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5.6年生ジュニア救命士講習会

 柏市消防局 沼南消防署 手賀分署の方をお招きし,ジュニア救命士講習会を実施しました。

 突然死の多くは,心臓の筋肉が一つ一つバラバラに動き出す「心室細動」という不整脈です。AEDは電気ショックを与えもとの規則正しい動きを取り戻させる機械です。

 まず胸骨圧迫(心臓マッサージ)の方法を教えていただき,トレーニングボックスで正しい胸骨圧迫のやり方を学びました。

 胸骨圧迫のポイントは,『強く・早く・絶え間なく』です。2分間続けましたが,押し方が弱くなったり,リズムが遅くなったりしていました。意外と大変です。周囲に協力してもらうことの大切さを感じたようです。

 その後は,AEDの使い方を教えていただきました。胸骨圧迫を続けながら,AEDの音声の指示に従いパッドを装着したり,ショックを与えるスイッチを入れたりします。

  消防署の方から,宿題が出ました。「今日の講習会で学んだことをお家の人に話す。」ということです。

 大人の人は,AEDについて知っていると思いますがみんなが話すことで,AEDを思い出すきっかけにしてほしい。ということでした。

周囲の協力を得ながら,救急車が到着するまでに自分ができることを勇気を持って行動することが大切だと学びました。

 『戦う救急アニメ 救え!ボジョレー!!』https://wanpuppy.com/wannabetown/tab_push.htmlの動画を見ながら1時間の講習を受けました。今日の話をしながら,お子さんとご覧いただくと深い学びにつながります。