ブログ

2020年4月の記事一覧

ワクワク感を大切にしたい

 春の嵐が吹き荒れた昨日は、強風、強雨、低温、と、「家の中で過ごすしかない…」そう思わざるを得ない一日でした。11日の土曜日のこと。「今年は風が強い日が多いから、鯉のぼりは一端撤収し、学校再開前に再び設置」との申し出が、「おやじの会」の皆さんからあり、撤収した矢先の悪天候だったので良かったと思いました。「風が強い」とのことですが、鯉のぼりが飛ばされたり、周りの木に引っかかったりと、今までにはなかったことです。11日も、破れて木に引っかかった鯉を、皆さんが苦労してとっていただきました。「今年は…」と、どうしても感染症と結びつけて考えがちですが、それはやめましょう。「4月に風が強い年もある」と思い、それにどう対応するかを考えて“一端撤収、再度設置”にしたことを大事にしたいですね。
 4月も半ばになり、延長された休校も2週目に入りました。
 「学校再開をめざし、富勢小教職員の集団感染による、学校機能不全を防止するため」ということで、今日から教職員の在宅勤務が始まります。教職員を学年単位で大きく3つのグループに分けて、それぞれから1名ずつ3名が管理職とともに学校勤務で、あとは在宅勤務で仕事をしたり、休暇をとったり、4月28日までこの体制で臨みます。
 在宅勤務でできることはやはり限られてしまい、教材研究や自己研修が中心になってしまいますが、「人は3つのことから学ぶ」と言われていることにふれ、教職員に伝えました。3つとは「人・本・旅」…「旅」は旅行ということではなく、気になる現場に出かけていくことを意味します。残念ながら、「人」「旅」は思うようにいかない現状です。そこで「本」、読書から学ぼうということを伝えました。そしてもう一つは「ワクワク感」。感染症の影響で様々なことが今までと違いますが、「休校中、子供も大人も、それぞれの立場での苦労した」ことを大いに共有することができます。初めて担任する子供たちとの出会いは、互いにわからないことが多く、思うようにならないことは多いのですが、今年は共有できることがある、その上で子供たちにどう伝え、何をしていくか、…ワクワクした気持ちを持って、子供たちとの再会に備えて欲しいと伝えました。長いメールになってしまいましたが、昨日発信した各学年からのメールもその表れです。ワクワク感は子供たちと再会して始まる活動への期待感であり、現在の不満や課題はこれから先への提案ととらえていきたいと思います。
 気温の高低差がある日が続きます。風邪をひいて、体調を崩さないようにしていきましょう!