日誌

校長室より(令和2年度)

令和2年度末 保護者会挨拶

みなさんこんにちは。校長の藤崎でございます。本日はお忙しい中、保護者会にご参加いただきありがとうございます。また、オンラインでご参加されている皆様におかれましては、通信環境の関係で、不都合が出てしまうことがあるかもしれません。あらかじめお詫び申し上げます。

今年度も、中原中学校の教育活動に、ご理解ご協力をいただきありがとうございました。先週無事に卒業式を終え、157名の卒業生に卒業証書を渡すことができました。今年度はコロナ禍ということで様々な行事が中止、延期、規模の縮小と対応が余儀なくされておりましたが、そのような中でも、何ができるかと模索しながら様々なチャレンジをしてまいりました。その際に、PTAの役員さんをはじめ多くの保護者の皆様に多大なるご支援、ご理解をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

卒業式に先立って行われた三年生を送る会では、1,2年生がすばらしい取り組みを見せてくれました。3年生のために作成してくれた動画は中学生とは思えないクオリティの高さでした。そこに、オンラインの取り組みだけではなく、映像に合わせて3年生の廊下でハンドベルを演奏したり、グランドから合唱や呼びかけを行ったりと、対面で3年生に伝える工夫が加えられたことが、まさに今年度の取り組みを象徴していると感じました。多くの3年生から、感動と感謝の言葉が伝えられました。

そんな1,2年生の取り組みに対して、3年生からは、卒業式の予行練習の日に、1,2年生に対する感謝の気持ちを、同じようにグランドから合唱と呼びかけで伝えられました。

緊急事態宣言下での合唱の取り組みには賛否両論寄せられておりましたので、マスク着用と、ソーシャルディスタンスを意識してグランドでの実施といたしました。合わせて、卒業式中の合唱は中止にしたのですが、保護者に対しての感謝の気持ちを伝えたいと、グランドに保護者を招いて合唱と呼びかけを行いました。心のこもった素晴らしい合唱でした。

コロナ禍の令和2年度は、多くのチャンスを失う年度であったのと同時に、新しいチャンスに気づかせてくれた年度でもありました。次年度は生徒一人に1台のデバイスが与えられるGIGAスクール構想が実施されます。学校の通信環境も大幅に改善される予定です。子どもたちの成長のチャンスととらえ、前向きに取り組んでまいります。

1年間本当にありがとうございました。来年度も中原中学校の教育活動に、ご理解、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

第35回卒業式 校長式辞

令和2年度  第三十五回卒業証書授与式  『 校 長 式 辞 』
                   
柔らかな日差しに,正門の桜のつぼみも膨らみ,春の訪れを感じられる季節になりました。
このよき日に,柏市立中原中学校,第三十五回卒業証書授与式を行えますことに心より感謝申し上げます。またこのような状況の中,卒業式の実施に向けてご尽力いただいたすべての方々に,合わせてお礼申し上げます。    

さて,157名の卒業生の皆さん,ご卒業おめでとうございます。
今,みなさんが手にしている「卒業証書」は,中学校の全教育課程を修了したのと同時に,九年間の義務教育を修了したことの「証」であり,今後,自らの意志でそれぞれの人生を歩んでいくことの始まりを示すものです。この大きな節目を迎え,皆さんの胸には様々な思いがこみ上げているのではないでしょうか。
 
新型コロナウイルスが世界中を覆い尽くした結果,東京オリンピックの延期に象徴されるように,さまざまな行事が中止,延期,規模の縮小など,その対策を余儀なくされて,久しい時間が経過しました。皆さんにとっても中学校生活最後の年に,修学旅行や体育祭といった楽しみにしていた行事を中止にせざるを得ませんでした。しかし,コロナだからとあきらめるのではなく,何ができるかを考え,実行していこうと,皆さんは様々なことにチャレンジしてくれました。

クラウドファンディングで資金を募り,部活動の総決算の映像を制作したレインボープロジェクト。フェイスシールド越しに精一杯の思いを伝えた合唱コンクール。そして皆さんの思いを受け継いだ後輩たちが,3年生のためにと企画した全校体育大会。コロナ禍であったからこそ経験できたことも多かったと思います。とは言え,やはり失ったもののほうが大きかったかもしれません。校長として皆さんにお詫びしなければならないと感じています。ごめんなさい。

有識者からは,来たるべき時代を「ウイズコロナ」と定め,この現実を,むしろチャンスに切り替えることが必要だと,さまざまな提言がなされています。しかし,それは簡単なことではないでしょう。なぜなら,誰も正解を知らないからです。

平成の終わりに入学し,コロナ元年とも言うべき「令和」に卒業される皆さんは,これからのウイズコロナの時代をどう過ごし,どんな社会を生きていくのでしょうか。そして遠い将来,コロナ禍で過ごした中原中での学生生活を,どのように振り返るのでしょうか。

私は中原中に着任以来,ことあるごとに,変化の激しい社会を生き抜くために必要なこととして,「スマイル・ダイバーシティ・アップデート・チャレンジ」という四つのキーワードを伝えてきました。

これからも社会は大きく,変化するでしょう。もっと大きな災害や危機が待っているかもしれません。でも,確かなことが一つだけあります。「未来はあなたたちが作る」ということです。「未来はあなたたちの手の中にある」のです。より良い未来を作るために,笑顔を忘れず,多様性を認め,謙虚に学び続け,勇気をもって新しいことに挑戦してください。

最後に皆さんに詩の一説を送ります。アメリカのバイデン新大統領の就任式で22歳の詩人アマンダ・ゴーマンさんが朗読したものです。
 
私たちは違いを克服する 
未来を第一に考えるには 
互いの違いを脇にやらねばならないと知っているから

そして夜が明けたら 
熱く燃える私たちは 
恐れずに暗闇から足を踏み出す

新しい夜明けは 
私たちに解き放たれて花開く

光はつねにそこにある 
それを見る勇気さえあれば 
光となる勇気さえあれば

卒業生のみなさん,あなたたちこそが未来であり,光なのです。勇気をもって未来へ羽ばたいてください。

結びになりましたが,保護者の皆様にご挨拶申し上げます。
お子様のご卒業,誠におめでとうございます。心よりお慶びを申し上げます。また,三年間,本校の教育活動にご理解,ご協力をいただき,心より感謝申し上げます。

教職員一同,お子様の成長と今後のご活躍を心から願っています。
新しい人生の旅立ちに当たり,卒業生の今後の健やかな成長を祈って「式辞」といたします。
            
               令和三年三月十二日
                    柏市立中原中学校 校長  藤 崎 英 明

コロナ禍での3年生を送る会

 中原中の皆さんこんにちは。今年度はコロナ禍ということで、様々な行事が中止、延期、規模の縮小と、その対応を余儀なくされてきました。そんな中ですが、今日、こうして3年生を送る会を実施することができとてもうれしく思っています。私はこれまで様々な学校で、3年生を送る会を見てきましたが、その中でも、今年の中原中学校の3年生を送る会は、一番素晴らしかったと思っています。最も比較して点数をつけるようなものではないのですが、なぜそう感じたかというと、1年生、2年生の思いが強く表れていたからです。コロナだから対面での行事ができないとあきらめるのではなく、どうすればできるのか、どんなことができるのか、様々な工夫が見られました。心は見えません。でも心遣いは見えます。それは人に対する積極的な行為だからです。招待状、装飾、映像、そしてハンドベル、呼びかけ、合唱、すべてにその心遣いが見えました。これらを作り上げるために、どれだけの時間をかけて、思いを込めて準備をしてきたのか。きっと3年生に届いたと思います。1,2年生の皆さん、そして生徒会本部役員の皆さん。本当にありがとうございました。

 そして3年生のみなさん、今何を感じているでしょうか。明日はいよいよ公立高校の発表です。先日お伝えした通り、結果は出てしまった時点で過去ですから、どんな結果でも胸を張って中原中に戻ってきてください。そして、次はあなたたち3年生が後輩たちの思いにこたえる番です。残り少ない中原中学校での生活で、1,2年生に何を伝えられるか、しっかりと考えてください。残念ながら、卒業式には1,2年生は参加できませんが、卒業式の様子はオンラインで配信する予定です。最高の卒業式を見せてください。

