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2024年4月の記事一覧

4月19日(金)手作りちりめんふりかけ ししゃものサクサク揚げ 五目きんぴら なめこ汁 パイン缶

校長検食簿より

今日は、ししゃものサクサクあげと五目きんぴらになめこ汁と和風献立。ししゃものサクサク揚げは、子持ちししゃもを衣に包み、サクサクに揚げられて美味しい。頭からしっぽまで全ていただけるのがうれしい。五目きんぴらは、にんじん、ごぼう、蓮根、じゃがいもにこんにゃくが入り、ちょうどよく煮込まれている。なめこ汁のなめこはもりもりだよりによると、免疫力やおなかの調子を整えるキノコの仲間で健康に生かせるように食べようと呼びかけられている。キノコ類は季節に関係なく調達できるようになり、体調管理に活かしたい食材である。今日のメインといえる手作りちりめんふりかけ、味噌汁の出汁をとった鰹節や鯖節を使って、甘辛く味付けをした給食ならではのふりかけである。細かいちりめんが入り、カルシウムもしっかりととれ、ご飯を美味しくいただけるふりかけになっている。

4月18日(木)大根とツナのスパゲティー ひじき入り鉄人サラダ ストロベリーパイ 大豆小魚

校長検食簿より

今日は和風イタリアン献立で、メインは大根とツナのスパゲティー。すりおろしの大根にしっかりとした形のツナが混ぜ込まれて、甘みのある味付けに海苔が香り、子供には大根の辛さは全くなく食べやすい味付けになっている。大根の汁があるので、麺と具をしっかりと混ぜ合わせておいしくいただく。ひじきいり鉄人サラダは、ひじきの鉄分に注目したネーミングであるが、日本食と同じくらい海のものをつかうイタリアン料理は多く、ごま油のアクセントがしっかりとしたひじきのサラダである。ひじきの鉄分をたっぷりといただけるサラダに仕上がっている。ストロベリーパイは、イチゴのてづくりイチゴジャムを一緒に焼き上げたパイ!今日のいちごは、栃木産の「とちあいか」という品種のようで、甘さと香りがしっかりとしている。富勢小から歩きながらビニルハウスをのぞくと、いちごがたわわになっているハウスがある。直接仕入れて給食に出してあげられるとよいと思う。

4月17日(水)鰆の西京焼き からしあえ けんちん汁 カリカリ大豆

校長検食簿より

本日も春を感じる和食献立で、鰆の西京焼きがメイン。もりもりだよりに鰆はさかなへんになんと書くかがクイズになっているが、春と書く旬の魚である。西京味噌の甘さに浸った西京焼きは上品な味でご飯にもよく合うおいしさである。けんちん汁は、建長寺が発祥とされるお汁で根菜と豆腐の美味しい味噌汁で、今日はゴボウの香りがする里芋も入った汁に仕上がっている。ごま油のアクセントがもう少しあるとさらに旨さが引き立つ。からし和えは、キャベツと小松菜、もやしをからし風味の味付けで、魚やご飯に合う味付けでよい。にんじんが入ると彩りが明るくなり、魚とからしあえのお皿の印象がよくなると思う。魚が嫌いな子は少しでも明るめの様相で・・・。かりかり大豆は大豆とあおもりを混ぜた衣で包んで揚げてあり、青のりの香りを楽しみながらいただくことができて美味。

4月16日(火)わかめごはん 肉じゃが 大根の味噌汁 ヨーグルト

校長検食簿より

今日はわかめご飯に肉じゃがと味噌汁という和食献立である。ご飯に入っているわかめは、宮城県三陸産のわかめで、味がしっかりとしている。気仙沼港に水揚げされるわかめをいただくと、その味の深さに驚くが、確かに三陸産のわかめは美味しい。塩加減もよくわかめご飯はうまい。教室をまわるとご飯の残量に差があり、最初のよそいかたが大切だと気づく。肉じゃがは豚肉の旨みとじゃがいものほくほく感がちょうどよい味付けでご飯にしっかり合っている。じゃがいもの型崩れをさせないよう、丁寧な調理に感謝する。大根の味噌汁は大根とネギに加えて大根の葉もたっぷりと入り、美味しく仕上がっているが、もう少し出汁が効くとうまさがさらに引き立ってくる。ヨーグルトはヤクルトの製品。少し値もはるが給食仕様の価格の時は是非取り入れたい。おいしさの深みと栄養価が他社製品と比較して格段によいヨーグルトである。

4月15日(月)

菜の花のちらし寿司 すましそうめん汁 鮭の塩焼き 切り干し大根の煮物 清見オレンジ

校長検食簿より

今日は春らしく菜の花のちらし寿司を千葉県産海苔で巻いていただき、すまし汁の組み合わせ。花開く前の菜の花は酢飯にも合い、にんじんとの色合いもよく、冬から春にかけて収穫された新しい海苔で包んでいただくと香りもよくおいしさが引き立っている。切り干し大根の煮物には、鶏そぼろが入って味を引き立て、しっかりと煮込まれて美味しい。鮭の塩焼きは、脂ののった美味しい塩鮭で、ご飯が進む味である。すまし汁の中には桜型にしたにんじんが華やかに、また花形のかまぼこが色とりどりで華やかさをまして、春爛漫の装いの給食で、目にも楽しくいただける。鮭の塩焼きがしっかりと塩がきいているせいか、すまし汁の塩気が薄いのが残念だが、出汁が強く効いていれば塩気は薄くてもよい。干し椎茸に加えての出汁味を次ぎに期待している。