文字
背景
行間
市内小中学校63校の学校図書館活用の様子を紹介しています
今,出来ることを 柏第二中学校図書館
そんな二中の図書館は,校舎2号館の2階,職員室のほぼ真上に位置します。
今年度は,図書館の利用前後に手指の消毒をしたり,密にならないように声掛けをしたり,図書委員さんの仕事も様変わりしました。全ての返却本は開館日でも廊下の返却BOXを利用しています。もちろん,通常の貸出や本の整理はしっかり行います。秋の文化祭には,新刊本のPOPを制作し展示しました。
昨年度までに比べ,図書館を使った授業時間数は減ってしましましたが,資料をいつでも利用できるように準備しています。複数冊ある本にはナンバーリングし,ケースに入れてすぐに教室へ運べる状態です。
三学期の始めに,図書館内のリニューアルを行いました。配架を見直し,分類記号順に本を並べ替えました。窓際の棚から0類・1類・2類~9類まで,時計回りにスッキリ並べられています。これなら初めて二中図書館に来た人でも,どこに何の本があるのかすぐに分かります。
制限が多い今,その中でも出来ることをみつけて図書館は動き続けます。
一日も早く,みんなが安心して自由に図書館を利用できる日がくるように,願ってやみません。
第3回司書教諭・学校図書館指導員合同研修
コロナ禍のため例年のように一堂に会することはできず,各校から参加するWeb研修となりました。
主な内容は,【学校図書館の活用について】と【著作権について】でした。
【学校図書館の活用について】
柏市では小・中学校(計63校)すべてに司書教諭と学校図書館指導員が配置されており,学校図書館,ICT環境の整備が進んでいます。その恵まれた環境を子どもたちの学びと成長に活かせるよう,司書教諭の役割について指導主事の鈴木先生からお話がありました。
・司書教諭と学校図書館指導員は学校図書館活動を支える両輪である
・学校図書館活用のインフルエンサーとして,勤務校の先生方に働きかける
また,昨年度の学校図書館活用のデータが示され,授業で学校図書館を活用した回数(1校あたり)は,小学校788回,中学校153回でした。
今年度もコロナ禍の中ではありますが,各校で知恵を絞って子どもたちの学びに寄り添っています。
【著作権について】
「知っておこう!著作権」と題して,学校図書館コーディネーターの笹間先生より講義がありました。事前に寄せられた質問をふまえた演習問題形式のワークシートが配られ,司書教諭と学校図書館指導員は相談しながら課題に取り組みました。
研修後には,「実際の教育活動で生じる事例が取り上げられていて,とても勉強になった」,「丁寧な解説があり,抑えるべきポイントがわかった」,「ほかの先生方にも知らせたい」などの声が聞かれました。
今後はオンライン授業の活用など,ますます著作権を理解した取り組みが求められることと思われます。著作権に関する意識を高めるよい機会となりました。
年度末には,司書教諭,学校図書館指導員ともに「学校図書館活用実践報告」の提出があります。それぞれ冊子にして新年度に配布される予定です。お互いの実践例を参考に学び合い,切磋琢磨していきましょう。
新しい年をむかえました 旭東小学校図書館
年が明けてもなお収まることのないコロナの対策のため、図書館では出入りの際の手洗いの徹底、密の回避、パーティションの設置などに取り組んでいます。そのような中でも図書館を楽しく利用できるよう、サポート教員の方と協力して明るくわかりやすい表示をしています。
―図書館出入口の表示―
―図書館出入口―
―館内の様子―
―返却はブックトラックへ―
今年度は感染防止を考え、本の貸し出しは一度に一冊までという制限のほか、貸し出し日も学年ごとにするなど、本をたくさん読むことが難しい年でした。そこでこの冬は、さみしげな読書の木の代わりに、図書委員のおすすめ本を書いた飾りをつけたクリスマスツリーを展示しました。ツリーのとなりには、子どもたちが紹介したい本を書いてくれた「おはなしのプレゼント」のカードをたくさん貼りました。このカードは、12月の図書館だよりで募集したものです。
