創立78周年目 学び成長し続ける富勢中
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2022年9月の記事一覧
9月29日(木)柏市保健所による給食施設巡回
〇本校の給食施設を柏市保健所及び教育委員会事務局の職員が現場の状況を把握するために、巡回してきましたので、校長として同伴しました。給食室に入るためには、専用の帽子と白衣、マスクを着用し、手洗いと消毒を複数回行わないといけません。調理場の昨日の気温は30度弱でしたが、夏場は40度を軽く超え、灼熱状態らしいのは調理員さんから前から聞いています。
〇今日のメニューの中でも大釜でつくる呉汁(大豆、油揚げ、豚肉、小松菜、人参など)は、具だくさんで、かき混ぜだりクラス別の容器によそったりする作業が大変そうでした。そのようにして、いつも安全でおいしい給食をつくっていただき、あらためて感謝の気持ちがわいてきました。
須藤昌英
9月28日(水)生徒会役員選挙運動
〇今週の金曜日の生徒会本部役員を決める投票による選挙に向けて、朝や帰りの会で候補者とその推薦者による呼びかけや演説活動を行っています。
〇朝は各学年の生徒昇降口で立っての投票の呼びかけ、帰りの会ではリモート(図書室から配信)で、各教室に向けて演説(立候補の動機や当選した後の公約など)をしています。
〇生徒会活動は生徒による自治活動(当事者として自分たちの学校生活を点検&改善していく)ですので、このような民主的な活動によって、将来社会に出ても、自分たちの代表を決める選挙などに「無関心」にならないようにするのが目的です。
〇立候補している生徒も推薦している生徒も、真剣に取り組んでいます。そういう姿を見て、他の生徒も自立・自律することの大切さを学んでいると感じます。
須藤昌英
9月27日(火)警察と教育委員会事務局からの注意喚起情報
〇今朝七時半過ぎ、教育委員会事務局からの電話で、「柏市布施(京小町あられ工場付近)で、大型の甲斐犬が逃げているので、生徒の登校に注意を」との連絡があり、すぐに現場に向かいました。ちょうど現場近くで登校途中の生徒に会い、話を聞いたところ、「昨日あたりから家の人と犬が土手にいるね」と話していたようです。
〇パトカー数台と警察官が複数いましたので、話を聞きました。「近くに犬を多数飼育しているお宅があり、逃げ出した犬が戻っているか現在確認中です」とのことでした。8時を過ぎると生徒の登校はほぼ終わっており、教育委員会事務局と近隣の小学校へもその旨の連絡を入れ、学校に戻りました。
〇警察からは児童生徒の下校時刻までに、新しい情報があれば学校に連絡をしてもらうことになっています。無事に見つかってくれれば・・と思います。
須藤昌英
9月27日(火)ヒマワリで数学
〇この夏正門付近に、あすなろ学級の生徒が育てて咲いていたヒマワリを校長室に持っきてもらいました。種がびっしり詰まっているヒマワリの頭花を観察したことはありますか?よく見てみると、種が中心から外に向かってらせん状にびっしりと並んでいます。
〇この中に、数学では有名な「フィボナッチ数列」が隠れています。言葉で説明すると、「直前の2つの数の和が次の数になって、これがずっと続いている数の列」となり、実際には、
1 1 2 3 5 8 13 21 34 55 ・・・
と数字が並んでいます。この数列は、12~13世紀のイタリアで活躍した数学者レオナルド・フィボナッチが発見したということでこの名前が使われています。
〇ヒマワリに話を戻すと、その種は中心から外側に押しながら生まれます。そしてフィボナビッチ数列に従う事で、種は真ん中だけがびっしりなっていたり、外側だけがはげた状態にもならず、平均的に隙間なく、ヒマワリの顔の部分の面積に最大限詰められているのです。この不思議な法則は、ヒマワリ以外にも、植物の葉や花びらの付き方,木の枝分かれ,更には台風の渦の形など自然界に沢山隠れています。ある本には、「ヒマワリは種を少しでも多くつけて子孫を残そうとして、このように効率のよい種の配置になっている」とも書かれていました。
