日誌

土っ子の様子(平成31年度)

「はつ春」「花だより」・・・・書き初め練習

 本日、3・4年生が、書き初めの練習を行いました。
 この時期の体育館は外気温が低く、まるで冷蔵庫の中に居るような寒さになります。館内を温めるために、大きなストーブを準備しておきましたが、本日の気候は思いのほか温かく、快適な空間での書き初め練習となりました。
 1,2時間目は3年生です。3年生は「はつ春」という字にチャレンジします。「春」という漢字の三の部分が難しく、線と線の間の隙間をなるべく空けないように筆を運ぶことに子どもたちは苦労していました。「春が長くなっちゃった」「線がつながって真っ黒になったなぁ」まだまだ練習が必要なようです。
 3,4時間目は4年生です。4年生は「花だより」という字にチャレンジしています。「花」と「り」を少し大きめになるように字のバランスを整えます。「なかなかうまくはいらないなぁ」「今度は全体的にちいさくなっちゃった」三文字から四文字に変わると、筆の運び方もより緩急が必要になるようです。
 本日と明日、講師としてお越しいただく、阿久津先生と染谷先生には、子どもたちの手(筆)をとり、一緒に書いていただき、筆遣いをアドバイスしていただく等、たいへんお世話になっています。
『元気な土っ子』が静寂の中で『元気に毛筆』をふるう、2日間。よい時間になっています。
  
  
  
  
  

パラスポーツ体験

 本日3,4時間目に6年生がパラスポーツ体験を行いました。
 本日は、サッカー日本代表「侍サポーター」ちょんまげ隊長ツンさんこと、つのだかずひろさんにコーディネーターをお願いして、ゲームを交えながら分かりやすくパラスポーツ等について学びました。
 デフサッカー女子日本代表監督の久住呂 幸一さんからは、よく使われる手話とボディーゼスチャーがあれば、耳が不自由な方とも会話することができる。ということを、手話通訳士の樋口 真弓さん、バスケットボール女子日本代表 施設応援団「隼 ボアソルテ」副団長の今井 一徳さんにお力添えをいただきながら、学ばせていただきました。
 「大人になって、突然、耳や目の不自由な人等障がいを抱えた方に、街中で支援を求められたときに、戸惑うことなく自信をもって支援できる人が増えると嬉しい。そのためには、小さな頃から多くの方とふれあっておくことが大切です。」自分たちの経験をもとに、お話しされていたみんさんの言葉は、力強く子どもたちの胸に響いていました。
  
  
  

サケが大きくなるまで

 第2校舎の1階廊下を図書室の方に向かって歩いていると、パントリーに何やら不思議な水槽が置いてあります。真っ黒な画用紙に覆われていて何を飼育しているのかが分からないような状況です。小窓がついていて、のぞいてみると魚の卵のようなものが・・・・
 2年生は国語で「サケが大きくなるまで」という学習を行ってきました。現在、水槽で飼育しているのは、そう、サケの卵です。実際に卵が稚魚になるまで学校で育て、ある程度の大きさになったら放流することを目標に育てていきます。2年生の子どもたちも喜んで毎日観察し一日の成長を見守っています。2年生に話を聞いてみると、「クラスで名前をつけたんだよ。」「サケになったらすーっと泳げるように、『すー』という名前にしたよ。」期待感たっぷりのキラキラした眼差しで話してくれました。
  
  
 

4年生保健の学習

 4年生の教室をのぞくと、いつもの授業と少し雰囲気が違います。
 今日は、養護教諭による保健の授業です。『大人に近づく体にはどんな変化がおこるのか知ろう!』という学習課題に取り組みました。今回の保健の学習は、女子・男子それぞれが成長とともに起こる体の変化について具体的に知り、なぜ、そのようなことが起こるのかを学ぶことで、お互いの存在を大切にしあえるようになることが大きな目標です。また、自分のこれからの体の変化に見通しをもつことができるようになることも期待されます。
 今日の学習では思春期に起こる体の変化は人によって早い、遅いなど個人差や男女差があっても、誰にでも起こることであり、命のもとを作りだせるようになった大切な成長であることを学びました。子どもたちは初めて知る事が多く、熱心に養護教諭の話に耳を傾けていました。ハートの形に切った画用紙の中心にあった、針の先ほどの小さな穴の大きさが、「卵子」の大きさであり、自分たちの体のスタートであることに、大きな驚きを感じていました。
  
 

土小の風景

 多目的ルームをのぞくとボランティアの方が静寂の中で、黙々と何かに取り組んでいらっしゃいます。作業を拝見させていただくと、金色のレース針をたくみに使って、細い糸でレースの小物をあんでいらっしゃいました。
 何をあんでいらっしゃるのかというと・・・・そうなんです。通学路のコースを見分けるために1年生の黄色い帽子に着ける、レースのリボンを作成してくださっているのです。細かな作業をていねいに行ってくださり、来年の4月に入学してくる1年生のために、準備してくださっています。地域の方が、いろいろなところで土っ子を支えてくださっています。ありがとうございます。
  