行為の意味 宮澤章二

ーーーあなたの〈こころ〉はどんな形ですか
と 人に聞かれても答えようがない
自分にも他人にも〈こころ〉は見えない
けれど ほんとうに見えないのであろうか。
確かに〈こころ〉はだれにも見えない
けれど〈こころづかい〉は見えるのだ
それは 人に対する積極的な行為だから
同じように胸の中の思いは見えない
けれど〈思いやり〉はだれにでも見える
それも人に対する積極的な行為なのだから
あたたかい心が あたたかい行為になり
やさしい思いが やさしい行為になるとき
心も思いも初めて美しく生きる
ーーーそれは 人が人として生きることだ

行為の意味 青春前期の君たちに 宮澤章二著 ごま書房新社

「私たちが登る丘」

アメリカのバイデン新大統領の就任式で、22歳の詩人アマンダ・ゴーマンが朗読した「私たちが登る丘」という詩です。


夜が明けると、私たちは自問する

この果てなき暗闇の、どこに光を見出せようか?

私たちが抱える喪失

渡らなければならない海

私たちは窮地に果敢に立ち向かい

平穏が平和とは限らず

当然だと思われていた規範や考えが

正義とは限らないことを学んだ

それでも夜明けは

いつの間にか私たちのものだ

私たちはなんとか乗り切る

私たちは切り抜け、見届けてきた

壊れているのではなく、未完成の国を

私たちはこの国とこの時代の継承者だ

奴隷の子孫で母子家庭に育った

やせっぽちの黒人の少女が

大統領になる夢を持てる

そして気づけば

大統領のために詩を朗読している

もちろん私たちは、洗練からはほど遠く

清らかでもない

だからといって

完璧な団結を目指しているわけではない

私たちが目指すのは、目的を持った団結

人間のあらゆる文化、肌の色、性格、状況を重視する国を

作り上げるために

だから私たちは上を向いて

私たちの間に立ちはだかるものではなく

目の前にあるものを見据える

私たちは違いを克服する

未来を第一に考えるには

互いの違いを脇にやらねばならないと知っているから

私たちは武器を捨て

互いに手を差し伸べる

誰も傷つけず、全員の調和を求める

世界にこれだけは真実だと言わしめよう

私たちは悲しんだけれど、成長したと

傷付いたけれど、望みを持ったと

くたびれても、努力したと

そして私たちは永遠に結ばれ、勝利を手に入れると

それは私たちが二度と敗北しないからではなく

二度と分断の種をまかないから

聖書にはこう書かれている

人はそれぞれ自分のぶどうの木の下

いちじくの木の下に座り

脅かすものは何もないと

この時代に合った生き方をするならば

勝利は刃ではなく

私たちが架けてきた橋にある

それこそが、私たちが登る丘の先にある

明るい約束の地

登る勇気さえあれば

アメリカ人であることは

ただの継承された誇りではない

過去に足を踏み入れ

いかに修復するかということ

この国を分け合うよりも

粉々にしようとする勢力があった

民主主義を遅らせるためなら

国自体を破壊しかねない勢力

その試みは危うく完遂されるところだった

しかし民主主義が足止めされても

完全に敗北することはあり得ない

この真実

私たちが信じるこの信念

未来を見据える私たちを

歴史は見ている

現在は、私たちが初め恐れていた

贖罪の時代

こんな恐ろしい時代を受け継ぐ

心の準備はできていなかった

しかし、やがて私たちは

新しい章の書き手となる力を見つけた

自分たちに希望と笑顔を与える力を

「この惨事をどう克服できるというのか」というかつての疑問

今なら「惨事が私たちに勝てるわけがない」と答えられる

過去に後戻りするのではなく

未来に向かって進む

傷ついても完全で

寛大でも大胆で

激しくも自由な国

私たちは振り向かない

脅しにも屈しない

なぜなら行動を起こさず惰性に陥れば

次世代に受け継がれることを知っているから

私たちの過ちは、彼らの重荷となる

しかし1つだけ確かなことがある

慈悲と力を合わせ

力と正義を合わせれば

愛が私たちの遺産となり

子どもたちが生まれながらに持つ権利を変えられる

だから与えられた国よりも

良い国を残そう

私の高鳴る胸が呼吸をするたび

私たちはこの傷ついた国をすばらしいものに変える

西の黄金の丘から立ち上がる

祖先が革命を実現させた

風が吹き荒れる北東の地から立ち上がる

湖に囲まれた中西部の町から立ち上がる

太陽の照りつける南部から立ち上がる

再建し、和解し、回復する

私たちの国のあらゆる場所で

多様で美しい人々が立ち上がる

打ちのめされても美しい人々が

そして夜が明けたら

熱く燃える私たちは

恐れずに暗闇から足を踏み出す

新しい夜明けは

私たちに解き放たれて花開く

光はつねにそこにある

それを見る勇気さえあれば

光となる勇気さえあれば

 

アマンダ・ゴーマン

「ポストコロナ期を生きる君たちへ」

とても良い本です。図書室にあります。ぜひ読んでみてください。



 今回のコロナパンデミックによって、僕たちの世界はその「外装」を剥ぎ落されて、そのなんともみすぼらしい骨組みが露呈しました。
 グローバル資本主義というものは人・モノ・資本・情報が国民国家の国境線を自由に超えて超高速で行き来するというシステムのことです。でも感染拡大のせいで、電磁パルス以外の形状のものは簡単に国境を超えることができなくなりました。ブレグジット(イギリスのEU離脱)と「アメリカ=メキシコ国境の壁」に続いて、今度のパンデミックで、国境線といういずれ賞味期限が切れると思われていた政治幻想は強固な現実として再構築されました。
 グローバル資本主義は「金さえ出せば何でも買える」という信仰箇条の上に基礎づけられていましたが、実は「マスク」一つさえ買えないことがあるということもわかりました。「必要なものは・必要なときに・必要なだけ・金を出して買う」という「ジャスト・イン・タイム・システム」による在庫ゼロをスマートな経営の理想にしていた国はどこも医療器具・医薬品の戦略的備蓄の不足に苦しみました。「商品」として仮象しているモノのうちには「ほんとうに要るもの」と「ほんとうは要らないもの」があるということも、今回の教訓の一つでした。自動車やコンピュータは「あると便利」ですけれども、「ないと死ぬ」というものではありません。でも医療資源や食料やエネルギーは「ないと死ぬ」。そういう物資を他の商品と同列に扱うことはできません。でも、資本主義はその平明な事実を隠蔽してきた。「ほんとうに要るもの」を人々が市場で調達することを控えて自給し始めても「ほんとうは要らないもの」を手に入れるために命を削ることを止めても、資本主義は立ち行かなくなるからです。
 医療は商品だという信憑も崩れました。医療は金を出して買うものである、金がない者は医療を受けることができない。病気で苦しんでも自己責任だというのが新自由主義の時代の「常識」でした。でも一般の疾病はそれで済んでも、感染症相手にはその「常識」が通用しません。アメリカには2750万人の無保険者がいます。彼らは発症しても適切な治療が受けられないまま重症化します。放置しておけば、彼らを感染源にウイルスは蔓延し続ける。感染症は「全住民が等しく良質な医療を受けられる社会」でなければ抑制できない疾病です。そしてアメリカはこれまでそういう社会ではなかった。
 ウイルス一つによって、わずか数か月の間に、ほんの昨日までのこの世界の「常識」だと思われていたことのいくつかが無効を宣告されました。それがどのような歴史的な意味を持つことになるのか、人々はまだそのことを主題的には考え始めてはいません。日々の生活に追われて、そんな根源的なことを考える暇がありませんから。
 でも、中高生たちはこの「歴史的転換点」以後の世界を、これから長く生きなければなりません。彼らに「生き延びるために」有益な知見や情報を伝えることは年長者の義務だと僕は思います。

