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特色150周年式典を終えて 〜片山地区 落花生〜
落花生グループは、ゆで落花生の「おおまさり」の栽培から、道の駅販売までをプレゼンテーションにまとめました。
・協力を得ながらの栽培
おおまさりを栽培するにあたり、地域の林さん・木村ピーナッツのみなさまの協力や助言を受けながら行いました。種まき、除草、収穫と順調そのもので、道の駅販売でも51kgがたった1時間で売れました。
この体験を通して、何かものを作って売るということは思っていたよりやりやすいという感覚を児童はもっているようでした。
・販売して児童が感じた「おおまさり」の良さ
順調に育ったこと。おおまさりという品種は実が大きく、高値で売られるということ。この2つから児童が出した答えは、
「地域の方々におおまさり販売をおすすめしよう。」
というものでした。種まき直後はカラスよけをしたものの、実が土の中にできるため大規模な害獣対策は必要なく、日照りや降雨による不作の心配がありません。
これを伝えようとスライドにまとめ、150周年式典で発表しました。
・働くということ
落花生栽培や収穫、販売を通して学んだことの1つに「収入を得るのは簡単なことではない」というものがあります。比較的、順調に栽培できたものの、収穫は重労働でした。
重たい落花生を地面から引き抜く必要がある。全てが売りものになるわけではなく、小さいものや軽いものは捨てられてしまう。その後も洗って乾燥しなければいけない。そうしてやっと手にした落花生も、お客さんに興味をもってもらい、手にとってもらわないと収益につながりません。
このことを実際に体験できるのはとても貴重なことだと考えます。賃金を現金でもらうわけにはいかないので、落花生を使ったお菓子を最後にいただきましたが、苦労をして何かを得るという体験はこれから社会に出ていく上で、価値ある体験だったはずです。
・150周年式典当日
1年間を通して学んだ、
「落花生は育てやすい植物であるということ。」
「作物を作って販売することの大変さ。」
を、市長と地域の方にお伝えしました。
プレゼンテーション中は柏を代表する曲「柏踊り」を流し、華やかな雰囲気の中で発表をしました。アニメーションや動画を織り交ぜたスライドに、見に来ている来賓の方々は終始笑顔でご覧になっていました。
(片山地区担当 丸山・松下)