いろいろな制限があっても、図書館の利用を続けられるように工夫していきたいです。
「本」でつながる学校図書館 柏第七小学校
学校図書館では図書委員を中心に活動をしています。
★秋の読書イベント「読書すごろく」
図書委員会では, 恒例の秋の読書イベントに「読書すごろく」を行いました。
「読書すごろく」の内容は図書委員たちが考え,低学年用・中学年用・高学年用の
3種類を作成しました。
期間中はたくさんの子どもたちが,マスに指定された本を借りてスタンプを集めました。
マスをうめていくと,中間とゴールの2回「しおり」がもらえます。
ゴール用の「しおり」のイラストは図書委員が描きました。
★「読書の木」にはいっぱいの実がなりました
今年度より「読書の木」のスタイルを変更しました。
学校目標の100冊を中心に,読書の記録が,低学年は50冊・100冊・150冊,
中学年は40冊・80冊・120冊,高学年は30冊・70冊・100冊に達すると,
それぞれ,葉っぱ・果物の実・金の果物の実のカードを読書の木に貼ります。
金の果物の実に到達した人には,「プラスワン貸出券」をプレゼントします。
このカードを貸し出しの時に見せると,通常1人2冊の貸し出しにもう1冊借りる
ことができます。今年度中ならいつでも使用できるカードで,2学期の終わり頃から
このカードを使用する子どもたちが増えてきました。
★5年生の作品を学校図書館に展示しました
5年生が宮沢賢治の「雪わたり」を学習後に,宮沢賢治の他の作品や,
自分の好きな本の「帯」や「POP」を作成しました。
学校図書館ではその作品を本と共に展示しました。
どれも力作ぞろいで,他のクラスの5年生はもちろん,違う学年の子どもたちも
それを見て本を借りる人が多くいました。
自分の紹介した本が借りられていると, 書いた本人が喜ぶ姿が見られました。
柏七小の子どもたちが,学年を超えて本でつながることができました。
これからも,子どもたちと共に学校図書館も多様な可能性を
広げていきたいと願っています。
第9回学校図書館指導員研修
二部制にして集まる人数を半分に,換気等十分に感染対策をして研修が行われました。
指導主事の鈴木先生とコーディネーターの笹間先生のお話を直接聞けたのは約1年ぶりです。
【笹間コーディネーターより,コロナ禍における図書館活用について】
活用と感染症対策で日々迷いながらの業務だったので,先生のお話を聞き不安軽減できました。
【今年度初めてのグループ顔合わせ】
新人の方もベテランの方も,会えてうれしそうです。和やかな雰囲気の中,自己紹介,その後「おすすめ本の紹介」と「選書検討会」,「リーフレット作成に向けた授業での活用事例集め」を行いました。
大野アドバイザーより,「支援計画簿の記入」についての説明もありました。
今年度初めての対面での研修は,感染対策を徹底した中で行われました。
直接先生方のお話を聞くことができたこと,他の指導員と交流し情報交換したことは,短時間でしたが指導員にとって非常に有意義な時間になりました。
学校図書館も感染対策をしっかりと行い,「子どもたちの学びと,読むことの楽しさ」を守れるように,学校図書館として今できることをコツコツとやっていきたいと改めて感じます。
笑顔で多様性を認め、知識をアップデートできる図書館 中原中学校
中原中学校の図書館は、校舎から渡り廊下を通った別棟の2階に位置します。中に入ると静かで広々としてゆとりのある空間です。毎日、昼休みに図書委員会が図書館を開館しています。
★中原中学校図書委員は日々、主体的に活動しています
文化祭では,先生のおすすめ本を掲示しました。
★市立図書館主催市内ビブリオバトルチャンプ本に!!
