校長室より

令和5年度 校長室より

一夜明けて(校長室より)

道路、歩道の凍結もなく、静かな朝を迎えました。

朝早くから、敷地内の子どもたちの歩くところの雪かきをしてくれた職員がいました。ありがとうございました。 

今日は、5年生の校外学習で、早くから子どもたちが集まってきました。

出発式は体育館で行い、予定より少し遅れての出発となりましたが、大きな遅れもなく現地に到着できました。

子どもたちも職員も雪による大きな混乱はなく、1日が始まりました。

積雪はそれほどではなく、水分を含んでびちゃびちゃになっていました。それでも、校庭の雪を求めて外へ出て、楽しそうに遊ぶ子どもたち。

低学年も高学年も楽しそうに雪とたわむれました。めったに降り積もることにない雪なので、良い体験になりました。

その後の雨の影響で、残念ながら校庭の雪は遊べる状態ではなくなってしまいました。

子どもは大喜び、大人は心配事が増える雪の2日間が終わります。明朝は冷え込みが厳しいようなので、車道、歩道の凍結には十分気をつけましょう。

雪(校長室より)

12時ごろから雨が降り始め、すぐに雪交じりになりました。窓からうれしそうに外の様子を眺める子どもたち。

 

この時点では、まだ、雨が混じっていたので、昼の外遊びはなしにしました。

教頭先生が、門周りや昇降口前に融雪剤をまきました。

下校時、降っている雪に興奮している子どもたちの姿がありました。まだまだ積もってはいませんが、まっすぐお家に帰るのは難しいだろうな、あちこち寄り道しそうだな,と感じながら、「まっすぐお家に帰るんだよー」と声をかけました。

明日も通常日課です。登校時に歩道が凍っているかもしれません。足下には十分気をつけて登校して来てください。大人も明日の朝は時間に余裕を持って出勤してください。

パンザマストが鳴っています。外は雪景色になりつつあります。

いつまで降り続くでしょう。

体調管理を(校長室より)

教室を回っていると、空席が目立つ教室が増えています。

 

空気も乾燥していて、体調不良につながりやすい季節がきたと言えます。特にこの冬は、暖かい日と寒い日の気温差の大きさや、朝夕と日中の気温差の大きさにより、体調管理が難しくなっているのではないかと思います。

 

市内小中学校での、学級閉鎖、学年閉鎖などの情報も入ってきています。これは仕方のないことです。

 

本校でも、子どもたちやその家族、職員やその家族で、吐き気、頭痛、腹痛、熱などの症状があり、原因は、風邪、インフルエンザ、コロナウイルス感染症など様々です。

 

閉鎖をするほどの爆発的な感染という感じではなく、じわじわと、という感じです。

 

 学校、家庭それぞれの場所で引き続きの対策「手洗い・うがい・換気」や免疫力を高めるための「運動」「栄養」「睡眠」についてを意識していけたらよいと思います。

体調不良で欠席しているみなさん、暖かくしてゆっくり休んでください。元気なみなさんも、引き続きの体調管理をしっかりとね。

昼休みと代表委員会(校長室より)

明日また気温が低い1日になるとの予報です。

今日も昼過ぎから北風が吹いているのがわかりました。

そんな中でも、昼休みを元気に外で過ごす子どもたちの様子がありました。

こんなふうに過ごす子どもたちがいる昼休みですが

今日は児童会室で、児童会役員と4年生以上の学級委員が集まる代表委員会がありました。

今日は「6年生を送る会について」でした。

送る会のテーマ、日時や発表順について児童会役員から学級委員に連絡をしました。

しっかりその内容を教室でみんなに伝えてくださいね。

児童会役員や学級委員になると、このように時間をとられることがあります。しかし、逆に言えば、役に就いた人だけができる体験をしていることになります。役割につくというのは面倒なことも増えるかもしれませんが、それだけ、ここでの学びのチャンスがあるということです。がんばってくださいね。

