令和3年度(R4.4.11まで)

2021年9月の記事一覧

感謝(校長室より)

昨日、午後の職員会議にて、10月1日からの学校生活や学習活動、行事のことなどを職員に伝えました。本日、学校の対応についてお手紙を配付いたしました。ご確認ください。左のコロナウイルス対策のコーナーにも貼り付けます。

子どもたちは、ここまで、自分たちにできる感染症対策を続けてきました。家庭での約束事であったり、学校での約束事であったり、細かいことはたくさんありますが、6歳から12歳の子どもたち1人1人が、自分を、友達を初めとする周りの人を守るために、小さいなりにがんばってきたのだと思います。学校内においてマスクを外す唯一の活動である給食を安全に進めてこられたのも、黙食の徹底ができた、子どもたちのがんばりです。みんな本当によくがんばっています。

おかげで、ここまで、学校内で感染が広がるようなことはありませんでした。

これは職員についても同じです。教室の床面積や児童数の関係で、密を避けられない状況はありながら、活動の工夫や、子どもたちの動きに目を配ることで、ご自身の心身ともの健康に留意しながらここまで取り組みを進めてきました。ありがとうございます。

また、学校生活を安全に進めていく上で、健康な子どもたちが集まるという部分については、毎日の健康観察がよりどころとなるため、保護者の皆様の意識や毎日の健康観察にも感謝です。ありがとうございます。

今後、校外学習を初め、活動を広げていく上で、継続的な健康観察は本当に大切なことです。子どもたちだけでなくご家族の健康管理も、となりますが、ご理解ご協力をお願いいたします。

目に見えないウイルスによる病気なのですから、かかることは悪いことではありません。しかし、病気にかかるよりかからない方が良いし、病気をうつすよりうつさない方が良い、というということでの対策なわけです。これは宣言が解除になろうとも引き続き行っていくことになります。いつか、コロナウイルス感染症の薬ができたり、コロナウイルス感染症という病気の扱いレベルが下がるまでは変わらないのだろうと思います。

いつもいつもお願いばかりで心苦しいのですが、引き続き本校学校教育にご理解ご協力をお願いいたします。
不明な点や不安な点がございましたら、遠慮なくご相談ください。

10月に向けて(校長室より)

本日、柏市教育委員会からのすくすくメールで、10月からの日課についてお知らせがありました。

給食後下校の短縮日課から通常日課になります。生活の仕方は大きく変わることはありません。詳しくは、明日、学校からお知らせのお手紙を配付いたしますのでご確認ください。

10月になるタイミングで緊急事態宣言が全面解除となったとしても、突然いろいろなことができるようになるとは考えていません。

マスクは引き続きですし、給食は黙って食べます。

できる限りの感染症対策を続けながら、できることを探っていきます。

縁(校長室より)

40歳を超えた頃から、自分が高学年の担任になったときに、学級目標とは別に教室に張っていた掲示物です。「みどり」と読み間違えないように青色にしたのを覚えています。「えん」です。

どうしてこのクラスなんだろ、どうしてクラスメイトはこのメンバーなんだろう、どうして担任はこの先生なんだろう、そもそもどうして私はこの学校で勉強しているんだろう・・・。

それは、そこで学ぶべきことがあるから、そこでしか学ぶことができないことがあるから、この人から学ぶ必要があるから・・・そんなことを当時の子どもたちには伝えていました。自分にとって良いことばかりではないかもしれないけれど「今いる大人や友達から学ぶ」ことを大切にしてほしい、という話をしてきました。人と人の出会いを大切に考えてほしいという願いからです。

これらは通常「」と呼ばれるもので、「」とは違います。

最近は「○ガチャ」なる言葉があるようで、選べない自分の境遇を「運が悪い」ように言うようですが、「運ではなく縁だろうなあ」と思って聞いています。

縁なのだから、前向きに捉えて、そこで学んで、いろいろなことをつかんでいけば良いのに、「運が悪い」という言葉であきらめてしまうのはもったいないし、出会いを人のせいみたいに言うのは良くないなと私は感じています。

