日誌

土っ子の様子(平成31年度)

土っ子学級で笑顔

 月に一回程度行われている「土っ子学級」は子どもたちにとって楽しみな時間です。ふだんは同じ学級や学年の友だちと休み時間を過ごしている子が多いのですが「土っ子学級」の日は違います。1年生から6年生のグループでそれぞれ集まってロングの昼休みを過ごします。6年生が中心になって遊びを企画し、進行役も務めます。「今日は氷鬼とドッジボールをやります。氷鬼は最初6年生が鬼です。」6年生の明るく頼もしい進行ぶりに1年間の成長を感じるのと同時に、すぐそこまできている「卒業」を考えるとさびしい気持ちになりました。一緒に過ごしてきた在校生も同じ気持ちだと思います。
 異学年交流の土っ子学級を通して、「土小の仲間」という気持ちが育っているのだなと感じました。
     

3年生が消防署見学に行きました

 3年生が消防署見学に行ってきました。お世話になったのは、常日頃から人命や地域の安全を守ってくださる逆井分署のみなさんです。
 消防署内の見学では、台所や仮眠室等を見学させていただき、食事は当番で作っていることや、緊急時にいつでも対応できるように備えていること等いろいろなお話を聞くことができました。また、消防服の着用体験では装備の重さに子どもたちは驚いていました。(実際の重量は20㌔であると聞きました)
 さらに防水訓練も見せていただきました。迫力があり、なおかつ真剣に訓練をしている消防署の方の様子に、この地域が管轄である逆井分署の皆さんがが自分たちの安全を守ってくださっているということを改めて実感できたようです。とてもよい、一日になりました。逆井分署のみんさん、ありがとうございました。
  
  
  

3学期の学級委員、がんばります!

 昼休みに3学期の学級委員任命式が行われました。3学期は、まとめの学期です。学校に来る日数は短いものの、6年生を送る会等の大きな行事も控えており、学級委員が活躍する機会も多いと思います。「3学期の学級委員として、どんなことをやっていきますか?」と尋ねると、「明るく楽しいクラスになるように、みんなに声かけをしたい」「困っている子を励ましたい」等それぞれに「思い」をもって任命式に臨んでいました。「任命書を受け取った子の顔は、やる気に満ちていて頼もしいなと感じました。
       

図書委員会の取り組みから・・・

 図書委員会では、土っ子に本をたくさん読んでもらうために、様々な取り組みを行っています。今日から期間限定の新たなイベントが開催されており、子どもたちの脚は図書室にむいていました。イベント名は「土っ子ジャンボたからくじ」です。5冊借りたら1枚、10冊借りたら2枚のくじをもらうことができます。1等の賞品は、「1度に5冊まで本を借りられる件」※本来は1度に借りられるのは2冊までです。2等の賞品は「1度に4冊まで借りられる券」です。その他には、本のカバーで作られたエコバックやしおり等も有り、子どもたちも楽しみにしています。期間は1月17日から1月31日までとなっています。期間内にどれくらい本の貸し出し実績が伸びるのか?効果が期待されます。
  
  

「すーちゃん」は順調に成長しています

 サケの稚魚は順調に育っています。冬休みの間に、お腹についていた栄養を摂取するための赤い袋(さいのう)もとれて、少しずつ大きくなっています。子どもたちは、水槽を元気よく泳ぐサケの稚魚を毎日楽しみに観察しています。
「暗いお部屋から明るいお部屋に変わったよ。」「栄養の袋がとれたよ」「餌をあげているよ」観察しながら笑顔で話す子どもたち。大きくなることを喜ぶ半面、お別れの時期も近づいていることも分かったいるようで、「寂しさ」を感じている子もいました。
  
  

耳をすまして・・・とれました!

 本日昼休みの図書室は、いつもの雰囲気と違っていました。黙々と読書を楽しむ土っ子の姿はなく、先生も交えて5人くらいのグループが、たくさんの円になりカルタを楽しんでいます。そう、昨日から3日間にわたる、児童会主催の「土小 カルタ大会」が開催されています。昨日は中学年の部、今日は高学年の部が行われ、熱戦が繰り広げられました。使用するカルタは「郷土かしわ」の名所や自慢が描かれたものです。児童会の子が札を読み上げると同時にみんなの目が読まれた札を探します。「お手つきは1回休みだよ」「同時だからじゃんけんで決めよう」「札を読んでいる最中は手は膝の上で待つよ」等々、子どもたちは、言葉を交わしながらゲームを行っていました。ルールを守ってゲームをすると、より楽しく遊ぶことができるということを活動をとおして、自然に理解することができたようです。明後日金曜日には低学年の部が予定されています。
 児童会のみなさん、企画運営お疲れ様です。
  