児童会役員のみなさん、学級委員のみなさん、担当の先生方、ありがとうございました。

1月が終わります(校長室より)

小学生の時、好きな女の子の気を引きたくてわざと意地悪なことを言ったり、その子の物を取ってしまったり・・・そんなことありますか。

 

私は、そういうことが結構多い子どもだったと思います。うまく言葉にできない、素直に表現できないところがあってなおさらでした。

 

「なんでそんなことしたんだ」と先生に聞かれれば、「好きだからです」なんて恥ずかしくて言えるはずもなく、とってつけたような言い訳をして、ごまかしていたんだろうと思います。

 

これは、今なら「いじめ」と言われてしまう働きかけです。でも当時の自分にはそれ以外の関わり方はできなかっただろうなあと想像できます。

 

今日は水曜日なので、昼休みに、体育委員会や高学年有志が下学年の縄跳びを見る時間がありました。異年齢の子に対して、思いやりを持って優しく関われる子どもたちの様子があちこちで見られます。

「役割だから仕方なく」という感じではありません。本当に温かな関わりを感じます。本校の子どもたちの良さの一つです。

これが、同じ学年、同じクラスの子が相手になるととたんに厳しい態度になってしまうということはよくあることです。

また、まだまだ未熟な、成長途中である子どもたちの中では、人との距離感がうまくとれずにトラブルになったり、余計な働きかけでトラブルになったりすることも少なくありません。

 

今、土南部小学校には全部で20の学級があります。それぞれの教室で毎日毎日ほんの些細なことが原因での色々なことが起こっています。その一つ一つが必ずや子どもたちにとっての学びにつながるよう、近くにいる大人として向き合っていくことは大切なことであり、安心安全な学校のためにしなければならないことであると思っています。

 

今日も、何人かの担任から報告がありました。モグラたたきのような日々ですが、それでも関わり続けていきます。 

3年防災教室(校長室より)

3年生が、近隣の東部消防署逆井分署へ見学に行きました。

たくさんの署員の方々が迎えてくださいました。

クラスごとに動きました。

機材や道具に触れる、

消防車・救急車を見学する、

柏市消防局のことを知るためにDVDを鑑賞したり、署内を探索したりする、

この3つの活動を順番に体験しました。

本物に触れる機会はとても大切で、子どもたちも興味を持って取り組んでいました。

署員の方にも丁寧に説明していただきました。

 

最後には、素早い着替えと、放水訓練の様子を見せていただきました。

最後の最後、学校に戻ろうとしたときに、突然出動することになり、南部中方面に向かう救急車をみんなで見送りました。

たくさんのことを教えていただき、勉強になりました。

大変なお仕事ですが、引き続きよろしくお願いいたします。

今日はありがとうございました。

空気照度検査(校長室より)

今日は、学校薬剤師の辻村先生に来ていただき、空気・照度の検査をしていただきました。


学校環境衛生基準というものに、教室における望ましい温度や湿度、気流などの細かいことが定められており、その基準をクリアしているかを見ていただきました。

 

抽出した2教室の空気、照度を計測しました。

 

教室でも、窓際と廊下側ではかなり照度に差があります。その付近に明るい色の服を着ている人がいるだけで、数値に変化が起こることもあります。エアコンをつけて、さらに扇風機も併用していますが、場所によって気温差や体感温度差もあるます。そのような差は各教室であるものの、今日の検査では、問題になるようなことはありませんでした。良かったです。

 

成長を続ける子どもたちにとって、環境が整っていることはとても大切なことです。

辻村先生、本日はありがとうございました。

 

今日は朝から冷え切っていて、校舎内が冷蔵庫のようでした。

教室内はエアコンで暖かいのですが、廊下との気温差が大きいので体調が崩れないか心配になるほどです。

脱ぎ着で調節しますので暖かい格好で登校させるようお願いします。

6年校外学習(校長会より)

コロナ中は来られなかった都内への校外学習。国会に行ってきました。

 

高速道路までと高速道路でそれぞれ渋滞があり、2時間超えでしたが、バスレクをしながら向かいました。

 