 「ポストコロナ期を生きる君たちへ」 内田樹 編 晶文社 より

正しい道

何が幸せかわからないです。
本当に、どんな辛いことでも、
それが正しい道を
進む中での出来事なら
峠の上りも下りも
みんな本当のしあわせに近づく
一歩ずつなのですから。


宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」より

「しあわせ」という価値観は大きく変化しているのかもしれません。コロナ禍にあって様々な制限の中で、ますますその価値が揺らいでいるように感じます。そもそも価値観を共有すること自体が難しい時代ともいえます。それでも本来人間が失ってはいけない普遍の真理があるはずです。真理とは哲学の言葉で、だれにとっても正しいこと。「正しい道」とはその「真理」のことだと思います。「正しい道」を進んでいきましょう。

泥の中に咲く「ハス」のように

泥の中に咲く「ハス」のように

扱う仕事がいかに卑しくとも、足がいかなる泥中を踏むとも、思想が高潔であれば、行う業務も尊くなり、足元の泥中よりハスの花が咲くにいたる。尊卑貴賎は仕事をする者の心に属することで、正しく清い心を持ち、心に欲を持たず、虚心に世を渡れば、必ず同じ志の人が現れ、あるいは隠れたままで我々を援助してくれる。しいて同じ志の者を求めなくとも自ずから友ができて、世渡りの道を全うするのである。

「世渡りの道」 新渡戸稲造 著 より

仕事をしていて思うことは、一人ではできないことも、仲間がいれば乗り越えていけるということ。いろいろと大変なことも周りに支えられてここまで来ることができたと実感している。本当の仲間を見つけるため答えが、この文章の中にある。

チャイムの鳴らない11日間

1,2年生へのメッセージ
 
 2学期が終わります。今年は休校期間があったため,冬休みも少し短くなってしまいました。時間がたつのは早いもので,令和2年度も休日をのぞくと,卒業式まで45日、修了式までは53日となりました。

 今年はコロナに翻弄された1年でした。休校からはじまり、旅行行事の中止、体育祭も中止、総合体育大会も中止、マスクや消毒は欠かせないものとなり、いまだかつてない学校生活を送らざるを得ない1年でした。それでも「できることに取り組もう」と様々なことに挑戦しました。授業動画の配信やオンラインでの朝の会、学習会などに取り組めたことは今後に生きてくるはずです。また10月終わりに実施された文化祭もオンラインで実施し,フェイスシールド越しではありましたが、どのクラスも素晴らしい歌声を披露し,各学級の「思い」を伝えてくれました。特に3年生は制限された練習にもかかわらず、例年に負けない素晴らしい歌声を聞かせてくれました。卒業式には何とか全校で歌いたいものです。
 
 11月に生徒会が企画してくれた全校体育大会はとても素晴らしい取り組みでした。企画・運営を生徒中心に行ったことは大変意義のあることだと思います。これからの学校行事は,これまで以上に生徒が主体となって実施していくようにするべきです。自分たちで課題を見つけ,解決・修正しながらプロジェクトを進めていくという経験を沢山してください。そして行事だけでなく,当事者意識をもって毎日の生活を見直してほしいのです。文化祭の最後に行われた生徒会引継式では3年生から1,2年生に伝統の襷が渡されました。2年生が中心となり,1年生がそれを支え,次年度に向けた準備を進めてください。

 みなさんにとって2学期は充実した時間だったでしょうか。成長することができたでしょうか。これまで経験してきたことを自分自身の成長の糧にしてください。11日間の少し短い冬休みが始まります。2学期の終了と令和2年の終りを期に,この1年間をしっかりと振り返って,来るべき2021に向けての準備をしましょう。充実した冬休みになることを祈っています。
3学期の始業式で元気な姿を見せてください。良いお年を。

3年生へのメッセージ

 2学期が終わります。卒業式まで実質2ヶ月を切りました。休みを除けば45日で君たちは義務教育を終えます。義務教育とは,日本国憲法の26条に「すべて国民は,法律の定めるところにより,その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負う。義務教育はこれを無償とする。」とあるように,君たちの保護者に課せられた義務を表わします。義務教育までは保護者や教師といった大人の保護を受けながら,嫌でも学校で勉強しなければならないわけです。では義務教育を終えるということはどういうことでしょうか。別に無理に進学する必要はなく,学校に行きたくなければ社会に出て働くことだって可能だということです。もちろん未成年である君たちにはさまざまな規制は残っています。しかし義務教育を修了するということは,「一人の社会人としての資質を身につけることが出来た」ということになるわけです。どうでしょう。一人の社会人としての資質は身についたでしょうか。君たちの大部分は自分で進学する道を選びました。もしかしたら,そんな難しいことを考えもせず,親の言うままに,あるいは周りにあわせて当たり前のように進学していく人がほとんどかもしれません。でも考えてください。これから少しずつではあるけれど君たちにも責任が要求されるということを…。
 冬休みは進路決定に向けた正念場です。プレッシャーもあるでしょう。どうしたってイライラするし,投げ出したくなることもあるはずです。でも,大丈夫。何とかなります。大切なのは客観的に自分を見つめる目を持つことです(メタ認知)。自分の行動を考えて,それが本当に正しいことか,そのときにすべきことかを考えてください。一時の誘惑に負けて,自分自身や大切な人たちを傷つけることがないようにしてください。
コロナに翻弄されながらも,やれるべきことにしっかりと取り組んでくれた3年生。特に文化祭ではどのクラスの歌声もすばらしく,各学級の「思い」が伝わりました。当日の歌声はもちろん,それまでの取り組みは評価に値するものだと思います。毎日の積み重ねを大切にして,卒業の歌につなげてください。
 3学期に入ると,進路決定者が続々と出てきます。進路が決定していない仲間が不安に思うことなく,最後の一人が進路を決定するまで,みんなで学びあう雰囲気を維持してください。この学年の仲間,先生方と一緒に生活できるのもあと45日です。みんなと共有できる残りの時間を大切にしながら,誇りを持って卒業していくために一日一日を大切にしてください。
 充実した冬休みになることを祈っています。良いお年を。

2学期保護者会「令和2年を振り返って」

 本日はお忙しい中,保護者会にご参加いただきありがとうございます。2学期も本校の教育活動に,ご理解とご協力をいただきましたこと,心より感謝申し上げます。
さて,令和2年もあと10日あまりで終わろうとしています。今年の流行語大賞は「3密」と決まったそうです。他にもトップテンの中にアベノマスクやアマビエ,オンライン,GoToなど新型コロナウイルスに関係する言葉が多数選ばれています。まさにウィズコロナの令和2年だったのではないでしょうか。
 学校は,年度初めの休校から始まり,6月の入学式,分散登校,旅行行事の中止,体育祭の中止と,今までに経験したことのないイレギュラーな1年でした。この1年で校長の私自身が一番実感し,学んだことは,「とにかくできることに挑戦してみる」ということです。学校や行政機関は失敗を恐れるあまり,新しい取り組みに慎重になる傾向があります。これはある意味仕方のないことかもしれません。しかしウィズコロナの状況にあって,子どもたちの健康安全を優先し,かつ学びを止めないことを考えた時,「まず挑戦」しなければ先に進むことができませんでした。4月,5月の休校期間中には授業動画の配信やZoomを活用した学級会等にいち早く取り組みました。今では各行事をオンラインで実施しています。オンラインを学校で活用したことで,通信環境の悪さやデバイスの不具合など,今後改善しなければならないことが見えてきました。それを踏まえて,10月に実施した文化祭では,専門の映像業者さんの力をお借りすることにしました。PTAの支援があったからこそできたことです。
 3年生の「レインボープロジェクト」ではクラウドファンディングに挑戦しました。お金が関わることなので当然賛否があり,厳しいご意見もいただきました。でもやってみたことで学校の外と新しいかかわりが生まれ,それが経験になったことは大きな成果です。3年生の生徒会の生徒たちにとって,またかかわった職員にとっても,大変意味のある体験学習だったと思います。何よりこれまで生徒から感染者を出さずに,新しいことに挑戦できたことは,大きな成果だと思います。次年度のGIGAスクール実施に向けての準備も進めております。生徒一人ひとりが一台のデバイスを持った時,新しくどんなことができるのか試行錯誤していきたいと思います。
 シリコンバレーのスタートアップ企業では「Fail fast Fail often(フェイルファスト・フェイルオフン)」という言葉がよく使われるそうです。「早く失敗しなさい,何度も失敗しなさい」という意味です。失敗を改善して次につなげることが前提となりますが,失敗を恐れて一歩踏み出せなければチャンスに乗り遅れてしまうということなのでしょう。子どもたちに身に着けさせるべき本当に必要な力は,失敗を恐れずに,他と対話し協働しながら,新しいことに挑戦し,失敗したら,そこから学び改善していくことができる力なのではないでしょうか。失敗したり,批判されたりしても,あきらめずにやり遂げることができる。その前提になるのが当事者意識です。自分の問題としてとらえるからこそ挑戦しようと思えるのです。誰かにやってもらうことに慣れてしまえば,失敗を人のせいにして,いつも不満を言う人になってしまうでしょう。コロナ禍ではそんな大人の姿も浮き彫りになってしまっているのかもしれません。中原中学校では当事者意識をもって挑戦できる生徒を,これからも育てていきたいと思います。

