最近の出来事

最近の出来事 令和 6 年度

明日は発表会に挑戦します!

明日は富勢地区文化祭の音楽発表会が本校体育館で10時から開かれます。

そこに、富勢中学校と富勢小学校と地域のダンスクラブが参加します。昨年は県立柏高校が参加していたようですが、定期テストと重なって断念。3つの団体が練習の成果を発揮します。

今年度から市内音楽発表会が無くなったことにより、各小学校の吹奏楽部は廃部という学校が多く、現在吹奏楽部として活動しているのは、富勢小学校を含めて5校程度となっています。このことで、秋の恒例行事だった地域の音楽祭りも廃止という地域が多い中、富勢小学校の音楽の先生は火を続けていこうと、地域の方々の協力をいただきながら週に数回の練習を積み重ねてきました。

 

今日は明日の本番に向けて、業間休みに初めての体育館での合奏をして、練習の成果を発揮できるようにと最後の調整をしています。

 

来年度を最後に、小学校での吹奏楽部の活動は認められていません。富勢地域の音楽を途絶えさせないためにも、地域の方々と学校の先生が協力しあえる体制の中で、富勢地域の小学生吹奏楽バンドとしていくことが、あと1年半に課されている課題です。

子供たちは練習が無くても自主的に練習して、今日の日、そして来月のくすのき音楽祭に向けて挑戦してきています。明日の演奏で力を発揮して、さらに課題を見つけて次の挑戦に向けて粘り強く取り組む、そんな吹奏楽部の子供たちを支援してくださる方々を求めています。明日の演奏を聞いていただき、学校にお手伝いにきていただけることを期待しています。明日!がんばろう!富勢っ子たち!!!、

3年校外学習は房総のむらへ

3年生は社会科で昔のくらしについて学びます。それで今日は千葉県立房総のむらに校外学習に来ました。房総のむらは、千葉県内各地から江戸時代から明治時代にかけての建物や道具を集めて、昔のくらしや文化を体験できる施設です。学校に集合して、8時に出発をしました。

  

バスの中では、それぞれが作ってきたクイズを出し合っています。「かわやとは、どんな場所でしょうか? 1トイレ 2げんかん 3おふろ」「おひつとはどのようなどうぐでしょうか?」「ダイニングテーブルはむかしはどんな道具だったでしょうか」 今日の学習とつながったよいクイズを出し合いながら、1時間すこしで到着しました。

 

どろめんこと千代紙ろうそくづくりの体験学習と、昔の街並みや武家屋敷、昔の農家の探検学習に分かれてスタート。

探検学習のグループは、どんなお店なのだろう、何をつくっていたのか、どんな道具があるの? 一人1台のクロームブックで写真をとったり、お店の人に聞いたりしながら探検します。昔の家や、おふろ、洗濯板、井戸、本で調べてきたことが、目の前に本物として現れています。

 

 

  

どろめんこは、酒々井というところの田んぼにある遺跡から出てきたもので、子どもの顔をを表した遊び道具です。昔の人がやっていたことを思い出しながら色付けをして、少し昔の人を体験することができたかな?出来上がったらどろめんこを投げて、遊びます。なかなか思うようには投げられませんね。何度も投げてコツをつかんで楽しみます。

 

 

 

千代紙ろうそくは、日本の和ろうそくと西洋ろうそくの違いや、火の起こし方なども学びます。火打石で火花を散らして、そして火が付く様子は、なかなか見ることはできませんね。集中して火の不思議さを見ています。そのあとで千代紙を選んで、様々な形に切ってろうそくに貼ります。最後はろうでコーティングをしたら出来上がり。オリジナルのろうそくが出来上がりました。

 

 

 

12時をすぎたのでお祭り広場に移動をして、お昼です。お弁当をグループごとに集まって囲んで食べました。曇りですが、外でお弁当を食べるにはちょうどよい天気です。

 

  

お弁当を食べ終わると、下総の農家と安房の農家を見学します。千葉県は上総下総安房の3つの国にわかれていましたので、それぞれの地域の特徴があります。安房の家は入口にかにの甲羅でできた魔除けが飾られていますね。下総の家の前では、昔の遊びコーナーがあって、昔ならではの遊びに夢中になっているグループもありますね。

 

 