今日も子どもたちは、縁で結びついた友達や先生と生活をして帰って行きました。学校はいろいろなことを学ぶ場所であってほしいと願っています。

さて、10月が見えてきました。引き続き、手洗い、マスク、換気を基本とした対策を続けながら学校生活を続けていくと同時に、行事の可否についても考えていきます。

誰もが不安を抱えながら日々を過ごしているのだろうと思います。気になることがありましたら、遠慮なくご連絡、ご相談ください。

9月も残すところ・・・(校長室より)

昼(太陽が出ているとき)と夜(太陽が出ていないとき)の長さがほぼ同じになるという秋分の日も過ぎ、日が暮れる時刻が少しずつ早くなっていきます。自分の命は自分で守るという気持ちを忘れずに、事故にあったりしないよう気をつけて生活していけるように声をかけていきます。

緊急事態宣言の期限まであと1週間を切りました。9月スタートから短縮日課が続き、夏休み後、スロースタートとなりました。登校している児童、していない児童、給食を食べる児童、食べない児童、それぞれへの対応を続けてきたわけですが、10月からのことについては、来週にはお示しいたします。

学校では、今日も子どもたちが元気に半日を過ごしました。世の中の不安定な状況において、それでも元気に、友達と、先生と学校生活を送っている子どもたちを見ていると、その生命力を感じます。もちろん、不安定さの影響を受けている児童もいるはずであるという見方は忘れずに子どもたちへの関わりを続けていきます。

お子さんの様子で気になることがあるときは、遠慮なくご連絡ください。

タブレットを机の上に出して、授業を受ける風景も、見慣れてきました。

子どもたちの学びをサポートするツールとして、今後もいろいろな場面での活用を模索していきます。

第2回学校運営協議会(校長室より)

今日は、第2回の学校運営協議会を開きました。

コミュニティスクールの考え方は、ホームページの左側下方「土南部小学校学校運営協議会」にも載せてあります。「地域の力を学校に」が大きなテーマです。(ちなみに地域の大人の中には、教職員も保護者のみなさんも含まれます。)みんなで地域に生きる子どもたちに関わり、育てていこうというものです。

今日は、学校での困り感をお伝えし、地域の力をどんな場面で学校に生かせるのか、生かせないのかについて話し合いをしました。

今、学校では、できることよりできないことの方が多い状況です。

この中で、まずできることから取り組んでいこうという話になりました。

10月の学校だよりで、保護者のみなさんを含めた地域のみなさんに1つお願いしたいことを載せますので、ご覧になって、可能な限りお力を頂戴できればと思います。

今回も、地域で生きる子どもたちへの、委員のみなさんの思いを感じた会となりました。ご多用の中、お集まりいただき、ありがとうございました。

 

 さて、昨日は、中秋の名月で、満月と同時タイミングは8年ぶりだったそうです。朝の時点では夜は曇りとの予報もありましたが、見事に見られることができました。眺めた方も多かったのではないでしょうか。とても素敵な月でした。

「意識して自分にインプットするもののコントロールをすることが大切」と、養老孟司氏がテレビで話しているのを夏に聞きました。今、インプットするものが例えばコロナウイルスのことばかりにならないように、というお話でした。

空を眺めて「いい月だなあ」とつぶやいてみる。そんなインプットを積み重ねていくことも大切なのだろうと思います。

明日は秋分の日で、学校はお休みです。良い祝日になりますように。

千葉県スクールカウンセラー(校長室より)

三連休中に、南部林友会のみなさんに、学校敷地内の「なかよしジャングル」の草刈りをしていただきました。

ジャングルという名前がついているとは言え、ジャングルさながら好き放題伸びていたあちこちの草を刈っていただきました。

こんなにきれいになりました。子どもたちのための環境整備、ありがとうございました。

 