 Smile Diversity  Update  Challenge

柏市立中原中学校 校長 藤崎 英明

「Fail fast! Fail often!」

 大体、僕の人生は、いわゆる見たり、聞いたり、試したりで、それを総合してこうあるべきだということで進んできた。もしわからないようなことがあって、そのために本を読むんだったら、そのヒマに人に聞くことにしている。 (中略) さっきもいった通り、人生は見たり、聞いたり、試したりの三つの知恵でまとまっているが、その中で一番大切なのは試したりであると僕は思う。ところが世の中の技術屋というもの、見たり、聞いたりが多くて、試したりがほとんどない。僕は見たり聞いたりするが、それ以上に試すことをやっている。その代わり失敗も多い。ありふれたことだけど、失敗と成功はうらはらになっている。みんな失敗をいとうもんだから、成功のチャンスも少ない。本田が伸びた伸びたって、最近みんなが不思議がるが、タネを明かせばこれ以外にない。


井深大 著 「わが友 本田宗一郎」(文春文庫)の本田氏の言葉より


※井深
 大は、日本の電子技術者および実業家。 盛田昭夫とともにソニーの創業者の一人。

※本田 宗一郎は、日本の実業家、技術者。輸送用機器メーカー本田技研工業の創業者。


シリコンバレーのスタートアップ企業では、
「Fail fast! Fail often!」という言葉がよく使われるそうです。「早く失敗しなさい、たくさん失敗しなさい」という意味です。失敗を恐れて挑戦しないとチャンスを失うということでしょう。学校は生徒たちにもっと失敗の経験を踏ませるべきなのだと思います。



生きてるだけで100点満点

ネットで見つけた記事です。ドキッとしました。学校は変わらければいけないと思います。








【今の教育システム】

先生「フェアな選抜のため、みんな同一のテストを受けてもらう。」

【試験】木に登ってください

生徒は、イヌ、サカナ、アザラシ、ゾウ、ペンギン、サル、トリ。

やるまでもなく、サルが高い評価をえるだろう。

これはバカげた話に見えるかも知れないけど、これが今の教育システム。

あらかじめ回答が用意された問題を、いくつ正しく書けるかだけで人が評価されたりする。

学校の勉強をがんばる事を否定しないけど、生きるために必要な力や、人として大切なコトは他にも山ほどある。

「すべての人は天才だ。

でも、サカナが木に登る能力だけで評価されるなら、サカナは残りの人生を、自分はバカだと信じて過ごす。」

この話のバカさぐらい、自分を他の人と比べる事には意味がない。

「私は私だから(僕は僕だから)」を口グセにしよう。

結局あなたに1番影響を与えるのは、あなたの耳が聞くあなた自身の言葉と、あなたの思考なのだから。

たとえ誰かが、あなたを他の人と比べたとしても、あなた自身だけはあなたを他の人と比べないであげて欲しい。

人は誰も他の人と比べられる事を嫌がったりするけど、自分を他の人と1番比べてるのはあなた自身だから。

勉強が苦手だとか、運動が苦手だとか、容姿だけで、自分のすべてを否定しないであげて欲しい。

あなたはあなただから。

生きてるだけで100点満点だから。

今日は2つの小学校で、200人以上の子にお話をさせてもらった。

この話をしたら、小学生の子が涙を流した。

よっぽど、勉強とか運動とか容姿とかで、他の子と比べられてきたのかもしれない。

思わず、僕もつられてしまった。

人に背中を向けて話したのは、350回のうち今日が初めてだ。

せめて、せめてあなた自身だけは、あなたを他の人と比べないであげて欲しい。

あなたはあなただから。

生きてるだけで100点満点だから。

「雪かき」や「どぶさらい」のような仕事

繰り返し言っているように、ほんとうにたいせつな仕事は「雪かき」や「どぶさらい」のようなものである。別に感謝もされないし、誰かに誇るものでもない。「やらないとまずいよな」と思う人が自分の家の前から始める。それだけのことである。

神戸女学院大学 教授 内田 樹 

おこだでませんように





ぼくは いつも おこられる。
いえでも がっこうでも‥‥。

きのうも おこられたし、
きょうも おこられてる。
きっと あしたも おこられるやろ‥‥。

ぼくは どないしたら おこられへんのやろ。
ぼくは どないしたら ほめてもらえるのやろ。
ぼくは 「わるいこ」なんやろか‥‥。

くすのき しげのり 作 石井聖岳 絵 より


あとがき 

「おこだでませんように」
そう書かれた小さな短冊を見た時、私は涙がでそうになりました。短冊を書いた男の子は、いつも怒られているのでしょう。この子が楽しいと思ってしたことや、いいと思ってしたことも、やりすぎてしまったり、その場にそぐわなかったり、あるいは大人の都合に合わないからと、結果として怒られることになってしまうのかもしれません。
 でもこの子は、だれよりもよくわかっているのです。自分は怒られてばかりいるということを。そして思っているのです。自分が怒られるようなことをしなければ、そこにはきっとお母さんの笑顔があり、ほめてくれる先生や、仲間に入れてくれる友達がいるのだと。
 そんな思いを持ちながら、それをお母さんや友達に言うのではなく、七夕さまの短冊に、一文字一文字懸命に書いた「おこだでませんように」。この子にとって、それは、まさに天に向けての祈りの言葉なのです。
 子どもたち一人ひとりに、その時々でゆれ動く心があります。そしてどの子の心の中にも、このお話の「ぼく」のような思いがあるのです。どうか私たち大人こそが、とらわれのない素直なまなざしをもち、子どもたちの心の中にある祈りのような思いに気づくことができますように。     
                          くすのき しげのり 

入力よりも出力を重視

3年生との校長面接が始まっています。3年生一人ひとりと話ができるのはとても楽しいです。さて面接の最後に、「校長先生に、何か質問や話したいことはないですか」と聞いています。その中で、「苦手な教科がどうしても覚えられないのですが何か良い方法はないですか」と質問する生徒がいました。特効薬のようなものはないですし、コツコツ勉強するしかないのですが、脳科学的にはこんなアドバイスができるのかなというトピックを紹介します。

脳は妙に勉強法にこだわる「入力」よりも「出力」を重視!
最も効果的な勉強法とは?

