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輝いてるね
柏三中の文化部の生徒達の発表の場である輝秋祭の名前には、
芸術の秋に皆の作品が輝いてほしいという願いがこめられている
という、生徒会総務部の紹介から始まった輝秋祭。その言葉の
通り、発表した生徒達の作品や姿が眩いほど輝いていました。
一番バッターの家庭科部は自らが作った服を纏い、ランウェイ
となった体育館のステージでポージング。いきなり会場を沸かせ
ています。服を作るという技術もさることながら、そのファッション
センスも抜群で、市販品とオリジナルの一品とを上手くコーディネート
していることが伝わってきます。髪型や装飾品など細かい部分
のおしゃれも抜かりなく、普段の学校では見ることの出来ない
女子力の高さを思う存分発揮していました。
美術部の発表の目玉である黒板アートは僅か4日間で作り上げた
らしいのですが、本当なのかと疑ってしまうほどのクオリティを
しています。SDGSをテーマとした作品には様々なメッセージ
が込められており、見る者の心を揺さぶるほどの迫力を秘めています。
コンピューター部の発表では、細かい編集技術だけでなく、運動部
の総体での活躍まで現地で撮影するという、素材の収集能力にも
驚かされます。エンディングロールで流れる撮影者の名前には
数多くの部員の名前が書かれており、部員全員が休日返上で動画
を作成していたということが伝わってきます。
輝秋祭の大鳥である吹奏楽部は、アンコールまでしっかりと用意し
最後の最後まで会場を盛り上げてくれます。アンコールの楽曲
「銀河鉄道」は、丁度1カ月前には「乗客がたくさん落ちていきましたね」
との評価を顧問から受けるほど演奏が安定していませんでしたが
本日の演奏は全校生徒が思わずリズムに乗ってしまうほどの完成度。
2年生のソロ演奏も素晴らしく、近くで鑑賞するOBの3年生達も安心
出来るほどのものだったのではないでしょうか。
また、休憩時間には、観客席の保護者の方と談笑する文化部の生徒の
姿が見られました。話している内容は聞こえませんでしたが、生徒の
表情から察するに、発表への賞賛だったのではないでしょうか。ご参観
並びに生徒達へと温かいお言葉をかけてくださりありがとうございました。
(保護者用ページの輝秋祭のページを更新しました)