今日は、千葉県スクールカウンセラーの加藤先生に来ていただきました。

加藤先生は、南部中学校でカウンセラーのお仕事をされています。今回、県の施策で、中学校区の小学校にも追加派遣ということで、来てくださることになりました。

千葉県スクールカウンセラーについてはこちら→https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/jisei/soudan/counsellor.html

学校の子どもたちの様子を見ていただき、子どもたちや職員の相談に乗っていただいたり、助言をしていただいたりします。

悩んだり、つらいことがあったとき、話を聞いてくれる人がいることは大切なことだと思います。最後に問題を乗り越えていくの自分自身ですが、いろんな人に相談できるという状況は悪いことではありません。学校には、友達や担任の先生だけでなく、隣のクラスの先生、音楽の先生、保健の先生、教頭先生、他にもたくさんの先生がいる。あっ校長もいる、と知っていてほしいです。そして、いつもではないけれど、カウンセラーの先生もいます。ぜひ、何かあったときには自分が相談しやすい大人に声をかけてほしいです。

また、スクールカウンセラーの先生は保護者のみなさんのご相談を受けることも大切な仕事の1つです。

本校への追加勤務は9月から月に1度で今年度は計7回と限られてはいますが、火曜日に勤務している南部中学校でも相談することができます。

本校教頭が窓口になりますので、お問い合わせください。

加藤先生、改めましてよろしくお願いいたします。

さて、学校ホームページがリニューアルしました。仕様が変わった関係で慣れるまで見にくい部分もあるかと思いますが、引き続き、学校や子どもたちの様子を発信していきますので今後ともよろしくお願いいたします。

便利な道具(校長室より)

2年生がITアドバイザーの草野先生とタブレットの使い方を勉強しました。個人がタブレットに書き込んだものが1つに集まっていくというソフト(アプリ)です。

 

1枚の画用紙に、1人1人がペンを持って書き込むようなイメージです。紙だと、一斉には無理です。何人かは順番を待たなければなりません。

 

 

このソフト(アプリ)を使えば、一気に書き込み、あっという間にできあがります。すごい時代がきたものだと心から思います。

 

 

これをどのように授業で使うか、どんな場面で使えるかはそれぞれの担任の先生が授業を組み立てるときに考えていくことになります。今日は、まず、このソフト(アプリ)の使い方を学ぶ時間でした。感覚的に使えるので、子どもたちの飲み込みは早いようです。(写真は2年3組の様子です。)また1つスキルアップです。

人はこうして道具を使いながら進化を続けてきました。
便利な道具が身の回りにはたくさんあります。
ほうきです。

ごみを集めるための道具です。

跳び縄です。

縄跳びをする時に使うものです。

はさみです。

紙を切るための道具です。

カッターです。

これも紙を切るためのものです。直線ならはさみより速く切れます。学校保管分は数を数えて鍵のかかる場所にしまってあります。

どれも、正しい使い方をすればとても便利です。そして正しい使い方は知っておく必要があります。正しく使えなかったり、ふざけた使い方をすると、けがをしたり、させたりしてしまうこともあります。便利なはずの道具が危ない道具となります。

 

道具によっては扱いが簡単でわざわざ使い方を教わらないものもあれば、扱いが複雑で、正しい使い方の全てが伝えられないものもあります。そんな時は、どう使うのが正しいか、間違っているか、危ないことはないか・・・を使う人が考えなければならないということになります。

 

例えば、何か道具を使ってけがが起きたとき、悪いのはほうきでしょうか、はさみでしょうか、車でしょうか・・・。
道具が問題なのでしょうか。
道具に欠陥がなければ、使う人に問題があります。
道具というものはそれが何であっても正しく使うことが大切であるという一般的な話を伝えていくことはもちろん、個々の道具を正しく便利に使えるように大人が管理することも物によっては必要なのだろうと思います。

空気照度検査(校長室より)

昨日、教室内の空気や照度について調べる検査を行いました。検査をしてくださったのは学校薬剤師の中村先生です。

学校保健安全法という法律に基づいて定められている学校環境衛生基準というものがあります。
教室の環境を整えようね、というものです。
2階で1教室、3階で1教室を選び、実際に授業を行っている時間帯に検査しました。

