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2020年5月の記事一覧

対面日、3日目

 連休明け、7日から3日間の対面日は皆様の協力の下、良い天気も続いて本日、最終日を迎えています。1校舎と2校舎の間の中庭に行くと、オオムラサキツツジの鮮やかなピンク色(赤かな?)が目に飛び込んできます。そして校庭入り口には13匹の鯉のぼり。対面を終え、鯉のぼりを背景にパチリ…そんな光景も見られました。5月真っ盛り!そんな感じです。
 担任との対面を終えた方から「期待を持って6月の学校再開を待ちます!」という声をかけていただきました。とても励まされます。5月の「学校だより」も配付させていただきました。その中で「6月1日の学校再開を見すえて、11日からはその準備期間」と記載しました。ただ再開の日を待つのではなく、子供たちも、私たちも、そして保護者の皆様もその“準備”が必要です。学校は集団生活の場であり、意見が食い違ってケンカしたり、逆に協力できて感激したり、そんな関わりを通じて合わせること、気遣うこと、我慢すること、理解することを学んでいきます。今の(どちらかというと)自分中心の生活から、関わりながらの生活に切り替えて行くには、気持ちと体の準備をしてほしいと思います。その上で『これだけ続けてほしい5つのこと』を示しました。 
 その1 あいさつ[自分が気分良くなるために]
   その2 体力づくり[登下校がスムーズにできるために]
   その3 勉強![学習意欲の回復のために]
   その4 読書[静けさの中、集中力を身につけるために]
   その5 手伝い[家族のために]

 「よし!もう学校だ!」と自分を励まし、6月までの3週間、この5つを毎日の生活に位置づけ、子供たちには実践していってほしいと思います。保護者の皆様に、お願いしたい準備は、少しでも子供たちが意識できるような声かけです。「叱らないで引き出すように声をかける」ことは根気が必要です。とにかく3週間、声をかけ続けてください。
 「その3 勉強」はどうでしょうか?学習意欲の後退が心配です。子供たちが計画的に、どのくらい学習に取り組んできたか、進んで学習に取り組んだかによる差はあるでしょう。まずは学校再開後は個々の学習意欲の実態をつかむことが必要で、その上で「勉強はやるもの」から「やりたくなるもの」へ、「わかる」喜びが意欲につながることもあり、理解することも欠かせません。どのような手立てで意欲に変え、理解に結びつけていくかを工夫していきます。家庭では「自ら学ぶ『学び』」が主であり、学校では「仲間と学ぶ『学び』」が主です。学校での『学び』から学習意欲を喚起できることも十分あるので、そこは様子を見ていきたいと思います。2か月遅い新学期のスタートは、いつものような授業というわけにはいかず、違う形での学習内容もあるかと思いますが、しっかりと説明しながら取り組んでいきたいと思います。とにかく、「勉強はやるもの」「やってみよう!」と声かけしてみてください。繰り返しになりますが、今回配付した課題について、ご不明な点、または心配な点がありましたら、学校に連絡を。お待ちしています。