  
 今日の給食メニューはオムライスでした。子どもたちは、ケチャップの子袋を使って、おもいおもいに絵を描いていました。残念ながら、写真を撮る前に美味しくいただいた子もたくさんいたようです。
  
  
  

12月の全校朝会

 本日、12月の全校朝会を行いました。11月に引き続き、テレビ会議システムを使用して行いました。前回は初めてでしたので、うまく教室のPCとつながるかどうか等、事前の準備に手間取りましたが、今回は2回目ということもあり比較的スムーズに準備できました。はじめに、各種表彰を行いました。賞状を授与された子はカメラの前で受け取ることに慣れていないので、戸惑う場面もありましたが、しっかりと全員が賞状を受け取りました。児童会からは赤い羽根募金のお願い、佐藤先生からは、今月の生活目標について、お話がありました。校長の話では、先日実施された持久走大会でのがんばりを称えるとともに、身近にある「隠れた〇〇(親切・気遣い・思いやり)」に気づくことのできる「心の目」をもてるようになろうと呼びかけました。
  
  
  

持久走大会②

 昨日(28日)、1年・5年・6年生の持久走大会が曇天の中、実施されました。1日待ってのスタートとなりましたが、小雨の間をぬって土っ子は元気に走りました。2日間にわたって、大会運営にご尽力いただいた保護者の皆様、雨の中にもかかわらず、応援にお越しいただいたたくさんの保護者の皆様、心から感謝申し上げます。
 今年度の持久走大会は、たくさんの「感謝」によって行われた持久走大会でした。長寿命化改良工事により校庭の使用ができず、大会の実施事態が危ぶまれていましたが、県立柏南高等学校の御厚意で、校庭を使用させていただくことができました。27、28日共にあいにくの天気となり、2日間とも使用させていただくことになりましたが、校長先生をはじめとして柏南高校教職員の皆様に御理解、御協力をいただき、大会を実施することができました。さらに、当日、グランドの水抜きを柏南高校の生徒さんが行ってくださる等、たくさん支えていただきました。感謝申し上げます。ありがとうございました。
 みなさんの支援を受けて、土っ子もがんばりました。
  
  
  
  

持久走大会

 本日、曇天の中、4年、3年、2年生の持久走大会が実施されました。寒空の中、みんながんばって走りました。走る事をがんばるだけでなく、練習の時から続けてきた友達への声援も、いつも以上に大きな声で応援していました。
 雨天のため、本日実施できなかった1年、5年、6年生。明日こそは天候が好転することを信じて、走ることができるように準備を進めます。
  
  
  
  
  
  

みんなの子育て広場

 本日、PTA主催行事として「みんなの子育て広場」が実施されました。冷たい雨の中、多くの保護者の皆様にお越しいただき感謝申し上げます。今回は、心理士の小林先生をお招きして、「子どもの絵は心のメッセージ」を演題に興味深いお話をしていただきました。実際に「樹」の絵を自由に描き、その絵の状況から自身の心理について学んだり、心の成長と絵の変化の事例紹介をしていただいたり、多くのお話を聞くことができました。
 講師の先生のお話の中で、「まねは個性の出発点」という言葉が有り、「絵は描き方はまねできても、描く対象や感性までは他の人と同じにならない」という考え方が印象に残りました。参加された保護者の皆様も、心に残る言葉を感じることができた講演会になったと思います。小林先生、ありがとうございました。
 最後になりましたが、本講演会をコーディネイトしてくださった事務局の皆様にも御礼申し上げます。
  
 

土小朝の風景から・・・

 朝の時間に3年生の教室をのぞいてみると、読み聞かせボランティア「青い鳥」が活動をしてくださっていました。読み聞かせの活動については、以前も紹介させていただきました。子どもたちへの働きかけの方法もとても自然で、読み手の周囲に集まってお話しを聞く子もいれば、自席でじっくり耳を傾ける子もいます。また、季節に合わせたお話をチョイスしてくださるので、子どもたちも興味津々です。
 今日は、干支にちなんだお話をしてくださいました。「猫は十二支を決める日をねずみにだまされて一日間違えてしまいました。だから十二支に入れなかったんだね。」「イタチは、十二支に選ばれなかったけど、その代わりに、毎月かならずイタチの名前を呼ぶ日ができました。『ついたち』です。だから1日は『つイタチ』という読み方になったんだね。」等々、絵本の読み聞かせに、子どもたちは笑顔で聞き入っていました。