 

 

 

廊下側、窓側、中央、前、後ろと測っていきます。

晴れている日は下の写真のように

カーテンを閉め、窓側の電気は消すぐらいがちょうど良い明るさになると教えていただきました。暗すぎるのはもちろんですが、明るすぎない方が良いということです。この点は、学校内できちんと共有していきます。

空気の検査もしていただきましたが、「空気は大丈夫ですね」とおっしゃっていました。エアコンが導入され、さらにはここ2年は常時換気をしているためと考えられます。
(換気の大切さは感染症予防でも言われていますね。)

↑このリーフレットはこちら→リーフレット.pdf

子どもたちの過ごしやすい、学びやすい環境を再確認できました。
中村先生、ありがとうございました。

ほめる(校長室より)

水泳で、がんばって20m泳いだ子がいるとします。
「おー、よくがんばった。」と声をかけたとします。
その後に、「あと5mで25mだね。」と付け足したとします。
合わせてみると「おー、よくがんばった。あと5mで25mだね。」と声をかけたことになります。

 

個人差もあるとは思いますが、この声かけは本人にとって「ほめられた」とはならないという話をかつて聞いたことがあります。

 

「ほめられた」というより「がんばれ」と言われた、という思いが強く残るということです。本人としては、「ここまでがんばったのになあ」という思いになるわけです。

 

今のその子を丸ごと受け止めて認めるということを考えると、「おー、よくがんばった。すごいじゃないか。」とその場のことで完結するのが「ほめる」という点では正解だという話です。

 

子どもたちにものを教える立場の我々は、一日中子どもたちに声をかけ続けています。良かれと思ってつい発した余計な一言で、本人のモチベーションをさげてしまうことがあるのかもしれないと感じたことを覚えています。

今日、教室を回っていたときにあちこちの教室から、「すごーい、きれいに書けてるね。」「うんうん、だんだん良くなっているよ」「速く書けるようになってるね」などの子どもたちへの声かけが聞こえていました。

  

 

 

聞いているこちらまで気持ちよくなる声かけだなと思いました。きっと本人だけでなく周りの友達も同じように思っているかもしれません。

 

 

  

このような声が聞こえてくる土南部小。先生方、ありがとうございます。言葉かけ、大切です。

オンライン放課後学習(校長室より)

登校した子どもたちは元気に学校生活を送っています。
お休みしている子どもたちも元気でいますよね。

 

いずれも保護者のみなさんのご理解ご協力のおかげです。日々ありがとうございます。児童の健康管理につきましては引き続きよろしくお願いいたします。

教職員も健康に留意して子どもたちとともに元気にがんばっています。

 

 

今日も、朝からネットのつながりが良くない状況があり、ご不便をおかけしたかと存じます。

「授業の様子を流す」というたった1つのことでも、タイミングによってうまくいかないことがあります。ご了承ください。

  

 

今日と明日の午後は、学校と家庭をつないでの「オンライン放課後学習」の時間です。

  

 

 

画面の向こうの子どもたちはマスクを外しているので、「子どもたちのマスク無しの顔が新鮮」とつぶやいていた職員もいました。
(担任が不在のクラスはできずにごめんなさい。次回を楽しみにしていてください。)
学童ルームの子どもたちは理科室に集まって先生とつながりました。

みんな、上手につながれたかな?

さて、先日、教育委員会からのメール、学校からはHPとすくすくメールでもお知らせしたとおり、月末までの短縮日課延長が決まりました。本日、児童をに今後の対応についてのお手紙を配付いたしました。
短縮日課継続等について.pdf
(同じものを、左上のコロナウイルス対策のコーナーにも載せておきます。)

 

 


また、先日月曜日には「9月の行事と宿泊学習について」のお手紙を該当学年に配付いたしました。
9月の主な行事と宿泊学習について.pdf
なかなか、判断が難しいことばかりですが、その都度その都度の状況などを考慮して進めてまいります。