〇さらに若い頃、このフィボナッチ数列に関することを調べていた際、「ヒマワリの描くらせんを拡大すれば、その形は銀河系宇宙のらせんとも重なるという」という部分を読んだ時、その壮大な話になかなかその時は想像がつかなかったのですが、今ではこれは理屈ではなく、「フィボナッチ数列は、生命の根源をも担う神聖な数なのかも逸しれない」と少し情緒的に理解するようになりました。身近な自然と数学のつながりは不思議ですが、面白いです。
須藤昌英
9月26日(月)校長面接を開始しました(3学年)
〇先週から校長室を面接会場にして、3年生一人ひとりと「面接練習」を行っています。一人あたり10分以内ですが、こちらからいくつか質問をし、その受け答えに対してアドバイスをしています。生徒は真剣な表情で、取り組んでいますので、こちらも一層真剣になります。
〇来年の3月10日の卒業式まで、あと半年をきりましたので、教職員とともに生徒の進路決定にかかわっていきます。
須藤昌英
9月22日(木)教職員の授業研修を行いました
〇昨日は午前中で生徒を下校させて、午後柏の葉中学校に移動し、近隣の中学校の教職員が集まり、授業についての研修を行いました。柏の葉中は、平成30年(2018)に創立された柏市内で一番新しい学校で、道路を挟んだ柏の葉小学校とは、ガラス張りの通路でつながっています。教室や特別教室、体育館・武道場など、明るく機能性を重視したつくりになっています。
〇開校の数年前から、私は当時教育委員会事務局に勤務しておりましたので、柏の葉中の校舎設計や設備・備品の選定に、建設委員会のメンバーとしてかかわっていました。市内には小・中・高等学校あわせて64校も学校がありますが、一つの学校を建設するのは、大変な労力を必要とするのだなとしみじみ感じたのを今思い出しました。
〇柏の葉中の授業を参観し、その後各教科に分かれて、授業のねらいや生徒たちの学びの様子について、話し合いをしました。教職員にとって自分の学校だけでなく、今日のように他校の授業を題材に研修していくことが、明日からの自分の授業に役立つので、有意義な時間でした。
須藤昌英
9月21日(水)台風が通り過ぎました
〇日本列島を縦断した台風14号は、昨日の午前中に太平洋に出たとニュースで流れていましたが、いわゆる「台風一過の晴天」とは違い、その後も昨晩まで雨が断続的に降っていました。一夜明け、お陰様で学校には大きな被害がなく、曇ってはいますが、静かな朝を迎えています。先日の体育祭で、生徒たちの活躍した姿の余韻が残っています。
〇昨日、本校は体育祭の振替休業日となり、朝の登校を心配することはありませんでしたが、学区の小学校では登校時間の判断は難しかったことと思います。朝よりもむしろ正午前くらいに、スコールのような雨が降っていました。私も昨日の午前中は、校長室で様子をうかがっていましたが、事故などの連絡がなくてホッとしました。
〇本日は、教職員の研修(柏の葉中に行きます)の為、生徒は3時間授業(給食有り)で、12時45分に下校となります。昨日から急に涼しくなりましたので、夏や体育祭の疲れが出てくることもありますので、体調管理をお願いします。
須藤昌英
(静かな今朝の校庭と校舎)
9月17日(土)第28回東関東吹奏楽コンクール出場
〇体育祭と同日の夕方、千葉県文化会館において、東関東吹奏楽コンクールがあり、本校吹奏楽部が出場しました。参加中学校35校の最後に、「千葉県代表:柏市立富勢中学校」と紹介され、「秘儀Ⅱ(西村 朗作曲)」という難しい曲を見事やり遂げました。私もこれで千葉県予選、本選と今日の合計3回聴きましたが、今日が一番良かったと素人ながらに思ったほどです。結果は35校中、見事10位!の成績でした。午前中は体育祭に参加し、その後バスで移動しての演奏でしたので、相当疲労があったと思います。お疲れ様でした。