1年生大宮さんが紹介した、「カーネーション いとうみく著 くもん出版」
チャンプ本に選ばれました。
柏市立図書館の館長から表彰状を学校図書館でもらい,学校では表彰集会でオンラインで発表しました。
★授業での図書館活用
3年家庭科 保育の単元でフエルト絵本を読む前に図書館で読み聞かせの練習をしました。
《変化の激しい時代を生き抜くために》
Smile Diversity Update Challenge
冬休みは読書の旅へ!柏中 学校図書館
冬の寒い日も暖かい空間です。12月,学校図書館の掲示物も冬仕様に模様替えしました。
「映画は観たけど,原作ってこれだったの?!」と新しい発見があります。
★学校図書館は読書の場としてだけでなく,授業でも活用されています★
本とパソコンを併用し,より広く情報収集して学びを深めます。
中1国語「四季の詩」では,三好達治・八木重吉・草野心平などのたくさんの詩人の
作品に触れました。
★旅行へ行くのがなかなか難しい日々…,こんなときこそ読書の旅へ!★
冬の澄んだ空のように,心がすーっと広がる1冊に出合えるように応援します。
Web研修 2回目
主な内容は以下のとおりです。
①学校図書館を活用した授業例の紹介
②学校図書館活用Q&A
③柏市パスファインダーについて
17日は小学校担当者42名を2グループに分けて実施。
前半グループは学校図書館活用の事例として,松葉第二小学校の授業の様子が紹介されました。
笹間コーディネーターからパワーポイントを使っての説明があり,学校図書館指導員がどのように授業にかかわっているか,豊富な写真を使って紹介されました。
4年生総合「考えよう2030 未来のために私たちができること」
めあて:今の地球が抱えている「水」の問題を調べ,まとめ,発表する。
その後,私たちに何ができるのかを考え,新聞を書く。
(教科横断:4年国語「新聞を作ろう」)
後半グループでは,同様に,酒井根小学校の授業の様子が紹介されました。
5年生国語「AIとのくらし」
めあて:調べたことをもとにミニディベートを行おう。
18日は中学校担当者21名を対象に,同様の研修が行われました。
学校図書館を活用した事例として,手賀中学校の授業の様子が紹介されました。
3年国語「旅への思いー芭蕉と『おくのほそ道』ー」
めあて:『おくのほそ道』の俳句を一つ選び,新聞記事を作る。
②学校図書館活用に関するQ&Aでは,事前に集めた質問事項をもとに
コロナ対策や授業支援について笹間コーディネーターから回答がありました。
③柏市パスファインダーは,今年度,小学校版の新規作成と中学校版の更新作業を行います。
事前に集めた質問事項をもとに,大野アドバイザーから回答がありました。
Teamsを使っての研修は,学校によりアクセスの不具合が多少ありましたが,おおむね
うまくいきました。新しい様式を取り入れながら,学校図書館としていまできることを実践していきましょう。
今年も読書の秋は健在です 土南部小学校
様々な工夫をしながら,読書の秋がやってきました。
★紙芝居の読み聞かせ★
図書室での読み聞かせは,密にならずに楽しめる紙芝居にしています。
昔ばなし,生きものの生態がわかるおはなし,内田麟太郎さん・あまんきみこさんの作品など,紙芝居もいろいろなジャンルを選んでいます。
今日のお話は?と楽しみにしてくれています。
2年生は,国語「さけが大きくなるまで」の単元で
ペンギンのヒナという本の読書会を行いました。
初めて知ったことなどを,積極的に発表できました。
★調べ学習★
5年生がパソコン室からノートパソコンを持ってきて,図書室で本と併せた調べ学習を
行っています。
★静読タイムの取り組み★
図書の時間は,その日のテーマに合った本を自分で見つけて,静かに読む
『静読タイム』の取り組みをしています。
この日は,3年生が『秋から連想する本』をテーマに読んでいます。
★図書委員とこども司書も活躍中★
今年は休み時間の利用はありませんが,どのクラスも毎週図書の時間で2冊返して2冊借りるが定着しています。26学級あるので,返却カートから隔離の終わった多くの本を棚に戻すのは図書委員さんが大活躍!!
