創立78周年目 学び成長し続ける富勢中
文字
背景
行間
2024年5月の記事一覧
5月30日(木)3学年数学「多項式の応用」
〇修学旅行が終わり、3年生は本格的に学習に取り組んでいます。来月の期末テストは、進学にも大きな比重をもっていることは、本人たちも自覚しており、真剣さが増しているのがわかります。
〇数学は、多項式に関して、式の展開と因数分解をセットで学んでいます。特に因数分解の公式は、一次式の乗法や式の展開の公式の逆であることを理解し、その方法を見いだすことができるように配慮したり、式の展開の公式や因数分解の方法の理解を深めるために数の計算と関連付けて,そのよさを実感できるようにしたりしています。
〇数学でも自分の解き方と友達の解き方をお互いに説明しあうことが、学びを深める最良の方法です。
須藤昌英
5月29日(水)1学年保健体育「陸上競技(リレー)」
〇昨日は雨でグラウンドが使用できず、体育館で男女合同で行いました。1時間目でしたが、授業開始5分前には体育館に集合・整列が完了していました。2人の指導者も「入学した時よりも時間を守るなど、著しく成長しています」と私に教えてくれました。
〇短距離走・リレーでは、自己の最大スピードを高めたり、バトンの受渡しでタイミングを合わせたりして、個人やチームのタイムを短縮したり,競走したりできるようにします。
〇滑らかな動きとは、腕振りと脚の動きを調和させた全身の動きであり、タイミングを合わせるとは、次走者が前走者の走るスピードを考慮してスタートするタイミングを合わせたり、前走者と次走者がバトンの受渡しでタイミングを合わせたりすることです。
〇指導に際しては,走る距離は、短距離走では 50〜100 m 程度、リレーでは一人 50〜100 m 程度を目安としますが、生徒の体力や技能の程度やグラウンドの大きさに応じて弾力的に扱うようにします。
〇私が見ていても、最初の段階よりも自分たちで話し合って練習していくと、明らかに上手になっていくことがわかります。生徒たちの力は絶大です。
須藤昌英
5月28日(火)1学年音楽「アルトリコーダーと鑑賞」
〇1年生はまだアルトリコーダーを配付していませんでしたので、昨日配付していました。みんな嬉しそうにもらっていました。本格的な練習は次時からになります。
〇本時のメインは、鑑賞です。音楽のよさや美しさを味わって聴くとは、曲想を感じ取りながら、音や音楽によって喚起された自己のイメージや感情を、音楽の構造や背景などと関わらせて捉え直し、その音楽の意味や価値などについて自分なりに評価しながら聴くことです。
〇音楽表現を創意工夫したり、音楽のよさや美しさを味わって聴いたりするためには、音楽を形づくっている要素や要素同士の関連を知覚し、それらが生み出す特質や雰囲気を感受しながら、知覚したことと感受したこととの関わりについて考えることが必要です。その過程においては、音や音楽及び言葉によるコミュニケーションを図り、音楽科の特質に応じた言語活動を適切に位置付けられるよう指導を工夫しています。
〇音楽の鑑賞は、音楽を聴いてそれを享受するという意味から受動的な行為と捉えられることがありますが、音楽科における鑑賞領域の学習は、音楽によって喚起されたイメージや感情などを、自分なりに言葉で言い表したり書き表したりして音楽を評価するなどの能動的な活動によって成立します。
〇音楽のよさや美しさなどについて、言葉で表現し他者と伝え合い、論じ合うことが音楽科における批評です。このように自分の考えなどを表現することは、本来、生徒にとって楽しいものと言えます。ただし,それが他者に理解されるためには、客観的な理由を基にして、自分にとってどのような価値があるのかといった評価をすることが重要となります。
〇ここに学習として大切な意味があるのです。評価の根拠をもって批評することは創造的な行為であり、それは漠然と感想を述べたり単なる感想文を書いたりすることとは異なる活動です。このような学習は,音楽文化に対する理解を深めていくとともに,生徒が自らの感性を豊かに働かせて,その音楽のよさや美しさなどを一層深く味わって聴くことにつながっていきます。
〇一緒に見ていた実習生は、「私が中学校の頃は、聴いて自分で感想を書いただけで、班で話し合うなどはありませんでした。びっくりしました」と感想を述べていました。
須藤昌英
5月27日(月)教育実習(5月27日~6月14日)
〇たまごプロジェクト研修生とは違い、教育実習は大学で教職課程を履修する単位です。全員本校の卒業生です。
須藤昌英
5月27日(月)2学年理科「第1分野:金属の燃焼」
〇小学校では、6年生で「燃焼の仕組み」について学習しています。そして2年の本単元では、物質を加熱したときの変化には固有の性質と共通の性質があることを学習中です。ここでは、熱や電流によって物質を分解する実験を行い、分解して生成した物質から元の物質の成分を推定できることを見いださせることが最終のねらいです。
〇例えば,化合の実験としては,金属が酸素や硫黄と結び付く反応のように,反応前後の物質の色や形状などの違いが明確なものを取り上げます。また化合して生成した物質を調べる方法を考えさせる際には、既習の物質の調べ方や物質の性質を活用させるように配慮します。
〇なお、硫黄等を用いた化合の実験では有害な気体が発生することもあるので,実験室内の換気に十分注意したり、火の扱いには気を抜かないようにしたりと安全配慮を優先しています。
須藤昌英