  

校内書初め展実施

 今日14日と、明日15日の両日、土小では校内書初め展が実施されています。冬休み中に毛筆、硬筆とも頑張って練習してきた子どもたちの力作が展示されています。普段は体操の号令がこだまし、元気よく体を動かす子どもたちの様子が見られる体育館も、今日はシーンとした空気の中で、熱心に作品を見学するお客様の様子が見られました。ご参観ありがとうございます。
 子どもたちにとっての校内書初め展は、友だちの作品や他の学年の作品を見学することで、次の目標をもつ、よい機会にもなっています。友だちのよいところを見つけ、自分もそうなりたいという気持ちで次回は取り組んでいくこと・・・自分磨きのよい機会だと思います。
  
  

土小の風景・・・

 長寿命化改良工事によりリニューアル中の第1校舎の様子を見学しました。無機質だったコンクリートの床や壁が少しずつ変化しています。窓枠の周囲には木材を使っているので、「あたたかみ」のある印象を受けます。教室と教室をつなぐ扉もできていて、新しい機能にどんな事ができるのかが今から楽しみです。廊下の天井も少し高くなり、開放感のある空間になっています。新しい校舎で生活する子どもたちの明るい笑顔や笑い声が今から想像できます。
  
  
 今日の給食は「七草ごはん」でした。土っ子のみんなが1年間元気で過ごせるように願いをこめた献立です。「せり・なずな・ごぎょう・はこべ・ほとけのざ・すずな・すずしろ」七草ご飯を食べる前に、大きな声で「春の七草」を暗唱するクラスもありました。七草ごはんの他に、「鏡開き」にちなんで、おもちが入った「白玉あずき」もいただき、子どもたちは大満足の給食の時間となりました。
  

タブレットを使って・・・・

 4年生の教室をのぞくと、タブレット型PCを操作する子どもたちの姿を発見しました。今日は、タブレット型PCを使った、算数の学習に挑戦します。初めてのソフトを使用するということもあって、ICT担当の先生の指導のもと、一斉に立ち上げの順序を学びながらスタートしました。子どもたちの中には普段から使い慣れている子もいて、先生の指示の前にどんどん進めている子もいました。一人でPCを使うのとは違って、30人の子どもたちが一斉に同じ作業を行うのは、結構時間がかかります。でも、わからないところを友達に聞きながら補うことで、コミュニケーションの力も育っていきます。算数の学習をタブレット型PCを使って学んでいくことは、練習問題を効率よく行うということだけではなく、友だちとの関わりを、学習を通してつなげていくツールにもなっています。
  
   
 

練習の成果を発揮して・・・・

 本日は、校内席書会が行われました。冬休みの間にたくさん練習してきた子もいて、年末に練習した時とは違った雰囲気の中で、子どもたちは真剣に「書」に取り組みました。書き込んできた子の筆さばきやペンさばきは見事で、一定のリズムで自信に満ちた作品を仕上げていきます。「お家でたくさん書いてきた!」「お手本が頭の中に入ってます!」子どもたちの力強い言葉から練習の取り組み具合が伝わってきました。
  
  
  

3学期がスタートしました!

 土小の3学期がスタートしました!
 朝の校門では、元気のよい子どもたちの「おはようございます!」という声が響きました。「今学期は、今年は・・・」という、子どもたち一人一人の「がんばろう!」とする気持ちが伝わってきます。始業式は前回と同様にテレビ会議システムを使用して行いました。直接子どもたちの顔を見ることはできませんが、こちらの問いかけに大きな声で反応している子どもたちの様子に、令和2年の土っ子も元気いっぱいの笑顔を学校に咲かせてくれるなと感じました。
 学級では、今年の抱負や係り決め等を行っていました。学級委員の立候補者による演説もあり立派な態度で自分の思いを訴えていました。いよいよ令和元年度も残り3ヶ月。特に6年生は残り僅かな小学校生活をあっという間に駆け抜けます。
 土っ子にとって、新しい学年を迎える前に「よい準備」のできる3学期になることを願っています。
  
  
  
  

