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6年1組 難聴理解授業

 今日の1時間目に,柏第三小学校から「きこえの教室」担当の渡邉京子先生をお招きして「難聴理解授業」を行いました。「きこえの教室」とは,聞こえにくさのある小学生が通う教室で,そこでは子どもたちが学校生活に主体的に参加できるように,語彙を増やしたり,正しい発音ができるような口の体操などの指導が行われています。

 今日は,「きこえの教室」に通う児童が補聴器についてクラスのみんなにクイズを出したり,指文字を教えたりしました。普段からいろんなかかわりがある中で,話し合いの時にはワイヤレスマイクを自分たちで用意して気遣う姿が見られます。その他にも,困っていそうな時には友達が代わりに状況を伝えるといったこともあります。

 指文字は,手話とは異なりますが,ひらがなを指の形や動きで表し,思いを伝える手段です。子どもたちからは「これは大変だ」「指文字ができるなんてすごい」などの声が聞かれました。

 最後に渡邉先生からは,「きこえにくい人だけでなく,いろいろな人が様々な状況にあることに思いをはせてほしい」とお話がありました。まさにその通りで,今回の授業を通して,これからいろいろな人に手を差し伸べられる人になってほしいと思います。