〇吹奏楽部の生徒が頑張れたのは、大きな理由があります。実は吹奏楽部の生徒は、早めの昼食と練習の為、閉会式は4階の音楽室にいました。結果発表と表彰が終わり、校歌を全校生徒で歌ったあと、応援リーダーの和田君と飯島君の発案で、校庭の全校生徒から4階の吹奏楽部員に向けて、エールを送ったのです。それを受けて吹奏楽部員は手を振っていました。私は開会式で、「今日の主役は君たちです。自分たちで結果を含めて責任をもってやり遂げてほしい」と呼びかけましたが、このリーダー達のように、自分たちの仲間を思い、自分たちの考えで行動できる生徒が育っていることを目の前で見ることができるのが、我々教職員にとって最大の喜びであり、役得だと思っています。
〇このシーンをご覧いただいた保護者の方々にも、本校生徒の優しさを感じ、ジーンと胸にせまるものがあったかと思います。やっぱり中学生は素晴らしいですね。
須藤昌英
9月17日(土)第76回体育祭
【開会式:校長の話】
生徒の皆さんおはようございます。大変お待ちどうさまでした。ステージは整いました。いよいよ今から体育祭が始まります。体調は万全ですか?やる気はどうですか?私をはじめ先生方も今日を楽しみにしていました。予行練習でも言いましたが、先生方はあくまでも補助役であり、君たちが主役(主人公)です。主役とは、いろいろな条件を人に揃えてもらうのではなく、すべてを自分たちで準備し、結果も自分たちで責任を負うということです。そのためにはまずは、楽しむこと。楽しむには、今の持てる力を精一杯発揮すること。そして、総合優勝や応援賞などの結果にも、精一杯やった結果として、お互いに爽やかに讃え合うことです。一つだけお願いがあります。マスクは競技の特性を考え、自分で外すことを判断してください。その判断力も主役として求められる力です。
ご来場の保護者の皆様、またYouTubeでご覧の皆様、3年振りに体育祭を実施できますことにまず感謝したいと思います。また日頃から多方面にわたる本校教育へのご理解・ご支援をいただいておりますことを深く感謝申し上げます。ここにいる本校生徒500名あまりは、この富勢地域で育ち、多くが今後の富勢地域を支えていく子たちです。毎朝自宅を出て、地域の中を通学し、夕方また自宅に帰ります。つまり生活の基盤は地域にあります。私たち教職員45名は、昼間この子たちをお預かりし、学校教育というフィルターを通して教育を行っていますが、それは生徒の成長をあくまでも手助けしているに過ぎません。
本校は「地域とともにある学校」として、この子たちが10年後の社会でたくましく生き抜いていける力を身に付けられるようこれからも尽力してまいります。今日はその中でも「目の前の課題に仲間と知力と体力を合わせ、最後までやり抜く力」の育成がねらいです。今日は、その中学生のS・・スピード P・・パワー S・・スピリットをご覧ください。本日はお時間の許す限り、躍動する姿をご覧ください。
最後に、今回のテーマは、「深紅(しんく)の刃(やいば) 純白(じゅんぱく)の盾(しーるど) 切り開け 勝者への道」です。赤組リーダーの和田さん、坂巻さん、自信はありますか?白組リーダーの飯島さん、長谷川さん、準備はいいですか?「富勢中スピリット」を保護者の皆様にお見せしてください。それでは生徒のみなさんよろしくお願いいたします。
9月16日(金)体育祭前日準備(全校表彰)
〇明日の体育祭のために、全校生徒で最終準備をします。明日は夕方から雨の予報が出ていますが、なんとか午前中は雨が降らないように、「てるてる坊主」に願いをかけたい気持ちです。ただ今日のように暑くなるほど晴れなくていいので、曇り空が理想なのですが・・・。人間の願いは身勝手かもしれません。
〇最後の練習の後に、一学期から夏季休業中に活躍した部活動や各コンクール参加者の表彰を行いました。おめでとうございます!