それぞれの特徴を写真でさつえいして、学校に帰ってからはクイズとしてまとめるようです。問題と答えと解説の3部門のクイズだそうです。

次の学びにつながる校外学習になりましたんね。

子どもを主語にする授業を目指して先生たちが学ぶ・・

富勢小学校の校内研究(授業改善にむけた)は「子どもを主語にした算数指導のありかた」として、今日は外部から講師を招いての授業研究会を行いました。今日は4年2組と5年2組で授業を展開して、先生方が指導方法について意見を交換しながら学んでいきます。

4年生は概数の学習の終盤。2年後の修学旅行での買い物を想定して、1500円以内で買い物ができるように実際の日光のお店の値段表をもとにして、見積もりを立てていきます。

 

四捨五入、切り捨て、切り上げの3通りの概数をつくる方法をこの単元の学習で知りましたが、実際にはどう使えるの?というのが今日の学習場面です。

1500円から1400円の間で会計ができれば、500円クーポンをもらえます。1300円から1400円では300円クーポンが、1500円以上になると残念ながらクーポンは無しです。284円はどうする? 421円は?・・・

 

会計担当は、今日は4年生の先生と算数支援の先生がサポートしてくれています。会計をしてもらうだけではなくて、どのように概算をしたのかを説明しなければなりません。

 

 

学んだ振り返りは、スプレッドシートに書いて、みんなで共有をして、次の学習に活かしていきます。

5年生は、公倍数の学習で2つの数字の公倍数を学んだ続きに、3つの数の公倍数はどう見つけるか?が今日の課題になります。2と3と4の公倍数を小さい方から5つ見つけようとすることが課題です。

 

 

最初は一人で考えていく子ども、数人で相談しながら考えていく子ども・・・自分の学び方を選んで進んいきます。公倍数の出し方が見えてきたところで、グループになって公倍数を下から5つ探す方法を共有していきます。

 

2と3と4から12がキーワードになったようです。12,24,・・・・と倍数の見つけ方がみえてきました。

放課後の研究協議では、二つの授業についてグループに分かれ、あらかじめ授業を見たことから考えたことをスプレッドシートに記入し、それを元にしたブレーンストーミングを行いました。

 

その後は講師としてお招きした3人の先生方からアドバイスをいただきました。教育研究所の杉本アドバイザーからは、数学的見方・考え方からのご指導、千葉県教育庁東葛飾教育事務所指導室の津軽指導主事からは、個別最適な学び・協働的な学びという視点からのご指導、敬愛大学准教授の阿部先生からは、子どもを主語にした教育とはという視点からのご指導をいただきました。

 

 

子どもを主語にする、ということへの挑戦は、指導観・学習観という「観」を捉えなおしていくことだと3人の先生方からの共通点があります。子どもを主語にという学校は、子ども自身が自分から学んでいく授業に変えていくことがなされていくようになり、それが、学力を向上につながりさらに学校も楽しい空間となり、不登校などの解消にもつながるということが、様々な調査からわかってきています。富勢小学校はそこを目指して挑戦しくスタートを切りました。

目指せスーパー新聞記者

 4年生校外学習は、土砂降りに見舞われながらでしたが、子ども達一人一人が課題を持ち、一生懸命に取材に取り組みました。

 伊能忠敬の旧宅や記念館から、私財をなげうって地図づくりに打ち込む伊能忠敬の偉大さを学び、町並み散策では、水路の仕組みや東京駅を模した建築物等から「水郷」「小江戸」と呼ばれる秘密を発見することができました。

 山車会館では、高さ9m、重量4トンもある山車を目の当たりにし、驚きに目を輝かせながら見学しました。

 この取材の成果を、国語の新聞づくりで発揮すべく、ここからまとめの活動を進めていきます。

4年生校外学習は佐原に出発しました

4年生の校外学習は今年度から佐原になりました。日本遺産と言われる千葉県の大切な文化財となっている佐原の街並みや文化、社会科の学習で出てくる伊能忠敬の功績や千葉県の歴史を学ぶことを目的としています。今年は、国語の新聞を作るという学習とも関連させて、佐原について十分に調べた上で今日の校外学習で実際を見て、今日は新聞記者になって佐原の街を取材して歩き、来週には記事にまとめていきます。

 

 

雨が心配ですが、新聞記者としての活躍に期待しています!