国会では衆議院の通常国会か始まる日ということで、見学場所も限られていました。

 

本会議場では傍聴席からながめながら説明を聞いたり質問したりしました。

国会議事堂をバックにクラスの集合写真も撮りました。

短い時間だったのですが、会議が行われるという空気感が子どもたちにも伝わったのか、「国会が印象深かった」という気持ちになった子が多かったようです。普段テレビなどで見ている国会という建物に入る、という体験は貴重なのだと思いました。

 

次の科学技術館ではまず昼食をとりました。

保護者のみなさん、朝早くからお弁当の準備ありがとうございました。

その後はグループごとに見学していきました。色々なコーナーがあり、興味を持って見たり、触れたり、活動したりしました。

たくさんの学校が訪れており、子どもたちでいっぱいでしたが、ゆずられたりゆずったりと穏やかな時間を過ごしていました。

帰りは渋滞もなく、予定より少し早く学校に到着しました。小学校生活最後の校外学習。どうだったかな。実行委員のみなさんもご苦労様でした。

 

児童数とクラス数(校長室より)

1クラスの人数の上限は国で決まっています。


今年度は1年生から4年生は35人学級です。(令和6年度は5年生まで35人学級に、令和7年度は6年生まで35人学級になります。)これは最高でも1クラスは35人まで、ということです。(小学校におけるそれ以外の学年は国の基準の40人学級をもとに千葉県の基準があり38人学級となっています。)

例えば、ある学校の2年生に35人の子どもがいたら、35人で1クラスです。36人の子どもがいたら、35人を超えているので18人と17人に分かれて2クラスになります。

70人だと35人ぴったりの2クラスとなります。71名だと片方が36名となって35を超えてしまうので、24人、24人、23人の3クラスとなります。

本校の今の6年生は4年生の時まで3クラスでしたが、5年生で2クラスとなって、6年生で3クラスとなりました。このようにその年ごとの転出や転入の人数によって児童数が増減すると、それに合わせてクラス数が増えたり減ったりと変わることがあるのは、基準があるからです。そのクラス数に従って、職員が配置されます。配置人数も基準があります。

クラス数も職員の配置数も学校で決めるものではありません。学年の児童数が35×x(人)付近の学年はクラス数の変動が考えられるので注意してみています。

今のところの来年度のクラス数については今後お知らせする予定です。

敷地内の梅の木に花がつき始めました。

1年生(校長室より)

1年生が落ち着いて授業を受けている姿を見ると、立派になったなと思います。

保護者のみなさんのご協力のもと、担任の先生と毎日毎日一つ一つ丁寧に積み上げてきた成果です。

 1年前は幼稚園、保育園などに通っていた子どもたち。小1プロブレムなんていう言葉もありますが、環境の変化に対応できないことによる諸問題が起こることを言います。

 

学習や社会性の基本的な部分を学ぶ大切な6年間。その1年目です。まだまだ、ご家庭の保護者のみなさんの精神的、物理的なサポートは必要です。1年生になったのだから何でも自分で、という視点は持ちつつも、実際には目を離すには早い時期です。

 

ハンカチ、ティッシュ、学習用具、筆箱の中の鉛筆、消しゴムなどなど、自分で管理するのは難しいものです。個々によって違いがありますから、「もう○年生だから」の○を一般化することはできません。毎日声をかけたり、週に1度でも一緒に確認する時間をとったりすることで、本人が学校生活で困ることが少しでも減ることにつながります。引き続きよろしくお願いします。

 

2月には土南部保育園の子どもたちとの交流活動もあり、3月末には真の1年生となり、4月には2年生に進級します。新しい1年生が入ってきたら学校でのお兄さんお姉さんとなります。1番の末っ子から2番手に役割が変わることでの成長も期待できます。

 

担任の先生のもと、目の前にあることに一生懸命取り組む日々を積み上げていくことでの成長は他の学年でも同じですが、今の調子でがんばれ1年生。