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土っ子の様子(令和5年度)

土っ子の学びを支える先生の学び

土小学校では、土地域を教材とした生活科や総合の学習を「ディスカバーストーリー」と呼び、教科の学習を子供たちが自ら主体的に学ぶようにする授業改善を「問いストーリー」と呼び、先生たちが様々な工夫をしながら取り組んでいます。

このような取り組みを行っている学校が近くにないため、京都市立御所南小学校、明石市立林小学校・松が丘小学校、株式会社立瀬戸SOLAN小学校の4校に、7人の先生に出張視察をしてもらい、今日はその報告会を放課後に行いました。

 

御所南小学校は、コミュニティ・スクールとして全国で初めて取り組んだ学校で素晴らしい学校です。その学校がやっていることと、土小がやっていることは同じだ。さらに、子供たちを中心に据えて、どのように課題に気づき、自ら解決しようとするか、そのヒントとなることをたくさん報告してくれました。

 

明石の学校は、学校ごとにまちづくり協議会が設置されて、地域との連携がしやすい。その中で、先生たちが地域の面白さに感動して、エネルギッシュに授業をされ、土小と同じようなことをしている学校なので、会話もいっぱい弾んだ。子供の見方が変わってきた。地域と関わることで、子供も先生も伸びるんだという報告。

 

 

瀬戸SOLAN小学校は、株式会社立の私立だから公立との違いはあるけど、土小と同じ総合や探究的な学び、保護者サポーターの活躍、通知表がデジタルで廃止されている、と土小学校の今後に向けてもとても参考になる報告。子供たちが主体的に学ぶということを学習指導要領に書かれています。本当に主体的に学ぶとは、どういう姿なのかを見て、土小の方向性に間違いがないことと、これから何をすればよいか、それが見えてくる報告会でした。

 

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土っ子学級最終回はある意味初回です。

土っ子学級の最終回が行われました。最終回のリーダーは5年生。5年生には朝早くから登校して準備をしている自主的な姿が見られました。

 

業間休みになると、それぞれの集合場所に集まってきます。班の旗を振って集める姿も5年生。

 

遊びの説明をして、さっそくみんなで遊び始めました。外ではドッチボールが多いようですね。

 

教室でも5年生のリーダーシップで遊びが展開されています。

 

 

どんな遊びをしているのかな? どれも楽しそうです。

体育館では・・・・

 

タグラグビーのような鬼ごっこや色々な場所をクリアーしていくゲームなど、工夫した遊びで楽しみましたね。5年生は初回となる土っ子学級のリーダーを経験して、6年生からの一つ目のバトンを受け取ることができましたね。

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サロンつちのこで、土っ子と高校生が交流

第3と第4土曜日に開かれている、ふるさと協議会のサロンつちのこによる多世代交流の場で、17日の土曜日には芝浦工大柏高校の茶道部の生徒22人が、お茶の文化を参加した土っ子たちに体感させてくれました。

 

皆さん、和装できちんと帯を自分たちで締めて登場です。お茶の日本文化を伝える気持ちがそこにも表れています。

 

椿をあしらった和菓子をいただき、和菓子はどうやって食べるのか、作法も教えてくださいました。

 

お茶も素敵なお茶碗でたててくださり、教頭先生も子供と一緒にお点前にあずかります。

 

その後は、お互いにお茶をたてあったり、お茶のことについて色々と教えていただきました。スタッフには土中学校の生徒、お客様には先週の凧揚げの時にお手伝いしてくれた柏南高校の生徒も途中で参加してくれていました。小学生、高校生、大人たちとまさに多世代がお茶の文化で交流しあう、素敵な午後の時間でした。

これから、柏南高校・芝浦工大柏中学高校そして土っ子の進学先の土中学校と、様々な連携や協働活動を行っていくよう学校の連携を強めていきます。土っ子のお茶摘みには、芝浦の茶道部も参加してできるといいですね。

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全国のキャリコンサルタントとつながって・・・

卒業に向けて自分のキャリアを考える取り組みとして、土小のキャリア教育部門担当の学校運営協議会委員の間野氏を中心に、全国10人のキャリアコンサルタントの方々が、オンラインで子供たち一人ひとりと面談をしてくださる、キャリコンとの学びを実施しました。

 

兵庫県西宮市から2名、京都市、奈良県橿原市、神奈川県鎌倉市、千葉県市川市から2名。福岡県久留米市、埼玉県志木市、東京都港区から、Googlemeetで接続しての面談です。

6年生は10人ずつ、一人15分の面談時間で面談を進めていきます。

 

 

子どもたちは自分のさくらシート(キャリアパスポート)を手元において、15分程度面談をし、面談後にはサクランナーの保護者の方々と一緒に、面談内容や、面談から考えたことなどをまとめます。

 

 

最終的には、卒業式で卒業証書をもらう前に、自分なりの言葉として発信することにまとめられていきます。今日は、キャリアコンサルタントの方々10人と本校のサクランナーの認定を受けた保護者10人の20人が、子供たち自身が自分を振り返り、未来を見通す学習にお手伝いいただき、初めての経験でしたが、子供たちに一人ひとりにしっかりとしたものを持たせていただきました。

最後には、キャリアコンサルタントのみなさんと全員で振り返りを行いました。

 

 

 

子どもたちは次々に今日の振り返りをマイクを持って話し、「4月の目標が質問をしてもらうことで、達成していたことがわかった」「自分が知らない自分の良さに気づくことができた」「趣味の話を聞いてもらい、すっきりした」「普段は誰にも話せないようなことを話すことができた」「自分の良さを振り返り知ることができた」など、次々と面談してくださったキャリアコンサルタントの皆さんに、オンラインで伝えることができる姿に、キャリア教育は、職業教育ではなく、自分自身を知ること、その上で社会とのつながりを考えていくこと、そういう時間であることが大切だということを実感した時間でした。

学芸大学附属の中学校など、まだ一部の学校でしか実践されていない内容です。ここで振り返った自分をもとに卒業式にはどんな言葉になって出てくるか、楽しみであり、緊張するものであります。

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4年生校外学習(西部防災センター)

4年生は松戸にある西部防災センターで体験学習をしてきました。

4つのグループに分かれての、煙体験・地震体験・風体験・通報体験・消火体験です。

火事のとき、煙は目に見えなくても、有毒なものがあることを教わり、体を低くして避難しました。

 

震度5弱の地震の怖さを体験しました。家に帰ってから物が倒れないように固定具を買って備えたいという感想も。

 

風体験では風速30mを体験しました。台風のときは外に出てはいけないと実感。

 

通報体験では、必要な情報を伝えることや公衆電話の使い方を教わりました。

 

消火体験後に、子どもは消火よりもまず子どもは逃げたり通報したりすることが大切と知りました。

 

帰りのバスの中では、一人ひとり体験して学んだことを発表し、もしものときも慌てず落ち着いて行動すること、日頃から備えること、家族で緊急時に備えて話し合うこと、など学習を深めることができました。

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