校長雑感ブログ

2024年6月の記事一覧

6月8日(土)高等学校入学説明会

〇昨日の午後、公立3校(市立柏高等学校・県立柏高等学校・流山北高等学校)と私立2校(日本体育大学柏高等学校・東洋大学附属牛久高等学校)、通信制1校(おおぞら高等学校)の教頭または入試担当の方をお招きし、来年度の入試にむけての説明会を開催しました。主は3学年生徒対象でしたが、よい機会ですので保護者の方にもご案内しました。

〇義務教育9年間の最後は、各生徒の進路先(進学先の高等学校の選択を含む)を決めるのに、学校あげて取り組んでいきますが、大切なのは、生徒本人が今の自分をどのように捉え、進路先で何がしたいのかを自分の言葉で言えるようになることです。もちろん今の時点で言える生徒もいますが、大半はこれから卒業までの10カ月でじっくりと考えることになります。

〇3学年生徒は、2学期に校長と一人ずつ面接練習を兼ねての面談を行います。その際は、「自分の好きな事や得意なことは何ですか?」「卒業までに学びたいことや身につけたいことはなんですか?」などの質問を私からしていきます。上手に答えられることよりも自分の気持ちを素直に言うことができるかをアドバイスするつもりです。

須藤昌英

6月7日(金)柏市標準制服モニター開始

〇今週から、来年度に本格導入が予定されている柏市の統一のブレザータイプの制服が、モニターに募集して当選した生徒に無償配付(卒業時に柏市に返却し、リサイクルにまわす)され、着心地などのアンケートをフィードバックしてもらうことが始まりました。

〇3年1組の松原さんに感想を尋ねると、「ブレザーは普段から着ることに慣れていないし、さらに肩幅が少し窮屈な感じで、ショルダーバッグが背負いづらいです」と教えてくれました。なるほどと思いました。その他の感想は、市教委がアンケートを求めてくると思いますので、よろしくお願いします。

〇来年の入学式は、これまで通りの制服に、この第三の制服が加わります。もし知り合いで来年度に入学予定のお子さんがいる場合は、この秋以降は制服の採寸が始まると思いますので、選択の参考になるようなお声をかけていただきたいと思います。

〇また、市教委から先日のモ ニ ター募集 の結果、定 数 に 満 た な い 制 服 の タ イ プ 及 び サ イ ズ があ っ たとのことです。そのため、 該 当 タ イ プ 及 び サ イ ズ の 2 次 募 集 を 行うという知らせがと届きました。 学 校 連 絡 シ ス テ ム s i g f y で、以下のような 通 知がいきますので、もしご希望があればご応募ください。尚、前回と同様に、当 選 確 定 後 の 制 服 タ イ プ や サ イ ズ 変 更 は で き ないそうですので、ご 注 意 く だ さ い 。

須藤昌英

6月6日(木)3学年国語「古文(おくのほそ道)」

〇中央教育審議会答申においては、「我が国の言語文化に親しみ、愛情を持って享受し、その担い手として言語文化を継承・発展させる態度を小・中・高等学校を通じて育成するため、伝統文化に関する学習を重視することが必要である。」とされています。

〇中学校の古典の授業は、小学校での学習を踏まえ、中学校においても引き続き親しむことを重視し、その表現を味わったり、自らの表現に生かしたりすることに重点を置いて内容を構成しています。

〇第 1 学年では、古典には様々な種類の作品があることを知ることを、第 2 学年では、古典に表れたものの見方や考え方を知ることを、第3 学年では、長く親しまれている言葉や古典の一節を引用するなどして使うこと重視しています。

〇特に音読するなどして、我が国の伝統的な言語文化の世界に親しむことで、その美しさに3年生あたりは気づいていると思います。

須藤昌英

 

林間学校第三日目を振り返って

二泊三日の林間学校が終わりました。標高1,500mの亀屋ホテルを中心に生徒たちと過ごしてきましたが、朝晩は高原のさわやかな空気で、ホテルから見える白樺湖の湖面や緑の山々が輝いていました。昨年の川越市街での校外学習では、見知らぬ土地で、力を合わせて取り組む姿がありましたが、今回もそれ以上の成長が見えました。校長としては、生徒の成長する姿の影には、日頃の職員のアシストがあることを知っていますので、職員にも感謝しています。金曜日からの学校生活にもきっと良い影響があると確信しています。私もこれまで60回?を超える宿泊行事の生徒引率をしてきましたが、正直ここまでスムーズに160名を越える団体が行動したのは経験はありません。生徒たちには、旅行費用やお小遣いを君たちのために喜んで出してくれた保護者に、3日間の報告を自分からしてほしいと思います。ホームページに掲載した写真をもとに、本人の話をじっくりと聞いてあげてください。ありがとうございました。

須藤昌英