 勉強は、教科書を復習するより、問題を解く方が効果的だ―――――そうほのめかす論文が発表されました。米バデュー大学のカービック博士らの研究です。
 より専門的に説明すれば「入力を繰り返すよりも、出力を繰り返す方が、脳回路への定着がよい」ということになります。カービック博士らはよく練られた実験デザインを活用して、この事実を発見しました。実験内容は次のとおりです。
 ワシントン大学の学生を多数集めて、スワヒリ語40個を暗記する試験を行いました。adahama=名誉、farasi=馬、sumu=毒…といった具合に単語のペアを5秒ずつ提示して次々に覚えてもらいます。しかし名門大学の学生とはいえ、40語を1回で覚えることはほぼ不可能です。そこで何度も繰り返して覚えてもらいます。この時、学生たちを四つのグループに分けて、別々の方法で暗記してもらいました。
 一つ目のグループには40個を通しで学習させ、その後に40個すべてについて確認テストをします。この学習とテストの組み合わせを、完璧に覚えるまで何度も繰り返します。
 二つ目のグループは、確認テストで思い出せなかった単語だけを再び学習させます。ただし確認テストでは毎回40個すべてを試験します。そしてテストで満点が取れるまで学習と試験を繰り返します。
 三つ目のグループはこの逆のパターンです。テストで覚えていない単語があったら、初めから40個すべてを学習してもらいます。そして先ほど覚えていなかった単語だけを確認テストします。不正解の単語がゼロになるまで学習と試験を繰り返します。
 最後のグループは、学校や塾でよく使われる方法です。確認テストで思い出せなかった単語だけを学習して、再確認テストでも先ほど覚えていなかったものだけを試験します。そして再試験すべき単語がなくなるまで学習と試験を繰り返します。
 面白いことに、この4つのグループには習得の速さには差はありませんでした。実際、5、6回も学習と試験を繰り返すと、全員が40個すべてを覚えることができました。
 そこでカービック博士らは、一週間後に再テストを行うことにしました。さて成績はどうだったでしょうか。グループ1と2は約80点と好成績であったのに対し、グループ3と4はともに35点しか取れませんでした。
 話が込み入っているので、丁寧にデータを再考していきましょう。点数の良かったグループ1と2に共通するプロセスは、確認テストで40個すべてをテストしながら覚えたという点です。一方グループ3を見てみると、学習は毎回40個について行っていますが、確認テストつまり思い出す練習は、苦手な単語に対してのみ行いました。
 これで随分と見通しがよくなったでしょう。私たちの脳は、情報を何度も入れ込む(学習する)よりも、その情報を何度も使ってみる(想起する)ことで、長期間安定して情報を保存することができるのです。これを拡大して解釈すれば、「参考書を繰り返し丁寧に読むより、問題集を繰り返しやる方が、効果的な学習が期待できる」となります。
 入力よりも出力を重視――――脳は総設計されているようです。


脳には妙なクセがある 池谷裕二 著 扶桑社新書 より抜粋

「誰の仕事でもない仕事」

「仕事」には「私の仕事」と「あなたの仕事」のほかに「誰の仕事でもない仕事」というものがある。そして、「誰の仕事でもない仕事は私の仕事である」という考え方をする人のことを「働くモチベーションがある人」と呼ぶのである。
 道ばたに空き缶が落ちている。誰が捨てたかしらないけれど、これを拾って、自前のゴミ袋に入れて、「缶・びんのゴミの日」に出すのは「この空き缶を見つけた私の仕事である」というふうに自然に考えることのできる人間のことを「働くモチベーションのある人」と呼ぶ。別に私は道徳訓話をしているのではない。私が知る限り、「仕事のできる人」というのは、例外なく全員「そういう人」だからである。ビジネスの現場において、「私の仕事」と「あなたの仕事」の隙間に「誰の仕事でもない仕事」が発生する。これは「誰の仕事でもない」わけであるから、もちろん私がそれをニグレクトしても、誰からも責任を問われることはない。しかし、現にそこに「誰かがやらないと片付かない仕事」が発生した。誰もそれを片付けなければ、それは片付かない。そのまましだいに増殖し、周囲を浸食し、やがてシステム全体を脅かすような災厄の芽となる。災厄は「芽のうちに摘んでおく」方が巨大化してから対処するよりずっと手間がかからない。共同体における相互支援というのは要するに「おせっかい」ということである。最初に「災厄の芽」をみつけてしまった人間がそれを片付ける。誰もが「自分の仕事」だと思わない仕事は「自分の仕事」であるというのが「労働」の基本ルールである。

内田樹の研究室(ブログ) より抜粋

※内田 樹は、日本のフランス文学者、武道家、翻訳家、神戸女学院大学名誉教授



学ぶということ

 フランクルという精神科医は、ユダヤ人で、ナチスドイツの強制収容所経験のある人です。彼は「あらゆるものを奪われて、それでも人は生きる価値があるか」という問いに向き合い続けました。フランクルの結論は「人間は生きる意味を求めて問いを発するのではなく、人生からの問いに応えなければならない。そしてその答えはそれぞれの人生からの問いかけに対する具体的な答えでなくてはならない」としています。
 たいへん有名なことばですが、つまり、自分から意味を問うのではなくて、もう既に人生から問いかけられているのだから、それに応えなさいということです。人生という超越的なものに対して、自分で意味を見つける努力をせねばならないのです。
 それからもう一つ、坂口恭平という若いアーティストの言葉です。彼は自著の中で「自分のしたいことをしてはいけない」と書いています。おもしろいですね。ふつう大人はしたいことを見つけなさいとか、自分が進みたい方向に進みなさいと言いたがりますが、彼は絶対そんなことを言いません。じゃあどうするのか。「自分にしかできないことをしてください」。この言葉の意味はみなさんそれぞれで考えていただければと思います。

続・中学生からの大学講義1 学ぶということ 
「つながることと認められること」 斉藤 環 著 より抜粋 


GIGAスクール構想

GIGAスクール構想とは、2019年12月に文部科学省から発表されたプロジェクトのことです。GIGAとはGlobal and Innovation Gateway for Allの略です。柏市でもこれを受けて、次年度から各教室に一人一台のPCと高速大容量の通信ネットワークを整備することが決まり準備が進められています。中原中学校でも、生徒一人ひとりにGoogleのアカウントを取り、技術科の牧野教諭を中心に4月以降どんな取り組みができるのかを試行錯誤しながら始めています。パソコンはあくまで道具です。言ってみたら文房具のようなものです。配付されたところで使いこなせなければ全く意味がないと思います。だからこそ、今の段階からの準備が必要なのです。まずはGoogleのGSuiteのアプリがどこまで使えるのかを試行錯誤していきます。

https://www.mext.go.jp/a_menu/other/index_00001.htm

「自灯明」

仏教には「自灯明」という言葉があります。自分自身を頼りとして生きていきなさいという意味です。ブッダが亡くなるときに弟子たちに伝えた言葉だそうです。「自分自身を灯火として、先の見えない暗闇のような人生を歩いていきなさい。自分以外の誰かを灯火として、誰かに前を照らしてもらって生きていたのでは、その誰かがいなくなり明かりが消えたとき、人は真っ暗闇のなかをさまようことになってしまう。だから他に寄りかかるような生き方はするべきではない」と、ブッダは人生の最期に言葉を残したのでしょう。アフターコロナとかウィズコロナという言葉が聞かれます。もとより変化の激しい今の時代を生き抜くためには自律した個人として、他と協働することが必要でしょう。そしてそのためには多様性を認めることが重要です。

中原中学校の4つのキーワード
Smile Diversity Update Challenge

 

マスクとソーシャルディスタンス


本来であれば今日7月20日は終業式のはずでしたが、今年度は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う休校措置の代替で8月7日まで1学期が続くことになりました。東京都では感染がさらに拡大しており、まだまだ予断が許されない状況です。やはり、手洗い、消毒、マスク、ソーシャルディスタンスを徹底するしかないのでしょう。Twitterで見つけた画像が分かりやすかったので紹介します。マスクの基本は「感染者が着用していると人にうつすリスクが減る」ですが、「未感染者が着用するとうつされるリスクも減る」ことがわかってきているという感じですかね。まあどうやって定量化したかはわかりませんが・・・。




クラスに居場所がないと悩んでいる君へ(再掲)