秋のイベント,読書でビンゴも5・6年生は図書委員が自分のクラスの運営を任されています。
子ども司書も9人の5年生が受講中で,読書の秋におすすめの本のPOPを作っています。
これからも,今できることを見つけて,積極的に読書活動をしていきたいと思います。
読書の秋 酒井根東小学校
今月の学校目標は“進んで本を読もう”です。
★図書委員イチオシ本
今月のオススメ本を図書委員がPOPをつけて紹介しています。
この後,次々と本が貸し出しされて嬉しそうな図書委員たち,
開催予定のPOPコンテストに向けても,はりきって準備中です。
★6年生 総合 調べ学習
コロナ感染症の対策について,政治や医療の状況,ウィルスに負けない体力づくりや栄養について,本や新聞を活用して調べています。
今後,調べたことを家庭科の献立づくりにも生かして行く予定です。
一生懸命調べて実践していることが実を結んで,コロナ感染が収まってくれる日が一日も早く来ますように。
★ミッションクリア!
1・2年生がペアになって学校探検を踏まえたウォークラリーを開催。
ミッションは6つ。その中の一つは,学校図書館でカードを引いてお題に書かれた本を見つけ出すこと。
「レオ・レオニさんだから・・・“レ”の場所だ!!」と優しく1年生をリードする2年生の姿に ジーン・・・。「あった~!」と目をキラキラさせて楽しそうな子どもたちでした。
★子ども司書講座 本の修理
「むずかしい~曲がっちゃう~」と悪戦苦闘しながらも,丁寧に取り組んでいます。
10回の講座を終えて,子ども司書認定証を手に活躍する日が楽しみです。
心にも知識にもそっと寄り添える場所でありますように・・・学校図書館は今日も皆さんを全力で応援しています。
お昼休みは,学校図書館へ♪ 豊四季中学校図書館
豊四季中学校学校図書館では,新型コロナウイルス感染予防のために入口と出口を別々に
しています。人気者で学校図書館の番犬(?!)読柴本太郎(よみしばぽんたろう)がみんなに
呼び掛けます。「手洗いとマスクをお願いしま~す!」
◎毎週水曜日は,2年生の日です♪
毎週水曜日は,2年生に貸出(返却)をしています。
ソーシャルディスタンスなどの新しいルールを守りながら,読みたい本を探します♪
◎秋の読書週間にむけて準備中!
図書委員の3年生は,カウンターを担当しています。1年生と2年生は,秋の読書週間に
配布する小冊子の準備をしています。今年の秋は,どんな本を読むのかな?
◎放課後の書架整理でいつもピッカピカ★
学校図書館の書架は,いつもきれいに整理整頓されています。短い時間ですが,
放課後に図書委員さんが書架整理をしているのです。小さな努力と継続する力が
学校図書館を支えています。図書委員さん,毎日どうもありがとう!
読書の秋の始まりです!
学校図書館も秋仕様に模様替えして、みんなをお迎えします。
全国「読書週間」(10/27~11/9)に合わせて,柏市の小中学校でも
さまざまなイベントが行われています。
図書委員会を中心に企画した「読書deビンゴ」や
「おすすめ本のポップコンテスト」「図書館クイズ」
「図書委員の読み聞かせ」など楽しいイベントが盛りだくさんです。
〈おすすめ本のポップコンテスト 〉
本の魅力を伝えるポップのコンテストです。毎年力のこもった作品が
たくさん集まります。
今年はどの本のポップが選ばれるでしょうか?
