかと、目から鱗なものが盛りだくさん。肝心の英語の発音も

しっかりしており、柏市英語スピーチコンテストで2位に受賞した生徒

のスピーチは、流石としかいいようがありません。柏市で2位ですが

柏市で1位の生徒は全国大会に出場しているので、もはや全国レベルと

言っても過言ではないと思います。

1年生はアメリカと日本の文化の違いについてジャムボードにまとめて

います。教科書に載っていない単語なども出てきていましたが、英単語

辞書を活用しながら授業を進める1年生。英単語を覚える際、例文まで

一緒に覚えた方が良いという説もあるので、今回のような印象に残り

やすい各国の文化の違いを学びながらの授業は、生徒達の記憶にも残る

ような気がします。ジャムボードの背景設定を活用して発表に華を添える

班もあり、電子ツールをしっかりと使いこなしていることも伝わってきます。

そんな異文化理解についての授業を積み重ねてきた成果なのか、3年生の

公民の授業で出た「外国籍の方に参政権を与えるべきか?」という問いには

クラスで3人しか反対派がいませんでした。

柏三中の生徒達のような人が増えれば世界は平和になりそうです。

 

強敵と書いて友と読む

本日の昼休みには合唱祭の発表順を決める抽選会が実施されました。

指揮者と伴奏者の生徒達は、授業中には音楽専科とマンツーマン

トレーニングをし、放課後には合わせ練習と、一日のかなりの時間を

音楽に費やしています。放課後練習の時間では、ピアノが空くのを

待つ他クラスの生徒も同じ空間に居ますが、一緒に楽譜を読み込んだり

隣で歌ったりと、ライバルでありながら練習のサポートをしています。

生徒同士が切磋琢磨するという、学校の醍醐味のような風景が広がっています。

常に燃える生徒達

9月1日の夏季休業明け集会にも生徒の表彰式がありましたが、

1ヶ月程度しか経過していない本日の終業式でもたくさんの生徒

が表彰されています。たった1ヶ月の間ですが、多くの生徒達が

大きな大会に臨んで様々な経験を積んでいることが伝わってきます。

表彰は以下の通りです。

柏市中学校英語発表会 スピーチ部門 第2位
第29回東関東吹奏楽コンクール 中学生の部B部門 銅賞

柏市中学校新人大会 陸上競技の部 2年男子100m3位
柏市中学校新人大会 陸上競技の部 共通男子200m2位
柏市中学校新人大会 陸上競技の部 共通男子400m4位
柏市中学校新人大会 陸上競技の部 共通男子1500m3位
柏市中学校新人大会 陸上競技の部 共通男子110mH6位
柏市中学校新人大会 陸上競技の部 共通男子110mH8位
柏市中学校新人大会 陸上競技の部 共通男子走幅跳3位
柏市中学校新人大会 陸上競技の部 共通男子砲丸投8位
柏市中学校新人大会 陸上競技の部 4×100mR6位

柏市中学校新人体育大会ソフトテニス女子個人の部3位
柏市中学校新人体育大会ソフトテニス女子団体の部優勝

柏市親善卓球大会3位
柏市読書感想文コンクール佳作

柏市小中学校科学作品展入選 8名
柏市小中学校科学作品展最優秀賞 2名

千葉県総合体育大会レスリングの部 110㎏級 第1位

関東中学生レスリング選手権大会 団体戦 千葉県チーム  第2位
第44回柏市中学校新人水泳競技大会  50M自由形 第1位
第44回柏市中学校新人水泳競技大会  50M背泳ぎ 第2位
第44回柏市中学校新人水泳競技大会  100M背泳ぎ 第3位
柏市中学校新人体育大会体操競技の部 あん馬 第2位、鉄棒 第2位

                  跳馬 第2位、ゆか 第2位、個人総合 第2位
空手道 ちばジュニア強化指定選手

 

このよい波に乗ろうと、新人戦を日曜日に控えるサッカー部は

実戦を意識した練習。1週間後に東葛駅伝を控える特設駅伝部

も自分が実際に走るコースを意識しだしています。

校内行事ではありますが、輝秋祭での成功を目指す吹奏楽部は

1年生も主力となった新メンバーで猛練習し、長期間ステージ

衣装の作成に励んできた家庭科部も、ついにリハーサルをする

段階にまできています。

なにかの終了という区切りだと一息つきたくなるものですが、

目標に向かう生徒達は、今日も努力しています。