日本を代表するボーカリストの甲本ヒロトさんを知っていますか。THE BLUE HEARTSとして、「リンダリンダ」や「TRAIN-TRAIN」などのヒット曲はあまりにも有名ですね。現在もザ・クロマニヨンズとして活動を続けています。お父さんやお母さんの世代の方が知っているかな?その甲本ヒロトさんの言葉です。ぜひ読んでください。

「学校に居場所がないと悩んでいる子に言ってあげられることはありますか?」という質問に対して、


「居場所あるよ。席あるじゃん。そこに黙って座ってりゃいいんだよ。友達なんていなくて当たり前なんだから。友達じゃねぇよ、クラスメイトなんて。たまたま同じ年に生まれた近所の奴が同じ部屋に集められただけじゃん。」
 
「趣味も違うのに友達になれるわけないじゃん。山手線に乗ってて、『はい、この車両全員仲よく友達ね』って言われても、『いや、偶然今一緒に乗ってるだけなんですけど』って。友達じゃねぇよ。」
 
「ただ、友達じゃないけどさ、喧嘩せず自分が降りる駅まで平和に乗ってられなきゃダメじゃない?その訓練じゃないか、学校は。友達でもない仲よしでもない好きでもない連中と喧嘩しないで平穏に暮らす練習をするのが学校じゃないか。だからいいよ、友達なんかいなくても。」

無理に仲良くする必要なんてないんです。でもみんなが気持ちよく暮らしていけるように、お互いを認め合う練習をするのが学級であり、学校なんですね。みんながこの電車を降りるのは卒業の時かな。それまで平和に乗っていてほしいし、もし苦しければいつでも相談に来てほしい。
 
Smile Diversity Update Challenge

FACTFULNESS

読み応えありました。まさに目からウロコでした。イメージや思い込み・勘違いを乗り越え、データに基づいて正しく世界を見ていくことの重要性を再確認しました。

ファクトフルネスの大まかなルール
・分断本能を抑えるには・・・大半の人がどこにいるか探そう
・ネガティブ本能を抑えるには・・・悪いニュースほど広まりやすいと覚えておこう
・直線本能を抑えるには・・・直線もいつかは曲がることを知ろう
・恐怖本能を抑えるには・・・リスクを計算しよう
・過大視本能を抑えるには・・・数字を比較しよう
・パターン本能を抑えるには・・・分類を疑おう
・宿命本能を抑えるには・・・ゆっくりとした変化でも変化していることを心にとめよう
・単純本能を抑えるには・・・一つの知識がすべてに応用できないことを覚えておこう
・犯人捜し本能を抑えるには・・・誰かを責めても問題は解決しないと肝に銘じよう
・焦り本能を抑えるには・・・小さな一歩を重ねよう

修学旅行アンケート

3年生の保護者を対象に修学旅行の実施についてのアンケートを実施しました。115件の回答をいただきました。ありがとうございます。様々なご意見があり、こうすれば正しいという答えはなかなか見つからないと思いますが、実施の可否に関わらず、子どもたちとしっかり対話をしていきたいと思います。最終的な判断は教育委員会が7月初旬までに行う予定です。

修学旅行に関するアンケート.pdf

リモートで3年生にお話ししました。

今年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止のために体育館で大勢が集まる集会を持つことができません。基本的には集会はZoomを活用したリモートで行います。今日は3年生に向けてお話をする機会をいただきましたので「自律(Self-control)について考える」というテーマで20分ほどお話をしました。「三日坊主は脳科学的には正しい」「継続するための工夫や仕掛けが必要」「忘れる自分を自覚するメタ認知の必要性」「手帳は自分をコントロールするための重要な仕掛け」「ルーティーンで無意識に行動を落とし込むこと」などが話の概要ですが、リモートとは言えよく聞いて反応してくれました。最後には学年委員長の岡田君からお礼の言葉までいただきました。こちらこそありがとう。今年の3年生は総合体育大会やコンクールの中止、体育祭などの行事も中止、修学旅行も未定という状況です。でも決して自分たちは運が悪いというようなネガティブな考えは持ってほしくない。こんな状況だからこそ「できること」「やるべきこと」「やりたいこと」を考えて実現していこう。いつでも校長室に話に来てください。









子どもたちに伝えたいこと


 新型コロナウイルス感染防止のため、多くの学校が長期休校となる中、不安を抱える子供たちに、解剖学者の養老孟司氏(82才)が、送ったメッセージが心に刺さりましたので紹介します。


 学校にも行けず、友達にも会えず、ひとりで部屋に閉じこもって寂しい思いをしているかもしれない。だけど、あなたを取り巻く世界は友達や学校だけだろうか。世界は見方によって、「対人の世界」と「対物の世界」に大きく分かれています。「ひとりで寂しい」というのは、「対人の世界」の話のことです。たとえば「将来の夢はユーチューバー」という子が増えているといいます。否定はしませんが、これは子供たちがいかに「対人の世界」だけで生きているかの表れだと思う。人からどう見られるか、人とどうつきあうか。こういう関心だけで世界が成り立っているのはもったいない。
 ぼくは小さい頃から、虫が好きでした。「対物の世界」です。きっと君たちの中にも、きのこに興味があったり魚釣りが好きだったり、花の名前を覚えるのが得意だったり、そういう子たちもたくさんいるんじゃないかと思う。

 実は今回のコロナ禍で、困っているのはみな、「対人の世界」の住人です。レストランにゲームセンター、カラオケに居酒屋。こうした“対人”サービスが苦境に陥っています。くらべて、「対物の世界」、農家さんや漁師さんの生活はそれほど大きく変わっていないように思えます。

 ぼく自身も、毎日、朝から虫を見て「対物の世界」に生きています。すごく平和ですよ。野山に虫を捕りに行っても誰にも会いません。田舎の山の中なので、出歩いていても、自粛自警団に叱責されることもありません。

 つまり、コロナに影響を受けない世界がある、ということも、君たちには知ってほしい。世界は1つだけではないのです。

 このところ、世界中でグローバリズムの必要性が盛んに唱えられてきました。日本もその中にあります。でも今回のコロナのパンデミックは、グローバル化による人の移動も原因です。これまで推奨されてきたグローバリズムは縮小し、代わりにナショナリズムが台頭するかもしれない。いずれにせよ、この後の世界をどうするのか、考えなければなりません。しかし一口に「考える」といっても難しい。実際、教え子の大学生を見ていても、過剰なサービスや過干渉な親に慣れているせいか、自分で考えて動ける力を持っている人は少ない。「考える」とは成熟することです。自分で考えられない大人を、成熟したとはいいません。考える力を磨く簡単な方法は、外に出ることです。

 コロナだから外に出たらだめだって? そんなことはありません。それこそ、どうやったら安全か。三密じゃない場所はどこか。帽子は、水筒は、着替えは…と想定して準備すればいい。それが「考える」ということです。「なぜ外に出てはいけないのか」と問い直すことも、「考える」ことかもしれません。

 考えながら外に出れば、まず体が反応するはずです。そもそも、ぼくらは「意識」を信頼しすぎているんです。自分の意識が体を動かしている、と思っているかもしれませんが、そんなことはありません。人間の場合、意識は本来、外の世界に対応するためにあるものです。

 自分の体は自然の一部なんですね。たとえば朝起きる。自分の意識が目覚めさせていますか? そうではなく、体が起きるから意識が戻るのです。眠るのもそう。意識して眠ることはできません。私たちは体という自然に従って生きているにすぎない。

 言い方を変えれば、人間は、自分の体すら意識でコントロールできない、ということです。それなのに、すべてをコントロールできると自惚れているから、地球温暖化や公害問題も起きてくる。今回のコロナは、人間には自然をコントロールすることはできない、という教訓でもある。思い通りにいかないことがあったとき、人間は「努力・辛抱・根性」の方法を学びます。

 もし私たちがそのことを学ばなかったら、コロナはただの災害になってしまう。おかしな言い回しだが、ぼくは「コロナがあってよかったね」と思えるような社会になることを望んでいます。