〈新刊展示会 〉
読書に最適な季節にたくさんの本を読み,大切な一冊に出合って
ほしいです。
2学期が始まりました 西原中学校図書館
8月24日,2学期が始まりました。
コロナウィルス感染拡大防止のため,西原中学校では曜日別貸出を行っています。
今までのように毎日図書館に通えなくなってしまいましたが,ルールを守って図書館を利用しています。
-オリエンテーションを行いましたー
1年生のオリエンテーションでは,学校図書館の約束や貸出・返却,分類についての説明を行い,「本との出会いカード」の記入をしました。「小学校の頃よりも図書館のしくみや本のことがわかった」「これから本を借りてみようと思った」という感想がありました。コロナ感染が収まってくる日が待ち遠しいです。
オリエンテーションの後半は,戦争をテーマにブックトークを行いました。「広島原爆の日」に起こったことを取り上げました。国語科の先生方からも本(「かわいそうなぞう」)を紹介していただきました。今年は終戦から75年です。「ベンチ」を学習した1年生には,戦争について深く考える時間にもなりました。
-わかばクラスのみなさんとともに-
西原中学校では、毎週金曜日の3時間目にわかばクラスの授業を行っています。
年中行事や今学習していることについて,本を見て知り,実習につなげていっています。読み聞かせの時間には,季節に合わせた本(「やさいのおしゃべり」)や昔話(「鬼といりまめ」)などを読んでいます。
9月になり,新しい本が届きました。コロナ対策を取りながら,新刊本を紹介していく予定です。これからも西原中学校のみなさんにとって本が身近な存在になるように,学校図書館館長,司書教諭,図書館指導員が連携し,学校図書館活用を推進していきます。
1学期の学校図書館活用
<授業支援の様子>
●中学1年生 国語「ベンチ」の学習 (手賀中学校)
中学校では、1年生国語「ベンチ」の学習で、ユダヤ人迫害に関する図書を読みました。図書館指導員は、準備した本の背ラベルにある分類番号について紹介し、歴史(2類)や文学(ノンフィクションや手記 ・9類)など、いろいろな本があることを伝えました。先生からは、様々な分類の本にふれるよう指導があり、生徒は読んだ本から知り得た情報などをワークシートに書きこんでいました。
●小学4年国語「漢字辞典の引き方」の学習 (松葉第二小学校)
4年生は、1学期に図書館の分類を学んだり、漢字辞典や百科事典の引き方について学習しています。
また、 小学校では、授業支援と並行して小学5年生を対象に「柏市子ども司書養成講座」を実施しています。読書好きな児童が集まり、司書に関する知識と実務を年間を通して全10回の講座で学びます。
●ブックトークや、ポップの書き方について学んでいる様子 (松葉第二小学校)
昨年度「子ども司書講座」を受講した児童・生徒は、柏市立図書館が主催する「夏のおすすめ本 おびコレ2020」に向けて、作品作りを行いました。
今年は「元気になれる本」をテーマに、おすすめの1冊に帯をつけました。
市内27校の生徒・児童による87作品(本の帯)が本とともに展示され、市民のみなさんに貸し出されます。
●小学6年生の作成した帯 (田中北小学校)
「夏のおすすめ本 おびコレ2020」
期間 令和2年8月12日(水) ~ 9月9日(水)
会場 柏市立図書館(本館)1階
夏休み前のお楽しみ「新着本の展示会」
今年はいつもより短い夏休みとなりますが、1学期は梅雨が長く続いたこともあり、休み時間等の利用者も増え、読書を楽しむ姿が多くみられます。児童や生徒がいつでも安心して図書を利用できるよう、各校で感染防止策のガイドラインを確認しながら、さまざまな活動をすすめています。図書室では通常6人掛けのテーブルを3人や4人掛けとしたり、長机やパーテーションを利用するなど、人との距離を確保する工夫が引き続き行われています。
<新着本展示会の様子>
新しい本が入り、新着本展示会を行いました。
国語の授業の中で少しずつ読んでみる「味見読書」を実施しながら、1テーブルずつ、6つのテーブルを回ります。新着本は分類ごとにまとまっているので、普段あまり手にとらないジャンルの本にもふれることができると、児童や生徒に好評です。
読み物に加えて、調べ学習用の本もたくさん揃えています。
新着本展示会は、いろいろなジャンルの本を手にとることができるので、みんなワクワクしながら図書室にやってきます。貸出は、全校児童が見た後のお楽しみなので「あぁ、この本早く借りたいなぁ」と、お気に入りを次々と見つけます。
今は、読書感想文や自主学習などの夏休みの課題に向けた本を選ぶ児童や生徒が増えています。
新しい生活様式の中,今できることを。高柳西小学校図書館
新しい生活様式の中で模索の続く高西小です。
★図書委員会始動
委員会活動が再開され,今年度の図書委員会メンバーが集まりました。
休み時間の図書館は閉館されていますが,中では書架の整理や環境整備を行っています。もちろん手袋をつけて行い,手洗いもしっかり行います。
高西小では,各学期ごとに図書委員会さんの選書で各クラス20冊ずつ貸出しを行っています。
学年に合わせた選書をするのは難しいことですが,悩みながらもバランスよく選書することが出来ます。みんなが楽しんでくれることを願って,今年も頑張ります!
