校長雑感ブログ

2022年6月の記事一覧

6月15日(水)ムクドリの群生

〇最近、校庭の木々や正門前の通りの桜通りに、ムクドリの姿をよく見るようになりました。ムクドリはよく街中でも、夕方になると大群になって空を飛んでいる姿を見かけた事がありますが、こんなに身近にその存在を感じたことは初めてです。

〇ずっと居つかれてしまうんではないかと不安に感じたので調べてみると、「ムクドリは一年中見られる鳥ではありますが、ずっと巣で暮らす訳ではありません。ムクドリの巣営の時期は3月から7月頃までです。子育ての時期が終われば、その後は集団で竹林や雑木林をねぐらとします。ですから、繁殖期さえ我慢すれば、ムクドリの巣に悩まされる事はありません。」とあります。

〇つまりムクドリは、巣と寝ぐらは別であり、ムクドリの巣は、産卵や子育ての繁殖の時期のみに使用され、子育ての時期が終われば、その後は集団で竹林や雑木林をねぐらとするようです。実際に巣にいたヒナをカラスがくわえて飛び去っていたのも目撃しました。しばらくの間、繁殖期が過ぎるのを待つしかないようです。

須藤昌英

6月15日(水)授業風景16(2学年数学)

〇どの教科でも生徒どうしの学び合いの時間をできるだけ確保しています。その際は、一人ひとりが新しい答え(解)を作り出すため、「結局は先生が教えてくれたことが答えでしょ」と終わらせるのではなく、「これってほんとかな?」と根拠を確かめたり、「自分の知識と今教室で習ったことは同じかな?違うかな?」と考えてみたりすることが深い学びになります。また一つの問題が解けたら、「これがわかると次にどんな問題が解けるのだろう?」と構え、次の問題がきたら「あそこで習ったあれ使って解けるかな?」と考ることも大事になってきます.

〇友達と考えを言い合いながら、一緒に真剣に問題を考えて、「自分はこういうことがわかったよ」と意見が出せるようになり、そこから友達と一緒に考えることの大事さを実感してくれます。今それが「21 世紀型スキル」という名前をつけられて、「こういう能力を育てていきましょう、活かしていきましょう」と言われています.。

須藤昌英

6月14日(火)3学年修学旅行事前集会

〇金曜日から2泊3日の行程で、京都・奈良方面の修学旅行を実施します。本日の6時間目に注意事項などの確認を行いました。

〇私からは、「京都や奈良は大都会でビルも多いですが、ちょっとした脇道やあまり大きくない建物にも古い歴史を感じることができます。この2ヶ月間、君たちの姿をみてきましたので、2泊3日の旅行に関してはまったく心配していません。ただ一つお願いがあります。1日目の奈良市内(6時間)及び2日目の京都市内(9時間)の班行動の中で、予定通りに行かないことやトラブルが起きると思います。その際はまずどうしたらよいかを一人一人が考え、次にそれを出し合って班で話し合いをしてください。その上でリーダーがみんなの考えを踏まえた決断をしてほしいです。」と話しました。

〇江村実行委員長からは、「ここまでコロナの影響から見通しの厳しい状況の中、部会長や実行委員の皆さん、そして先生方のお陰で修学旅行に行くことができます。感謝して成功させましょう」とリーダーらしい発言がありました。

〇金曜日の一般生徒の集合は、北柏駅に早朝5時過ぎになります。今から体調管理に十分に留意させてください。

須藤昌英

6月14日(火)授業風景15(2学年英語)

〇言語としての英語を習得する場合、会話(カンバセーション)と文法(グラマー)の両面をバランスよく学ぶ必要があります。生徒たちをみていると、前者の会話は好きだけど後者の文法は苦手、またはその逆で文法は得意だけど会話が不得意のパターンの大まかに2通りがあるように思います。

〇その2パターンとは別に言うと、「文法を重視しすぎる生徒」と「文法を軽視しすぎる生徒」のようです。ただし文法が完璧にならなくてもどんどん会話の練習をするべきですし、反対に中学英文法もままならないのに会話の練習に傾倒しても、簡単なレベルの内容しか話せるようにはならないような気がします。

〇私はどうしても昔の英語教育を受けてきましたので、文法よりも会話の方に自信がないので、生徒と一緒に「英会話教室」にでも通っているつもりで、一緒に授業を受けました。

須藤昌英

 

6月13日(月)給食の食材がピンチ!

〇新聞やテレビなどでも報じられているとおり、物価高騰により給食材料の仕入れ値が上がっており、本校の鹿野栄養教諭からも、「これ以上あがるとメニューの変更をせざるを得ないかもしれません」「給食にはただお腹を満たすだけではなく、一定の栄養価を接種することが求められているので、代替用品も簡単に見つからない状況です」などの悲鳴に近い声を聞いています。特に小麦粉や食用油は、例年の1.5倍となっており、パンや揚げ物は直接的な影響があります。

〇教育委員会からは、「食材費のあがった分は市から補充していく」との支援の方向性の話がありますが、それも期限付きである可能性が高いです。日本ではこの数十年間はデフレが長く続き、それを打開するためのインフレ政策が優先されていますが、果たしてこの先、今の給食が持続できるのかどうか、いろいろと検討が必要です。

須藤昌英

【今日の給食メニューから】