※女性セブン2020年6月4日号

【プロフィール】
解剖学者 養老孟司/神奈川生まれ。社会現象や人間の心理を脳科学や解剖学の知識を交えながら解説。1989年『からだの見方』でサントリー学芸賞受賞。2003年に発表した『バカの壁』は419万部の大ベストセラーとなり新語・流行語大賞も受賞した。

令和2年度第35回入学式式辞

令和二年度 第三十五回 入学式  校長式辞

    

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う混乱が続く中、昨年度末から様々な行事が自粛され、世の中が閉塞感に包まれていました。しかし緊急事態宣言が解除された後、少しずつ、世の中が元気を取り戻しつつある中、例年とは少し違う形ではありますが、保護者の皆様のご臨席のもと、令和2年度、第三十五回入学式を挙行できますことに、深く感謝申し上げます。

 

さて、新入生の皆さん、入学おめでとうございます。

ようこそ中原中学校へ。

君たちの入学を我々教職員一同、心より歓迎します。そして、本来であれば先輩として皆さんを迎えるはずだった在校生も皆さんと会えるのを心待ちにしています。やさしく、頼りになる先輩ばかりです。どうか安心して登校してきてください。

 

 さて、今回の新型コロナウイルス感染症の拡大による世の中の混乱は、まさにこれからの社会を反映しているように感じます。「先が見えない、答えのない課題」にどう立ち向かえばよいのか。これからも、皆さんが歩んでいく世界は、様々な変化が起こるでしょう。もしかしたら、もっと大きな災害や危機が私たちを待ち受けているかもしれません。私たちは変化を続ける社会をどう捉え、どのように向き合うべきなのでしょうか?一つはこの変化に対応することであり、もう一つは変化の中から新しい価値を生み出すことだと思います。そのために私たちは何をするべきなのでしょうか。私は大切なことが4つあると考え、これまで先生方や生徒たちに伝えてきました。

 まず一つ目は、 心身共に健康で,笑顔でいられること。

二つ目は、 様々な人たちの多様性を認め,相手を尊重し,対話し,協働すること。

三つ目は、 知識をアップデートするために,学び続けること。

四つ目は、 これまでの価値にとらわれずに,新しいことに挑戦すること。

 

みなさんに身に着けてほしい本当の力、それは人と比べるものではなく、むしろ自分の持つ強みを生かしながら、様々な立場の人々と協力して、問題を解決していくことができる力だと考えます。

より良い未来を作るために、笑顔を忘れず、多様性を認め、謙虚に学び続け、勇気をもって新しいことに挑戦してください。

 

保護者の皆様、本日はお子様のご入学まことにおめでとうございます。大切なお子様をお預かりいたします。今後三年間、皆様のご期待に応えるべく私ども教職員一同、誠心誠意全力を尽くして教育する所存です。中学校三年間は心も体も大きく成長する時期であるがゆえに、悩みも多い時期です。特に、気になる点や相談等がありましたら、ご遠慮なく申し出てくださるようお願い申し上げます。お子様の自立と成長を共通の願いとして、ご支援・ご協力を賜りますようお願いし、式辞といたします。

 

令和二年 六月一日 柏市立中原中学校 校長 藤 崎 英 明

アマビエ

柏神社の御朱印が、疫病退散のシンボルとして話題のアマビエのものになっているとのことで、代わりにお参りをしてもらいました。新型コロナウイルスも早く退散してもらいたいものです。


アマビエとは・・・

江戸時代の肥後(熊本)に出現した妖怪。外見は人魚のようで、鳥に似たくちばしがある。「病がはやったら私の写し絵を人々に見せよ」と言いのこし、海へ消えたとの言い伝えがある。

学校再開にあたって

 5月26日から、学校が段階的に再開されます。3ヶ月にもわたる休校で、再開に当たっては、子どもたちも保護者の皆様も、さまざまな不安を抱えていることと思います。新型コロナウイルスへの感染、学校行事・部活動の実施や給食等の学校生活について、3年生は進路選択など、不安は尽きないでしょう。各学年とも三者面談を実施しましたが、ご希望があればスクールカウンセラー(火曜勤務)やスクールソーシャルワーカー(6月19日より金曜勤務)との面談も実施できますので、学校までお問い合わせください。 (中原中学校7166-5601)


【スクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカーの違い】
〇スクールカウンセラー(SC)
生徒、保護者の心の悩み(いじめや不登校、病気などへの不安)の相談

〇スクールソーシャルワーカー(SSW)
 保護者の生活状況、社会保障、生活保護などの相談

入学式アンケート結果

本日、段階的な学校再開についてのお知らせを、「つながる連絡」および学校ホームページに掲載しました。それに先立ち、1年生の保護者の皆様に入学式についてのご意見をいただくためにアンケートを実施しました。本日現在で112件のご回答をいただきました有難うございます。様々なご意見を伺うことができました。柏市教育委員会からは、出席者は「新入生」「教職員」の他、保護者様の参加を1名とし、基本的な感染症対策を実施した上で3つの密を避け、時間短縮、実施内容の見直しを行い、感染リスクの低減を図り実施することと、通達がありました。保護者の皆様の中には、ご両親でお子様の門出を祝福したいとのご意見もありましたが、保護者の参加は1名とさせていただき、合わせて学年を2つに分けて、2部制で入学式を実施することといたしました。当日天気がよければ、外で写真撮影も行う予定です。ご理解のほど、お願いいたします。アンケートの結果を添付いたしますので、是非ご覧ください。

入学式アンケート.pdf

コロナ問題で分かった「日本人のホンネ」


とても読みやすく、共感できる内容でした。「日本人は政治にそれほど関心がないのに政府に依存し、国からの発言を待っている」「従来のあり方にこだわると、教育は崩壊する危険性があります」…そうしないために私たちができることは、子どもたちに当事者意識を育むことだと思います。「問題を創造的に発見し、協働して解決していく」そんな生徒を育てる学校を目指したい。休校が続いていますが、教職員は新しい取り組みにチャレンジしています。保護者の皆様、地域の皆様、のお力をお借りしながら、精一杯やっていきたいと思います。

https://dot.asahi.com/dot/2020051100004.html

STOPitについて

柏市で導入しているストップイットという相談アプリについて、教育委員会から通知が届きました。2,3年生はすでに登録済みです。1年生は授業を実施してから登録してもらおうと思ったのですが、休校中ですので、先に登録してください。「つながる連絡」でアクセスコードをお知らせします。

保護者の皆様へ


新型コロナウイルス感染拡大による混乱が続いており、入学式も実施できないまま、令和2年度がスタートしました。保護者の皆様には、大変不安な日々をお過ごしのことと思います。国からの緊急事態宣言を受け、柏市内の小中学校の休校がゴールデンウィーク明けまで延長されましたが、再開が確実であるかどうかも、まだ先が見えない状況です。子どもたちの健康と安全を守りつつ、学習保障についても考えていかなければなりません。中原中学校では、職員一丸となって今できる最大限の努力をしていきたいと考えています。現在行っている取り組みについて、説明いたします。

一つ目は、SNS連絡システム「つながる連絡」についてです。
本校では、保護者の皆様と学校の連絡が早く確実にできるように、昨年度からLINEを活用した連絡システム「つながる連絡」を運用しております。すでに多くの保護者の皆様にご活用いただきありがとうございます。今年度は新入生保護者様も含め、90%を超えるご家庭に登録をいただきました。この「つながる連絡」はエースチャイルド社から試験的に、無償で提供を受けているものです。今年度はさらに機能を向上させ、これまでの欠席連絡、配布プリントの一斉配信にくわえ、学級、部活動ごとの一斉配信や、双方向での相談も可能になります。休校中の保護者や生徒が担任とつながるために、積極的に配信していきたいと思います。一つ注意事項をお伝えします。各種だよりに掲載される写真や個人名等の個人情報の取り扱いには、十分注意していただき、お子様にも繰り返しご指導ください。また外部への転送等は禁止といたします。