須藤昌英
9月15日(木)体育祭予行練習
〇明後日の本番当日を想定し、予行練習を行いました。昨晩から涼しくなり、グラウンドにも爽やかな風が吹いていて助かりました。目的の一番は、係り生徒の動きを確認し、それをもとに本日中に改善点を洗い出し、修正案を検討することです。午後の職員の反省会で、各担当からそれについての提案がありました。
須藤昌英
9月14日(水)校庭の草と格闘中
〇今月に入り、用務員、教員、教頭、校長で手分けして、夏の間に伸び放題だった雑草を刈っています。使うのは「刈払機」という、2サイクルエンジンの付いた機械で、肩にかけて左右に振って草を刈るものです。よく道路でも街路樹の下で作業している人を見たことがあると思います。
〇10年くらい前までは、この機械で草刈りしてもなんともなかったのですが、今年は久しぶりに行ったこともあり、次の日に前の日の疲労が身体に残っているのがはっきりとわかります。「年齢には勝てない」ことはわかっていますが、かといってやらないと今後もどんどん体力は落ちていくばかりですので、「自分のための筋トレ」と思っています。
〇練習開始は強い日差しでしたが、しばらくすると大きな雲が上空を覆い、少し涼しい風も吹いてきました。熱中症対策はしていきますが、明日以降もこうだとありがたいのですが・・・。
須藤昌英
9月13日(火)栄養補給と休養促進をお願いします
〇昨日の午前中は、天気予報よりも晴れて日差しも強く、途中の休憩も長めに設定して体育祭練習をしましたが、生徒も疲れが出たと思います。直後の給食もいつもよりも残渣(食べ残し)が多く、栄養士も「暑さで食べられないのはわかりますが、きちんと栄養を摂取できていない生徒もいるのが心配です」と言っていました。
〇疲れが蓄積されると、集中力が続かなくなり、ちょっとした動きでも怪我が発生する確率が高くなります。今朝もある生徒は、「昨日の練習で身体のあちこちが筋肉痛です」と言っていました。次の日に筋肉痛になるのは、新陳代謝がよい証拠なので、少し羨ましいですが、「今日は無理しないでやりなさい」と声をかけました。
〇ご家庭でも朝食や夕食をしっかりと食べ、夜も早めに就寝するようにしてください。「教科の授業ではないので、夜遅くまで起きていても大丈夫」みたいな過信をもっている生徒もいるだろうと想像します。
〇午前中は雲が多く、昨日のような強烈な日差しはなく、多少は楽に感じました。本日も学年ごとに練習したり、色別に応援の練習に余念がありませんでした。
〇今日の給食メニューは、「ピザトースト、かみかみ海藻サラダ、豆乳入りコーンポタージュ、冷凍ミカン」です。私はいつものように、「検食で」生徒達よりも30分早く食べましたが、ピザトーストの程よい塩分が汗をかいた身体にはピッタリです。また生徒達は特に冷凍ミカンに大喜びすることでしょう。たくさん食べてほしいです。
須藤昌英
9月12日(月)体育祭練習&準備(~16日)
〇今日から体育祭練習が本格的に始まりました。基本的に各学年ごとに、「徒競走」「レク走」「団体種目」の選手決めやルールの確認をしたり、全校綱引きや色別対抗リレーの練習を行ったりしています。
〇雨でないのはありがたいですが、まだ夏の終わりの蒸し暑さが残っていますので、少し動いただけでも汗をかいたり喉が渇いたりします。適宜木陰で休むなどの休憩を入れ、水分補給をしながら進めていきます。
〇当日の仮のプログラムです。多少の変更はあるかもしれませんが、前日までには正式のプログラムを配付します。参考にしてください。
須藤昌英
9月9日(金)体育祭応援色別集会
〇5校時の避難訓練後、晴れてきた校庭において、初めて体育祭の色別で集まりました。応援リーダーの自己紹介と応援練習を行いました。マスクはしたままでしたが、3年振りに太鼓のリズムに合わせ、生徒たちの掛け声と手拍子が響くのを見聞し、職員の多くも感動していました。
〇来週は体育祭練習が本格的に始まります。タオルや水筒などの用意を忘れずにお願いします。
須藤昌英
9月9日(金)第2回避難訓練
〇4月に続いて、2回目の避難訓練を行いました。今回は事前に何時に行うかの予告をしない状況で、突然給食後の昼休みに「緊急地震速報」を流し、その後第1次及び第2時避難を行いました。蒸し暑い中でしたが、ふざけて参加する生徒は皆無でした。
〇生徒たちが教室に戻ってから、私から放送で、いつくるかわからない大地震に、繰り返し練習することの必要性、自分で命を守るためには日頃からの心備えが必要なことを伝えました。
須藤昌英
9月9日(金)第36回柏市小中学校科学展へ出品と科学展のご案内
〇明日10日と明後日11日に、さわやかちば県民プラザの回廊ギャラリーで行われる科学展では、各校から夏休みの自由研究の代表として出品された作品や論文が展示されます。
