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2021年3月の記事一覧

今年度も残り1週です!

 「今朝は少し、肌寒いですね」昨日の朝のこと、いつも見守りをしてくださっている地域の方とそんな会話を交わしました。一気に春めかないのが良いのかもしれませんね。開花した校庭の桜も、少しずつ、少しずつ、咲いています。今までは毎朝の必需品であったネックウォーマーと手袋でしたが、いつの間にかネックウオーマーはなくなり、昨日は手袋もしませんでした。確実に春真っ盛りに近づいています。3月の3週目も終わり、今年度もいよいよ残り、1週間となりました。
 「緊急事態宣言が3/21で解除」とのことです。3学期の開始早々の1/8に宣言され、2回の延長の末、ようやく終わります。学校にとっては3学期は宣言下での教育活動がずっと続きました。実施できないことを、どうカバーしていくか、どう工夫していくか、常に問われていました。今思えば私たち教職員にとって、慣れが力になったと感じます。1年前であったら「どうしよう…」と不安が先に立ちましたが、今は「じゃあどうするか」と前を向いています。きっと子供たちも同じだと思います。17日に実施した卒業式。この日までの数週間、皆様に感染を防ぐための取組をお願いし、協力をしていただいたお陰です。毎日の検温とカード提出、念のための療養や事前の連絡など、6年生だけでなく、多くのご家庭の協力がありました。本当にありがとうございました。
 「感染者が減ったことによる解除ではありません」これは昨日のニュースで、キャスターの方が発言した言葉です。とても印象に残りました。感染者数だけに注目しても、まだまだ数は多いですし、減っていないことを実感します。「問題が解決して次に」というのは理想であり、誰もが望むことですが、なかなかそうならないのが現実です。解除されてもやはり、新しい生活様式を継続しながら、一人一人が感染予防に努めなければいけません。「これからどうなるんだろう?」という不安はありますが、年度が終わり、進学、進級で誰もが期待に胸を膨らませる春です。この思いだけは大事にしていきたいですね。
 「残り3日だ!」昨日から短縮日課となり、子供たちにとっては気が緩む時期になりました。感染症予防の取組もそうですが、交通事故や不審者への対応、そして自然災害と、危険はいつも隣り合わせです。大切なことは「自分の命は自分で守る!」という積極的な意識で過ごすこと。ぜひ、子供たちに声かけをお願いします。