★調べ学習
調べ学習をどう行っていくか。高西小でも模索が続いています。
対面を避けるためにテーブルを撤去した図書館での調べ学習は難しい状況ですが,
あらかじめ本のニーズを細かく把握し,教室やパソコンルームに持ち込むことで
本を使った調べ学習を続けています。
2年生は本を使って,一人ひとり違う生き物クイズに挑戦しました。
楽しいクイズに大盛り上がりの2年生でした。
★6年生の精読タイム
40分間,先生以下全員が全く喋らない精読タイム。
先生も児童も,とにかく読んで読んで読みまくるのです。
この時間を過ごす児童たちは,3月までに選ぶ本が全く変わり、読書量が確実に増えます。本を選ぶことにも時間をかけなくなります。
友達を見て,先生を見て,だんだんと読書の幅を広げて深めていくようです。
高学年でこうした時間を取る先生は少ないように思いますが,効果は絶大です。
心落ち着く読書の時間を通して,いろいろな本との出会いを楽しんでもらいたいと思います。
★鳥肌が立ちます!お話ボランティア
高西小の文化のひとつに「文庫もみの木」というボランティアさんがいます。
おはなしのろうそくに火を灯し,何も見ずに語られるお話の数々。
抑揚をつけて語られるお話は,時には面白く、時には怖い。
子どもたちは,1年に1度その世界に浸らせてもらってきました。
今年は残念ながらその機会はありません。
一日も早く,また子どもたちにお話の楽しさを味わえる日が来ることを切に願っています。
新しい生活様式の中で模索は続きますが,今できること考え,子どもたちと本を繋ぐお手伝いを続けていきます。
心豊かで,自ら学び,考えられる豊小学校図書館
豊小学校図書館のカウンターです。ビニールカーテンを用務員さんたちが
素早く設置してくださいました。
足元にはソーシャルディスタンスがとれるように,足形のマークを
貼っています。
カーペットスペースの周りに9類の読み物の書架があります。
歴代の壁画装飾のボランティアさんたちのおかげで
季節感のある明るくて楽しい空気に包まれている
スペースです。
課題図書と,授業で利活用するために先生方からリクエストいただいた本が
到着しました。残念ながら,今年度は味見読書を伴う新刊展示会の実施が
困難なので,すでに貸出をスタートしています。
休み中に3年生が,2年生におすすめしたい本の紹介を書いてくれました。
本を読んで自分の思いを言葉や絵で的確に表現できている子がいました。
全てのクラスのオリエンテーションが終わりました。学年によって,
図書館地図,図鑑,分類,情報ノートなど学ぶことはそれぞれです。
これまでとは使い方が大きく異なりますが,豊小のみなさんが,
本や新聞などの資料にたくさん目を通して,事実や多様な考え方があることを
知って,自分の考えを深めていける。そんな場所であり続けられるように
場を整えて,来室を待っています。
学びに役立つ図書館! 田中北小学校
休校中の5月中旬、児童の「本を読みたい!」保護者からの「読ませてあげたい!」という声にこたえるため、感染防止対策を徹底し3日間の期間を設け、本の貸出(おすすめ本のセット貸出「本とのであい便」)を実施したところ、保護者同伴のもと4割強の児童が貸出に来校し、子どもたちの読書への関心がとても高いと感じました。6月の学校再開後もできる限りの対策を考えて、前に進んでいます。
図書室への入室前後はしっかりと手洗いをして、3密にならない利用を行っています。
読書センターとして
田中中学校区での共通の読書活動、思いやりの心を育む「田中スタンダード本」・「知識の宝箱」(読書記録)も今年で5年目を迎え、読み継がれてきたロングセラーを学年に合わせて読み進めます。
