テガニっき 

5年生 社会 「米づくりのさかんな地域」プレゼン

 手賀東小学校では、毎年、田植えと稲刈りをさせていただいています。

 庄内平野の水田の写真を見せて、

「毎年、田植えと稲刈りをしているけど、米づくりでわからないことはある?」

と聞くと、

「田植えと稲刈りの間には何をしているんだろう。」

「農薬と肥料かな?」

という疑問が出ました。

 さらに、教科書のグラフを見て、

「どうして県によって米のとれ高が違うんだろう。」

などの疑問も出たので、米づくりの疑問をジャムボードに書き出してみました。

 

 その後、ドキュメントに疑問をまとめ、それぞれの疑問に対する予想を、共同編集をして書き込んでいきました。

 調べることは、

①米づくりの一年

②米づくりに合った気候

③米づくりの機械・工夫

④米づくりにかかるお金

の4つにまとまりました。

 4つのグループに分かれて、お互いに説明するプレゼンを作ります。一人で作ることに挑戦している人もいました。

 

 

 社会での「高い土地のくらし」のプレゼン、修学旅行のための日光についてのプレゼンを経験してきただけあって、教科書や本などの資料の活用の仕方が上手になりました。また、スライドの作り方も、図を大きくしたり、大事なキーワードだけを入れて、説明は口で説明する台本の方に入れたりするなど、見ている人の立場で考えることができるようになりました。

 本番、お互いにプレゼンをよく聞き合っていました。

 

 

 都道府県によって米のとれ高がこんなに違うということは、気候と関係あるのではないかという、プレゼンの流れを工夫した人や、米づくりの専門用語、「中干し」などの説明は、本から抜き出したものを伝えている人もいました。

 聞いている側は、しっかりメモを取っています。

 プレゼンの後、実際の作業の様子を動画で見ました。

「農薬は危なくないのかな?」」

「有機農業もあるって書いてあったけど……」

 米づくりにも、課題がありそうです。次回はその課題について調べます。

(5年担任 戸沢)