2学期終業式

 2学期も今日が最終日となりました。2学期の終業式は体育館で行わず、テレビ会議システムで行いました。長寿命化改良工事の関係で2学期の始業式から始まり、各月の全校朝会でも行っていたので、子どもたちもプロジェクターから映し出される画像にもだいぶ慣れてきたようでした。仮設校舎での初めて生活や、校庭の制限等、子どもたちも76日間の学校生活の中でたくさんの「初めて体験」があったと思います。不自由な面もあったと思いますが、よくがんばりました。大きなけがや交通事故がなく、無事に2学期を終えられた事は何よりも嬉しいことです。
 明日から冬休みに入ります。何人かの子どもたちに「冬休みに楽しみにしている事は?」と尋ねるとと、「クリスマス」「お正月におばあちゃんに会いに行くこと」「スキーに行くこと」「家の大掃除」等々笑顔で答えてくれました。どんな冬休みを過ごしたのかという、たくさんのお土産話を聞かせてほしいと思います。
 3学期の始業式には、元気な笑顔で会いましょう!
  
  
 

2学期も残り2日・・・

 週明けの23日には終業式を迎えす。昨日から今日にかけては、学級活動のお楽しみ会を開催する学級が多くみられました。6年生はテレビで放映されている番組を参考にして、少し変わった鬼ごっこで楽しんでいました。フルーツバスケットで盛り上がるクラス、特技の発表をするクラス、手品を披露するクラス、教室は楽しそうな笑顔であふれていました。
  
  
  
 6年生がとても楽しみにしていた、「バイキング給食」が行われました。事前に摂取するカロリーを計算して料理を選び、適正な栄養摂取について学んだあと、今日を迎えました。いつもと違う給食のメニューに子どもたちは感激していました。給食調理員さんから、クリスマスプレゼントもあり、子どもたちは大満足の「バイキング給食」となりました。食事後には、「ご馳走様でした。ありがとうございました。」と心から感謝の気持ちを伝えていました。
  
  
  
 

2学期もあと3日間となりました

 2学期も今日を入れて残り3日間となりました。9月から本格的な長寿命化改良工事がはじまり、それと同時に仮設校舎を活用しての学校生活もスタートしました。校庭の使用制限等、我慢しなくてはならないことも多い中、様々な行事等をとおして、たくさんのみなさんに支えていいただきながら、土っ子は令和元年度の2学期を過ごしてきました。地域、保護者の皆様に、たくさん支援をしていただきましたことに、感謝申し上げます。 
 昨日の暖かな一日から一転、今日は冬らしい寒さを感じさせる一日となりました。残り3日間となった本日も、土っ子はそれぞれに学校生活を過ごしています。学期末のお楽しみ会の準備を笑顔で行っている学級や、「なわとびしんきゅうひょう」の技の確認をする学級、フェルトペンを使って書写の練習に励む学級、6年生は学年全体で卒業式の歌の練習を始めていました。土っこみんなが、残り3日間を元気に過ごし、楽しい冬休みを迎えられることを願います。
  
  

3年生の作品から

 3年生の教室をのぞいてみると、児童用ロッカーの上のスペースに、図工で作った子どもたちの作品が展示されていました。今回は、のこぎりを使って角材を切り、そのパーツを組み合わせて作品にしていく『のこぎりひいて、ザク、ザク、ザク』の作品が飾られていました。形は様々で、切った木片の他にも、ビーズやボタン等、使えるものを自分で用意して制作しました。ロボット、恐竜、お城等々楽しい作品がたくさん出来上がりました。自由な発想から生み出される子どもたちの作品には、いつも驚かされます。
  
  
  

吹奏楽部の活動から・・・

 仮設校舎の2階には、現在、長寿命化でリニューアル中の音楽室の代わりに、「仮音楽室」が設置されています。放課後になると、吹奏楽部の奏でる楽器の音色が聞こえてきます。現在、吹奏楽部は2月27日(木)に実施予定の「さよならコンサート」に向けて、朝と放課後の練習に励んでいます。「仮音楽室」は普通教室と同じ大きさなので、吹奏楽部の合奏には窮屈な状況となっています。放課後の練習を見に行くと、ティンパニーは入口扉近くの廊下に設置する等、他にも工夫しながらの練習を余儀なくされています。
 そんな状況の中でも、吹奏楽部の土っ子はコンサートの成功を目指して合奏練習を続けています。6年生にとっては土小吹奏楽部員として最後のコンサート。みんなの思い出に残る時間になることを願っています。
  
