テガニっき 

命を守るための着衣泳

本校の学区には,手賀沼や用水路が身近にあります。

日頃から子供たちだけでは近づかないように指導をしていますが,心配はあります。

そこで,万が一,落ちて溺れてしまうという不慮の事故への対処方法として,全校児童を対象に着衣泳を実施しました。

着衣泳とは,衣服を身につけたまま水に浮き,浮きながら移動する方法です。

衣服を着ている状態でプールに入ることで,衣服によって身体の動きが制限されて泳ぐことが困難になり,泳力に優れた者でもおぼれる場合が少なくないことが分かったようです。

ペットボトルを使った,浮き方の練習も行いました。

コロナの影響で水泳指導が実施できない学校も多いのですが,上手に泳がせるだけではなく,水の事故に対する教育をすることも,水泳指導の役割だと考えます。(校長 佐和)