新1年生は分散登校期間に、さっそくオリエンテーションを実施しました。図書室の使い方を覚えて、楽しそうに本を選び、夢中でページを開いたりめくったり…。いつの日か、今の6年生のようにビブリオバトルで盛りあがるほど本を好きになれるよう、「大切な1冊」にであえる場所でありたいと考えています。
メディアセンターとして
北小では、8.9類のある教室の隣に0から7類までの書架をそろえたパソコンルームがあり、PCと本を併用した調べ学習ができる環境が整っています。
どこにどんな本があるのか、調べ学習をしながら身につけ、さまざまな情報を選んで読み取れるよう指導しています。柏市で実施されている「柏市 図書館を使って調べる学習コンクール」へ積極的に参加する児童も増え、毎年 柏市代表として全国コンクールにも出品されています。
単元に合わせた授業での活用も、次々と始まっています。
1年生 「おはなしたくさんききたいな」
読み聞かせで感じたこと、心に残った場面を書きました。
2年生 「すみれとあり」「生き物クイズを作ろう」
4類の本を毎日1冊自宅学習に役立て、授業でクイズを考えました。
3年生 「発見ノートを作ろう」
図鑑などを用いて、ふしぎに思ったことを調べています。
4年生 「落語」落語絵本を用いて担任による実演動画を作成しました。
漢字辞典を使い、辞書引き練習もしています。
5年生 新聞のつくりや見出しについて学びました。
図書室の新聞を活用し、各々がまとめた「情報ノート」を掲示します。
6年生 「私の枕草子」や随筆を書くことで、自分の考えを表現しました。
新聞を使った学習も進めています。
新しい様式に沿って、今後も各学年のニーズに対応できる「学びに役立つ図書館!」を目指しています。
休校明けの学校図書館の様子
学校図書館では,柏市教育委員会指導課から出された「学校図書館の活用における基本的な考え方」に基づき,感染症対策(手洗い・咳エチケット・入場制限・時間制限等の実施)を徹底したうえで貸出を実施することとしました。
<学校図書館における対策>
① 入室前後の手洗い,または手指の消毒
② 入室制限の実施や身体的距離を確保した座席の配置
③ 開館中の換気
④ 入口・出口の明示やカウンター前の並び方,館内一方通行などの工夫
(床にルートや足形)
⑤ 本はブックトラックや返却ボックスに返却後,本の消毒,または本の隔離
(本の隔離を行う場合は,1日から2日程度)
以上を指針とし,各学校の状況に合わせて対策を行っています。
子どもたちの学びの場であり,憩いの場でもある学校図書館が安全であるようにさまざまな取り組みがなされています。
<例>図書室入り口(小学校)
<例>返却用ブックトラック(中学校)
<例>身体的距離をとるための表示(足形)
<例>椅子の数を減らした図書室
<例>対面を避けるため机を入れ替えた図書室
カウンター前は身体的距離を保って並びます。
休業中の取り組み
臨時休業中は各学校の状況に合わせて,学校図書館としてできることに取り組んでいます。
小学校では,学童ルームを利用する子どもの居場所づくりに貢献しています。学校図書館を開放し,学校図書館指導員が読み聞かせを行うなどしています。
また,中学校では登校日を利用して本の貸出を行っているところもあります。事前に本をリクエストできるシステムを採用するなど,新たな試みもみられます。
(いずれも,3密対策のための工夫をしたうえで行っています。)
現在,6月からの学校再開に向けて,学校図書館内外の環境整備や購入図書の選定,教科書研究など準備を進めています。
児童・生徒が笑顔になるような,学びを支える学校図書館を目指して!
柏市大島田48番地1
04-7191-7369(指導課)