  

『読書のススメ』ありがとうございます

 第3校舎1階の図書室前にある掲示板に、『読書の記録 殿堂入りおめでとう!』のコーナーがあります。学年によって本の冊数は異なるようですが、例えば2年生は100冊の本を借りると『殿堂入り』として、名前が表示されます。子どもたちの図書館利用の推進を図るため行われている活動です。
 
 さらに、読書の素晴らしさを子どもたちに伝えて、土小の図書室を支える活動をしてくださっている方もいらっしゃいます。今朝は、令和元年最後の『青い鳥』さんによる読み聞かせが、4年生と6年生の教室で行われていました。「お寒い中、子どもたちのためにお越しいただき、ありがとうございます」とお声かけすると、「今日も楽しく活動させていただきました」と笑顔でおっしゃられました。
 ペープサートを使って、子どもたちに楽しい時間を提供してくださる『おはなし広場』の皆さん。
 土小図書館の蔵書を大切に守ってくださる『あんずの会』みなさん。
 土小の読書活動を支えてくださったすべての方に感謝申し上げます。
  

土小の風景

~笛星人現る!~ 
 現在は、仮設校舎の2階にある音楽室から、元気のよい笛の音色が聞こえてきます。
 のぞいてみると3年生がリコーダーの練習をしていました。リコーダーの学習は3年生から始まります。今日は、始めてから今までに習ったリコーダーの曲をすべて振り返りながら演奏していました。楽譜も実際の演奏も、始めのころに比べて徐々に複雑な指の動きが要求される曲に変わっていきます。タンギングの練習が目的の「笛星人」から始まった3年生のリコーダーの学習。曲の難易度も子どもたちの「腕前」もどんどん上がっています。
  
  
~2年生のおもちゃを楽しもう!~
 体育館をのぞいてみると、1年生と2年生の交流会が行われていました。
 今日は、2年生が「手作りおもちゃ」で1年生をもてなします。的あて、吹き矢、空気砲、コップけん玉、マグネット釣りゲーム、ペットボトルボーリングetc・・・遊び方の説明をていねいに優しく伝える2年生。2年生のお話をきちんと聞いてから遊び始める1年生。4月から比べると、1年生2年生ともに成長しました。
 笑顔いっぱいの楽しい交流会でした。
  
  
  
 

土小の風景

 「すごいことがおこったよ!スーが生まれたんだよ!」朝の挨拶活動の最中に、2年生の男の子が大ニュースを伝えに来てくれました。先日、本校で飼育を始めた「サケの卵」が孵っていて子どもたちは大喜びです。「暗いところが好きだから、あんまり小窓を開けない方がいいよ」「あまり刺激をあたえないように、そーとのぞくんだよ」水槽を見に行くと、2年生の子どもたちが、ていねいに教えてくれました。「サケの稚魚が育っていくのと一緒に、2年生の心も育っていくんだなぁ」と思い今日の陽気と同じように、心がポカポカ温かくなりました。
  
 5時間目に体育館をのぞいてみると、4年生が体育の学習で、マット運動をしていました。前転・後転・開脚前転・開脚後転・側方倒立回転・跳び前転、いろいろな技を練習して、組み合わせ技にも挑戦していくようです。技の習得や精度はもちろん、マットの準備や後片付け、友だち同士の教えあいなど、見ていて自然と笑顔になっていました。気持ちのよい子どもたちの様子に、思わず拍手を送りました。
   
                            

「明るい年」「早春の山」・・・書き初め練習②

 書き初め練習会も2日目を迎えました。幸いなことに、本日も体育館内は比較的温かくなっていて、子どもたちも凍えることなく「だるま筆」を滑らせていました。
 1,2時間目は5年生が「明るい年」という4文字に挑戦していました。文字のバランスをとるためには「る」の大きさが重要であるということを知り、子どもたちは意識しながら練習に励んでいました。
 3,4時間目は6年生が「早春の山」という4文字に挑戦していました。「春」という字が縦長にならないようにするには、横三本線の隙間をなるべく空けないようにするということを意識しながら、練習していました。講師の先生のアドバイスを、お手本に細かくメモ書きして、練習する子もいて、真剣さが伝わってきました。冬休みを利用して練習を重ね、年明けに行われる「校内席書会」では、自信をもって筆を滑らせる土っ子が想像できます。