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2025年4月の記事一覧
教育課程説明会を開催しました
昨年度は着任早々だったため、私自身の教育観や現代の教育課題、富勢小の経営方針について話した動画を懇談会前に視聴していただきました。
今年は1年を経ており、教育が大きく変わる転換点でもあり、学年担任制や教科担任制を導入する意図や教育課程(カリキュラム)編成の考え方について、実際に説明をさせいただく機会を持ちました。
教育課程説明の柱は「今の教育について」「教育課程(学習カリキュラム)の柱について」
「学年担任制・教科担任制について」「ドリルとワークテストについて」を校長から、「PTA本部の休眠と地域学校協働活動への移行について」を教頭から、以上の5点について、短い30分での説明となりました。
授業参観前にも関わらず115名の保護者の皆様の参加をいただきました。今後、教育ミニ集会を通じて、教育課程の実施状況を説明したり、議論したりしていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
教育課程説明会資料は 校長室からの発信で公開されています。
校内研究 キックオフミーティングをしました
今日は子供たちの授業を4時間として、給食後に下校して、午後は教員の校内研究キックオフミーティングです。
最初は、先日行われた「全国学力学習状況調査」の自己採点を行いました。問題と解答と子供たちの解答用紙をコピーしたものが配布され、全職員で採点をします。
設問自体が普段行っているワークテストとは全く違います。そして自分の考えや、式や答えを導いた過程を説明するなど、書くことが大変多いことに驚いて・・・・情報と情報を関連させて解答する設問に対して、無回答の子供たちが多いことに課題を感じて・・・採点を行います。子供たちの姿は、私たちの授業の積み重ねの姿です。そこに見える課題にどう向き合うかが、校内研究の第一歩になりますね。
今年の富勢小学校の校内研究は、富勢地区4校の生活科と総合的な学習を軸にした、「地域の担い手を育む」という合同研究と、「子供を守護にしたカリキュラムの創造」のテーマに基づいた一人一研究、の2本立てです。この2本が富勢小学校の子供たちを育むカリキュラムマネジメントになっていくのです。
最初のワークショップは、教員になった理由や想いを語り合いました。
8グループが8部屋に分かれて、ワークショップ型で伝え合っていきます。一つ目のワークが終わると二つ目のワークは、「富勢小の子供たちにつけたい力は」というワーク。お互いに先ほどの自己採点の結果や自分が教員を目指した想いと関連させながら、つけたい力を出し合って必要な学習活動などもやりとりをしていきました。
最後に研究主任から、授業改善の視点として、ニッツから発行されている自由進度学習を始めようと、千葉県教委の実践モデルプログラムが示されました。しっかりと方法を学んで子供たちを主語にした授業を行うことが、とても大切ですね。「学習のまとめを自分の言葉で書く」この活動がしっかりと繰り返されていると、全国の問題にもスムーズに解答できるようになっていくはずです。富勢小の結果はここ10年近く低迷をしています。授業改善が喫緊の課題です。
2025年度 カリキュラムマネジメントを公開
昨年度末と今年の初めに、各学年の教科の学習を、教育課程の軸となる生活科と総合的な学習の時間と、どのように関連させて指導していくかを話し合いました。
その結果をカリキュラムマネジメントシートとして作成したものを、職員室前に掲示しました。
子供たちもこれを見ながら、どんな学びをしていくのか、保護者や地域の方々も、学びの道筋(ストーリー)を知ったうえで、様々なご支援をいただけると幸いです。
キャリアパスポートの研修をしました
5年前から小中高校で必須となったキャリアパスポート。本校でも目標を書いて、振り返りをしてと取り組んでいます。しかしながら、先生方がキャリア教育とはなぜ必要なのか、キャリアとは何か、キャリアパスポートの果たす役割は何か・・・などを知らないまま、やらなければならない事として取り組んでいる実態があります。
そこで、今日は前任校の土小学校の保護者で、国家資格のキャリアコンサルタントをお持ちの間野氏を講師にお招きして、キャリアについての学びを行いました。
キャリアとは一言でいうと「自分らしく生きること」をキーワードにお話を伺いました。
今年は特別非常勤講師として、キャリア教育に協力をいただいて、子供たちの学びの環境を良くし、先生たちの理解と学びも深めていけるようにしていきます。
運動会が終わってからスロースタートで予定していきます・・・・
紙ドリルから脱却・・・
計算ドリル、漢字ドリルを何度も繰り返し行うことが、学習することの典型のような捉え方があります。しかし、子供たちの様子を見ていると、計算力や漢字力がどれだけ身についているかよりも、終わらせることに注力している傾向があります。
本当に力がつくためのドリル学習は、自らの学びが見えること、それを知って自分なりに学びを調整して取り組むこと、が大切です。
そこで、学びが見えるようにということで、柏市教育委員会は「スマイルネクストドリル」というオンライン型のドリルを数年前から導入しています。今までそれを片手間のような形でしか使っていませんでしたが、今年度からは、市教委が導入するオンラインドリルをメインとして活用し、保護者金銭的負担を無くし、子供たちの学びを変えていこうと取り組んでいます。
年度末に市教委担当とスマネクの開発会社担当を招いての職員研修後に、定期的に利用方法の利便性向上に向けた打ち合わせも行いながら、子供たちの学習環境を整えています。
今日は2回目の打ち合わせ。オンラインドリルを開発している会社の営業と開発部とオンラインで接続して、学校での使い方を説明し、それに合った使い方を教えてもらったり、こちら側から製品の改良に向けた意見を伝えたりしました。
保護者の皆さんに向けても、利用についてのガイダンスを今後伝えて参ります。
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子どもを不審者被害や犯罪から守る観点からも御理解御協力の程,よろしくお願いいたします。
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