二つ目は、動画の配信です。現在教育委員会をはじめ、様々な機関が、休校中の学習支援の一環として、動画配信を進めております。また、インターネット上には様々な無料学習動画サイトが存在しております。しかしながら、中原中学校の生徒たちに中原中学校の教師がメッセージを送ることが重要であるとの観点から、中原中学校独自の動画を作成し、配信していきたいと考えています。オープンロード合同会社様のご協力のもと、すでに何本かの動画を撮影し、順次YouTubeアカウントにアップしていきます。視聴のためのURLは「すくすくメール」および「つながる連絡」でお知らせします。こちらも外部への転送はご遠慮ください。

三つめは、Zoomを利用したオンライン学級会です。すでに試験的に行った学級もありますが、現在、Zoomの脆弱性について指摘されており、不安視する声があるのも事実です。セキュリティーが強化されたとの報道もございます。中原中学校といたしましては、休校が長引く中、子どもたちと学校が少しでもつながることを最重要課題として、ZoomやマイクロソフトのTeamsなど様々な方法を試していきたいと考えております。またあくまで参加は任意です。参加できないご家庭には、電話連絡を確実に差し上げますので、ご理解ください。

さて、以上の取り組みで最も考慮しなければならないのが、インターネット環境が不十分のご家庭への配慮です。現在、モバイルルーターやタブレット端末の貸し出しについて、企業等に依頼をしているところです。保護者の皆様からもよいアイデアがあれば、お知恵を拝借できればと思います。よろしくお願いいたします。感染予防に十分配慮したうえで、学校のコンピューターを利用することも検討しております。ネット環境が不十分な生徒が不利益を被らないように、十分配慮いたしますが、まずは、一歩踏み出し、今できることに取り組んでいきたいと考えています。

新型コロナウイルスの感染拡大によって、今世界中が出口の見えない困難な状況に陥っています。こんな時だからこそ、私たち教職員と保護者の皆様、地域の皆様が協力して子どもたちのために力を尽くしていくことが大切だと考えております。中原中学校の教職員は、今できる最大限の努力をしていくつもりです。保護者の皆様、どうぞご理解、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 


 

新型コロナウイルス感染防止のために

学習動画をYouTubeで配信するにあたり、YouTubeの動画を見てみたのですが、なるほど人気YouTuberの動画はよく考えて作りこまれているなと感じました。先日紹介した水溜まりボンドと市岡元気先生とのコラボ動画も、十分学習に値するものだと思いましたし、最近人気のお笑い芸人EXITの動画も、コロナウイルスに対する若い世代への間違った理解を正すために、お笑いを武器にメッセージを発していて、とても面白ったです。学習動画の合間に、見てほしいと思いました。

https://snjpn.net/archives/190174

映像配信

本日、オープンロード合同会社さんのご協力を得ながら、授業の試験配信と動画の撮影を実施しました。生配信に挑戦してくれた社会科の沖田先生には感謝しかありません。相当なプレッシャーの中、一歩踏み出してくれたことは、とても意味のあることだと思いました。実際にやってみたことで、通信環境や映像のクオリティ、セキュリティなど多くの改善点が浮き彫りになりました。しかし、このような状況の中、子どもたちの学習環境を整えるためには、とにかく踏み出すしかないと思い挑戦しました。大きな成果だったのは150人を超える視聴があったことです。YouTubeLiveを使ったことで、生徒たちが生の声を聞かせてくれたことも収穫でした。保護者の方もご視聴いただき、貴重なご意見もいただくことができました。ありがとうございます。沖田先生の他にも、英語科の上原先生、篠先生、鳥飼先生、数学科の西上先生、国語科の大江先生が撮影に協力してくれました。撮影した映像は、オープンロード合同会社さんに編集していただきアーカイブして視聴できるようにしますので、少しお待ちください。(セキュリティーには十分配慮)来週はZoomを活用して、生徒の健康観察に挑戦したいと思います。













できることに取り組んでいきます。


 昨日発表された、緊急事態宣言を受け、4月9日に予定されていた入学式は延期となり、休校も5月6日まで延長されました。学校再開も確実ではなく、先が見えない状況が続いています。休校が長引く中、なんとか生徒の学習を保証しなければなりません。中原中学校では、学校ホームページへの学習課題提示や、Zoomを活用した遠隔授業、授業映像の配信など、様々な方法に取り組みたいと考えています。一昨日、生徒にとったアンケートでは、インターネットに接続する環境がないと答えた生徒もいました。そういう生徒には個別に支援を考えていきながら、授業映像の配信やZoomを活用した遠隔授業に試験的に取り組んでいきたいと考えます。もちろん授業以外でも、健康観察等、生徒たちとつながっていくためにも必要だと考えています。ご不明な点がございましたら、ぜひ学校までお問い合わせください。

マスクについて考える


現在マスクが品薄状態で、手に入りにくい状況が続いています。国が各家庭に布マスクを配布することを決めたり、手作りを推奨する動きもあります。そんな中、人気ユーチューバー「水溜りボンド」の面白い動画を見つけました。様々なマスクを電子顕微鏡で検証していくというものです。とても興味深く、見ていて面白かったです。参考にしてみてください。

https://www.youtube.com/watch?v=fqxKaQKuY9Q&feature=share

令和2年度のはじめに


2・3年生の皆さん,進級おめでとうございます。
 現在,新型コロナウイルス感染拡大による世の中の混乱が続いています。学校は6日の始業式後、再度休校を延長することになってしまいました。感染拡大を防ぐためには、密集・密接・密閉の3つの密を避けることが大切といわれています。学校が再開した際には、皆さんは毎日必ず検温をして、37度を超えた場合には躊躇せず登校をひかえるようにしてください。1学期に予定されていた修学旅行や林間学校は、柏市全体として延期が決まりました。場合によっては中止もやむなしという方針です。6月の音楽フェスティバルや10月の市内音楽発表会も中止が決定しています。おそらく夏の総合体育大会や秋の新人戦、東葛駅伝にも何らかの影響が出るでしょう。今年度は行事や部活動が大幅に削減されるかもしれません。それは、みなさんの命の安全を最優先に考えてのことだと理解してください。優先順位は1.「命の安全」2.「学習保障」3.「行事・部活動」です。

 今回の新型コロナウイルス感染症の拡大による世の中の混乱は、まさにこれからの社会を反映しているように感じます。「答えのない課題」にどう立ち向かえばよいのか。2月のダイヤモンドプリンセス号のニュースから、ものすごい勢いで社会の様子が変わってきています。首相から一斉休校の要請が出されたのが2月28日。柏市は3月4日からの休校。3年生にお別れをすることができずに終わってしまった卒業式。当たり前に続くと思っていた日常が突然変わってしまう。あるいは消えてなくなってしまう。このことを、皆さんにはきちんと考えてほしい。それも個人の事情ではなく、国や社会の事情で変わってしまうことがあるのだということを、きちんと考えてほしいと思います。これまでの歴史を振り返ってみると、戦争や災害の時にはそういうことが起こりました。いま、まさにそれと同じ状況下にあると言えます。だからこそ皆さんには、主体的に今この時期を生きてほしいと思っています。
 大切なことは、どんな状況に直面しても、慌てたり、騒いだり、誰かのせいにするのではなく、よく考えて今できる最善の行動をとることです。自分は感染しないから大丈夫と高を括るのもよくありません。(正常性のバイアスと言います)例えばウイルスに感染した時に、誰かにうつしてやると出歩くことは正しい行為でしょうか。うわさに惑わされて、マスクやトイレットペーパーを買い占めて、転売することが正しい行為でしょうか。困難や試練に直面した時に、初めてその人の意思の強さや、人間としての価値がわかるのです。困難に直面した時こそ、笑顔を忘れず、多様性を認め、謙虚に学び続け、勇気をもって挑戦することを忘れないでください。


【変化の激しい時代を生き抜くために必要な4つのキーワード】
① 心身共に健康で,笑顔でいること。
② 様々な人たちの多様性を認め,相手を尊重し,対話し,協働すること。
③ 知識をアップデートするために,学び続けること。
④ これまでの価値にとらわれずに,新しいことに挑戦すること。

 

    Smile Diversity Update Challenge