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2020年4月の記事一覧

久々の運動、ウォーク&ラン

 ここ数日、日中のポカポカ陽気が続いています。昨日は午後から出張で柏の葉中学校へ。生徒のいない学校に、6名が集まり、長机を一人が使い、離して座り…気を遣いながら会議を実施しました。終了後、まだ時間はあるものの、学校に戻ることはせず、休みを取って自宅に戻りました。まだまだ明るい時間帯です。着替えてウォーク&ランということで1時間半、久々に運動しました。課業中の学校では校舎内を歩き回るだけで結構な運動量になりますが、今は電話応対やPCに向き合ったり、資料を整理したり、そして会議に出かけたりと、運動量は激減です。「身体を動かしてないな~」と実感する日が続いています。コースはいつもの利根川と江戸川を結ぶ運河の土手です。幸い人は少なく、気持ちよい時間を過ごしました。今年はたぶん、2月にはウグイスの鳴き声を聞き始めましたが、久しぶりに聞いてみると鳴いている時間は長くなり、2月とは違って上手になっていることが実感できます。例年は「鳴き声の上達」についてはここでも取り上げ、紹介しながら春本番を実感し、GWに突入していくのが当たり前でしたが、今年は今日が初めてだと思います。平日のこんな時間帯に土手にいるなんてことはありません。それが良いのか悪いのかは別にして、自然の中に身を置いたことにより、何か得した気分になりました。これも今だからできることなのかもしれません。
 前回、「読書、してますか?」そんな話題を取り上げました。「3冊読み上げました。ちょっとはまってます」とは職員の声。子供たちはどうですか?時間はたっぷりあります。今、できることを考えてやってみましょう。今朝の新聞(朝日新聞 4/24朝刊)に、渡辺憲司さん(自由学園最高学部長)の、子供たちに向けた話が載っていました。印象に残った言葉を紹介します。
・普段なら「夢見る未来」で結構だ。だが今、問われているのは、未来をいかに作り上げていくかだ。厳しい経験を通して、どんな大人になっていくかを考えてみよう。
・目の前の人に優しさを向けよ。家庭でどんな役割を果たせるかを考えてみる。弟や妹の面倒をみよう。家族のために食事を作るのもいい。遠く離れて暮らす祖父母に手紙を書いてみるのはどうだろうか。優しさは、やがて自らにかえってくる。
・想像力を働かせよう。病気になってしまった人を排除するのではなく、どんなに苦しんでいるかに思いを巡らせる。閉鎖的な考えを打ち破り、危機を機会にとらえ、積極的に生きるのだ。
・時間はたっぷりある。~日記をつけてみよう。~散歩も出よう。これまで気に留めなかった雑草にも花が咲いている。吹きすさぶ嵐の中で、懸命に命をともしている。

ここ数日、HPには中山栄養教諭による「富勢小の給食」がレシピとともにアップされています。親子で給食再現!なんていうのも今でしかできないことかもしれません。
 自宅に戻ると、ニュースで女優・岡江久美子さんの訃報を伝えていました。感染症による現実は本当に厳しいものがあり、しっかりと向き合う中で、子供も大人も、成長し続けなければなりません。子供たちの休校も3週目が終わり、来週は今後についてお伝えすることも出てくるはずです。とにかく今は毎日、元気に過ごすことです!