〇本校からは3作品をエントリーしました。
「雑草から紙を作る」1年5組宇賀神日菜乃さん
*雑草を単子葉類と双子葉類に分け、紙とその植物で作った比較実験
「十円硬貨の汚れの性質と分解について」1年5組城代日咲さん
*十年玉の汚れを様々な物質を用いて落とせるか調べる実証実験
「地球温暖化と二酸化炭素~身近な二酸化炭素を調べる」1年5組渡部遥斗さん
*地球温暖化と二酸化炭素の関係を調べるため、いろいろな場面で二酸化炭素排出量を計測
〇どれも科学的思考により、仮説(予想)をもとに、実験観察の結果(事実)と考察(仮説の検証とその判断根拠)をわかりやすくまとめてあります。理科の実験観察だけではなく、いろいろと人を納得させる文章は、すべて上記の要素が含まれています。各教科でもそのような力を身に付けることが目標の一つになっています。
〇身近な事象に疑問をもち、「自分で調べてみたい」という自主的な動機をきっかけに、未来の科学者が育っていくことを楽しみにしています。もしお時間がありましたら、他の小中学校の作品もご覧になれますので、さわやかちば県民プラザまで足を運んでみてください。
須藤昌英
9月8日(木)令和4年度体育祭スローガン
〇今年の体育祭のスローガンは、2年4組からの提案された次の文言が、体育祭実行委員会(委員長:3-3梅崎琴美さん、副実行委員長:泉 悠太さん)で承認&決定されました。
深紅(しんく)の刃(やいば)
純白(じゅんぱく)の盾(しーるど)
切り開け 勝者への道
いかかでしょうか?語呂もいいですし、紅白のコントラストが上手に表現されており、何より若者らしい潔さが感じられます。
〇2年前に漫画や映画で大ヒットした「鬼滅の刃」を、私は題名だけは聞いていましたが、ストーリーなどはまったく知りませんでした。そこで少し調べてみました。引用します。
〇「物語の舞台は日本の大正時代で、“鬼”に変えられてしまった妹を人間に戻すため、主人公が“鬼”に立ち向かう姿を描いた和風ダークファンタジー」だそうです。また「ヒットした理由としてまず最初に考えられるのは、敵味方問わず登場人物が深く掘り下げられていること。『日本一慈しい鬼退治』というキャッチコピーからも分かる通り、敵である鬼にも善良な人間だった過去があります。“鬼退治”というシンプルなストーリーの中で、家族愛や兄妹愛、勧善懲悪ではない複雑で奥深い心理描写を描いたこと。この点が、年齢や性別を超えて読者の共感を集め、幅広い層のファンを獲得することに繋がった」とありました。今度機会があれば、観てみようと思いました。
〇体育祭でも、生徒一人ひとりが自主的に参加しつつ、仲間とのつながりの良さを感じてもらいたいと願っています。
須藤昌英
9月8日(木)うれしい情報が入りました
〇昨日、地域の方からお礼の電話が学校にありました。本校3年女子のUさんが、自宅近くで泣いていた小学校2年生に声を掛け、自宅に帰ることができように手配したということです。
〇概要は、「一昨日の夕方、我孫子市の小学2年生が、放課後に友達の家に遊びに行った帰り、道がわからなくなり途方にくれて道端で泣いていました。そこへUさんが通りかかり、「どうしたの?」と声をかけました。迷子だとわかったので、すぐ近くの自分の家にいた祖母と隣の方に相談し、当初は警察に連絡しようと思いましたが、学校名がわかったので、小学校へ連絡して事情を説明し、その後は小学校から保護者に連絡をいれてもらい、保護者の方が迎えにきて自宅に戻った」とのことです。
〇先日も他県で2歳の男の子が自宅から行方不明になったというニュースもありました。小学生とはいえ、泣いている子に声をかけるのはとても勇気のいることです。Uさんの行動は、さすが中学生と思わせるものです。本校には素直で優しい生徒(他にも大勢います)がいることを知り、うれしくなりました。
須藤昌英
9月7日(水)応援リーダーは昼休みに練習しています
〇17日(土)の体育祭に向けて、赤組と白組の応援リーダーたちが昼休みにそれぞれ理科室と被服室に集合し、打合せや練習を行っています。
〇彼らは自分の体と声を使って、仲間を鼓舞し、チームの一体感を得ようと努力しています。どの中学校も3年前までは、衣装や小道具も揃えて、盛りあがっていましたが、コロナ禍&熱中症対策では時間短縮が求められているため、そこまで出来ません。各組ともそれぞれ5種類ずつの応援を考案し、それを覚えることから始まります。パソコンから映像を何度も映し出し、掛け声と振付が身体にしみこむまで練習しています。覚えるのは大変そうですが、その反面精一杯楽しんでやってもらいたいと思います。
須藤昌英
(白組応援リーダー)
(赤組応援リーダー)