校長室より

1年生(校長室より)

1年生が落ち着いて授業を受けている姿を見ると、立派になったなと思います。

保護者のみなさんのご協力のもと、担任の先生と毎日毎日一つ一つ丁寧に積み上げてきた成果です。

 1年前は幼稚園、保育園などに通っていた子どもたち。小1プロブレムなんていう言葉もありますが、環境の変化に対応できないことによる諸問題が起こることを言います。

 

学習や社会性の基本的な部分を学ぶ大切な6年間。その1年目です。まだまだ、ご家庭の保護者のみなさんの精神的、物理的なサポートは必要です。1年生になったのだから何でも自分で、という視点は持ちつつも、実際には目を離すには早い時期です。

 

ハンカチ、ティッシュ、学習用具、筆箱の中の鉛筆、消しゴムなどなど、自分で管理するのは難しいものです。個々によって違いがありますから、「もう○年生だから」の○を一般化することはできません。毎日声をかけたり、週に1度でも一緒に確認する時間をとったりすることで、本人が学校生活で困ることが少しでも減ることにつながります。引き続きよろしくお願いします。

 

2月には土南部保育園の子どもたちとの交流活動もあり、3月末には真の1年生となり、4月には2年生に進級します。新しい1年生が入ってきたら学校でのお兄さんお姉さんとなります。1番の末っ子から2番手に役割が変わることでの成長も期待できます。

 

担任の先生のもと、目の前にあることに一生懸命取り組む日々を積み上げていくことでの成長は他の学年でも同じですが、今の調子でがんばれ1年生。