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令和4年度 校長室より
好きな人(校長室より)
「席替え」「何かのグループづくり」などをする場面が学校ではよくあります。
自分が子どもの時は「好きな人と一緒が良い」という考え方をしていた記憶があります。
しかし、自分が教員になって立場が変わると、「好きな人と」という考え方では相当無理があることに気づきます。その考え方だと、全ての人の希望に添うことはできないからです。結局は、誰かが我慢することになります。でも、子どもの時は、自分の気持ちが最優先ですから「好きな人とがよかったなあ」なんて、こだわっていた記憶がうっすらとあります。
自分が担任をしていたとき、いろいろな方法で席替えやグループづくりをしましたが、担任人生の後半は「全員が好きな人となれるわけがない」ということを絵などで説明した上で、ほぼほぼ「くじ」で決めることにしていました。だって世の中は縁だから。自分で引いたんだから、という感じです。
席替えは、教室の座席配置図にあらかじめ数字を書いておいて、子どもたちに袋に入っている番号が書いてある紙をひかせる。男女で分ける必要があるものを決めるときは袋を2つ用意して紙をひかせる。
「えーっ、また○○くんと隣だー」「ずっとトイレ掃除だー」なんてことも起こりましたが、「その人との関係づくりをもっときちんとしなさいってことなんじゃないかな」「トイレ掃除でやり残したことがあるんじゃないかな」なんて言って、くじの引き直しなどはしません。
もちろん、視力等の関係で席の場所を考慮する子などへの必要な配慮は忘れません。
学期のはじめのこの時期、各クラスでいろいろなことを決めている様子を見ていたり、昨日職員から「校長先生は昔どのように決めていましたか」なんて聞かれたこともあって、そんなあれこれを思い出しました。
教室内でのそういったことの決め方は、それぞれの担任に任せています。学校として決まってはいません。どんなやり方にも良いところやそうでないところがありますし、全員が納得できているかもわかりません。各先生方の願いや想いもあるでしょう。
人との出会いも含めた、それらがその教室での学びの1つであることは間違いありませんから、子どもたちにはどうか上手にのみこんで、今いる場所で精一杯がんばってほしいなと思っています。
★<柏市の学校での活動の基準 R5.1>
【Ver.9】学校における新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン.pdf
<お願い>
※次の場合は出席停止となります。
①児童生徒が感染した②児童生徒が濃厚接触者となった③児童生徒に発熱等の風邪症状がある④児童生徒や同居家族が医師や保健所の指示等でPCR検査等をうけた⑤同居家族に感染を疑うような発熱等の風邪症状が見られる⑥同居家族が濃厚接触者に特定された⑦海外から帰国し一定期間自宅等での待機を要請された⑧児童生徒等がワクチン接種による副反応が出た
※⑥の場合において、濃厚接触者本人が無症状の場合には,その兄弟姉妹は健康観察を徹底した上で,登校できることとする
※オンライン授業の視聴の仕方
1・2年生iPad.pdf
保護者の皆様そして地域の皆様,引き続き子どもたちの見守りをよろしくお願いいたします。
土南部小学校長